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2013年5月22日 (水)

marble 4thアルバム「未来スコープ」

Dscf4086 私が「アーティスト」という括りで応援している数少ない対象であるmarble。そのアルバムが発売される、と聞いて「久し振り!」と思う感覚に比べて、「4枚目?!」という数に驚く感覚の方が大きかった今回。前作「Lingering Fizz」からもう3年が経とうとしていることにも驚きましたが、その間に「うた種」「風道花うた」「ひだま~ぶる×ハニカム」と、結構なアルバムも重ねているので、それ程の”久し振り”感を味わうことが無かったという要因が、そんな驚きに繋がったのかな、と思います。

 昔に比べると、シングルもアルバムも余程のことが無い限り購入せずにレンタルで済ませる様になった私ではありますが、「アイドルマスター」関連を除いて購入しているのは”marbleだけ”なのですから、私の中での比重の高さを改めて感じます(笑)。それはやはり、「聴きたい音楽がそこにある」というシンプルな理由。私の中では唯一無二の存在になっているのかもしれません。

 今回のアルバムタイトルは「未来スコープ」。そのタイトルに込められた意味や雰囲気を想像しながら聴き始めると、変わらぬmarbleらしさの中に構成の妙を感じる新鮮さがありました。初夏を思わせる爽やかさと疾走感がある中、感性の塊の様なmiccoさんの詞と歌声に菊池さんの穏やかで繊細な楽曲が確かに印象付いて行きます。
 タイトル曲「未来スコープ」で開幕し、方向性を打ち出しつつも 1つのエンディングにも受け止められる「未来シルエット」を中盤に配置して、既出曲を上手く散らして本当の最後となる「風が吹く」に繋いで行くのがとても心地良く感じました。既出曲とは言え、シングル未購入や他作品CD収録などの曲もある為、私自身としては新曲同然のものもあり、そういった新鮮さもありつつ、まさかの「旋律の行方、空の彼方」から「smile」をアレンジして収録してあったり、1つの鍵と言える「夢ぐも」を「いつか明ける空へ」に敢えて繋ぎ(この順番はシングルと同じ)、昨年行われたTFMホールのライブ最後を彷彿させる「風が吹く」の歌声と繊細な演奏は正にmarbleの真骨頂だと思いました。
 「水彩キャンディー」が収録されているのは意外でしたが、良く考えてみればアルバムとして初収録されたのが5周年のベスト盤ですから、ナンバリングされるアルバムとしては初収録なのですね。納得です(笑)。

 それと、早期予約特典として「夢ぐも」のアコースティックバージョンが収録されたCDを頂きまして、こちらもまた好み! 「ひだま~ぶる×ハニカム」に収録されていなかっただけに、こうしてアコースティックバージョンを聴くことが出来ただけでなく、音源として手元に置いておけるのはとても嬉しく思います。

 構成の影響か、「夢ぐも」の新たな魅力を感じるに至り、「fluffy」や「nora」、「未来シルエット」といった既出ながらも聴けていなかった楽曲にも触れられて気に入り、素直に響く新曲群にも出逢えた今回のアルバム。6月に開催されるライブも楽しみな中、気持ちを更に盛り上げてくれる1枚となりました。

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