マルチスキャン業務用液晶ディスプレイ導入
自宅のパソコン環境において、普段使っているWindowsのノートパソコンも丸7年が経ち、そろそろ買い替えたいけど予算がなぁ…なんて思っていたところ、これまた随分前から調子が悪かったX68000用ディスプレイの代替モニタを先に購入することにしてしまった私。その優先順位が実に私らしいと思います(笑)。
X68000XVIもPC-88VAも普段からしょっちゅう使っている訳ではないのですが、使うと気になってしまうモニタ不調に目を瞑っていた期間の方が圧倒的に長いので、私的には納得の優先順位ではあるのですけれど…。
随分前に「15KHzと24KHzと31KHzが入るモニターがないかなぁ…」とネットを検索するとヒットした業務用液晶ディスプレイがあったのですが、既に完売していて入手には至らず。そのお店にまた入荷してくれないかな…なんて思って早幾年。ここ最近、PC-88VAやX68000XVIを使う機会が重なり、モニタの不調を何とかしたいよな…と思って色々と検索すると、以前検索したお店がまたヒット。すると、以前入手が叶わなかったモニタの最新モデルが「即納」となっているではありませんか!! 金額的に決して安いとは言えない価格ではありましたが、また完売になってしまうのも嫌なので即決。注文した翌日に発送となり、無事に納品されました。
19インチの4:3モニタは、これまでのX68000用ディスプレイ(15インチ)や、業務用基板モニタ(18インチ)よりも画面サイズは大きいのに、液晶ということからもとてもコンパクトな印象です。
液晶ディスプレイは薄くて軽いことからも、アームに取り付ければ移動や回転もたやすい為、以前使っていたアームを使ってフレキシブルに動かせる環境にしてしまおうとちょっとしたレイアウト(っていうか、棚配置)変更を行い、さてアームへのディスプレイ取り付けだ…と思ったら、ビス止め4点位置が規格がら5mmから1cmくらいズレていることが判明…(汗)。これでは折角色々調整したレイアウトが無意味になってしまうことから、ディスプレイ裏にねじ穴を空けるか、ディスプレイとアームのネジ位置を合わせる為のプレートを作るか悩み、後者を選択。金属板を買って加工をしようかな…と思っていたところ、FRPの板があることを思い出して、そちらをベースに加工することに決定。
加工に2時間くらい掛けてパーツが完成。いざ取り付けようと試みると、モニタ背面ネジ位置と、アームのネジ位置が近すぎてネジ頭の径が干渉して全てを止められない状況であることが判明…(苦笑)。今、自宅にあるネジでは対応出来ないので、小頭ネジを購入する必要があるものの、取り敢えず左上と右下の2点は止めることが出来たので取り敢えずの設置は完了。あり合わせの材料で設置した割にはそこそこのものが出来たかな?と満足。
こうなると、X68000用ディスプレイを退役させるだけでなく、業務用基板モニタも今回導入した液晶で事足りてしまうのも確定したので、これら2つのモニタは処分かな…と思うものの、ブラウン管が無くなってしまうと光線銃関連がプレイ出来なくなってしまうので、全撤去は困るよなぁ…と結論が出ずに取り敢えずそのまま。
で、24KHzはPC-88で「アルファ」を、15KHzはX68000で「スペースハリアー」を(って、グラフィック描き換えで遊んだものですけれど(笑)。今見ると、なかなか頑張って描いたなぁと)、31KHzはX68000で「ドラゴンスピリット」を(モニタを回転させて縦モードでを確認)起動したところ(厳密にはもっと色々テスト)、表示位置、横サイズ、縦サイズを広範囲で調整出来るので全て問題無く表示出来ることを確認。取り敢えず、目的は達成出来ました! しかも、周波数毎にサイズを記憶してくれる様で、いちいち再調整せずに済むのも嬉しい限り(但し、コンセントから抜いてしまうと消去されてしまう?みたいなので、通電させておかないと駄目なのかも)。
1点、ブラウン管でのモニタと異なり、適した周波数をキッチリ認識しても表示範囲が完全に決まる訳ではない様で、テキスト表示においてパキッと映すためには表示範囲の幅と高さの調整が必要で、X68000の31KHz表示は満足な範囲で調整は出来るものの「完璧」と言えない状況が残ってしまったのは少々残念。画面が大きく、ドットがハッキリ見えるからこそ気付く点とも言えるので、利点が上回っている以上は然程気にすることではないかな…と。
何れにせよ、いつまで無事に動作するか分からない機器群の中で、要件を満たすディスプレイが入替導入出来たことは喜ばしいことです。またレトロゲームに興じる時間が増えそうです(笑)。
■19インチ 業務用液晶ディスプレイ
https://sv35.wadax.ne.jp/~mobile-accessory-net/107_672.html
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