「THE IDOLM@STER CINDERELLA MASTER Cool jewelries! 001」と「THE IDOLM@STER LIVE THE@TER PERFORMANCE 06」
「ミリオンライブ!」のCDシリーズも順調にリリースを重ねてアルバムも5枚目。「楽しみ!」という気持ちはあまり強くないものの、それでも「おっ」と思える1曲に出逢えることを楽しみにしています。今回のユニットメンバーである美希、伊吹翼、北上麗花、ジュリアの4名は美希を除いて、特別私の中に引っかかるものが無いため、どんなやり取りや曲が展開するか全くの未知数(カッコいい感じであろうことは想像出来ますが)。
そんな感じでフライング入手のために店舗へ行くと、目に入ったもう1つのCD。「シンデレラガールズ」の新譜「Cool jewelries 001」の発売日も同日であることをすっかり忘れておりました(汗)。こちらは既にシングルリリースを済ませたクール属性の5名がユニットを組んで、新曲とカバー曲を披露してくれる内容。忘れていたくらいですし、特別楽しみにしていた訳ではないものの、日本コロムビア謹製ですから楽曲的な楽しみはありました。
ということで、手にした2枚のアルバムを早速聴いてみました。
最初に聴いたのは「シンデレラガールズ Cool jewelries! 001」。どちらかと言えば興味が強かったから、というのが理由でしょうか(笑)。
表題曲とも言える「Nation Blue」で開幕した本アルバムは、「Cool」のイメージを具現化した様なカッコいいタイプの曲。作詞・作曲を担当したのが遠山明孝氏であることから(いつの間にかNBGIからフリーに転向していたのですね)、正に「Next Life」がテクノ調になった様な雰囲気。個人的に少々煮え切らない感はあるものの、ライブで聴いたら変わるかも?
そんなユニット新曲を経て、カバー曲披露へ。参加メンバー5名がそれぞれ「亜麻色の髪の乙女」「悲しみをやさしさに」「月のしずく」「蒼穹」「雪の華」と続くのですが、それぞれがそれぞれに合っていてなかなか良いです。中でも、アレンジ的好みで全体印象がアップした美波の「亜麻色の髪の乙女」、想像以上にハマっていて気に入った蘭子の「月のしずく」、超が付くほどに頑張っているのが分かる凛の「蒼穹」、驚きの表現力で聴かせた楓の「雪の華」は、聴き始める前の期待値以上の内容が聴けました。
凛の「蒼穹」はもっとatsukoに迫れると思うので(「おぉ」と思う部分もあれば、「あれ?」と思う部分もあったので)、今後も福原さんの進歩に期待したいところです。また、楓の「雪の華」は歌唱的にすんなり唄えている印象が強く、情感の面で一歩足りていない気がするので、今後はその表現力が豊かになる進歩に期待したいところです。一番好みだったのは確実に「月のしずく」で、改めて「月」に纏わる歌は好きなのが多いなぁ…と思いました(笑)。最初はベートーヴェンの「月光」から始まっているのかな。それにしても、5曲とも選曲センスがなかなか良くて驚かされました。
そして、シリーズ共通曲の「ススメ☆オトメ ~jewel parade~」で締め。作詞:森由里子さん、作曲:田中秀和氏ということで組み合わせ的にも自分好みでしたが、耳にユニット曲として個性が上手くバランスして「いい感じ」と思いました。特にDメロ辺りは流石!という展開で、今後の「パッション」や「キュート」のバージョンも聴き比べられる楽しみもあることが嬉しいです。
最後は収録後のドラマパート。王様ゲームをやることになった美波、李衣菜、蘭子、凛、楓の5名。ちょっとHな雰囲気を醸し出す美波、何でもロックな李衣菜、中二言葉全開(心の声入り(笑))の蘭子、サバサバしつつも付き合いの良い凛、ダジャレ&酔っ払いの楓といった、各個性が上手く融合した掛け合いは十分に楽しめました(「シンデレラガールズ」内の「シンデレラ劇場」の雰囲気が音声で表現されている感じ)。これまで個々のキャラクターは単独のドラマしか殆ど聴いたことがないので、こうした掛け合いは新鮮で良いですね。ドラマの行方は聴いてのお楽しみ(笑)です。
最後は表題曲「Nation Blue」のカラオケが収録されていて、9トラック・54分のボリュームは思っていた以上に楽しめた1枚でした。
次は「LIVE THE@TER PERFORMANCE 06」へ。
構成はこれまで通り、ドラマパート(開演1時間前、開演、終演後、および各アイドルのコーナーが4つ)とソロ曲4、ユニット曲1の計12トラック。今回はこれまでよりちょっと短い50分。まぁ、参加メンバー的に広げるのが難しかったのかもしれませんね…。
ドラマパートを聴いてみると、美希が参加している時点で「寝る」か「恋愛」だと思っていたら正にそうで、マイペースな麗花と無邪気な翼、いじられ役のジュリアという構図が出来ていて、主にジュリアを中心に展開。「可愛く」がキーワードで(お題は全員が「3年間思い続けた先輩に告白」)、無邪気な可愛さ、素直な可愛さ、カッコ可愛い(可愛さの押し売り(笑))などを目の当たりにしてジュリアが辿り着いた可愛さは…「あざとさ」?!(笑) そんな展開が楽しめました。相変わらず観客側のレスポンスに強い違和感で(特に今回は「おぉっ!?」を多用し過ぎな上、絶対にそこではそんなレスポンスしないよ!という箇所もあって)その点は滅入りますね…(苦笑)。
肝心(?)の楽曲群は…今回の自分的ヒットは1曲で、麗花の「FIND YOUR WIND!」でした。気に入った点としては、展開は勿論、ファルセットやビブラートを使った表現が結構ハマっていて、タイトル通りの爽やかな風を感じました。全体的に気持ち良く好印象でした。
次は「追憶のサンドグラス」。美希の唄うカッコいいタイプの曲なれど、これまでの美希の”カッコいい”とは少し違う部分もあって印象に残りました。Aメロ、Bメロがパッとしない感じだったのですがサビはとても熱く、ファルセットが心地良く響くのは好印象でした。これで”語るDメロ”とバシッと決まるエンディングがあればなぁ…と。後一押し欲しかったです。
翼の「恋のLesson初級編」とジュリアの「流星群」は、それぞれ普通に楽しめるものでありましたが、私の中に印象付くものが少なかったのでちょっと残念。「流星群」はきみコが関連していることもあって、「花咲くいろは」のオープニングに使っても良さそうな曲でした(ジュリアの唄い方も似てる?(笑))。
そして、ある意味一番楽しみにしていたユニット曲である「Marionetteは眠らない」。残念ながら本アルバム内で一番ピンと来ませんでした…(苦笑)。”マリオネット”と言えば、美希の「マリオネットの心」があるので自分の中でもその印象を引き摺って聴いたこともあるかもしれませんが、ユニットの良さが全然出ていない様に感じました。カッコいい系のユニット曲と言えば「オーバーマスター」が代表的だと思いますが、そのくらいのインパクトが「ミリオンライブ!」にも欲しかったというのは贅沢でしょうかね…。
ということで、新譜2枚を聴き終えて楽しんだ結果としては「シンデレラガールズ」とはいえ、やはり日本コロムビアの勝利かな、と思いました。「シンデレラガールズ」の方は、3週連続リリースということで、もう来週発売! 次は「パッション」ということで、きらり、莉嘉、美嘉、みりあ、未央のユニットはかなり楽しみな顔ぶれ。一方「ミリオンライブ!」の方は1ヶ月後の発売で、あずさ、可憐、紗代子、のり子のユニット。こちらも楽しみと言えば楽しみなものの、過度の期待はせずにいようと思います。何よりも、10月は「GRE@TEST BEST!」シリーズのSWEET&SMILE!の発売が楽しみな訳で、恐らく「ビジョナリー」のM@STER VERSION収録だと思うので、それが一番楽しみというのが何とも…(笑)。
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