THE IDOLM@STER LIVE THE@TER PERFORMANCE 03
先月、楽しみにしていながらも私の中では不発に終わった「ミリオンライブ!」のCDシリーズ「LIVE PERFORMANCE」の「02」。あれから1ヶ月が経ち、ユニットCDの第二弾である「03」が発売となりました。勿論、フライング入手ではありましたが、気持ちの中で然程盛り上がったものはありませんでした(前作が不発だったこともあり、この1ヶ月近くは「プリキュア」三昧でしたから余計に(爆))。
前作が私の中で不発に終わった全ての原因はドラマパートの客席レスポンスの違和感にありました。楽曲も好みで言えばそれ程強い印象を残したものがなく、逆に「巷に溢れるキャラソンに成り下がった」と感じたくらいで、ユニット曲である「Legend Girl」だけが素直に「良いな」と感じられたという状況を、今作はどのくらい盛り返すことが出来るのか。そこを確かめるために聴き始めた今回、結論から言えば「やはり客席レスポンスは駄目駄目(苦笑)。それでも、今回の5名のユニット感は好き。歌も平均的に好きな方かも。ただ、インパクトにはやはり欠ける」というものでした。つまり、「前回よりは結構好みながらも、残念な部分は変わらず」という感じです…。
構成は「765プロライブシアター」での公演(第二幕)ということで、開演ブザーから公演が始まり、オープニングトーク、ソロ曲披露&自己紹介×5の後、全員揃ってユニット曲披露、楽屋トークの13トラック。前回よりは少し長い58分という収録時間でしたが、癖のあるアイドルが少なかったからか、割と聴きやすかった様に思いました。
我那覇響がリーダー格ではあるものの(何せトリを任されていますから)、春香と愛を足した様な元気いっぱいの春日未来、関西系のノリ全開ながらも素直で優しい横山奈緒、ステージオンとオフの差が激しい望月杏奈、人の役に立ちたいと頑張るお姉さん豊川風花、という4人とのバランスで従来の765プロメンバーとの掛け合いと比べても違和感のない”響”像であった様に感じることが出来ました。他の4名がしっかり個性を出せていたからというのもあると思いますが、自然な掛け合いだったと思います。
ドラマパートはまぁ、普通に楽しめたというところですが、掛け合いの中で響を除く4名は全く知らないに等しいのですが(ゲーム側でもプロデュース対象にしていない4名なので…)、それぞれが全員印象を良くしたのは意外でした(変にあざといな、と感じるメンバーが居なかった。前回はそのさじ加減が悪くて駄目だった)。横山奈緒は最近自分の中で似たようなキャラ(「スマイルプリキュア!」の日野あかね)が好印象だったこともプラスに働いたと思いますし、容姿的に好みとは言えない豊川風花も、人柄がとても好印象でした。「ミリオンライブ!」ではセンターキャラと言える春日未来も、これまでは何も感じなかったのですが、「日高愛」的な空気を纏っている点は気に入りました。望月杏奈も「ビビッドレッドオペレーション」の”四宮ひまわり”的な印象を受けたのもプラスに働いており、今回の4名は何かしら自分の中で「良いな」と思う要素に紐付けられたのは気に入った大きい理由と言えそうです(笑)。
で、キャラクターはキャラクターとして大事ですが、最も肝心なのは楽曲。今回の新曲6曲はそれぞれアップテンポの明るい曲調(唯一、響の歌だけがカッコいい系)で、割と好みの範囲で纏まっていました。ライブを強く意識しているのか、コールを入れさせることを意識した部分が多く感じられ、それが気持ち良く出来るさじ加減になっているので、全体を通してくどさは感じずに済みました。横山奈緒の「ハッピー☆ラッキー☆ジェットマシーン」が最も気持ち良く聴けたと思います。好みのキャッチーさを持ちながらも惜しいのは、望月杏奈の「Happy Darling」。ユニット曲「PRETTY DREAMER」もとても良い仕上がりで(特にDメロの掛け合いと疾走感)、「アイマス曲」として受け止められるものになっていたと思います。響の「Rebellion」はインパクトはあったものの、後一押しが足りない感じ。春日未来の「素敵なキセキ」、豊川風花の「オレンジの空の下」は共に聴き込むことで自分の中に「好き」と思える要素が増えそうだと感じました(今はやはり一押し足りない感じ)。総じて、まだ聴き込んでいる訳ではないので、今後印象が好転する可能性はあると思います(ちなみに、前作は聴き込んでも印象が良くはなりませんでした(私にとっては天空橋朋花と箱崎星梨花のマイナス要素が大きかった)…(苦笑))。尚、沼倉さん以外のキャストを誰も存じ上げませんが、演技も歌も違和感なく受け止められたことに改めて驚かされました。
1枚聴き終えた中では、ドラマパートのレスポンスの気持ち悪さは多々あったものの、前作よりはマシになった様に感じたのは脚本の内容にも因るのだと思いますが、何より歌の印象が全てを消してくれたことは大きく、これで次を楽しみにする力が消えずに済みました(笑)。危うく「プリキュア」に飲まれるところでした(爆)。次の「04」まで1ヶ月、楽しみながら聴こうと思います。
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