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2013年7月 4日 (木)

「THE IDOLM@STER MUSIC FESTIV@L OF WINTER!!」Blu-ray BOX発売!

Dscf4131 今年2月に「フルライブを1日2回まわし」という凄い体験をして正に”満身創痍”となった冬フェスこと「THE IDOLM@STER MUSIC FESTIV@L OF WINTER!!」の映像メディアが発売されました(参加当日の感想はこちら)。2公演同一セットリストなこともあって、メディア発売されるとしても夜公演だけなのではないか、と思っていた(寧ろ単独発売ではなく、何かの特典ディスク的扱いになるのでは?くらいに思っていた)だけに、フルボリュームで発売してくれたことはとても嬉しく思います。

 今回、amazonで注文をしたのですが、これまで即予約したところで発売日に届いた事が殆ど無かった私。しかし今回は驚くことにフライング到着! amazonは安定の27%割引ではなかったものの、発売日前日到着(配達されたのが9:00頃だったので、もし休暇を取っていれば朝から観られた(笑))というのは「amazonもやれば出来るじゃなイカ!」と思いました。

 早く帰宅して観たかったものの、視聴開始したのは21:30頃。7周年ライブよりは時間が短いとは言え、観終わるのは1:00前。たかだか1時間睡眠時間が削られるだけで、充実感が得られるのであれば問題無し!ということで、映像特典も含めて先ずは昼公演を堪能しました。

 改めて追体験した冬フェスは、本当に「楽しかった!」ということを心から感じられるもので、各メンバーのパフォーマンスは勿論、構成や演出、私にとっては神がかったセットリストなど、ある意味で7周年ライブを超えた手応えも感じたライブが目の前に映し出され、あっと言う間の3時間でした。
 7周年ライブの映像編集から色々と進化したと感じる内容は今回もパワーアップ。画面分割、切替は勿論、映像に入れる効果も入って凝っており、カメラワークも臨場感優先のメリハリがあって飽きさせない映像に仕上がっていると感じました。観たいと思う部分が映されることも多く、これまでのアイマス系ライブ映像作品中、最も好みと言えるものでした。会場外を映さずに、バックステージの円陣からオープニングに繋げる編集や極力カットしないMCなど(昼公演は坂上プロデューサーのトーク部分もそこそこ入っていました(笑))、7周年より前のライブ映像もこうした編集で出し直して欲しいくらいです。

 ライブの内容は全て会場で体験したものながらも、細かい部分が(ダンスや表情、首や胸元に光る汗なども)しっかり堪能できて、別の感動がライブ参加から5ヶ月経って押し寄せて来ました(如何に当日観られていない演出があったかも分かりました)。ステージ上の皆さんのダンスを筆頭とするパフォーマンスの高さ(踊りだけでなく、ユニットでの呼吸、デュエットでの相手を感じる空気、カメラやステージに向ける表情など)には本当に感動しましたし、生バンドの力を得たガールズの発する熱量には本当に驚かされるばかりでした。「First Step」は今でも当日の感動が蘇って胸に来るものがあり、通して観てやはり「傑作ライブだった」と感じました。特に今回のライブのMVPと感じた仁後さん! そのパフォーマンスは本当に素敵でした(「ゲンキトリッパー」「ビジョナリー」「愛 LIKE ハンバーガー」「ラ▼ブ▼リ▼」は全て家宝にしたい映像でした(笑))。

 今回、Blu-rayのDTSで音を聴いた時に感じたのは「意外と音が軽く感じる」ということ。会場で体感した音よりも重さを感じなかったので、迫力と言う点では今回のBlu-rayは物足りなさも感じました。これまでのオケではそう感じなかったので、生バンドだとこういう調整になるのかな…と思ったものの、ボーカルがよりハッキリと聴こえてアコースティックは映えている印象もあるので、好みの問題かも(演奏していた皆さんのパフォーマンスは素直に高かったと思っています)。改めてバンド用にアレンジされた数々の曲も良い感じで、弦楽四重奏が加わった第三部からは、より”音”という演出が洗練された様にも思えました。

 翌日、少し早く帰宅できたので前日よりも1時間早い20:30頃から夜公演の視聴を開始。セットリストは同じながらも、割と新鮮に楽しむことが出来たのは当日と一緒。カメラワークも昼公演と変わった事や、昼公演の内容を踏まえて調整して来たステージ上の熱量が更に上を行ったのを感じ、余力を残さずに燃え尽きたと言えるステージが観られて本当に楽しかったです。DTSで収録された音の印象は前日と変わらなかったものの、耳が慣れたのか大きく気になることはありませんでした。心配された「First Step」のノイズも綺麗に除去されて、美しいステージに集中出来るのも良かったです。昼公演があっての夜公演。やはり、昼公演だけでも、夜公演だけでもこの「MUSIC FESTIV@L OF WINTER!!」は語れない。そんなことを思わせる内容には大満足でした。

 更に翌日。残る特典ディスク「Night Time 6 Songs(マルチアングル機能つき)」を視聴。6曲とは言え、各メンバーのパート毎にみれば14曲相当。ライブの半分近い時間と考えれば、6曲とは言えそこそこのボリューム。どんな感じで楽しめるのか?と期待に胸を膨らませて再生開始!
 結果からすれば「かなり実験的な特典だと感じるものの、面白い試み」と感じた程度で何度も何度も観たいという映像ではありませんでしたが、その価値は人によって大きく変わる様に思います。個人的に「アイマス」のゲーム中のステージ映像の様に一人につきいくつかのアングルがあって、それを切り替えながら自分の演出を色々楽しめる様なものを想像していたので(笑)、個々のガールズだけを捉えた映像を観続けられる(カメラワークはお任せの1通り)という仕様は少々物足りなさがありました。それでも、デュオやトリオで担当パートでない方がその間にどんな表情やダンスを見せてくれているのかが観られるのは大きな価値だと思います。
 中村さん、仁後さん、若林さん、滝田さんの4名が1曲だけというのも残念で、せめて「ラ▼ブ▼リ▼」が入っていれば、もう少し満足度が上がったのに…と思うのは私だけではないと思いますが、それでも仁後さんの「ビジョナリー」がフルに観られる眼福さ加減と言ったら、筆舌に語り尽くせません(笑)。

 そんなこんなで3日間かけて全ての映像を観終えた感想としては、「その時の楽しさが完璧に蘇る素晴らしい映像メディアだったのが嬉しい」ということ。7周年の集大成感も好きですが、ブロック毎にテーマ分けされたステージで構成されている冬フェスは、その常に踊って唄っているという正に”フェスティバル!”といった高揚感に溢れ、音楽の色々な表情に触れることが出来る点では7周年を上回り、更に磨かれたパフォーマンスが披露されていることもプラスして本当に見応えがあります。長過ぎないのも嬉しい点で(笑)、何度も観返したくなります。観ているうちに自然と笑みが零れる、そんな気持ちの良い映像。
 昼公演、夜公演を観終えて、当日両ステージとも参加出来た自分が満身創痍になった理由も分かったのも嬉しかったです。というのも、それだけの全力を出させるだけのステージを創り上げられたということの証だと思うからです。ステージ上の皆さんの全力加減と言ったら昼公演から一目瞭然で、「夜公演の為に余力を残そう」なんて誰も思っていない。それを感じるからこそ、観客側も全力で応える。その結果が満身創痍ならば、参加者としてこんなに嬉しいことは無いと思うのです。それが確信出来ただけで感無量・大満足でした。

 この後、両日共にコメンタリーでの視聴が残っていると思うと、まだまだ楽しみは終わりません。7周年のコメンタリーもかなり楽しかったので、冬フェスのコメンタリーも期待しています。とにかく、こうして無事発売された冬フェスの映像メディアは、”マストバイ”と言えるアイテムではないかと思えるもので良かったです!

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