THE IDOLM@STER LIVE THE@TER PERFORMANCE 05
「ミリオンライブ!」のCDシリーズも既に5枚目。ユニットによるアルバムとしても4枚を数え、最初は楽しみにしていた筈なのに、そのクオリティが好みに合わずにシリーズを重ねるにつれ、だんだんと楽しみが薄らいで来てしまっている様な感覚があります(苦笑)。それでも、全然楽しんでいない訳ではないので、今回も「当たりが1曲でもあればいいな」くらいの気持ちでフライング入手。早速聴いてみたので、所感を残しておこうと思います。
前回から収録曲(ユニット構成人数)が減ってソロ4曲+ユニット1曲となりましたが、その分「765ライブシアター開幕!~1時間前」が増えて、5人ユニットのアルバムとの差異は1曲分の時間(4~5分)くらいの53分弱。それでも、5人ユニットの時よりも開演前のメンバーの様子が分かる様になった分、実は内容としては1曲減っていても満足度が高い様な気がします。これで収録曲が自分に合えば、結構な満足度を得られると思うのですが、これがなかなか難しいです…。
今回のメンバーは、伊織に加えて、エミリー、真壁瑞希、百瀬莉緒の4名で構成されたユニットなのですが、伊織を除く「ミリオンライブ!」組の3名は自分の中でもお気に入り上位にランクするメンバー(親愛度が当初のMAXである100に優先して到達済)。勿論、伊織も好きな私としては、なかなかに”俺得”なユニット(笑)。そういう意味では、これまでリリースされた「ミリオンライブ!」のCDシリーズで最も楽しみに出来るものでもありました。
「ミリオンライブ!」は「シンデレラガールズ」と異なり、登場キャラ全員の声が初めから聴ける(しかも、自己紹介だけでなく特徴的な台詞が数種類聴ける)上、親愛度もキャラクター毎(「シンデレラガールズ」はカード毎)というシステムになっていることから、お気に入りのキャラクター達は割と理解出来ている前提もあって、最初のドラマから違和感なく場の空気を感じられる状態。導入からこれまで以上に楽しんでいる自分が居ました。
ドラマパートはこれまでと異なり、各キャラクターの個別ステージパフォーマンスの時もユニットメンバーが傍らで見ている状況で、ずっと掛け合いがなされる状況だったこともあって、それぞれのキャラクターの距離感や立ち位置、お互いの理解などがとても上手く描かれていて、最もユニットとしてのまとまりを感じるものとなりました。エミリーの日本文化への強い拘りと奥ゆかしさ(?)、瑞希の茶目っ気と気遣いのバランスから垣間見える優しさ、莉緒のハデハデに見えてその実とても素直で可愛いところ、伊織は言わずもがな(笑)、という更なる理解を深めてより気に入ったユニットになりました。ただ、相変わらず観客席との掛け合いは苦笑モノで、特に「おぉっ!?」というのが鼻に吐く多用のされ方で、全くリアリティが無いものと感じたのは(観客側に居る私達を馬鹿にしている感じすら受ける)、シリーズを積み重ねても全く進化しないなぁ…と。それを除けば、これまでの「ミリオンライブ!」のCDシリーズでは個人的に最も楽しめたドラマパートでした。
そしてメインとなる歌に関しては、全般的にこれまでよりも音色が耳に心地良く響き、一辺倒からちょっと脱却した様なサウンドに感じました。
エミリーの「微笑み日和」は大和撫子感を滲ませる爽やかさと可愛さ・素直さがあり、瑞希の「POKER POKER」はその名の通り「ポーカー」を題材にしつつ、乙女心を可愛く歌い上げ、莉緒の「Be My Boy」はちょっとだけ大人びた世界観を覗かせつつも女の子らしさも同居する、雰囲気的に「ポップンミュージック」出展楽曲のような感じがあり、伊織の「プライヴェイト・ロードショウ」はもう可愛さ100点満点にプラスして「針が飛んだ繰り返しのドーナツ盤」なんていうオシャレな歌詞も含まれていてかなり好みに仕上がっていたり、ユニット曲の「Sentimental Venus」も想像していたよりも可愛い感じの歌で、このユニットならではの魅力が出ていたように思えました。一番気に入ったのは「POKER POKER」(作曲が橋本由香利さんだった(笑))、次いで「プライヴェイト・ロードショウ」でしょうか(気に入った2曲が偶然にも松井洋平氏の作詞)。「Be My Boy」は基本的に好きな雰囲気なのですが、もう一押し欲しかったです(サビが割と単調(重ね過ぎ)だったので)。「微笑み日和」は今回の中では一番”普通”だったので(素直で好みではあるのですが)、これまたもう一押しあっても…という感じでした。ユニット曲「Sentimental Venus」も、これまでの「ミリオンライブ!」ユニット曲とは違う感じで仕上がっているのですが、何故か印象が「ビビッドレッド・オペレーション」のオープニング曲に聴こえる瞬間があって(ラストの方)、そこがちょっと「…」でした(笑)。ユニット曲はもう少し、メンバー同士の掛け合いがあってくれたら良かったのに、と思いました。
ということで、今回のアルバム4枚目は自分にとってなかなかのヒットとなりました。やはり、構成メンバーは大きな影響を持っているのだなぁ…と思いました(笑)。「ミリオンライブ!」CDシリーズの次回は9月末ではありますが、9月中頃から10月末まで「アイドルマスター」関連でほぼ毎週1枚アルバムが出るようなスケジュールなので(汗)、それぞれをちゃんと楽しむ時間が無くなる可能性があるのはちょっと勿体無いな…という感じです。まぁ、それでも楽しめるものは楽しめると思うので、リリースされる全てがキチンと楽しめる出来であることを祈っています。
…そうは言っても、最も楽しみなのは「MUSIC♪」のM@STER VERSIONが収録されているアルバム(といってもベスト盤なので、新録はこの1曲だけ)だったりするので、それはそれでどうかと思ったり思わなかったり…(爆)。
それと、前回申込を失念していた(というより、興味が薄れていた)発売記念のイベントについては、今回申込をしないことに決めました。元々、「当該アルバムの発売記念」として、アルバム曲が基本的に全て聴けるものとして認識していた為、今回の出演予定者を見て「その趣旨が無い」ことが分かり、行きたいと思わなくなったのが理由です。結局は「ラジオ番組の延長」なんですね…(苦笑)。
[2013.09.03追記]
聴き込んでいるうちに「Be My Boy」が気に入って来ました(笑)。
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