「THE IDOLM@STER MILLION LIVE! 1stLIVE "HAPPY☆PERFORM@NCE!!"」参加への想い
今年2月に行われた「アイドルマスター」最大のライブ「M@STERS OF IDOL WORLD!!2014」から3ヶ月ちょっと。昨年2月の冬フェスにて初披露となった「アイドルマスター ミリオンライブ!」というGREEでのソーシャルゲームが、1年の間に積み重ねて来た様々なことをキチンと披露する場として位置づけられたと感じる1stライブの開催日が近づいて来ました。「HAPPY☆PERFORM@NCE」と付けられた副題に込められた想いに負けないステージを体験できることを信じている私ではありますが、その気持ちに至るまでには色々な通過点が必要でした。
ソーシャルゲームとして産声を上げた「ミリオンライブ!」は、その1年先輩である「シンデレラガールズ」とどうしても比較される運命。ゲームそのもの、様々な展開、楽曲、声優さん等、構成要素が同じであるために尚更です。「シンデレラガールズ」をプレイし始めて1年が経ち、楽しさに限界を感じていた頃に登場したこともあって、マイナス面の感情ばかりが生まれました。「またソーシャルゲームでの展開か…」と。
開始当初の仕様では後発組の割にはありふれたカード系ゲームであり、先んじてリリースされた多くのゲームを研究したのかは正直微妙な感じ(汗)。そんなシステムに「シンデラレガールズ」の様なサービス開始序盤に765プロの面々が出て来るだけで直接的な関わりを持たない世界観が展開されるならまだしも、最初から765プロのメンバーと「同じプロダクションに所属する」という不変の関係性を持った新人たちが登場するのですから、当然「俺たちの765プロに有象無象が加わるのか」となれば面白くはないでしょう。
その追加された人数も一気に37名、そのキャストの多くがまだ無名に近いフレッシュな方が多いということで、「ただでさえ手一杯なのに…」という重く圧し掛かるマイナスの感情も少なからず覚えました。
サービス開始から程無くしてWebラジオも始まり、今出来る展開で一気に畳みかけたある意味”全部盛り”の売り込み方は「765プロが長い歳月を費やして築き上げて来た多くの道筋」を売名に利用しているいる様にも映り、決して全てが歓迎された訳では無い気がします。少なくとも私も毛嫌いする程ではないものの、やはり言葉では表現できない「うーん…」というモヤモヤした感情はありました。これまで「ゲームありき」で接して来た私としては、キャラや声優さんを前面に強く出している感のある「シンデレラガールズ」ですら展開に対して距離を置いていたくらいなので、似た様なのがまた増えることに対して「新展開」とは言え素直に喜べない自分が居たのは間違いありません。
ゲームはともかく、新曲が増える分には歓迎するのでCDだけでも楽しめれば…と思っていたところ、CDリリースはそれまでの日本コロムビアから手を離れてランティスが担当することになり、作詞作曲の布陣はランティスお抱えメンバーという異なるものに。初めにリリースされた「Thank You!」こそこれまでアイマス曲を手掛けた方が担当されましたが、それ以降は「アイマス曲」というよりも「ランティス曲」であり、「シンデレラガールズ」はキャラソンに寄った印象ながらも”アイマス色”を感じたのに、「ミリオンライブ!」はそれが無いためにかなり違和感を覚える状況が続きました(そう考えると「シンデレラガールズ」は表面的に765プロの恩恵は受けていないにしても、楽曲面では765プロの恩恵を受けているのですよね)。イベントチケット応募券封入商法も存在し(最初の「Thank You!」が一番酷かった(苦笑))、その為に予約しなければフライングですら入手出来ない事も。CDシリーズの「LIVE THE@TER PERFORMANCE」ではドラマパートのオーディエンスに物凄い違和感を覚え(馬鹿の一つ覚え的な会場の反応に辟易。まるでリアリティの無い「俺たちってこんな風に捉えられていたのか」という糞反応は最後まで修正されず…(苦笑))、765プロメンバーと新人たちの絡みも素直に受け止められず、違和感だらけのCDシリーズは苦痛を感じることもあったくらい。このCDシリーズには毎回イベント応募券が封入されており、最初の2回は申し込みをしたものの、「リリースしたCDのイベント」というよりは「Webラジオの延長」ということが分かってから興味が無くなり、応募すらしなくなった私は「シンデレラガールズ」以上に距離を置いてコンテンツと接して来ました。
それでも、ゲームとしては無課金プレイでも「シンデレラガールズ」よりは気楽に楽しめるもので、イラストやイベントに意外性もあって(顔がこちらを向いていなかったり、髪型や恰好が全く標準と異なっていたり、通り一辺倒でないことで)思っていたよりは続けられていて、一気に増えた37人に対しても際限なく増える「シンデレラガールズ」に比べて断然記憶に残り(笑)、世界観的にも765プロのメンバーと一緒に居ることも気にならなくなり始めて、サービス開始当初に「うーん…」と感じた気持ちも少しずつ薄れつつありました(「LIVE THE@TER PERFORMANCE」シリーズのCDもドラマはともかくとして、歌は聴き続けているうちに好きになるものも増えて来た)。そんなタイミングで行われた「アイドルマスター」の8周年記念ライブ。ここで、私の中に1つの転機が訪れます(…って、ここまでの前振り長っ!(汗))。
8周年ライブは「ゲスト」として出た「ミリオンライブ!」のメンバーですが、全公演の中で出演したのは5人と少ないものの、私が参加した公演に出演された3名の持ち歌は気に入った歌ばかりだった割にはキャストの皆さんを全く知らなかった(というよりあまり興味が無かった)ので、どんなステージを披露してくれるのかな…と思って蓋を開けてみたら、想像していたより楽しく、荒削りな部分は勿論ありましたが、それでもちゃんと「アイマス」のステージとして受け止めることが出来たのです。周囲の反応としては本家である765PRO ALLSTARSへの声援に比べれば一段下がるのは否めませんでしたが、それでも私自身が「楽しい!」と思う瞬間が確かにあって(勿論、相応の準備をして臨んだというのもありますが)、眼前で披露されたパフォーマンスそのものが声援を贈る力になったのは間違いありません。その気持ちを忘れずに今後も向き合おう、ちゃんと名前を呼んで声援を贈ろう、と決めたこの8周年ライブは気持ちの方向を変える大きな切っ掛けでした(8周年ライブの感想はこちら:横浜 幕張 幕張LV)。
そしてその5ヶ月後、さいたまスーパーアリーナ(以下SSA)での公演にて「ミリオンライブ!」勢が一気に11名もステージに立ち、ゲストとしてではなく「ミリオンスターズ」という「ミリオンライブ!」の看板を背負って765PRO ALLSTARSと対等の位置に立ち、素晴らしいステージを創り上げる力となってくれました(SSAライブの感想はこちら)。8周年のステージから半年ほどで一気レベルアップしたパフォーマンスを観て驚くと共に、その裏で直向きに努力を重ねて来たであろうその姿に、コンテンツに対して抱いていたマイナス感情はほぼ完全に無くなりました(彼女たちの頑張りとコンテンツに対する感情は一括りにするべきではない、と)。「ミリオンライブ!」のメンバーに対する会場の熱量も8周年ライブの時に比べれば圧倒的に増え(観客数が多くなっただけでない感覚)、そしてその会場で発表された「ミリオンライブ!」単体での1stライブ開催決定の報に対する反応の大きさに、上がる私のテンション! この時既に決まっていた「シンデレラガールズ」の1stライブから2ヶ月後というタイミングには驚かされましたが、「参加したい!」という想いは急激に高まるのでした。
SSAから1ヶ月ちょっとで先に行われた「シンデレラガールズ」の1stライブは、キーワードとなる「シンデレラ」のお城がある東京ディズニーランドのお膝元にある舞浜アンフィシアターにて開催され、これまた予想以上の素晴らしいパフォーマンスに胸を熱くしたのも記憶に新しく、「ミリオンライブ!」から見ればコンテンツとして1年先輩となる「シンデレラガールズ」が創ったステージは、紛れもなく「アイドルマスター」の血筋であり、独自の魅力も含んだ新たな風も感じさせてくれました。「シンデレラガールズ」はサービス開始直後こそ765プロの力を借りていたものの、2年掛けてコンテンツとして独り立ちの準備を整えてこの1stライブにて自分たちのステージを形にしました。それを考えると、「ミリオンライブ!」はそれを更に1年縮めてほぼ同じ目標を課せられていると思うと、幾ら「765プロ」と世界を共有しているとは言え、それだけに頼った展開ならば「ミリオンライブ!」単独として開花しない訳ですから、相当に厳しい課題なのだろうということを感じます。毎月CDリリースのイベントを積み重ね、8周年ライブやSSAライブなどの大きなステージを経験して辿り着くその成果は、これから私たちが目撃者になる訳です。最初からその存在に対して決して好意的だった訳ではない私ではありますが、SSAを境に「ミリオンライブ!」のキャストさんにも少しずつ興味を持つ様になり、細々としたものを色々と積み重ねるうちに、1年という期間の中でどのくらいの成長を遂げたのかキチンと見届けたい思いが強くなっていたのは紛れもない事実でした。
結果的にSSA公演後に注目度が一気に上がった、といった理由からかSSA前に受付を終了していた「シンデレラガールズ」1stライブよりもチケットがプラチナ化してしまい(会場キャパは中野サンプラザと舞浜アンフィシアターでほぼ同じなのですから明らかに競争が激化したと思います)、現地参加は叶いませんでしたが、最終的にはライブビューイングの開催も決まり、そちらで両日参加することが出来ます…って、実はライブビューイングですら最初の先行申込で全て落選する(しかも仲間内全員…(汗)。「新宿バルト9」を指定したのが敗因なのかも…)という衝撃的事実があり、友人のつてで会場はバルト9でないにしても何とか参加出来るという状況は本当に焦りました。注目度が上がっているのは嬉しいものの、そろそろ本当に何にも参加出来ない場合の覚悟が必要になって来るのかもしれませんね…(汗)。
ライブビューイングとは言え参加が叶い、ステージを見届ける準備は整いました。1stライブに向けて「ミリオンライブ!」のゲームも大型バージョンアップが行われ、そのPVでは新たに結成された「レジェンドデイズ」(響・伊織・やよい・亜美・律子の765PRO組)、「乙女ストーム!」(未来・杏奈・瑞樹・翼・百合子のミリオン組)の2ユニットがそれぞれ新曲を披露していたことからも、ユニット内での色々なドラマが展開されることが想像出来て、今後が楽しみと思える、私好みの方向に振ってくれた印象です。ソーシャルゲームとしての側面がそれほど感じられないのも良い感じです(笑)。
とにかく、後は当日を迎えるのみ。ライブビューイングであっても、会場に居るつもりで全力で声援を贈る所存です!
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