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2014年2月24日 (月)

「THE IDOLM@STER M@STERS OF IDOL WORLD!!2014」両日参加

Img_2688s 昨年行われた8周年記念ライブの千秋楽にて発表された、「アイドルマスター」のさいたまスーパーアリーナでのライブ。元々「10周年は東京ドームに狙いを定めて来ると信じてるから、9周年にはさいたまスーパーアリーナを通過しておく必要はあるだろうな…」と思っていただけに、9周年ライブよりも早くその機会が訪れることが分かったその報には喜びを爆発させました。その日からの5ヶ月間は、チケット確保にやきもきし、劇場版「アイドルマスター」の公開があったりして気が付けばあっと言う間でした。

 今回は副業(笑)が忙し過ぎて、前日物販はおろか、直前に発売された8周年記念ライブのBlu-rayも殆ど観れず(何とか名古屋公演ダイジェストのみ観て)、大した準備も出来ずに当日を迎えることになってしまいました。「アイドルマスター」というコンテンツに注力し始めてから、ここまでライブ前日に何も出来ずに当日を迎えることになったのは初めて(汗)。とは言っても、普段から「アイドルマスター」というコンテンツには触れ続けている訳ですし、劇場版も毎週1~2回観ているくらいなので、ある意味今回のライブは「普段の注力がどの程度のものであるのかを問うものである」という位置付けになりました(笑)。

Dscf4266 前日物販がある場合にはそこから参加していましたし、そうでなくても当日物販に向けて早朝から行動を開始するのがこれまでのライブの定石だった訳ですが、今回は前日物販に参加した友人に依頼して完結してしまった関係で、「物販」というものに関わらずに済んでしまった状況というのは初めて。なので、ライブ当日なのに会場に到着するまでは、ライブの開演が刻一刻と近づいて来ていることすら意識出来ずにいる状況となり、これまで体験したことの無い”緊張感の欠落" を感じるに至りました。これはこれで、気持ちの悪いものですね(笑)。
 ちなみに、直前の状況はそんな感じではあるものの、関東では大雪の影響で交通機関がボロボロになっていた前週末には友人らとライブ前恒例のカラオケ&英気を養う食事会(今回はそれにプラスして劇場版鑑賞付き)を決行しており(笑)、ライブ当日も朝一で劇場版の鑑賞をしているくらいなので、「アイマス成分」という意味ではちゃんと漲っている状態ではありました。

 話を当日の会場到着時に戻しますが、さいたまスーパーアリーナに到着したのは既に開場してから1時間ほど経とうという16:00前くらい。会場に来たのは、昨年1月に水樹奈々さんのオーケストラライブに参加した時以来なので約1年振りで、しかもその時が初のさいたまスーパーアリーナ参加だったので今回が2回目。それでも自分が懇意にしている「アイドルマスター」というコンテンツでこの会場に来れたことはとても嬉しく思うし、会場前に溢れる多くのプロデューサーさんたちもきっとそう思っているに違いない、なんて思いを眼前に広がる光景を目の当たりにして感じながら、ようやく「今日はライブ当日なんだ!…って、もう直ぐ開演するんだ!!」という気持ちが湧いて来たのでした(笑)。
 にしても、改めて「さいたまスーパーアリーナという会場の大きさをアイドルマスターというコンテンツで味わう」ということを考えた時、横浜アリーナですら「大きいなぁ!」と感じた身としては、その3倍近い観客数になる訳ですし、NHKで放映された「アニメロサマーライブ」の様子を観た際に「やっぱり広いなぁ!」と感じただけに、どんなステージになるのか皆目見当も付きません。勿論、観客の一体感や盛り上がりなどはこれまで同様、もしくはそれ以上であることは容易に想像出来るものの、体感出来るものというのはいつも想像を凌駕するわけでして、更には今回「シンデレラガールズ」と「ミリオンスターズ」がかなりの人数を占める訳ですから、765PRO ALLSTARSに比べれば観客受けの熱量として一段落ちる彼女たちが、どんなパフォーマンスを見せてくれるのかという不確定要素が余計に「どんなライブになるんだろう…」という期待と不安をこれまで以上に抱かせます。8周年ではゲストという括りではありましたが、予想以上のパフォーマンスを披露してくれましたし、今回はゲスト扱いではなく「アイドルマスター」というコンテンツを彩る1カテゴリとして看板を背負って来る訳ですから(出演者欄に”ゲスト”の文字が無いことからもそういうことなんだと思います)、8周年とは違った彼女たちを見られることを信じるしかありません。まぁ、私がそんなことを考えるだけ無駄なので(笑)、自分自身がみんなと一緒に精一杯楽しんで声援を贈ることだけ考えて自席に向かうのでした。

 1日目は友人が獲ったチケットを譲ってもらったのですが、CD最速先行でチケットを確保した友人たちは揃ってアリーナ席であるのに、私は何故か200LV…(涙)。アリーナに降りることすら許されなくなった自分の運には一抹の寂しさも覚えますが、そもそも参加出来ていること自体に感謝!な自分としては、座席への拘りは全く無し。友人たちとのチケット配分では、どちらかの日がアリーナ、どちらかの日が200LV、という感じで割り振れたこともあって、自力で獲得した200LVは2日目ということもあり、ご厚意で1日目はアリーナ席へ。すると、その席は中央ステージの真正面。列も然程離れていないので、肉眼でも良く見えるくらいの良席で焦りました(でも、ステージがかなり高い位置にある為、センターステージ以外はかなり見えづらい席ではありました)。自分で選んだ席でないとは言え、こんなに良い席を私に譲ってくれた友人に改めて感謝しつつ、この場で出来ることを精一杯やるだけです。

 2日目は200LVとは言え、最速先行で獲っただけあって中央ステージ真横のほぼ同じ高さという、こちらもなかなかの席。初日とは全く違う景色が見えるというのが大きな意味を持つことを、この時の私はまだ知らずに居るわけです(笑)。

 席に着いた1日目は周囲との会話は少なめ。でも2日目は知らない同士ながらも談笑出来るくらいの和気藹々さ。今回のライブは、友人たちが隣に居ることが無かった単独参加の様な2日間だったのですが(申込が1枚限定というものですから仕方が無いのですが…)、だからこそ周囲の面子は意外とライブを楽しむ重要な要素。そういう意味では、これまで参加したアイマスライブの中で今回の2日目は最高のメンバーが周囲に固まってくれたかな、と感じられるものがありました。逆に初日はちょっと難あり…な感じだったのは残念でした(って、これが普通なのかもしれないけれど)。

 開演前は、765プロのステージ、シンデレラガールズのステージ、ミリオンスターズのステージとカテゴリ的に分かれていたりするのかな?とか、765プロの楽曲をシンデレラガールズやミリオンスターズが一緒に歌ったりするのかな?と色々考えたりしましたが、5周年から舞台演出に携わっている浅野豪孝氏がこれまで信頼関係を築いて来たメンバーとステージを創る時、こちらが想像出来るレベルのものが眼前に広がることは無いと確信していたので、もう怒涛の演出群を全身で受け止めるだけ。そんな覚悟をして臨んだライブは、こちらの予想なんか及びもしない素晴らしい構成・演出で魅せてくれた5時間となりました。
 これまで傑作ライブと疑わなかった新・雪歩加入の5周年、震災直後で笑顔の連鎖を演出した6周年、アニメの感動を余すことなく再現した7周年、生バンドを活かした演出に富んだ「音楽」がテーマの冬フェス、シンデレラガールズとミリオンスターズをゲストに招き、新たな時代の予感を味わえた8周年、とそれぞれに強い思い入れがあるものの、今回の「M@STERS OF IDOL WORLD!!2014(以降SSA2014)」は、過去の「傑作ライブ」と感じたそれぞれとは一段違った”傑作ライブ”であったと思えるものでした。それは、3つの要素から来る「感動」が体験出来たからに他なりません。
 1つ目は今回のライブのテーマでもあった「繋ぐ」ということ。「アイドルマスター」のアーケード稼動から8年を超える歴史を、ステージでの覚悟や想いを、仲間同士の絆を、共に創り上げるステージの楽しさを、人知れずの頑張りが報われる瞬間を、765PRO ALLSTARSからからシンデレラガールズとミリオンスターズに、シンデレラガールズからミリオンスターズへ、ミリオンスターズからシンデレラガールズへ、シンデレラガールズとミリオンスターズから765PRO ALLSTARSへ、そして、ステージから観客であるプロデューサーたちへ、プロデューサーからステージへ。それが体現されたステージは、本当に文字通り「時間を忘れる」くらいに濃い内容と怒涛の演出群で魅せてくれました。素直に「このコンテンツに関わり続けて良かったな」と思える、実に誇らしいステージでした。
 2つ目は劇場版「アイドルマスター」でのアリーナライブの光景が実際に眼前に広がったこと。映画を彷彿させる演出が来るとは予想しており、更には誰もが絶対に聴きたかった「M@STERPIECE」という歌が本当の意味で完成した瞬間に立ち会えたと言える喜びは何にも変え難いものがありました。自分の観ていた位置では、1日目は中央花道を歩む光景が、2日目はステージ全体が見えたことで間奏部分のダンサーステージがそのままの光景に映り(シンデレラガールズとミリオンスターズの全員がダンサーとして参加したから余計にそう思えた)、後奏部分はスクリーンに映し出された光景が正に映画のシーンそのものであったことをそれぞれ味わえ、自然と目頭が熱くなっていました。観客側も一緒になって創ったと言えるその光景は、創りたくても創り出せない、温かで喜びに溢れた空間でありました。これまでもアイマスライブでは何度も感動を味わって来たのですが、テーマとしての感動に加え、映画のワンシーンを超えた感動を強く味わえた今回は、過去最高の感動を味わえたように思います。最高傑作、正に”M@STERPIECE”でした。
 3つ目は、シンデレラガールズとミリオンスターズの努力に裏打ちされた想像を超えた仕上がりで魅せてくれたパフォーマンス。一朝一夕で辿り着いたものとは思えないそのステージを見せられては、声援を贈る側も自然と気合が入りました。そういう良い形でのキャッチボール(永久機関(笑))が体感出来たことはこの上無い喜びでした。

 難点としては会場が大きいために、その瞬間瞬間を切り取ってしか観る事が出来ないことから、観客側がそれぞれ自分が最も観たかった光景にキチンと出会えたか保証の限りでない…ということだけでしょう。勿論、空間から感じられる喜びは等しく感じられたと思うのですが、例えば私自身も最後の「M@STERPIECE」は2日目の光景が観られなかったら、今自分が感じている感動のレベルまで到達出来ていなかったと感じます。そういう意味では、2日間の参加を通して最高の場面に出逢えたと思える私は幸せなんだと思います。
 その他、1日目は特にメドレーの時に感じた「音がこもって良く聴き取れない」ということや、2日目はスポットライトが直接目に入る瞬間が何度かあって眩しかったという、これまでのライブでは感じなかった問題もあったので、これらは今後の課題と言えそうです。ステージは勿論、スクリーンも遠くて誰が出て来たのか分からない場合も多々あり、サインライトの準備に遅れが生じたりするのは、それらも含めて”ライブの楽しみ”ということで、問題ではありません(笑)。

 2日間で披露された歌の多くは765プロのものではなく、シンデレラガールズやミリオンスターズという言わば本命では無いと思っている方も多いコンテンツ。しかしながら、結果的に今回のライブを経て「本命」として括っても構わない印象を残してくれたかな、と感じるパフォーマンスはある種の”嬉しい悲鳴”でありました(何と言っても、応援したい対象が増える訳ですから(汗))。ライブで印象が変わる楽曲というのは確かにありますが、ここまで残る印象が激変することも稀なので(それだけ会場での印象がプラスに働き、単なる楽曲からライブの好印象もプラスしたイメージとして確実に残るものになった)、このライブが残した結果というのは単なる成功ではない領域に至った様に感じます。

 2日間通して出演者の違いによるセットリストの違い以外は大きな歌唱内容の変更はありませんでしたが、1日日は安定したアイマスライブの楽しさに溢れた素晴らしいステージを、2日目は1日目を踏まえてのサプライズと殻破り感があって一層突き抜けた勢いを感じられた楽しいステージをそれぞれ味わえたと思います。2日間のライブにおいて、765PRO ALLSTARSのこれまで重ねて来た経験に裏打ちされた完成度の高いパフォーマンスは、後輩であるシンデレラガールズやミリオンスターズのメンバーにも大きな刺激になったと思いますし、8周年記念ライブでは想像以上の立派な歌唱を披露してくれたシンデレラガールズやミリオンスターズのメンバーも、これだけのステージを体験して反響を全身で受け止めたことで自信に繋がったことでしょう。参加したプロデューサーさんたちも、8周年から半年弱でよもやここまでの仕上がりで魅せてくれるなんて想像していなかったと思うので、その頑張りに対して驚きと喜びに湧いた結果が今回の盛り上がりなんだと思います。そして、765PRO ALLSTARSが見守る側に回ることも多かったのも印象的でした。先輩・後輩関係なく、しっかりとそれぞれが自分達が参加しているコンテンツに誇りと愛情を持って、看板を背負って臨んだと感じられるパフォーマンスは本当に”総力戦”であり、それは声援を贈るプロデューサー側も同じだったな、と感じることが出来ました。

 そんな2日間のライブを支えたのは、やはり熱いセットリストの存在! 当日を迎える前から「4時間超え」は示唆されていましたし、全員がソロ曲を1曲歌うだけでも30曲くらいはあって、そこにユニット曲や全員曲を含めたら余裕の40曲超えとなりますから、それ相応の覚悟を持って臨んだものの、想像を絶する1日目は4時間50分、2日目は5時間という結果に。それでも大きな手応えと満足感・充実感を得ることが出来たのは凄いことかな、と思います(全く「長い」と思わなかったのですから。途中のメドレーが終わった時に「ここが折り返し地点です」と言われて、会場に「え!?」という空気が走りましたが(笑)、それはこれまでの時間経過と疲労感覚を合わせて感じた結果からでしょうから、当たり前と言えば当たり前でしょう)。長丁場のライブだと20分くらいの休憩を入れたりするのかもしれませんが、今回のSSA2014は「情報コーナー」と言う名の休憩時間が10分程度入っただけで、今回は自己紹介や着替えの場繋ぎトークが殆ど無く(今回は総勢29名居ますからほぼ不要だったのでしょう。結果的に坂上プロデューサーも登壇しませんでしたし)、凄い勢いで楽曲消化をして行ったにも関わらず5時間ですから、それはそれで声援を贈り続ける側のプロデューサーさんたちも限界を試された感はなくもないです(笑)。

 開演前、社長挨拶に始まって諸注意をプロデューサーが行う、というのは両日同じだったのですが、2日目はプロデューサーはプロデューサーでも、「ぷちます!」のPが登場というサプライズ!! ぷちドルたちと一緒に楽しい諸注意で場を盛り上げてくれたのは言うまでもありませんよね(笑)。

 話を戻してセットリストですが、開幕は大方の予想通り「THE IDOLM@STER」で「これぞアイマスライブの開幕!」と言える1曲。ここ数回は「READY!!」であることが多かったので、(2nd-Mixでもない)「THE IDOLM@STER」からスタートするのは、久し振りで「これはこれで帰って来た感があって良いな」と思いました。しかも、今回はスクリーンにキャスト紹介をカットインさせ、ここでシンデレラガールズもミリオンスターズも一緒に紹介してしまう関係上、間奏部分が通常バージョンよりも長くなっていたりするアレンジもあって、初日はコールタイミングを少し外されて焦ったりしました(笑)。
 続くはもうアイマスの顔となった「READY!!」、この曲の一体感はアイマス曲の中で3本指に入るであろうド定番。そして、最近はその役割を終えた感のある(汗)「CHANGE!!!!」が久し振りに披露! フルメンバーによる披露ではないため、7周年の時の様な純然たる「READY!!&CHANGE!!!!」にはなりませんでしたが大満足。続けざまに「ラムネ色 青春」が来て、未だM@STER VERSIONが発表されていない中での初M@STER披露にも臆することなく(もう慣れっこです!(爆))、全力で盛り上がるプロデューサーさん達に恐いものはありません!(笑) 皆、劇場版の合宿シーンを思い浮かべながら、とても楽しい1曲を堪能。ここで簡単な自己紹介を挟み、場繋ぎを任されたという釘宮さんと原さんは「ノープラン」を暴露(笑)。そんな話から衣装の話に流れたりするうちに準備完了となり、場を繋ぐというよりも話足りない状態で直ぐにステージへ。ちなみに、765PRO ALLSTARSの皆さんの衣装は劇場版のアリーナライブの衣装を彷彿とさせるトリコロールカラーベースにアイドルモチーフの入った素敵な衣装。初めの頃のドン・キホーテで売っていそうなコスプレ衣装とは大違いです(爆)。
 ソロ開幕を飾るのは沼倉さんの「Rebellion」。8周年で聴いてはいるのですが、バックダンサーを従えて大きな舞台での披露は、それはそれで貫禄があって恰好良いです。特に歌詞の中に「赤!」とある部分で一斉にサインライトに赤が混じるのが恰好良く(これはプロデューサーさん側が演出)、初日は合わせられなかった私も2日目にはキッチリ合わせて修正出来たというのも2Daysであることの利点でしょうか。
 驚きは6曲目にしてやって来ました。たかはし智秋さんが何をソロで歌うのか、ということで「未だ唄っていないラ▼ブ▼リ▼では?」「大きなステージなんだからここは隣に…で」など「絶対、Mythmakerはないな」という予想をあっさり裏切っての「Mythmaker」! これは4周年以来になりますが、あまりの不意打ちでした。でも、4周年の時とは全く違って会場全体がその不意打ちすら楽しんでいる感があったのが印象的でした。
 そして下田さんのソロで「ビジョナリー」。「シャイニーフェスタ」の新曲4つは全てが名曲だと感じている私ではありますが、冬フェスでその役割が終わってしまった感も否めないため(汗)、今回ソロだったとしてもこうして披露してくれたことはとても嬉しく、スクリーンに映し出された楽しいBGVが効果的に機能していました(演者を見ていると見れないのは難点だったかもしれませんけれど。ちなみに、今回のライブはこのスクリーンの演出もかなり凝っていました。全てに注目出来ていた訳でないので、そこは残念でした…)。
 盛り上がりは留まるところを知らず、中村さんのド定番「乙女よ大志を抱け!!」。これが聴きたくて参加したと言える4周年ライブにて、ステージもスクリーンも何も見えない環境で腐ることなく吹っ切れたのはこの歌の「レベルアーーップ!」のお陰であることが頭に過ぎりながら、完成されたコールも含めて3万人のコール&レスポンスに地味に感動していた私が居ました(笑)。
 そして、「今回聴けたら嬉しいな」シリーズの1曲である「The world is all one!!」を765プロ、シンデレラ、ミリオンの主役的位置付けの赤3名で披露! 5周年から6周年にかけての主題曲とも言えるこの歌は、最近ではすっかり隠居状態だったので、こうして意味のある場面で意義のある使われ方をしたことに感動。これまた5周年で得た感動がフラッシュバックして胸に来ていました。

 ここからは1日目と2日目でセットリストが変わるので一緒にコメントし辛いのですが、ノリを大事に綴ってみることにします(笑)。

 最初の分岐点、1日目は「アタシポンコツアンドロイド」「TOKIMEKIエスカレート」「ましゅまろ☆キッス」「ミツボシ☆☆★」、2日目は「PRETTY DREAMER」「トキメキの音符になって」「オリジナル声になって」「Blue Symphony」の流れ。1日目では全てが初体験でしたが、「ポンコツ~」には何故か、パッション分類である諸星きらり役の松嵜さんのお姿が(笑)。「TOKIMEKIエスカレート」は直前に8周年のBlu-rayの名古屋公演ダイジェストを観ていたこともあって、その差が歴然としていたことに驚いたことが強く印象に残っています。その他では生きらりのしゃべりのインパクトでしょうか(笑)。癖のある歌が続いた流れに対し、王道の直球勝負となる「ミツボシ☆☆★」の気持ち良さはかなりのものがありました。元々初めて聴いた時から気に入っていたので、存分に弾けさせてもらいました。それに対し2日目は、大好きな「PRETTY DREAMER」が分岐開幕を飾り、これまた好きな「Blue Symphony」が締めるという流れは盛り上がりの観点からも凄い良い流れを作っていた気がします。間に挟まれた「トキメキの音符になって」と「オリジナル声にになって」の「~になって」シリーズ(笑)も存在感は確かにあって、特に「オリジナル声になって」の木戸さんの頑張りは劇場版の矢吹可奈を彷彿させるものがあり、声が詰まってしまった場面も自然と声援を贈れた、そう感じています。

 分岐からの最初の合流点では「MEGARE!」を披露。「MEGARE!」は好きな歌なのですが、声援を贈るのは少々難しいタイプの歌なのでもどかしさはあるものの、アイドルの心情を歌い上げるその様は、歌い手(役柄としては美希、未央、翼の3名で、各シリーズから黄色の選出ユニット)の心情とシンクロしている様なしていない様な?(笑)そんな楽しみ方が出来るのもライブの醍醐味なのかもしれませんね。

 2番目の分岐点、1日目は「Blue Symphony」「ライアー・ルージュ」「流星群」「PRETTY DREAMER」、2日目は「Orange Sapphire」「あんずのうた」「おねだりShall We~?」「メルヘンデビュー!」の流れ。1日目は格好良い流れ、2日目ははっちゃけた流れと全く異なるテンションで迎える訳ですが、1日目は「PRETTY DREAMER」で始まり「Blue Symphony」で括るという2日目最初の分岐点でも採用された流れの初回ということで大満足の流れでした。間に挟まれた「ライアー・ルージュ」では劇場版の効果も手伝って、元々ゲーム中で気になる存在だった北沢志保というキャラクターの内面を歌い上げたその雨宮さんのステージは胸に来るものがありました。そして、それを繋いで花咲かせるかの様に来たのはエレキギターを構えた愛美さん! ギター演奏を披露するためにアレンジの加わった「流星群」の披露は、会場を大いに湧かせて一気にヒートアップさせてくれた様に思います。感覚的にはアニメ13話の美希が出て来て「ちゃーんと見ててよね☆」と言った後、パンフを見て指差したみたいな?(笑)
 で、2日目のこのブロックはもう「アイマス」のライブという括りから解き放たれた様な、世界が変わった様なそんな強烈な印象と感覚を残してくれました。もう会場の一体感と来たら有り得ないレベルに来た感覚です(ある意味「READY!!」や「自分REST@RT」を超えていた)。それが「あんずのうた」と「メルヘンデビュー!」で感じたのですから、ある意味プロデューサーさんのライブへの意気込みは”本物”であると言える気がします(爆)。それをちゃんと演出してくれた、歌い手である五十嵐さんや三宅さんのタイミングの取り方やライブ用のアレンジなども見逃せません。地味に間に挟まれて目立たなかったものの、高森さんの「おねだりShall We~?」が橋渡しをしっかりしてくれたからこそ、あのテンションまで上り詰められたように思えるので、このブロックの開幕であった「Orange Sapphire」の存在も含めて、アイマスライブ屈指の歴史に残る4連発だったと思います(笑)。ちなみに、2日目の「Orange Sapphire」が終わった後、中央ステージに白い衣装を着た人が見えたので「雪歩だ!」と思ったら「あんずのうた」が始まって焦ったのは私だけでしょうか?(笑)

 分岐からの2回目の合流は「ALRIGHT*」「自転車」「edeN」「自分REST@RT」の4連発。これまた盛り上がり必至の4曲で、もはや「イエーーーッ!」が定番となった浅倉さんの「ALRIGHT*」、高いところから皆で「好きだーーーーっ!」を言うのが定番化し始めた平田さんの「自転車」、ソロでの披露というある意味貴重な1曲となったカッコイイ長谷川さんの代名詞「edeN」、今井さん、原さん、下田さん、沼倉さんという、人数は少なかったものの会場の盛り上がりはやはり最高潮の「自分REST@RT」と、息つく暇もないくらいのヒットナンバーが続いて至福の時を満喫していました。今回のライブで観たかった1つの光景として「自分REST@RTで3万人のサインライトでオレンジに染まる会場」があったのですが、想像の範囲内と言えるものではありましたが、それはそれで満足ではありました(そこまでに観た光景が凄くて霞んでしまっていたのかも?(笑))。ちなみに、2日目の浅倉さんは後半胸がいっぱいになって唄えなくなってしまう部分があり、途中参加したからこその色々なシーンが胸に去来してしまったのかもしれませんね。自然と歌フォローしていた会場の反応が素敵だな、と思ったことも印象に残っています。

 SSAスペシャルメドレーということで、「キラメキラリ」「ラ▼ブ▼リ▼」「私はアイドル▽」「エージェント夜を往く」「arcadia」「Alice or Guilty」「"HELLO!!"」「GO MY WAY!!」「待ち受けプリンス」「i」「いっぱいいっぱい」「Vault That Borderline!」「空」は、7周年の時のメドレーよりも1曲1曲が長いので(基本はゲームバージョン程度の長さ)満足感はかなりのものがありました。フルで聴きたかったかな?と思うものも含まれているものの、これらの曲がノンストップで来るだけで、ペース配分を考えないと死にます…っていうか1日目は「いっぱいいっぱい」の時には死んでました(笑)。
 それはそれとして、このメドレーは「Alice or Guilty」や「"HELLO!!"」など、唄われることが無いと思われる楽曲が含まっているサプライズがあって、それだけでも大フィーバー。こういうところからも、未参加のユニットの息吹を感じられるようにしてくれる演出が「アイマス」のステージの良いところですね。電撃のイベントや8周年で唄われたことのある「"HELLO!!"」は、私が参加したライブにおいて唄われることが無かっただけに、今回メドレーとは言え組み込んでくれたことで体験できる喜びは最上級クラス。これで本当にジュピターや876の3名が来てくれたら…と思うのは贅沢なのかな…。10周年の時は絶対に来て欲しい!!…なんて思っていたら、2日目の「"HELLO!!"」がまさか、まさか! 戸松さんが来たぁぁぁっっっっ!!! しかも、メドレーなのに「"HELLO!!"」はフルコーラスっ!!! 会場の歓喜の声はこれまで聴いたことの無いレベルでした。私もこの瞬間、何かが弾け飛んだのが分かるくらい(笑)。恐らく、これまでの自分史におけるライブでの絶叫の第一位ではないかと思うくらい。もう、4周年で「ディアリースターズ」が発表され、その後にゲームをプレイして、コミックを読んで、本当に876プロの3名には強い思い入れがあっただけに、叶わないと知りつつ切望していた光景に、今こうして出逢えているという事実に驚き以上の喜びを感じ、しかも大好きな「"HELLO!!"」をオリジナルシンガーで聴ける喜びに大泣きしながら大声援を贈り続けました。周囲の方々も似たようなものかと思いますが、それらの声が形になって届けば、876プロが3人揃うのも夢じゃないと思います!
 で、その他ではある意味サプライズと言える「待ち受けプリンス」の披露は、思った以上にこの歌が私自身好きだと分かった瞬間であり、実は「"HELLO!!"」並に盛り上がったと言えるかもしれません(笑)。だから続く「いっぱいいっぱい」で死んだのかもしれませんね。ちなみに、「いっぱいいっぱい」では、原さんと仁後さんが律ちゃんメガネを掛けて登場して唄ってくれたのですが、原さんの雰囲気がとても若林さんに似ていたのが印象的でした。他にも765PROの楽曲をシンデレラガールズ、ミリオンスターズのメンバーが混ざって唄うステージであったこともあり、起用されたメンバーの絡み具合もなかなかの見所と言えました。特に2日目の黒沢ともよさんが「arcadia」を今井さん、長谷川さんと一緒に唄うなんて想像出来なかっただけに胸に熱いものが込み上げて来たのは言うまでもありません。それがこの後に来る「Romantic Now」で開花する訳です(笑)。

 このスペシャルメドレーの後、社長が出て来て「この9年間を振り返る」ということで、アーケード版、Xbox360版、PS3版「2」のPVを流し、1日目は初披露の「ワンフォーオール」の最新PVを、2日目はそれに加えてモバゲーにて配信される「アイドルマスター SideM」という男性アイドルプロデュースのソーシャルゲーム配信のPVが流されて、会場が大盛り上がりしたのが印象的でした。思えば思うほど、何であれほどジュピターが初登場したときにごたついたのかな…と思ってしまいます(理解はしているつもりですけれど…)。
 それと、2日目はメドレーが終わった後、中村さん、戸松さん、大橋さん、山崎さんの4名が並んで登場し、各コンテンツの主役的赤4名が勢揃いした光景に出逢うことが出来たことも大きな感動でした(私にとって「ガオレンジャーvsスーパー戦隊」でレッドが24人登場した時並みの感動です(爆))。

 15分も無かったと思える”情報コーナー”という休憩を挟んで3番目の分岐点、1日目は「お願い!シンデレラ」「Orange Sapphire」「Nation Blue」「Twilight Sky」「S(mile)ING!」「Never say never」、2日目は「Thank You!」「お願い!シンデレラ」「Romantic Now」「DOKIDOKIリズム」「アタシポンコツアンドロイド」「Nation Blue」の流れ。1日目、2日目共に「シンデレラガールズ」のブロックとなる訳ですが、1日目は起爆曲「Orange Sapphire」から続く青木さんの熱の入った「Twilight Sky」が印象的で、あっさりめだったCDと比べてとても良かったです(特に「上手く唄うんじゃなくて、心を込めて唄うよ」の箇所が響きました)。大橋さんの「S(mile)ING!」や福原さんの「Never say never」の2曲も既に安定の名曲となっており、確かに会場の心を掴んでいたように感じられました(そういう意味では、原(紗)さんの「ミツボシ☆☆★」もブロックは違えど同じ感覚はありました)。
 2日目も基本はシンデレラガールズであるものの、最初に起爆曲「Thank You!」が流れて「お願い!シンデレラ」に繋がったため、2つのコンテンツの主題曲の連続投下で休憩後とは思えない爆発力に繋がってしまいました。その為、そこから続く「RomanticNow」「DOKIDOKiリズム」「アタシポンコツアンドロイド」が凄まじい勢いになって、元々「ドキドキ!プリキュア」の主題歌で意識するようになった黒沢ともよさんが唄っていることからも超楽しみにしていた「Romantic Now」が、予想通りかそれ以上に楽しすぎてどうしようかと思ったくらいでした(笑)。「DOKIDOKIリズム」も8周年のBlu-rayで名古屋公演ダイジェストを観ていたからこそ対応出来たコールもあって、とても楽しく堪能させてもらいました。「ポンコツ」は1日目とは比較にならないほど会場全体が温まっていたからこそのテンションがあった様に思います。両日共に「Nation Blue」はその恰好良さが際立っていましたが、ビートを刻むタイプの歌なのでコール的には全体的に乗り切れていない感じは残りました。

 分岐から3回目の合流は「MUSIC♪」。各コンテンツから青いメンバーとして、今井さん、福原さん、田所さんで構成されたユニットで唄われた「MUSIC♪」は、765PRO ALLSTARS版とは違った歌唱で、これまた素敵な「MUSIC♪」が聴けたことは嬉しかったですね。こうして名曲を各コンテンツの代表者だけとはいえ、協力して唄われることの感慨深さときたら、それだけで胸が熱くなります。「MUSIC♪」も冬フェスで役割を終えてしまった感もあったので、こうして大切に歌い継がれて行く存在であることが嬉しく思いました。

 4番目の分岐点、1日目は「アフタースクールパーリータイム」「Happy Daring」「透明なプロローグ」、2日目は「Precious Grain」「素敵なキセキ」「ハッピー☆ラッキー☆ジェットマシーン」「恋のLesson初級編」の流れ。前のブロックと変わってこちらは「ミリオンスターズ」のブロック。印象的なソロ曲が続くこのブロックは、1日目は高難度の「アフタースクールパーリータイムを藤井さんが見事に歌いきり、ノリ大爆発の「Happy Daring」を夏川さんが盛り上げ、伊藤さんが思いを込めて「透明なプロローグ」を歌い上げる(胸がいっぱいになって声に詰まるシーンもありましたが、気丈に最後まで歌い上げていて立派でした!)。2日目は歌唱に定評のある田所さんがキッチリ「Precious Grain」で盛り上げ、更に会場を1つに纏め上げた山崎さんの「素敵なキセキ」、その炎を更に強くしてくれた「ハッピー☆ラッキー☆ジェットマシーン」を歌い上げた渡部さん(私にとってはご贔屓のソラカラちゃん!(笑))、そしてソロのフィナーレを見事に締めたMachicoさんの「恋のLesson初級編」。こうしてみると、1日目は1曲少ないのですが、ラストの演出が異なることを受けてのこと(勿論、両日のライブが終わって見て分かったことです)。

 分岐からの4回目の合流は「Sentimental Venus」。各コンテンツからピンク系の属性(この時は、カードの属性にて分けられていました)から選出されたメンバーは、1日目と2日目でちょっと異なり、釘宮さん、麻倉さん、木戸さんは両日変わらず、伊藤さん、愛美さんは1日目のみ加わりました。本質的な「Sentimental Venus」には違いが無かったものの、唄い終わってからの演出では人数が多い方が、中央舞台へ歩く釘宮さんを見守っている感が強くあって良かったかもしれません。にしても、「Sentimental Venus」はオリジナル歌唱のメンバー参加が殆ど居なかったので披露されないと思っていただけに意外な選曲には驚かされました(演出を考えると正しいとは思います)。

 「Sentimental Venus」を唄い終えると、最後のバトンが765PRO ALLSTARSに戻される演出として、歌唱を終えたユニットの中から釘宮さんだけが一人中央ステージへ一歩ずつゆっくりと歩みを進めます。そしてセンターに立って一呼吸置いて流れ始めるのは「my song」。5周年の2日目の釘宮さんがフラッシュバックします。思えばあの瞬間から私の中での釘宮さんへの変な抵抗感は払拭出来たので、そういう意味でもこの「my song」とこのシチュエーションはとても思い入れがあります。その時と比べ何倍も強くなった釘宮さんが歌い上げる「my song」は紛れもなく世界最高の「my song」だったと思います。
 それを受けて仁後さんがソロで披露する「チクタク」、続く原さんの「恋花」、滝田さんの「君が選ぶ道」、今井さんの「約束」。アイマスライブの1つの華でもある、最後に向けてのバラード連続投下。それぞれの想いが込められた各楽曲は、後輩への手本にもなる様な貫禄すら感じるパフォーマンスで、会場中を魅了する5曲だったと思います。個人的には「チクタク」「恋花」「君が選ぶ道」のどれも凄く好きな歌なので、聴けたことは感無量でした。
 中でもここで披露されると思っていなかった「約束」を唄う今井さんは、7周年の時の様に何かを背負った感じではなく、解き放たれた自由な表現で唄った「約束」であった様に感じた分、印象に残りました(8周年で浅倉さんが歌った「First Step」にも初披露の冬フェスの時と比べて同じ様なことを感じていたりします)。特に、1日目では中央ステージで階段状に昇って行き、一番最後のサビ部分でスポットライトが「バン、バン、バン」と伴奏に合わせて3段階に当てられ、背景のスクリーンの演出も含んで実に神々しく唄っていたのが素晴らしく、完璧なるセンターにてステージを観ていられたからこその感動があった様に思います。2日目は全く演出を変え、メインステージ側で唄い、まさかの765PROALLSTARSが後ろで手を繋いで見守る演出(7周年の時の様にシルエットではなく登場)が入り、最後の「ラララ…」を一緒に歌うというものに変わり、これはこれで感動的なシーンとして生まれ変わっていました。まさかこんな仕掛けを入れてくるとは思わなかっただけに、残る印象は強烈でしたね。
 ちなみに、2日目の「約束」はプレス側にも驚きだった様で、丁度アリーナへ繋がる階段のある入口+通路側の席だったこともあって、感動的なシーンの最中にそのプレスの記者が慌ててその通路をドカドカ駆け上がり、しかも私の真横で派手に躓いて鞄が私の足に当たる(謝罪も無し)という状況があって、ちょっと気持ちが削がれてしまったのは不運でした…(苦笑)。
 
 1日目だけはこの流れの後に存在する5番目の分岐点に「Thank You!」が来るのですが、神々しい「約束」の後にいきなりの起爆ソングだったので、正直テンション的に難しい部分はありましたが、一気にバラードで鎮まった会場には次への橋渡しとして強制的に上げるには丁度良い役割を担ったのかもしれません。ただ、2日目の流れの方が圧倒的に良い雰囲気で繋げられたかな、とは思います。

 そして到達する、今回のライブで誰もが思い描いた光景。「M@STERPIECE」の披露です。ダンスの振り付け、会場の使い方、シンデレラガールズ、ミリオンスターズの両メンバーをバックダンサーとして使う演出、何から何まで映画のアリーナライブを彷彿させる最高のステージでした。先にも書きましたが、観る位置によって感動出来るポイントが異なる可能性はあるものの、あの「M@STERPIECE」のステージで会場全体から受け留められる沢山の想いは恐らく皆同じだっのではないかな、と感じます。赤羽根プロデューサーではありませんが、「今日のステージ、絶対に忘れない」と思える光景に出逢え、その場に居られたことは本当に宝物となりました。「アイマスライブ」のこれまでの集大成として1つの到達点がこの「M@STERPIECE」のステージなんだと思います(これぞ「アイマスライブ」の真髄!ではないかと)。素直に「このコンテンツを応援して来て良かったな」と思えたことが何よりも本当に嬉しかったです。

 最後はこのライブのテーマ曲である「IDOL POWER RAINBOW」。初めて聴いた時はなかなか馴染み辛い感じがあったものの、聴いているうちに結構いい感じで楽しめる様になり、ライブのラストとしてはとても良い感じで会場を1つにしてくれていました。グランドフィナーレとして、会場全体へ感謝を伝える時間に使われたのですから、楽曲の位置付けとして”ノリのさじ加減”は絶妙と言える気がしました。素直に楽しさと感動を受け留めて、みんなが1つになれたと感じられる歌でした。

 全曲の披露が終わり、それぞれのグループが退場します。ミリオンスターズ、シンデレラガールズ、(2日目には「ディアリースターズ」括りで戸松さんが入りました)、そして765PRO ALLSTARSと、それぞれが自分達の看板に誇りを持って締め括ったその光景には本当に心から拍手を贈りました。この後にアンコールは無かった訳ですが、これだけ完成されたステージにおいて、予定調和的なアンコールが何も意味を成さないことはみんな感じていただろうと思います。素直に社長の言葉に耳を傾け、最後の一本締め、沸き起こる「アイマス最高!」コール、一際大きな歓声と拍手の後、皆に掛け合う「お疲れ様でした!」の何と気持ちの良いことでしょうか。退場時のBGMが「虹色ミラクル」であるの心憎い演出と言える気がしました(可能ならこの歌も聴きたかった!)。

 ちなみに、過去最高の公演時間となった5時間を2日続けた今回、自分の体のダメージとしては1日2回まわしの冬フェスの方が強烈でした(笑)。自分の体力限界が400として、今回の疲れが1日で300でしたが、冬フェスは1回が200なので、1日2回で400のダメージ量…という感じです。そのためか、翌日はそれなりに回復出来て何とか2日間を乗り切れました。2日間を終えてボロボロだったのは喉だけでした…(笑)。

 「ライブ」としての楽しさや魅力、完成度、「アイマス」ライブは演者の言葉の偽り無しに走り続けてると感じます。今回はステージ中央部分が昇降台で作られていて、立体的なステージを構成することが自由に出来たため(例えばピラミッドの様な3段や螺旋階段的な段組みなど)、その都度色々な顔を見せてくれるステージで、中央で前後左右の4面を代わる代わる使ったりして、多くの人に姿を向けられる様に演出していたのも印象深いものがありました。そういうステージギミックも含めて、いつも新しい光景に巡り合わせてくれているステージは、参加する度に新鮮味を感じられるということ自体が凄いことだと感じます。10周年まで残り1年半。今回観た「輝きの向こう側」の先には何があるのでしょうか。その先をみんなで見届けたい。春香が言います「素敵なところだといいな」。私達は赤羽根プロデューサーと同じ思いで言います「みんななら、きっと大丈夫」。未来は今日の延長、だから今を大切に。明日は追い掛けるものでなく今へと変えて行くもの。これまでの積み重ねがもたらす未来。きっと、10周年にはみんなで「ドームですよ、ドーム!」が言える日が現実のものになると信じています!

 このライブに携わった全ての方々に、本当にお疲れ様でした&素晴らしい時間をありがとうございました! 今回は特に楽し過ぎました!!

■付録 セットリスト(各種メディアで検証済(笑))

2/22(土) 2/23(日)
1. THE IDOLM@STER 全員 THE IDOLM@STER 全員
2. READY!! 765プロ全員 READY!! 765プロ全員
3. CHANGE!!!! 中村・たかはし・浅倉・仁後 CHANGE!!!! 中村・たかはし・浅倉・仁後
4. ラムネ色 青春 釘宮・平田・滝田・長谷川 ラムネ色 青春 釘宮・平田・滝田・長谷川
5. Rebellion 沼倉 Rebellion 沼倉
6. Mythmaker たかはし Mythmaker たかはし
7. ビジョナリー 下田 ビジョナリー 下田
8. 乙女よ大志を抱け!! 中村 乙女よ大志を抱け!! 中村
9. The world is all one !! 中村、山崎、大橋 The world is all one !! 中村、山崎、大橋
10. アタシポンコツアンドロイド 大橋・松嵜 PRETTY DREAMER 山崎・渡部
11. TOKIMEKIエスカレート 佳村 トキメキの音符になって 麻倉
12. ましゅまろ☆キッス 松嵜 オリジナル声になって 木戸
13. ミツボシ☆☆★ 原(紗) Blue Symphony 田所・Machico
14. MEGARE! 長谷川、Machico、原(紗) MEGARE! 長谷川、Machico、原(紗)
15. Blue Symphony 田所・雨宮・藤井・Machico Orange Sapphire 原(紗)・佳村・三宅・山本
16. ライアー・ルージュ 雨宮 あんずのうた 五十嵐
17. 流星群 愛美 おねだりShall We~? 高森
18. PRETTY DREAMER 山崎・夏川・渡部 メルヘンデビュー! 三宅
19. ALRIGHT* 浅倉 ALRIGHT* 浅倉
20. 自転車 平田 自転車 平田
21. edeN 長谷川 edeN 長谷川
22. 自分REST@RT 今井・原・下田・沼倉 自分REST@RT 今井・原・下田・沼倉
23. SSAスペシャルメドレー
(1) キラメキラリ 仁後・釘宮・山崎・松嵜 キラメキラリ 仁後・釘宮・山崎・松嵜
(2) ラ▼ブ▼リ▼ たかはし・渡部・佳村 ラ▼ブ▼リ▼ たかはし・渡部・佳村
(3) 私はアイドル▽ 中村・浅倉・滝田・Machico 私はアイドル▽ 中村・浅倉・滝田・Machico
(4) エージェント夜を往く 平田・下田・青木 エージェント夜を往く 平田・下田・青木
(5) arcadia 今井・長谷川・雨宮 arcadia 今井・長谷川・黒沢
(6) Alice or Guilty 沼倉・たかはし・愛美・福原 Alice or Guilty 沼倉・たかはし・福原・三宅
(7) "HELLO!!" 原・夏川・大橋 "HELLO!!" 戸松
(8) GO MY WAY!! 浅倉・長谷川・麻倉・田所 GO MY WAY!! 浅倉・長谷川・原・麻倉・田所・大橋・高森
(9) 待ち受けプリンス 釘宮・平田・藤井 待ち受けプリンス 釘宮・平田・山本
(10) i 今井・下田・木戸・原(紗) i 今井・下田・木戸・原(紗)
(11) いっぱいいっぱい 仁後・原 いっぱいいっぱい 仁後・原
(12) Vault That Borderline! 沼倉・中村・伊藤 Vault That Borderline! 沼倉・中村・五十嵐
(13) 滝田・出演者全員 滝田・出演者全員
24. お願い!シンデレラ シンデレラ全員 Thank You! ミリオン全員
25. Orange Sapphire 原・佳村 お願い!シンデレラ シンデレラ全員
26. Nation Blue 青木・福原 Romantic Now 黒沢
27. Twilight Sky 青木 DOKIDOKIリズム 山本
28. S(mile)ING! 大橋 アタシポンコツアンドロイド 大橋・松嵜・五十嵐・高森
29. Never say never 福原 Nation Blue 青木・福原・黒沢
30. MUSIC♪ 今井・田所・福原 MUSIC♪ 今井・田所・福原
31. アフタースクールパーリータイム (今井)・藤井 Precious Grain 田所
32. Happy Daring 夏川 素敵なキセキ 山崎
33. 透明なプロローグ 伊藤 ハッピー☆ラッキー☆ジェットマシーン 渡部
34. Sentimental Venus 釘宮・麻倉・木戸・伊藤・愛美 恋のLesson初級編 Machico
35. my song 釘宮 Sentimental Venus 釘宮・麻倉・木戸
36. チクタク 仁後 my song 釘宮
37. 恋花 チクタク 仁後
38. 君が選ぶ道 滝田 恋花
39. 約束 今井 君が選ぶ道 滝田
40. Thank You! ミリオン全員 約束 今井・765プロ全員
41. M@STERPIECE 765全員+シンデレラ・ミリオンはダンサー参加 M@STERPIECE 765全員+戸松・シンデレラ・ミリオンはダンサー参加
42. IDOL POWER RAINBOW 全員 IDOL POWER RAINBOW 全員(戸松含む)

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