「中村繪里子 Anniversary Live ら▽ら☆ら♪なかむランド~Love▽Laugh☆Live♪~」CD到着
中村繪里子さんの3rd.ライブが近づく中、Twitterでは新曲についてのつぶやきも見かけたものの、それらが収録されたCDの発売アナウンスが全くなく、「今回はライブ前に新たなアルバムの発売は無いのかなぁ…」と思いつつ、ここ最近の忙しさも手伝ってそのまま放置していた11月のある日。そのライブに行く友人との会話の中で中村さんの話が出た時に、「そういえば今回はアルバム発売されないんですかね?」と話すと、「えっ!?もう発売されていますけど」との回答が(汗)。
シーサイドコミュニケーションズからのメールマガジンは斜め読み程度でも目は通しているので気付くはずなんだけれどなぁ…と思いつつ、もうライブまで日が無いので即注文! 11/9(土)に注文したので週明けに直ぐ発送されれば11/12(火)には聴けるだろう…と思ったら、受け取れたのはその翌日。ライブまで3日くらいしか聴ける期間がない!!(汗) それでも、2nd.ライブを全力で楽しみきれなかった私としては全力で楽しむを出すことが今回の至上命題。その為には残された3日間で今回の新譜を中心に3枚のアルバムを徹底的に聴くしかありません。
前回CD付特別盤を注文し、それがなかなかの仕上がりで印象が良かったので、今回も同様にCD付特別盤を注文(ジャケットの好みとも合致)。FM番組”風”の楽曲解説はとてもいい雰囲気で楽曲と併せて堪能出来るので、単純に曲を聴くだけよりも、込めた想いを受け止めてから2回目を聴く楽しみが追加されて深く味わうことが出来るのが良いですね。1曲1曲を大事に創っているのが分かるので、聴き方も自然と丁寧になります。
今回、3rd.ライブに向けて作られた10曲の新曲たちは、これまでの2枚と比べて「テーマがハッキリしている」という印象を受けました。前作2枚は可能性を模索している感もあり、多種多様で意外な面も味わえる様な満漢全席的アルバムだったものが、今作は「中村繪里子」その人という括りを外しても、アルバムコンセプトを感じる纏まりがあった様に思います。
アルバムの顔と言える1曲目「プレイヤ」はこれまで同様、ある意味「主題曲」とも言えるものでとても心に響く1曲として仕上がっていました。「Play」と「Pray」を掛けた想いを紡ぐ歌詞はこれまでの楽曲の中でもストレートに「良いなこの曲!」と感じられました。秋の物悲しさも感じ、リリース時期に合った雰囲気も印象的でした。
続く”星”、”夢”、”笑顔”といった輝きを彷彿させるキーワードが曲名に含まれた「星屑スナイパー」「milky way」「Endless Dream」「Rustic Smile」、そこから橋渡される”いつまでも”を受け止めて前向きな「Ever Growing」、みんなで楽しむ「Party☆Time」、集大成「ら▽ら☆ら♪なかむランド」、それらを”未来”や”約束”に着地させる「約束の木の下で」「ハルカな場所へ」と、聴く側の気持ちの流れもとても心地良く受け止められた1枚でした。
中村さんがソロ活動を始めて、初のアルバムを発売してから1年。手探り感も薄れて、自信も垣間見える仕上がりは素直に「凄いな」と思います。特にタイアップなどもせずに、自分の名義においてやりたい事を真摯に真っ直ぐ取り組み、沢山のことを受け止め積んで来た結果が聴き手にも伝わって来ることに驚かされます。
「アイドルマスター」において”天海春香”というキャラクターの歌とは違う、”中村繪里子”本人が表現する世界は、当初想像していたよりも大きな広がりで魅せてくれた様に思います。歌の安定度や表現力も上がり(ファルセットやロングトーンなども綺麗に伸びる様になりました)、魅力の詰まったアルバムに仕上がっていました(前2枚の様な攻めてる感がもう少し欲しかったと思うのは贅沢ですかね?(笑))。
ライブまでの残り時間、前作2枚も含めてしっかりと受け止めたいです。勿論、ライブが終わっても楽しみたい1枚です。
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