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2013年4月13日 (土)

響ラジオステーション×アイドルマスター「春のP祭り -アイマスタジオの部-」

Dscf4065  アニメ「アイドルマスター」を応援する番組として配信が始まったWebラジオ「アイマスタジオ」も、アニメ終了後もその人気は衰えずに続くこと100回を超え、その記念として(?)公開録音が催されることになりました。更に姉妹番組とも言える「デレラジ」との合同ということで、どんなステージが披露されるのか楽しみにしていました。と言っても、「デレラジ」は聴いていませんし、参加するのも「アイマスタジオ」の回なので、いつもの空気感を楽しめれば…ということで。

 物販開始が10:00ということで、いつものプラン通り開始2時間前の8:00目指して現地入り。まだ正式に列形成がされていないので適当な場所で待つかな…と思っていたところ、スタッフの方が出て来て列形成を開始。偶然にもそのスタッフの方の近くに居たため、列先頭グループに属することになりました(汗)。朝早くから来ていた方には申し訳ないと思うものの、こればかりは望んでその位置になった訳ではないので「運が良かった」と受け入れました。それでも並ぶ順番で周囲から不満の声が大きくなることもなかったのは、「アイマスPは紳士」というのを実感するところでもありました。その後は、列の形成場所に問題があって大移動をすることになったものの、経験豊富なP達の協力で然したる混乱もなく移動を完了し、運営側への助けとなった様で良かったです。それにしても日陰は風も吹いて寒く、日向が恋しかったです。
 定刻10:00に物販開始。最初に案内されたグループに居たために、品切れを気にしたりすることもなく、即ミッション終了。購入予定でなかったものも購入して予算を倍近く超えてしまったものの、まぁ「100回記念」ということで(笑)。あっと言う間に終わってしまった為、開場までの時間をどうしようか…という問題はあったものの、取り敢えず日向を求めて、早めの昼食を求めて周辺を散策。結局、それ程時間を持て余す様なこともなく、開場時間から20分過ぎくらいに会場入りとなりました。

 4年振りとなる日本青年館は、ステージが広いからか割と大きく感じました(笑)。着席して感じたのは「こんなに隣同士ゆとりの無い席だったっけ?」ということ。まぁ特別観覧に支障を来たす訳では無いので問題ないのですが、窮屈に感じる人も居たかもしれませんね。ちなみに座席は中央付近のど真ん中で前が通路という好ポジション。イベントを見るには最適の場所ではないかと。

 着席してしばらくすると、流れだす特別番組(スクリーンにタイトルがずっと出ていながら名前失念(汗))。中村さんと今井さんがラジオ番組風(途中に日本青年館のCMが入ったりりする凝った作り)に「日本青年館で聴きたい曲」のBest5を発表。5位から発表で、「太陽のジェラシー」「The world is all one!!」「relations」「shiny smile」とフルコーラスで流され、それに合わせてコールを入れる場内はライブ前のいつもの光景の様で、開演前のテンション上げには丁度良かったです。2位まで発表を終えたところで開演時間13:00の定刻を過ぎ、そのまま「春のP祭り -アイマスタジオ-」開演です!

 冒頭の挨拶については事前に打ち合わせた通り(笑)、「ア」「イ」「マ」「ス」「タ」「ジ」「オー」の掛け合い。「オー」が終わって登場するのは、勿論我らが番組パーソナリティーの中村さんと今井さん。中村さんは春らしい服装でとても可愛らしく、今井さんも青と黒で纏められたクールに可愛い衣装でトークの前に目を楽しませて頂けました。

 冒頭挨拶の後は「うのより」に突入。直ぐに「デレラジ」のパーソナリティー3名(大橋彩香さん、福原綾香さん、佳村はるかさん)を呼びいれ、ステージ上は「アイマスタジオ vs デレラジ」の様相を呈して来ました(笑)。そんな中、デレラジの3名は初々しく映り、今井さんは特に大橋さんを溺愛している様子が見て取れて、とても新鮮なステージを観ることが出来ました。しかしながら、大橋さんがステージに登場した時、最前列中央で逸脱した行為をする人が居て(全員座って観覧している中、突然立ち上がって飛び跳ねペンライトを激しく振る行為をした)、ちょっと苦笑、そして不安が。「デレラジ」と融合することで、こうした迷惑行為に繋がる連中が入る様になったのだな…と、自分の楽しさに水を注された感覚がありました。その後、イベント自体に悪影響を及ぼさないことを祈るばかりです…。

 「うのより」の中では「デレラジ」の3名が、自己紹介を兼ねてデレラジの魅力を伝えたり、先輩である中村さんや今井さんとの距離を縮める意味も含めて、呼び方を変えるということで「えりりんさん」と「ミンゴシュ」にそれぞれ決まったり、その過程も含めて楽しむことが出来ました。

 続く「アイドル24時」では「いつ」「誰が」「何処で」「何をしていた」というものをデレラジの3名それぞれで発表。その内容を受けて、再現する様に小芝居する流れが、ラジオでは無いシチュエーションだけに新鮮。卯月は「CD売り場で自分のCDが売られている光景を見て、人知れず涙する」というものだったり、凛は「自分宛のフラワースタンドに駄目出しをする」というものだったり、美嘉は「大御所の楽屋へ挨拶へ行くも、思ったよりギャルじゃないと言われる」というものだったり、それぞれの小芝居が「アイマスタジオ vs デレラジ」を演出しており、凛の時は中村さんと今井さんがフラワースタンドを贈ったファン役だったり、美嘉の時は大御所役を中村さんが担当したり、と目まぐるしく展開。盛り沢山の内容に止めを刺したのは、大御所役の中村さんに対しての美嘉の台詞に「激おこプンプン丸だよ」というタイムリーなコメント。これを投げ掛けたことで対決に決着! それだけでは終わらず、アイマスタジオ組の実力を見せる!ということで、「765プロに新人が入るということで先輩としての接し方を春香と千早が会議する」というお題目。春香が事務所に駆け込む際に蹴躓く寸劇など、リアルに転ぶ春香を観られた事は特筆に価するかと。その後、先輩係に就任した春香が、千早ももっとコミュニケーションを取れるはずだから!と、その辺でスカウトしたメンバー3名を連れて来て、千早に次々とぶつけることに。最初に対面した凛と千早は運命の邂逅!(笑) その後、事務所の窓拭きをする凛のパントマイムと声での効果音も含めたパフォーマンスが素晴らしく、ステージ上のどこを切り取って観ても楽しい空間になっていたのは素直に「おぉ」と思いました。ぐんぐん入って来る美嘉にタジタジになる千早だったり、春香と同じ空気を持つ卯月にデレデレになる千早だったり(これは役どころ関係なく、公私混同で今井さんがデレデレだったのが面白かった)、もうステージ進行もある意味そっちのけで小芝居を楽しむ5人が微笑ましくて、観ている方も時間を忘れる面白いステージとなりました(もう、公開録音であることを忘れるくらい)。

 次は「勝手にPの部屋」。会場のP達に質問を投げ掛け、該当者を20人以下に抑えてより少ない人数の質問をした方が勝利、というゲーム。ここはP参加型(といっても質問に該当する場合に挙手するくらいですけれど)ということで試合(?)開始!
 デレラジ側は3名ということで、1名不足するアイマスタジオ側はハンデということで、点数が倍になるというもの。…? 数字が小さい方が勝利する試合で、ポイント倍付けなんて全然ハンデになっていないのでは…と誰もが思うものの、中村さんも今井さんも「スタッフに言われたことをそのまま言っているだけだから!」と、そんな逆ハンデもモノともしない貫禄あるラジオスター達は、デレラジ組に胸を貸す様に受けてたちます。

 最初はデレラジ組大橋さんから「今日、海外から来た人」ということで、これが3名という結果で好発進! 受けてたつアイマスタジオ組は今井さんから「物販で買い物していない人」ということで、かなり多くの人が対象となり撃沈。余裕が出たデレラジ組の二番手は福原さん。「弟の名前(ナオユキ)と同じ人」ということで、またまた3名という結果に絶体絶命のアイマスタジオ組…! 止めを刺すことが出来るか?!ということで、デレラジ組ラストの佳村さんは「パンダ柄のパンツを穿いている人」というトンデモ質問により、0名という結果に。デレラジ側は106ポイントという結果で終了し、既に200ポイントのアイマスタジオ側は最後の質問をする前に敗北決定…と思いきや、最後の質問で1人だけという結果を出したらデレラジ側が200ポイントプラスで良いといった約束をし、起死回生の最後の質問へ。
 中村さんが考えた最後の質問は「今日、現金20万円以上持って来た人」という、金の亡者である(?)中村さんらしい生々しい質問に、まさかの1名該当!! この結果に「やはり中村さんは持っていらっしゃる!」というコメントを出す今井さんに、「いやいや、持っていらっしゃるのはあちらの方です!」と該当した1名を指す中村さんの切り替えしが面白過ぎました(笑)。こうして、勝負は決着。アイマスタジオ側の貫録勝ち(?)となりました。
 勝者チームにはパンフレット収録時に使用した小物をプレゼント!ということで袋から出されたのは2本のフランスパン(笑)。最後まで”パン”拘ったステージでした。

 盛り上がったステージ(公開録音)はここまでとなり、次はライブステージ!ということで準備の間にスクリーンに注目してくださいと言われて流れ始めたのは「ヴァイスシュバルツ」のCM。何故か新旧織り交ざったCMを3本(しかも、一番古いCMは発売日付き(笑))流した後、始まるのは世界的スターのビデオレター!!…って、前回のエリック・クラプトリンに続いて、ブレッド・ピットとパンジェリーナ・ジョリー(爆笑)。番組内で「2人の特別ゲスト」ということを言っていましたが、「これのことか!」とここで初めて気付きました。2人のなりきり具合と会話の悪ノリ感は抱腹絶倒で、途中からまさかの3人目トム・パンクスの登場も含み、自分達が出演した名作映画の話に花を咲かせる様は、もう感心するしかありませんでしたね(笑)。全て”パン”にちなんだものになっており(まぁ、厳密にバウムはパンか?という議論はありましたが(笑))、こんな小芝居を真面目にやって許されるのはアイマスタジオくらいではないか?と思わされる、良い意味でとってもバカバカしいフィルムでした。

 そしてライブステージが開幕! 流れ出すのは「乙女よ大志を抱け!!」で登場する中村さん。すると、これまで参加したアイマス系公開録音は全て着席したままライブステージを楽しむのが基本となっていたのが、わらわらと立ち始めたので立って楽しむことに。これって、デレラジが合同となったことが理由なのでしょうか…? 続いて「目が逢う瞬間」を今井さん。冬フェスで聴けなかった今井さんの勇姿が堪能出来たのは良かったです。
 そして続くは福原さんの「Never say, never」。まさか生歌を聴けるとは思わなかったので「おぉ」と喜んだのも束の間、コールがどうしても違和感があって本心から乗ることが出来ずに気持ち悪さを残して終了。続く佳村さんの「TOKIMEKIエスカレート」も、その「コールの気持ち悪さ」は健在(苦笑)。どうしても「曲に乗っている」というより通り一辺倒の「コールをしたい様にしている」というもので、どうしても馴染めない。「TOKIMEKIエスカレート」は「Never say, never」よりも酷い。続く「S(mile)ING!」は、イベント冒頭で暴走した輩が通称ビームサーベルという長いペンライトを4本持ちして派手に飛び跳ねて腕を振って応援している様が目に入り、更にはちゃんと歌を理解していないコールがやはり気持ち悪く、「う~ん」というテンションに。それでも「S(mile)ING!」は聴きたい歌だったので楽しむには楽しみました。
 そして、冒頭の「日本青年館で聴きたいアイマス曲」の第1位の発表となり、その選ばれた曲は「GO MY WAY!!」。生歌で中村さんと今井さんが披露! 久し振りのフルコーラスは先程までの「乗り切れない」というストレスを吹っ飛ばす楽しさがありました。

 こうしてライブステージは終了し、取り敢えずの終幕。勿論、アンコール!

 アンコールのコール時間が長かったので「物販のTシャツなどのお知らせタイムも含んだお着替えタイムだな」なんて思っていたら始まったのは「萌え萌えラブリーフェスティバル」! 全くその存在を忘れていて「昨年の公録もそうだった!!」と今この瞬間までその展開を忘れていました(笑)。勿論、デレラジの3名もこのコーナーの餌食に。どんな展開になるのかな?と思ったら、皆さん付け耳&小道具(魔法のステッキやリコーダーなど)で登場。思ったよりもひっちゃかめっちゃかにならず、割とお行儀良くコーナーが進行したのは意外でしたが、トークなので座って聴けば良さそうなものの、ライブの延長ということから観客側もずっと立ったまま(っていうか、座った人も多く居たものの、前が座らないので結局立った人が多数)。こういった部分も「いつもと違う文化が入って来た」と感じる部分になりました。
 それはそれとして、大橋さんの姿に大ハシャギの今井さんの姿が大変印象に残るステージで、グイグイ自分を出してくる福原さんも強く印象に残りました。そんなステージで重大発表! ということで、この公録の模様がDVD化決定!ということで、大いに湧く場内。といっても、「アイマスタジオ」ではなく、この「萌え萌えラブリーフェスティバル」にプラスして夜公演のデレラジ部分という話の様なので、貴重な映像化ではあるものの私にとっては「惜しい」内容となった告知でした(ただ告知仕様を見ると、ライブパートを除いて全て収録されるっぽいですけれど)。

 最後にもう1曲ということで、ステージ上に並ぶ5名。「最後はラジオのメインテーマだろうな」と思ったら、まさかの「THE IDOLM@STER 2nd-Mix」。「アエイウエオア!じゃないのかっ!」と突っ込みつつも、その貴重なステージにヒートアップ! デレラジの3名もとてもしっかりとダンスがハマっていて、ちょっと感動。最後は気持ち良く締められて、気が付けば2時間の公演時間があっと言う間に感じられるくらいでした。
 最後にステージ上の皆さんが身につけていたステッキの部品や腕巻きサイリウム等を会場側に投げるパフォーマンス。不意打ちのそのアクションの一発目、今井さんが投げたものが正に真正面に飛んで来て驚きました。いつもの如く、色々な人が飛び付いた為、真正面に飛んで来ても手にすることが出来ないそれらに興味は無かったものの、結局それは誰も手にすることなく床に落ちて行方不明に…と思ったら、私の荷物の下に落ちていました(笑)。一応、記念にありがたく頂戴しておきました(…って、特別何か特徴のあるものではないので、これの扱いって結果的にどうすれば良いのでしょうか…?)。

 デレラジという新しい文化が混ざることによっての良し悪しは分かりませんが、ファン層の若返りが「自分だけが楽しめれば良い」という空気ではなく、「みんなで楽しめるステージを創って行こう」という意識が根付く様になれば良いなと思います。今後もこういった合同ステージを味わうタイミングも増える可能性があるだけに、その辺りは上手くそれぞれを尊重した「良い空間」になって行ける様に出来ることをしたいな、と感じました(夜の「デレラジ」の部は参加しないのですが、今の私はラジオも聴いていないということも含めて参加しないで正解だったな…というのが正直なところです。目に余る行為に近しいものが散見された時点で「そんなファンが付いている」という状況は全く歓迎出来ないので…)。

 そんなこんなで楽しんだ2時間。色々と感じるものが(良くも悪くも)あったのは良かったと思います。楽しめる空間を一緒に創った参加者の皆様、この日の為に色々と頑張ってくださった出演者やスタッフの皆様、お疲れ様でした&ありがとうございました!

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