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2013年5月19日 (日)

「ぷちます!かんしゃさい!!」参加

Dscf4083 「東京ゲームショウ2012」のステージにてぷちアニメ化がアナウンスされ、2013年の年明けと同時に3ヶ月もの間平日毎日配信されていた「ぷちます!」。その映像メディアの発売を記念してイベントが催されるということで申し込んで無事当選。晴れて「ぷちます!かんしゃさい!!」への参加が叶いました。

 会場となる「舞浜アンフィシアター」は未だ体験したことのない場所(2012年9月オープンだから当たり前かな)。「トーク&ライブ」というイベント内容からも視界が良好な方が嬉しいので、その辺りに期待しながらの会場入りとなりました。

 開場前物販は事前通販も用意されていたので、それ程気張らずとも買えるだろうと予想して開場2時間前現地到着くらいの感覚で足を運んだら、これでも早いくらいに超が付く程に余裕。売り切れたアイテムも無く、脇には「増刊号」で使われていたゆきぽとたかにゃのパペットが直展示(笑)されていて、顔のヨレや汚れなど1点モノならではの存在感を楽しむことも出来ました。他イベントやライブの物販もこのくらいのゆとり感だったら楽なのになぁ…と思いつつ、開場を待つこと約2時間。今にも泣き出しそうな空だったところ、定刻10分押しくらいで開場。場内に入ると、いつもの様に愛の込められたフラワースタンド群がお出迎え。「ぷちます!」ということで、ぷちどるベースのデザインも多い中、実際のスーツを身に纏ったPのフラワースタンドが異彩を放っていました(笑)。
 ホール内に入ると広がる空間に「おぉ」と思うくらいに広さを感じました。ステージのスクリーンは小さいものの、中央に付き出した半円状のステージは箱型のよくあるホールとは違っていて(半円の中央にははるかさんのイラスト)、座席も映画館の様で(ドリンクホルダー付)そこそこゆとりのあるものでありました。私の席はステージ右側の中央付近だったのですが、思ったよりステージを近くに感じ、「自分の周囲が気にならないで舞台が見える」という視界の広さにちょっと感動しました。
 席に着いて開演を待っている間は、「Twelve Seasons!」の素敵ソング達がお出迎え。流れている曲に合わせてサインライトを振るというのは、正にライブ前と似た空気感(ただ、大音量コールが湧き起らなかったのはライブでない証なのかも)。特別規制があった訳ではないからか、キングブレード等の乾電池式のサインライトを使っている人も多く居ましたが、割と多くの方達は公式13色セットのサインライトを使用していました。響や貴音、律子と美希で色の統一感を感じる結果となり、更なる一体感を演出出来る様になったのだな…と改めて思いました。

 特に出演者による前説などはなく、定刻18:00から5分ほど遅れて「ぷちます!かんしゃさい!!」開演です!

 イベントのタイトルコールの後、「ら♪ら♪ら♪わんだぁらんど」に乗せて出演者の皆さんが登場! しかも、ステージ下からせり上がって来た!! すると私の前の座席の人がいきなり立ち上がって、ピンク色のキングブレード2本を前のめりになって振りだす始末…(苦笑)。結局、歌のステージではないことが分かったからか、ちょっとしてから着席。もう、この時点で頭を不安が過ったのは言うまでもありません…(苦笑)。
 登場したのは中村さん、仁後さん、若林さん、長谷川さん、沼倉さん、原さんの6名。皆さんの挨拶が一通り終わった後、どう見ても1人足りないのは一目瞭然。ある意味必然の扱いをされたP役の間島淳司さんがどの様に登場するのか…と思ったら、中央のはるかさんの描かれた部分が下に沈み真ん中から割れた! まるで基地から何か発進するがの如くギミックに「おぉ!」と会場全体が驚嘆する中、登場したのは間島さん! しかも、足元には巨大化&増殖されたはるかさんを引き連れて!! これだけで、先に登場した6名よりも大きいと思える声援が飛び交っていました(笑)。間島さんの登場については色々と無茶を言われたそうですが、これだけの登場をしてくれただけで観客側は大満足だと思います。どうやら、間島さんが進行役を任されているみたいでプレッシャーもあったのか、説明中に噛んでしまい会場やステージ上からツッコミが入りまくり。開き直った間島さんではありましたが、その後続いた若林さんもまさかの噛み(笑)。もう冒頭から大波乱でした(爆)。そんな面白おかしい開幕を経て最初のコーナー「コメンタリートーク」へ。

 このコーナーは「ラジオdeアイマCHU!!」番組内で募集された「イベントでもう一度観たい回」に送られて来た投稿を基にトークを展開するというもので、「水泳大会」「まこちー登場」「やよ登場」「第一話」など、連続したエピソードはディレクターズカット的に上映したので、それなりのボリュームがありました。しかも、本編音声が大きい為に、ステージ上のコメンタリーする皆さんの声が混ざってとても聴き辛くなり、結局「観ながら」と言うよりは「観終わってコメント」的なものが多くなった感じです。逆に、本編映像の音声を聴きたかったところはコメンタリーが被って聴こえなかったり、エンディングまで流さなくても良いかな?と思ったり、色々と難点もありましたが、コーナー自体はとても楽しめました。特に「水泳大会」の時に春香が唄った歌について、折角2バージョン録ったのに(しかも演歌調)使われなかった話や、やよの「うっうー」の声マネをする原さん、やよの「うっうー」が低い声になった誕生秘話(やよいより高くしたら辛すぎる(笑))、やよの生「うっうー」を披露する仁後さんが台本で顔を隠して演じようとする中で「キャラクターのイメージを壊さない様に」と言う仁後さんに対し「この会場にそんな奴は居ない」と間島さんが突っ込んだり、やよいとやよの「うっうー」掛け合いだったり、そこから派生した「はるかさん」の話題で「ハム蔵と被らない様にした」としながらも「はるかさんとハム蔵の掛け合い」をしてもらったら(ここで中村さんが台本で顔を隠し、総ツッコミ(笑))、これが殆ど一緒で「あ、同じだ」と言う中村さんだったり、はるかさんのキャスト表記はハム蔵で良いのでは?的な話だったり、多岐に渡る盛り沢山のコメンタリーでした。その中で、長谷川さんだけが殆どトークに入って来なかったのに気付いた他メンバーからツッコミが入り、「いやー、観客の皆さんと一緒になって楽しんでましたー」との弁(笑)。何だか、「アイマス」という看板でなく「ぷちます!」に掛け変わるだけで、不思議と違う感覚のステージでした。

 次のコーナーは「ぷちます!クエスチョン」。本編映像を流し、その後どうなったかを回答してもらうということで、以前「電撃祭2013」のステージでやった様なものなのかな?と思っていたら、何と進行役の間島さんが「”面白い”と思ったものが正解です」と衝撃発言。つまり、事実と違っても面白ければ良い!ということで、ステージ上にも波乱が(笑)。結局、「出題した後で正解を言うので、それを受けて回答する(スケッチブックに書く)」という大喜利になりました。
 出題されたのは「役立たずのPがゴミ袋に入れられた後、Pは何と言ったか」と「最終回の花見の席でPがその後どうなったか」の2問。本当はもっと設問があった様ですが、コメンタリーに時間を取り過ぎた為に調整された模様です(笑)。で、1問目は最初に答えた長谷川さんが(先のコーナーで活躍出来なかった長谷川さんは、ここで挽回しようと張り切ったご様子でした。個人的にはゴミ袋のPの頭と体に「分別」という概念を持ち込んだ回答がツボでした)、2問目はイラストの可愛らしさから仁後さんに軍配。勝者には「スペパププさんの佃煮」をプレゼントということで、どう見ても瓶が「ごはんですよ」(笑)。仁後さんと長谷川さんのどちらにプレゼントが渡るか…と思ったら、仁後さんが伝家の宝刀「アッキーにあげるよ」発言! 会場は爆笑の渦でした(笑)。

 次は「ぷちます!以心伝心」(?コーナー名失念)。間島さんを半円ステージ中央に配置し、ぷちどるのキャスト陣をその周囲に均等間隔で間島さんを囲う様に配置し、そこが回転する仕様。回転の外にマイクスタンドが立てられ、スポットライトの当たった角度60度くらいの範囲に入っている間だけ伝心権(笑)があるというもので、それぞれ担当するぷちどるの言葉を使ってお題となる言葉を間島さんに伝え、回答を正解に導くというもの。
 取り敢えず、練習問題として「大川透さん」が出題。ぷちどる達が連携して伝える様は、チームワークももありましたが、ぷちの言葉で伝えるというよりは、完全にジェスチャーゲームの様そう(笑)。大川さんの「大」「川」を体や腕で文字を書いたりする様な流れから、ナレーションの様子をジェスチャーし始め、バトンを受け取った原さんは言葉をしゃべれることを良いことに「ナレ」「ション」と言う必殺技を繰り出し、これが決定打となって正解に。それでも、良く答えられたなぁと思いました。会場も称賛の拍手喝采でした。
 ということで本番へ。出題されたのは「まこちーのお腹が可愛い」と「いおのビームで事務所大破」の2問。「まこちー」の方は相当な難題と思われましたが、しっかりと正解。腕でハートを描いた様を見て「可愛い」と連想する間島さんは凄いです(笑)。私はダイエットマシンをジェスチャーする中村さんが可愛らしくて印象に残りました。「いお」の方は、観客席がピンクのサインライトで染まり、初手から大きなヒントが出されながらも苦戦。中でも決定打を出せるはずの原さんが何を言おうか考えているうちに伝心権を失ったりしたのは厳しかったと思います。それでも、大筋を導き出して(事務所という言葉が出なかったものの、「765プロ」という言葉は出ていたので)正解。終始笑顔に溢れたコーナーは、チーム対抗的なゲームでなかったからかチームワークの良さが出ていてとても新鮮なステージに映りました。

 次はライブの準備!ということで、「ぷちます!増刊号」の最終回を間島さんと一緒に観ることに。ステージに取り残された間島さんは、ピンスポットの当たったパイプ椅子に着席し、スクリーンを見上げてコメントするという、放り投げられた状況に。着席前は「台本も無いので何をすれば良いのかな」ということで、観客席側からは「回って」や「脱げ」などの温かな声援も(笑)。映像が始まって、観始めて少し経つと「独特なテンポで進むんですね」と感想を述べ、勝負が引き分けで終わった時は「もはや茶番ですね」など進行や内容にツッコミを入れるのが、的を得過ぎていて面白かったです。更には、最後に勝敗の結果が引き分けに終わって二人共罰ゲームになった時に「罰ゲーム無しという選択肢は無かったんですかね」と、コメントを残したと思ったら、観終わって最後のコメントが「ステージ上で観ている俺が罰ゲームだよ」のコメントが最高に可笑しかったです(笑)。

 そして、準備が整ったということでライブコーナースタート!

 予想通り「Twelve Seasons!」から、しかもナンバリング順ということで、トップバッターは原さん! 今回のイベントで聴けることを楽しみにしていた1、2を争う曲である「Princess Snow White」の披露! …ですが、ちょっと煮え切らない状況となってしまったのが残念でした(涙)。というのも、「アイマス」系のイベントは、座ったままライブコーナーを楽しむ場合もあれば、立ってライブの様にコーナーを楽しむ場合もあり、「今回はどちらのケースかな」と探っていたら、冒頭にも書いたちょっと要注意と思った目の前の人が”超”が付くほどにはしゃぎ始めたのです…(オタ芸一歩手前)。私の後ろの席の人や周囲が然程立っていなかったことも確認したので、取り敢えず座ったままライブを楽しむ方向で1曲目を終えた為、ステージをあまり見ることも出来ず、全身で楽しめずに終わってしまったのが煮え切らなかった原因です。結局、1曲目が終わった時に、ほぼ会場の人達が立っているのを確認したので、2曲目からは通常ライブと同じ様に全力を出す事に決め、それからは目一杯楽しむことが出来ました。ちなみに、私の目の前の人はピンクとオレンジのキングブレードを2本ずつ使い、協調性の無いオリジナリティ溢れる動きを終始していましたが(苦笑)、ステージ上のメンバーによって応援を差別する人だったのが気になった以外は、特に気にせずに私自身が楽しめたのは良かったです。以前の私ならきっと気になって冷めてしまったと思うので、全力を出して楽しむ様になった私は、余程の事が無い限りは逆境を跳ね除けられるくらいには成長しているみたいです(笑)。これも、何もステージが見えない中で全力で楽しんだ4周年ライブの経験があるからなのかもしれませんね。
 ちょっと面白くない話が多くなりましたが(汗)、2曲目以降は全力全開で気持ち良く楽しみました。基本的に初披露曲はコールに問題がある部分も散見されましたが、2番に入って修正されたり、最後には完成していたり、相変わらず適応力の高さに驚かされると同時に、曲に合っていないのにパターン化されたコールが入ってしまい、数の暴力的にそれが通ってしまうこともあり(「アイマスタジオ」の公録で感じたものと同じ)、その点は何とか出来ないかな…と思います。
 今回のライブステージでは、角度的にプロンプターが見えたり(実際にステージ上の皆さんは見ていなかった様子ですが)、持ち歌に合わせて若林さんがウエディング衣装、沼倉さんがエプロンを着用して登場し、大いに盛り上げてくれました。また、長谷川さんが珍しくスカート姿で登場し、裾端をつまむ仕草がとても可愛らしくて、ステージ衣装でないステージならではの楽しみを堪能出来ました。
 最後は皆で主題曲「ら♪ら♪ら♪わんだぁらんど」を唄って終了。間島さんを再度ステージに呼んで、一言ずつのご挨拶。間島さんも、知り合いの多い現場で収録を楽しんだということで「僕がここに立てるのはPで居られるから」と、まだPを演じたい気持ちを語ってくれたことに、観客側も黄色のサインライトで応えていたのは印象的でした。色々話す間島さんに若林さんがツッコミを入れるのが、実際のPと律子の会話に見えたのも「ぷちます!」ならではですね(笑)。そして袖に捌ける時、そのまま退場するのではなく、半円ステージを手を振りながらぐるっと周って観客席側全ての声援に応えながら歩く出演者の皆さんを見て、「こうした何気ない対応からも感謝の気持ちが伝わって来て胸が熱くなるよなぁ…」と清々しい気持ちになりました。コンテンツ人気を支えるのは間違いなく、こうした出演者や携わるスタッフの”気持ち”なのだな、と改めて感じたイベントとなりました。

 出演者の皆さんが退場してからは、勿論アンコールを求めて湧き起こるコールの嵐。しばらくして、再登場する出演者の皆さん。もう一度「ら♪ら♪ら♪わんだぁらんど」を観客側も参加しての全員歌唱(スクリーンに歌詞表示有り)で目一杯楽しんで、本当の最後となりました。可能なら間島さんも参加してくれれば良かったのに…と思いましたが、それは次回のお楽しみですね(笑)。2月の冬フェスもそうでしたが、こうした全員歌唱で終わるのは「アイマス」らしい1つの形の様に思います。ステージ上の皆さんも今回の全員歌唱は感動した様で「あまりにも素敵過ぎて…」とのコメントを残してくださいました。最後は「今日も元気に、ぷっちまーーーす!」で心を一つにして終了。中央の円形ステージがそのまま沈んで退場するのがカッコ良過ぎました(笑)。

 イベントが終わると「アイマス最高!」コールが湧き起こるなど、完全にライブ後の様な会場の空気に、「今回はイベントの体裁だったけれど、これだけの規模でライブステージもあると感覚はライブに近くなるよな」と感じました。第二期制作決定の様な新しい情報は無かったものの、このイベントが成功したことや会場の熱量から制作側サイドに何かを伝えられたのは間違いないかな、と思っています。「ぷちます!」ならではの雰囲気が「アイマス」本家とはまた違う楽しさをもたらしたと感じることも特筆したい部分ですね。

 こうした2時間半の充実した時間を一緒に創り上げた、会場に居た全ての方々に感謝の気持ちを込めて、ありがとうございました&お疲れ様でした!

■付録:セットリスト

  1. Princess Snow White
  2. まほろば
  3. SWITCH ON
  4. WEDDING BELL
  5. しあわせのレシピ
  6. Closet Fashion Lover
  7. ら♪ら♪ら♪わんだぁらんど

(アンコール)

  1. ら♪ら♪ら♪わんだぁらんど

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