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2014年8月 3日 (日)

「THE IDOLM@STER 9th Anniversary WE ARE M@STERPIECE!!」大阪公演両日参加

 改めて振り返ると、2月に「アイドルマスター」の史上最大規模ライブに参加し、4月にはシンデレラガールズの1stライブ、6月にはミリオンスターズの1stライブ(こちらはライブビューイング参加ではありましたが)にそれぞれ参加し、「アイドルマスター」としての括りで考えれば隔月で大きなライブに参加している状況という2014年のアイマスライブ参加事情。コンテンツが大きな柱として3つで独立活動して行けることに手応えを感じた2月のさいたまスーパーアリーナでのライブから約半年。9周年となる2014年は昨年に引き続き予想もしていないツアーでの開催となり、しかも大阪、名古屋、東京と3都市とも2Days公演で1万人前後の収容力を持つ会場での開催という、これまでのツアーと比較するとかなり大きい規模のツアーと言えるもの。これも10周年に向けての布石なのかな?と感じつつ、毎回気が気でない「チケットが獲れるか否か」について心配する日々と戦わねばならないのが辛いところではありますね…(汗)。

 今回、新作ゲームでもある「ワンフォーオール」の封入シリアルにて2公演の先行申込が出来て、東京公演2日目は何とか当選したものの、それ以外は全てのチャンスにて全滅。8周年の幕張公演2日目に続いて、今回の9周年も2Days現地参加は叶いませんでした(涙)。東京公演は獲れなかった方が多く居る様でプラチナ化している模様ですが、ツアーファイナルである2日目が手に出来ただけでも感謝しなければならないですね。

 東京公演初日が獲れなかった分、と言っては何ですが、東京公演初日参加が難しいならば、代わりにツアー開幕に立ち会いたい!と大阪公演初日もダメ元で申し込んでみようかな…?という気持ちが湧きあがり、取り敢えず「当選したら行こうかな」という半ば冗談半分の申し込みをしたところ、見透かされた様に大阪公演が当選(汗)。1公演だけのために遠征するのもなぁ…と思ったら、一般販売にてまさかの2日目も確保出来てしまい、大阪遠征するためのお膳立てが揃ってしまいました。ということで、私がアイマスライブに参加する様になってから初の遠征(しかも単独)と相成りました。なるべく安く行きたいけれど、あまり時間的に辛いのも嫌だし…と色々調べていたらそれなりのプランがJR東海で提供されていて、往復のぞみ号で2泊付けても新幹線代程度で済んだのは良かったです(それでも2日分のチケット代も考えると決して安くは無いですけれど…)。

■8/1:ライブ前日

 大阪公演は前日物販を行うということで、ララビットマーケットのTwitterをチェックしていたところ、公式系で売り切れると思っていたものが軒並み残っており、「大阪は意外と穴場?」と思ったものの、「でも遠征組は前乗りしないだろうから、それを考えると明日の朝が勝負だろうな」と気持ちを引き締めるも、元々初日は朝早い時間に現地入り出来る訳ではないので到着時の状況を受け入れるのみ。なる様にしかならないことを改めて思いながら遠征準備を開始。結局床に就いたのは午前1時を過ぎた頃でした。しかも、準備が完全に終わっていないのに(笑)。

■8/2:ライブ初日(移動~物販~入場待機)

 11:00東京駅発の列車に乗ることもあって、朝は普通に6:30に起床して遠征準備の続き。9:00過ぎに自宅を出て、そのまま会場入りすることを考慮して昼飯およびライブ前の軽食、ドリンク類を調達して新幹線に乗車。ドリンクに関しては現地で欲しい銘柄が買えない可能性のあるもの(ヘルシアウォーターとリポビタンD11)は念の為に買って持ち込み。更には出発前に確認した天気予報で現地は雨が降る可能性が高いことを知り、予定に無かった折りたたみ傘も持ったりして予想よりも重たい装備になり焦りました。

Img_3664s 新大阪に着いてからは御堂筋線に乗り換えて、中央線を経て会場であるインテックス大阪の最寄駅である中ふ頭駅へ。着くと本当に雨が降っており、傘を持って来て良かった!と思うものの、肝心の物販は購入予定の半分以上が買えずに終了(Twitterで状況は把握していたものの、まさか限定CDまで売り切れるとは…涙)。それでも友人に依頼されているアイテムや急遽購入を決めた(?)コンサートライト13色セット(9th Ver.)などを購入すると、それはそれで大荷物になり、会場に直接来たこともあって重たいは嵩張るはで大変な状態に(汗)。ということで、コインロッカーを探してみると空きがあったので利用しようと思ったら…、購入したB1タペストリー(友人から依頼物(笑))がどうやっても入れられずに、それだけは持ち歩くことに。それでも大分身軽になりホッと一息。後は開場時間を待つのみということで、物販会場側に飾ってあったフラワースタンドをのんびり眺めつつ、開場までの時間を過ごしました。ちなみに、私が到着した時の場内BGMはずっと「M@STERPIECE」のシングルがループしていたのですが、途中から変わって「チェリー」とか流れ始めたので「これは今日のライブの方向性示唆か?!」とちょっとテンションアップ。

 17:00の開場時間近くなって入場待機列が形成され始めたので、その列に付く前に買って来た軽食(パン)を食して栄養ドリンクを飲もうと思ったら、パンはロッカーに入れてしまっていた事に気付き(汗)、チャージは栄養ドリンクのみで待機列へ。間もなく入場開始されるからこその待機でしたが、10分経過しても20分経過しても全く開場されない状況となり、「何が起きたんだ?」と思うものの詳細は分からず仕舞い。で、入場待機列も凄い長く伸びてこれはこれで凄い光景に…。周辺のスタッフも色々と大変そうに動いていましたが、結局開場したのは17:50頃。会場確認の遅れ、といった話がTwitterに流れていたりしましたが、取り敢えず無事に開場したのは良かったです。とは言え、開場が1時間近く遅れた分、セットリストに影響が出たりしないのか心配は残っていましたが…。

 簡素な手荷物検査を通過して会場内に入ると、場内雰囲気は「フラットな幕張イベントホール」的な感じで、自分の座席は57列と多少後ろの方の真ん中辺りでしたが私的には問題無し…というより、遠征した地で参加するアイマスライブという初体験の熱量に体が支配されていたので、参加出来ているだけで十分な満足度であったのは間違いありません(笑)。それでも座席がパイプ椅子で95番までギッシリと横並びとなっている為にかなり狭い状況なので、これは本当に自席の幅で如何に周囲と一緒に楽しむかが勝負ということ。最後まで心置きなく楽しめる様なメンバーが周囲に来てくれることを祈りつつ開演の時を待ちます。

 場内待機BGMは「Thank You!」が流れたりもしていたので、「これも今日の方向性か!?」と期待感は既に最上級レベル。そんな中、これまで体験して来たアイマスライブにおいて場内待機BGMでテンションが上がって来た皆でコールを入れたりするのが普通の光景だったものの、大阪会場では基本的に無し。少し寂しい感じはありましたが、静かにテンション上げるのも悪くは無いですね(笑)。「ミリオンライブ!」のプラチナスターライブ・シーズン2や「CV」のプロモーションビデオも流され、「CV」ではアイドルマスターに特化したバージョンが流され、今井さんが千早の他、春香ややよいを演じていたり、美希を伊藤かな恵さん、真を沢城みゆきさん、貴音を小林ゆうさん、響を雪野五月さん、雪歩を金元寿子さん、律子を明坂聡美さん、亜美真美を三上枝織さんが担当しているのを聴いてなかなか面白いな、と感じました。最後のオチをたかはし智秋さんが担当しており(笑)、あずさ以外にも伊織を演じているのがいい感じでした。

■8/2:ライブ初日(ライブ)

 そうこうしているうちに本来の開演時間から45分遅れて場内暗転。社長の登場か…と思ったら、壇上に静かに現れたのは坂上プロデューサー。しかも、いつものオレンジのポロシャツではなく、湧き上がりそうな「ヘンタイ」コールをも抑止して、語りだすのは開演が遅れた理由について。流石に茶化すこともなく、静かに聞き入る会場の皆さん。釘宮さんが体調を崩して出演が危ぶまれたこと、ギリギリまで出演に関しての協議を重ねたこと、本人の強い希望により予定よりは曲数を減らすものの出演を決めたこと、皆で力を合わせて全力でツアーを駆け抜けることを語る坂上プロデューサーの言葉を受け留め、改めて気持ちを引き締めた私。それは会場の皆さんも同様だったと感じました。先日の「ミリオンスターズ1stライブ」の田所さんのことを思い出し、ここでも765プロの結束が改めて問われるんだな…と。そう考えると、これから自分が体験するのは恐らく出逢いたくても出逢えない特別となるステージの1つとなるはず。自分に出来ることは最高のステージを創り上げるための力として声援をステージに届けるだけです。
 坂上プロデューサーが舞台袖に下がった後は、スクリーンに映し出される社長! 9周年ツアー開幕への想いを述べ、諸注意はプロデューサーを呼ぶのかと思いきや、出て来たのは何と律子!(しかも黒塗り(汗)) 社長と小気味良いやり取りが開演前のワクワクドキドキを一旦落ち着かせて、開演へのボルテージを1つに纏め上げてくれました。そして始まるオープニング! ここ最近では定番化され始めた映像付のオープニングです! この方がステージ上の準備時間を稼げるでしょうし、会場側の視線をスクリーンに集中させることも出来るし、何よりオープニングの最後にライブのタイトルがスクリーンにバーン!と出るのは盛り上がりますよね(笑)。ということで、「THE IDOLM@STER 9th Anniversary WE ARE M@STERPIECE!!」開幕です!

 オープニングはやはりアイマスの顔とも言える「THE IDOLM@STER」。ライブの中でも歌われている回数はトップであろうこの曲は、アイマスの歴史そのものと言える1曲。7周年からはアイマス史において大きな足跡を残したアニメのオープニングを飾った「READY!!」がオープニングを飾ることもありましたが、やはりアイマスと言ったら「THE IDOLM@STER」だと思うのは私だけではないでしょう。もう血肉になったであろうコールも安定度抜群…って、流れに身を任せすぎると間違う恐怖を併せ持つのも、この曲の楽しいところと言える気がします(笑)。今回は生バンドでキーボードも居ます! しかも、冬フェスに引き続いて持山翔子さん! ギターも大内慶くん! ベースは8周年に引き続き大山徹也さんと、過去のアイマスライブにおいてステージを支えてくれたメンバーが揃っているのも心強い限りで、開幕の全力全開を気持ち良く引き出してくれました。更には弦楽四重奏チームも加わって、冬フェス以来の分厚い音で楽しませてくれます。

 1曲目を終えてのMCタイムは自己紹介&衣装披露。体調の不安がある釘宮さんへの気遣いの声援と「がんばります」という覚悟の一言に温かな拍手が鳴り止まなかった(様に感じた)のは印象的でした。中村さんという座長を欠いた開幕というのも初めてだと思うので、そういう意味ではとても新鮮。物足りなさを感じることもなく、6名という決して多くないステージ上の皆さんへの不安は何も無く、どんなステージで魅せてくれるのかという楽しみだけが自分の気持ちの全てでありました。「会場の姉ちゃーん!」に対するレスポンスも以前より増えている感覚があり、確実に着実にそのファンを増やしている「アイドルマスター」というコンテンツには改めて驚かされます。
 準備のあるメンバー(今井さん、釘宮さん、沼倉さん)を送り出して、衣装披露タイム。今回の衣装は「ワンフォーオール」のメイン衣装「チェックMYノート」がベースになったもので、それぞれのデザインに大きな違いは無いもののタイツ等に個性がキラリ。カメラさんが太ももをアップで抜いたりしてくれて湧き上がる歓声!(笑) その後、お約束の「回って」を舞台の左、右、中央で披露したら、準備が整ったということで2曲目へ。

 始まったのは「ラムネ色 青春」! 「神SUMMER!!」に続く夏にピッタリのナンバーは、2月のSSAで初めてフルコーラスを聴いた時と異なり、CDが発売されてキチンと学習出来ていたこと、そして何よりもオンシーズンであること(笑)、そんな条件が揃っての「ラムネ色 青春」は格別でした。やはり釘宮さんが本調子でないのは感じてしまいましたが、それでも懸命にパフォーマンスする姿はしっかり瞳に焼き付けました。「声援を贈るしか支える方法はないけれど、皆が着いてる、頑張れ!」という気持ちで全力全開です。

 次は何が来るのかな…と思えば、久し振りに感じる「スタ→トスタ→」を引っさげて下田さんが登場! ソロ開幕の位置付けは2011年の新春ライブ以来でしょうか。「黎明スターライン」も好きですが、やはり素直に楽しいのは「スタ→トスタ→」ですね。
 そして「スタ→トスタ→」が終わって次の曲へ突入…と思いきや、リズムを刻むバンドと下田さんの掛け合いで、会場を巻き込んでのコール練習タイムへ(笑)。リズムの感じから察しがついた「おとなのはじまり」ではありましたが、8周年の時に味を占めたらしく(笑)「Go Go Let's Go Adult!」のコール練習は、特に「アハン/ウフン」の言い方に重点を置いての下田さんの指導に応える会場が素敵すぎました(笑)。そんな練習を重ねながら、そのまま歌に突入するというのが生バンドであることの利点。全然切れ目無く、そのまま歌披露に突入する気持ち良さと言ったら、正にライブ!という感じでとても良かったです。
 唄い終えると曲が続かずにMCタイム。しかも、下田さんが「大事なお話しがあります」と意味深なフリをして来るものだから、ちょっと身構えると…「給水ターイム!」ということで、皆で乾杯モード(笑)。確かに会場内は結構な暑さだったこともあって、こうした時間が明示的にあるのは嬉しい限りではあるものの、タイミングとしては随分早い投入だな…と思っていたら、下田さんはこの後ももう1曲歌うとのことで(驚)、何と1人で3曲連続という、これまでに無い構成に「今回はそう来たか!」と思いました。4周年の時には2人ずつ組んでソロとユニットを唄う流れの中で2曲続くことがありましたが、今回はソロを大量投下するという方向性なのだな、と。9年間で多くのステージをこなしたからこその構成とも言えるだけに(その証拠に2曲続けて激しい歌を披露した下田さんは息の乱れ無くMC出来ていました)、ある意味でその成長振りをも体感出来るステージに俄然期待が高まりました。勿論、何が唄われるのかも含めて。
 給水タイムが終わって下田さんが案内した次の曲は…「ジェミー」! とても好きで聴きたいと思っていただけに、この披露は凄く嬉しい! 6周年以来?となる「ジェミー」はその可愛らしさにも磨きが掛かって、愛らしさが印象に残る披露となりました。

 下田さんが唄い終えた後、誰が続くのかな?と思ったら、流れて来たのは「何度も言えるよ」。浅倉さんだ! ということで、こちらも披露機会が結構少ない曲だったので聴けて嬉しかった1曲です。「あずみん」コールもすっかり定着したことを感じられたのも嬉しかったです(5周年を体験しているので感慨深いものがあります)。
 唄い終わるとMCタイムへ。ここでも給水タイムが用意され、浅倉さんの音頭で乾杯に。これ、もしかしたらこの後全員この流れ?(笑)と思いながらMCを楽しみ、次は続けて2曲ということで「ハミングロード」と「ALRIGHT*」を披露。「ハミングロード」は今回聴きたかった1曲で、浅倉さんにとっても合っていると感じるお散歩感のある可愛い1曲。途中のハミングの部分も聴けて大満足。「ALRIGHT*」はもうド定番になった感じで、こちらも「あずみん」コールがすっかり定着していて嬉しさがこみ上げました。

 続く滝田さんは、まさかまさかの「ID:[OL]」を披露! しかも、これまた生バンドの利点を最大限に活かして、途中にコール練習(「Monday」から「花金Friday」までの部分)を含めて、途切れることなくまた歌へ戻るという素晴らしいシームレス展開。そのコール練習のトーク部分が「ID:[OL]」での社長と小鳥さんの掛け合い的な位置付けになっていることもあって、社長の台詞が一切無くてもちゃんと「ID:[OL]」として成立していたと感じます。これは生バンドでなければ出来ない歌だなと感じると共に、いきなり完成度の高い状態に出逢えたことにも驚かされました(コール練習前からちゃんと出来ていたプロデューサーさん達に滝田さんが驚いていた話が印象的でした)。
 MCタイムはまたもや給水タイム。しかも、滝田さんだけ何やら小芝居的な流れになり、台本として何故かネタを入れる方向になったことを暴露(笑)。滝田さんはいつの間にかこういう立ち位置の人になりましたね。そんなところも小鳥さんとの相乗効果に結び付いている気がします。ちなみに、先の「ID:[OL]」ではダンス審査員・軽口哲也の唄うラップ部分を滝田さんの提案で赤羽根さんが担当、新たに録り直したという話も出て「おぉー」と湧く会場。全く気付きませんでした(笑)。
 続く滝田さんの2曲は「空」と「君が選ぶ道」。「空」は小鳥さんの代表曲でもあり、滝田さんが2番を「一緒に歌って!」ということも多くあって、今回も2番から合唱モード。この合唱モードは個人的に好きなので、ライブならではの楽しさだな、と今回も実感。「君が選ぶ道」はSSA2014以来の2回目の披露ですが、やはり胸に来るものがありました。心情的にとても共感出来るものがあるので余計にそう感じるのかもしれませんが、本日初めての目頭攻撃でした(笑)。

 滝田さんが唄い終わると、出演者を全員呼び寄せてMCコーナー。唄った曲の感想を交えながらのトークにて、「ラムネ色 青春」を歌った沼倉さんがラムネに扮する流れとなり、頭をポンと押されるとラムネの栓が抜けて弾けるシーンを繰り返しやることになって、可愛いというか可哀想というか不思議な空間がステージ上に繰り広げられていたのは印象的でした(笑)。

 トークを終えると「VTRを観てください」ということで、スクリーンに映し出されたのは今回のライブに出演していない、若林さん、たかはしさん、仁後さん、平田さん、長谷川さんの5名。応援も兼ねての「お題トーク」を展開。この時の進行役(?)は長谷川さんで、トーク内容は「今井さんの面白い話」「滝田さんの驚いた話」「釘宮さんの可愛い話」ということで、それぞれ長く共演して来た皆さんだからこその楽しい話が展開しました。今井さんの面白い話では主にやよい愛の重さについて仁後さんの本音が聞けたり、滝田さんの驚いた話ではたかはしさんも舌を巻くほどに急にモノマネをブッ込んで来たりすることが語られたり、釘宮さんの可愛い話では、存在自体が可愛いという話から言葉選びが可愛い、おしゃれさんであるなど色々と語られました。

 トークが終わると「特別な映像を」と言うことで、「おぉっ!?」と期待が高まる会場。でも、流されたのは「ワンフォーオール」で発表された新曲「キミ*チャンネル」と「Destiny」の特別編集PVということで、少し下がるボルテージ(汗)。元々、大きい発表は行われない、という話でもあったので(パンフレットでの石原ディレクターのコメントから)流された映像を普通に楽しんで終了…と思いきや、そのPVから復帰したトークコーナーのラストで、「今日は私達の代わりに会場に居るみんなが私達の歌を唄ってくれるんです」との話があって、そのままライブパートへ! これは上手い緩急の付け方だなぁ…と演出にも抜かりないことに感心することしきりでした。

 「765プロカバー曲コーナー」と言えば良いのか、この予想もしなかった展開の開幕を飾るのは、沼倉さんの「マリオネットの心」! 普通に長谷川さんが唄う時でも盛り上がるこの歌を沼倉さんが唄う! もう会場の歓声は本日最大だった様に感じました。その盛り上がりに負けないパフォーマンスを堂々と披露した沼倉さんを筆頭に、下田さんの「キラメキラリ」、浅倉さんの「乙女よ大志を抱け!!」と続き、それぞれの親和性も然ることながら、オリジナルシンガーのダンスをも取り入れたその完成度の高さには「これが経験に裏打ちされたパフォーマンス!」と、気持ちの盛り上がりは青天井状態でした。
 そして次に来たのは「聴きたい!」と強く願ったものの、この歌を唄うオリジナルシンガーは名古屋で揃うということもあって「大阪じゃ”まさか!”の確率すらないよなぁ…」と思っていた「YES♪」! 唄うのは沼倉さんという、これはこれでかなりレア! もう心の中で絶叫したくらいに嬉しい披露でした…が、それとは裏腹に、会場はいまいちこの曲をちゃんと知っている人が少なかったのか、思ったより乗れてない空気(汗)。しかも、個人的には入れるべきだろうと思っていた「YES!」のコールが誰も入れていないことや、入れる必要を感じない「ハイ!ハイ!」というコールなどかなり消化不良。最後までそのもやもやは消せなかったけれど、最初で最後かもしれない「YES♪」を自分なりの精一杯で楽しませて頂きました!
 そして続いたのは、そのもやもやを強制的に吹き飛ばすであろう「いっぱいいっぱい」を滝田さんで! しかもメガネかけてる! と、確かに盛り上がったものの、やはり若林さんのソレとはちょっと違いました。というのも、滝田さんは確かに若林さんを踏襲しているものの、会場の空気を読んでの臨機応変な煽りにはなっていなかったと感じたからです。唄って欲しい部分が唄っていなかったり、「聴こえなーい」「もっと!」の様な煽りはこちらの状況お構いなしのタイミングで発せられていたかな…と。楽しんだのは間違い無いものの、若林さんの偉大さを改めて感じた瞬間でもありました。
 ラストを飾るのは今井さんで「隣に…」。たかはし智秋さんの歌唱としても5周年以来唄われていないこともあって大変ご無沙汰の歌ですが、それを今井さんが唄うなんて…物凄い貴重な瞬間に立ち会えている様な気がしてなりませんでした。智秋さんとはまた違った表現の「隣に…」は、智秋さんの模倣などではなく、確かにた今井さんの歌として唄われたものだったことはとても良かったと感じます。後のトークにて「弟の優を心に想って唄った」という話は、それが今井さんが創り上げた「隣に…」の世界観なのだな、と大いに納得。いつか、5周年の時の「目が逢う瞬間」の様に今井さんと智秋さんで歌う「隣に…」を聴いてみたいものです。

 カバーコーナーを終えて前半を締めるのは「自分REST@RT」! これまで、開幕、中盤ラスト、アンコールなどでそのポテンシャルを遺憾なく発揮して来たこの曲。今回は7周年の時と同様中盤のトリを任されました。でも、この曲はどの位置にあっても強制的に会場を1つにしてくれる名曲であり、今回もその役割をキッチリ果たしてくれました。

 前半戦を終えてのMCパート。VTRの話も交えつつカバー曲の感想タイムは、それぞれの想いを語ってくださったのですが、下田さんが「仁後ちゃんがいつも見ている景色を見れたのが嬉しかった」ということだったり、浅倉さんに対して「赤と白のサイリウムがおめでたい感じだった」と他の方が感想を述べたり、先に触れた今井さんの「優を想って」ということも含めて良い話、楽しい話が短いながらも色々と聞けて嬉しかったです。
 そして、ここでバンド紹介があり、大内慶くんは「GO MY WAY!!」のフレーズを弾いて会場が合唱になるのも8周年と同様で定番化しつつある感じでしたし、弦楽四重奏の4名は「M@STERPIECE」の1フレーズを奏でてくださったりしてとても嬉しかったですね。そんなバンド紹介から、「みんな、後半への準備は出来てるー?」といった投げ掛けがステージ上から観客席側へ投げ掛けられ、その時既にドラムがリズムを刻んでいることに「何が来るんだ?」と思っていたら、客席とのやり取りを経てそのままライブコーナーへなだれ込むという、これまた生バンドを効果的に使った素晴らしい展開に感動! なだれ込んだその曲は…「待ち受けプリンス」! もう一気にトップギアへ!! フルコーラス版をライブで味わうのは今回初ですが、フルコーラス全力でやると休憩を挟んで欲しいくらいにキツイです(笑)。

 そのまま後半のソロパートに突入。その開幕となったのは「Brand New Day!」、沼倉さんのステージです。思えば「Brand New Day!」もすっかり響の歌としては定番化して欠かせない歌になりましたね。逆に最近ご無沙汰となった「Next Life」や「TRIAL DANCE」が恋しくなります(笑)。今日はどちらか聴けるかな…?と期待しつつ、給水タイムへ。今日4度目の乾杯を経て、沼倉さんが語った「初心に帰って」という言葉に「Next Lifeだ!」と確信したところに流れて来た伴奏は…「オーバーマスター」!! そこまで戻ったか!と思うくらい全く予想していなかっただけに、ある意味嬉しい誤算でした。思えば、CD音源でフルコーラスの「オーバーマスター」があるのは響だけなのですよね。それを考えると、プロジェクトフェアリーの歌でありながら響の歌でもあるのだな、と改めて感じさせられた今回の披露でした。それ故に、沼倉さんの成長振りも改めて感じて胸が熱くなりました。その後は、最近の人気急上昇の「Rebellion」へ。これも、2番の途中の「赤!」で切り替わる演出も定着して来ましたね。舞台演出側もこちらのペンライトアクションを見越した演出で組んでくれる場合も多く、「一緒にこの空間を創っている」と感じられるのは、「アイマスライブならでは」と言えるのかもしれません。

 続いて流れて来た前奏には瞬間反応してしまう程である「DIAMOND」! 本調子でない釘宮さんの懸命なパフォーマンスには、いつも以上の気合で情熱を込めて声援を贈ります。それは会場の皆さんも同様で、より一層の熱量を感じました。搾り出す様に声を出す釘宮さん、懸命にダンスをする釘宮さん、苦しそうな顔を一切見せずに笑顔でこなす釘宮さん…。思えば5周年ライブの「my song」以降、私の中で大きな変化を遂げた釘宮さんへの感情。それは今回のライブにて期せずして見ることが出来た覚悟にも通ずるものなんだな…と改めて思いました。MCコーナーでの給水タイムの自由度はNo.1で(笑)、カメラの前に衣装でしゃがみこんでお水を飲んじゃいけません!(照) それでも、救急車に乗りかけたことや、今日の公演をしっかり休んで明日に備えることを提案されたことなど「今回ならでは」の話も聴けたのは良かったです。続く「プライヴェイト・ロードショウ」も無事に唄いきって、釘宮さんのステージは終了。1曲少なかったとは言え、その頑張りには敬意を表して惜しみない拍手が会場全体から贈られていたのが印象的でした。

 最後のソロコーナーを任されたのは今井さん。ラジオでも「今回はダンス頑張ってる」と言っていた、それを披露する瞬間がやって来るのです。その曲は…「choco fondue」だ! これは「ぷちます!かんしゃさい」に参加されなかった今井さんが唄う機会は絶望的だと思っていただけに、とっても嬉しい披露! 季節的にも唄われないと思っていただけに、こういう選曲を問題なくしてくる演出陣には本当に感謝です。で、その肝心の(?)ダンスですが、これは本当に頑張ったと思います。こんな可愛らしく激しく踊る今井さんを私は初めて観ました。「choco fondue」という曲のレア感も相俟って、この瞬間を目撃している私達は本当に幸せだ、とまで思ったくらいでした(笑)。
 MCパート兼給水コーナーを経て、ここで今井さんからの提案があって、アイマスライブに参加する様になってから初の全員「座って聴く」ことに。静かな曲は一生懸命サイリウムを振ることすら憚られると思っている私なので、この提案はとても嬉しかったです。披露されるのは「蒼い鳥」と「眠り姫」かな?と思っていたのですが、まさかの「眠り姫」と「Snow White」。私が千早の曲で好きな曲ベスト3が今日のライブで全て聴けたという凄い状況に静かに興奮していました。座って聴く「眠り姫」はライトの演出もメリハリが利いていて素敵で、何よりも最後の一音が終わるまで殆ど誰も拍手をせず、本当に最後の最後で一斉に拍手をするという光景に出逢えたことが最も嬉しかったです。「何だよ、みんなやれば出来るじゃないか!」と、常々そうしたかった私として本当に嬉しかったのです。これは生バンド(生ストリングス)であることも大きな要因の1つかもしれませんね。そして続く「Snow White」も8周年の時と同様、座り込んだポーズから始まる演出を踏襲し、花のブローチは無かったけれども、優しい歌声に包まれて幸せなひと時でした。本当に「Snow White」は胸に滲みまくりで、今回2回目の目頭への攻撃だったことも付け加えておきます(笑)。

 全てのソロコーナーが終了し、再びステージ上に全員が集結。一言ずつのコメントを経て、最後に辿り着くのは今回のライブテーマでもある「M@STERPIECE」。最高傑作として相応しい流れで辿り着いたラストは、会場全員での合唱となりました(スクリーンに歌詞は出ないけれど(笑))。そして、間奏部分でのダンサーチームが披露するダンス部分も出演者の皆さんが対応し、終始笑顔溢れるそのシーンは劇中のシーンとも重なり、再現度で言えばSSA2014に及ばないものの、本質的に味わう感動は同等のものがありました。やはり想いが溢れて目頭に来てしまう瞬間がこの曲にはありますね。曲が終わって、ステージ上の皆さんが退場する際の音楽も生バンドで対応し(しかも「M@STERPIECE」のアレンジ)、大きな余韻を残してくれたことも演出として強く印象に残りました。

 楽曲が全て終わって舞台暗転。そして沸き起こる「アンコール!」コール。程なくして再登場する出演者6名が披露するのは、未発売ながらも一応認識のある新曲「ONLY MY NOTE」。もうライブで初めて体験するフルコーラスというのは慣れているものの、やはりキチンと間に合わせる様な形で制作はして欲しいな、と改めて思います。ね、日本コロムビアさん!? それでも、ダンスシーンはゲームのそれを踏襲している部分があり、サビラストの指でハートを作る部分は、スクリーンに描かれるハートと重なったりして、画面演出と連動する部分にも進化が見て取れたのは大したものです。
 流石に未発売曲ではやはり気持ちが燻った状態ですから、最後は全ての想いをぶつけて次回に繋げられる曲を!ということで「READY!!」の投入! 説明不要の名曲は、全ての人の気持ちを受け留めて花開きました。気持ち良く終わったところで、いつもの「アイマスですよ、アイマス!」のコールで3時間半近くに渡る9周年大阪公演初日は終了となりました。出演者の皆さんが退場する最後の最後まで楽しませてくれた、ここまで大きくなったコンテンツでありながら、何処か手作り感というか演者の気持ちが行き届いている感じのするステージというのは特筆したいところでもありますね。ちなみに、終演後はスクリーンに社長が登場しての一本締め、でした。「アイマス最高!」コール、「お疲れ様でした」の掛け合いなど、アイマスライブ後の清々しさと余韻を楽しむことも出来た、素晴らしい時間を共有出来たと思います。最初不安のあった座席の狭さも結果的にそこまで気にならずに終われたのも良かったです。

Img_3671s 開催概要が発表された当初、多少ボリューム面に不安も覚えた「6名しか出演者が居ない」ということについて、結果的に「6名だからこそ出来たステージ」と言えるソロとしての集大成的な披露の形を実現した今回、途中の出演していないメンバーからのビデオレターも含めると正に「765プロ全員」で創り上げた舞台。「WE ARE M@STERPIECE!!」と銘打たれた9周年の開幕に立ち会えた喜びは、わざわざ単独で遠征して来た価値以上のものがあったと素直に思いますし、まだ明日もあるのかと思うと楽しみが尽きません! この胸いっぱいの幸せを抱いて、明日は朝一(始発)にて会場入り。物販を戦い抜いて、最高の思い出を持ち帰りたいと思います!

 …とホテルに着いたのは22:30を回っており(汗)、折角遠征したのに夕飯は夜も遅いのでコンビニのサンドイッチであったことも備忘録として残しておこうと思います(笑)。元々食べようと思っていて食べられなかった軽い夕食用のパンは明日の朝食へ回し、とにかくシャワーを浴びて明日に備えて寝るのが今日最後の仕事。明日は4:50起きだし…(汗)。

■8/3:ライブ2日目(物販)

Dscf4348 前日ホテルに戻って来てから寝る準備が整ったのは0時回った頃。相当くたびれていたので直ぐに寝られるかと思いきや、翌日の物販が始発で行って間に合うのか、といった不安が過ぎって熟睡できずに朝を迎えてしまいました…(汗)。流石に単独遠征してミッション失敗して帰るのはあまりにも勿体無いので、出来るだけのことをした上で全てを楽しむことが出来れば…というのが課題。ホテルの最寄駅の始発が5:21、そこから会場まで30分かからないくらいなので、これで駄目なら諦めもつくと言うもの。
 6:00前には現地到着。まだ会場は開門していないため、会場の外にて待機。既に200人くらいは居たでしょうか。それでもそれなりには早いポジションに付けた感触はありました。後は物販開始までの4時間をどう過ごすか…という問題が残ります…が、結果的に近くの同僚の皆さん(笑)と話しているうちに、割と早く時間が過ぎてくれました。この時、「あぁ、自分もそろそろ名刺を用意しなくちゃいけないかもな」と思った次第です(笑)。
 で、昨日はもう何も残っていないくらいの状況で参加した物販でしたが、今回初めから参加してみて驚いたのは、そのスタッフ誘導の手際の良さとストレスの無さでした。会場であるインテックス大阪は複数の催しをやっている展示会場で、ライブ会場となる5号館以外にも館があって、ライブ会場と同サイズの2号館が物販会場となっていたこともあり、とにかく広くエアコンも効いていて館内は快適そのもの。そして列が基本4列待機を崩さず、折り返し部分も切り口をしっかり切る(コーナーにはしない)ために、変に詰まったりしない。移動はブロックとして行い、レジ数も30程度あったので、1ブロックの案内で150人程度は余裕で捌けてしまう状態(レジ個々に4~5人程度の並び)。後はレジのお姉さんの対応スピードだけの問題なので、並ぶ位置によってハラハラさせられましたが(汗)、無事に全ての目的を達成! お姉さんの移動も最小限(基本的に真後ろの在庫を取るのみで補充係は別途臨機応変に行動)で効率も良かったので、ストレスを感じる箇所は殆どありませんでした。ただ、これはこの会場だからこそ成り立っていた部分も多いと思うので、他公演では退化せずに対応されるのか。今後も今回くらいの快適さを提供して欲しいものです。
 ちなみに、物販開始が10:00で、解放されたのは10:30頃。時間的余裕があったらホテルに戻って出直そうかな?と思っていたのですが、戻るには微妙な時間しか残っていないので、結局現地で時間を潰すことに。ちょっとぶらついた後、会場の端っこで荷物整理や軽食をつまんでちょっとだけ仮眠したら、もう30分後には開場時間という状況でした(笑)。

■8/3:ライブ2日目(ライブ)

 開場時間になり、昨日の様な問題もなく定刻通りに入場開始。今回の座席位置はほぼ一番後ろの右端(出口が超近い(笑))という、私にとっては初めて参加した3周年ライブのパシフィコ横浜での座席位置を彷彿させる場所。あの頃の右も左も分からない自分とは全く異なっていて、どの場所でも変わらない楽しみ方が出来る今、どんな風に楽しめるのか別の意味で自分自身楽しみだったりするくらいの余裕があります。
 昨日同様に開演を待っていると、場内待機BGMやスクリーンに流されるCMを観ているうちにもう開演時間。昨日とは違って定刻である15:00ジャストに場内暗転。そしてスクリーンに登場する我らが社長! そして律子! 昨日とは異なる内容(ちょっと漫才要素多め?(笑)でコンビ「メガネプレジテント」を結成して、ボケる社長とつっこむ律子のバランスを楽しみつつ)の諸注意を経て「THE IDOLM@STER 9th Anniversary WE ARE M@STERPIECE!!」大阪公演2日目、開演です!

 2日目は基本初日と同じ構成ということで、これまでもアイマスライブで2Daysの場合、出演者が同じ場合は同じセットリストで構成されることが殆どだった訳ですが、今回はそういった既成概念をぶっ壊してくれた、「進化を止めない765プロのステージ」を体現してくれた様なステージになりました。具体的に変化のあった部分をピックアップすると、

  • 釘宮さんが復活!元気であることをアピール!脱水症状だった昨日とは異なり、ステージ上での補給水も糖分が含まれた飲料にしているとのことでした。フルパワーの釘宮さんが観られるだけで、昨日とは大違いです!(笑)
  • 下田さんのソロコーナーで「ジェミー」に代わり、「微笑んだから、気づいたんだ。」を披露。凄く聴きたかった曲でもあるので、初日・2日目と両方来れたことを本当に心から喜びました。この歌も今後唄われる機会は少なそうなので、本当に嬉しかった! 2日目最初の目頭攻撃(笑)。
  • 浅倉さんのソロコーナーで「何度も言えるよ」に代わり、「Kosmos, Cosmos」が解禁! フルコーラスはレコーディングも含めて唄ったことが無いことから、これが初めての音源となる訳で、どうしても聴きたかったこの歌がこうして披露されたことが嬉しく、その初披露の場に立ち会えた喜びは格別のものがありました。前奏が流れた瞬間、「おぉっっ!!」と発した人は私以外にも多数いらっしゃいました。浅倉さん自身も「帰りたくなった」というくらいに緊張したそうです。
  • 滝田さんのソロコーナーで「君が選ぶ道」に代わり、「光」を披露。「光」も地味に披露機会の少ない歌。「いってらっしゃい」感は健在で、聴けたことはとても嬉しかったけれども、個人的には「花」が聴きたかった…! でも、MCにて小鳥として唄うことの昔と今の想いの違いなど(765プロ14人目のアイドルとして、今は歌っているとのこと)が聞けて嬉しかったです。
  • ビデオレターでは出演者は変わらないものの、司会者が若林さんに移り、トーク題材が「浅倉さんの面白い話」「沼倉さんのびっくりする話」「下田さんのいい話」ということで、それぞれ色々な話が聞けました。浅倉さんの「メガネ、メガネ」状態の失くした物探しから見る天然ぶりだったり(気付いた平田さんはあえて言わずにそっとしておいたという話(笑))、沼倉さんのクールさ加減に驚くも付き合ってみると可愛いということだったり、人を喜ばすことに尽力する気配り・気遣いの人であるという下田さんの話は、それぞれ印象深かったです。
  • 765プロカバーコーナーでは、昨日披露されなかった釘宮さんの「フラワーガール」が披露! もうその選曲に悶絶状態でしたが、「○○が好っきー!」のコールにおいて思い思いに「くぎゅーが好っきー!」とか言えたのは嬉しかったです(笑)。「ここは何処?」の唄い方も、最近の原さんの完成版を踏襲していました。
  • 沼倉さんのソロコーナーで「オーバーマスター」に代わり、「しあわせのレシピ」を披露! 実はこの歌、沼倉さんのアイマス系の歌の中では最も好きでして、「ぷちます!かんしゃさい」で1度聴けてはいるのですが、今回こうしてアニバーサリーライブで聴けたことはまた違った思いで聴けて嬉しかったです。特に、途中の間奏部分にて置いてあった”おたま”でドラムセットを叩いていたり、ハートを描くモーションを振付けた時、スクリーン上でその軌跡を謎ってハートマークを表示したりして、演出も色々凝っていました。そうした演者の工夫がステージ進化の根幹にあるのだな、と感じた歌でもありました。本日2回目の目頭攻撃。尚、この歌の後に間髪入れずに「Rebellion」になって、そのギャップの凄さに思わず笑ってしまいました(笑)。「Rebellion」といえば、「真実の赤!」の部分では初日よりも見事にバッと真っ赤に染まり、私の後ろの席の方が「おぉっ!」と思わず感嘆の声を漏らしたくらいでした。いや、本当に最高傑作な切り替えでお見事でした。これは映像で観たいです!
  • 釘宮さんのソロコーナーで「プライヴェイト・ロードショウ」に代わり、「Sentimental Venus」を披露! この曲はSSA2014でも披露されましたし、「ミリオンスターズ」のメンバーも歌っているので、歌自体は最近良くライブで体験出来ているのですが、最大の価値は「釘宮さんのソロ」という点。これはもう出逢えないかもしれない程の価値と認識しています(笑)。そして、昨日披露されたのかもしれないな、という「フタリの記憶」の披露も追加。弦楽四重奏も含んだ生演奏をバックにした、釘宮さんのソロ披露は本当に心に染みるものがありました。歌詞の内容が昨日の釘宮さん自身をも表していたみたいで余計に胸に来ました。本日3回目の目頭攻撃。
  • 今井さんのソロコーナーで「choco fondue」に代わり、「Fate of the world」の披露! 未発売のフルバージョンではありましたが、その気合の入ったダンスも含めて、超が付くほどにカッコイイ! 今井さんの歌に限らず、アイマスにおける「カッコイイ系」では3本指に入るくらいに好きな曲だったので、こうして最高レベルの「Fate」が聴けたことは予想外だっただけにとても嬉しかったです。これはオリジナルの3人バージョンも聴いてみたいですね。それと、昨日同様に座って聴いた「眠り姫」と「Snow White」ですが、観客側も昨日の展開を理解した人が多かったこともあり、今回は本当に最後の最後まで誰も拍手をしないという、完全にオーケストラコンサートモードになっていたのが嬉しかったです。そして「眠り姫」の完成度は、自分が体験した中では最高だった様に感じました。「Snow White」は言わずもがな。本日4回目の目頭攻撃。
  • 「M@STERPIECE」では昨日より一体感が増した様な気がするくらいに合唱モード。それによって色々な感情が呼び起こされ、本日5回目にして最大の目頭攻撃にて涙腺決壊(笑)…というほどではないけれど、頬を伝うものはありました。
  • 「アンコール!」とコールが始まって直ぐにスクリーンに中村さんと原さんがサイリウムを持って登場(笑)。一緒にアンコールを盛り上げてくれる役割を担うために登場した様なのですが、音頭を取っているのかいないのか分からず、トークに耳を傾けるべきかコールをすべきか戸惑う観客側(笑)。このグダグタ感…というか自由度の高さと、これで765プロのメンバー全員が何かしらの形でこの大阪公演に登場したという、総力戦であることを感じられたのは嬉しかったです。昨日は時間の関係でここはカットしたのかな?という感じですが、中村さんと原さんの映像がフェードアウトした頃に演者の皆さんが登場し、今井さんが開口一番「皆さん、二人にお付き合い頂きましてありがとうございます(笑)」と言っていたのが印象的でした。
  • アンコール終了後に舞台から掃ける際、2人ずつの組み合わせで寸劇交じりに仲良く退場していたのが印象的でした(キスしあう様なそぶりを見せたり、包容しあって回転したり。初日より長めに時間が取られていました。滝田さん&沼倉さん、釘宮さん&下田さん、今井さん&浅倉さん、といった組み合わせだった…かな?)。
  • 最後の社長の終演挨拶。「名古屋で逢おう」で締められていました。
  • そういえば、2日目は座席の位置的なものなのか、音響が少々悪く感じました。音がハッキリ聴こえないことがあって、そのためかコールが明らかに走ってしまっていて、ミリオン1stの時と同様、調整役に回ることが何回かありました。
  • 終演時、自席の周りには飲み残しのドリンクなどのゴミがちょくちょくあって、全部回収しつつ駅に向かうも、途中で処分するところがなくてちょっと困った(苦笑)。

 というように、大幅という訳でないにしろ、5分の1近くが変わっただけで受ける印象はガラリと違った気がするのは凄いです(釘宮さん復活+定刻開演による全演出開放により公演時間自体も30分近く伸びて約4時間となりましたし(笑))。出演者の皆さんもそれだけの量をこなさなければならず、ここまでの準備は大変だったと思いますが、こうしてやってのけてしまうことや披露されたその内容に、9年という経験や歴史、そして重みを感じます。これまでゲストが多くなったり公演時間が長くなったりして来たものの、古い曲は披露機会が減って来て、ともすれば人気曲だけをかき集めたりするとパターン化に陥りそうになってもおかしくない、ライブという公演形態が変わらない中で進化を続け、楽しませようという気概に溢れ、それを全力で支えて声援を贈ろうとするプロデューサーさん達との「絆」をも感じられる公演であったと終わって余韻を楽しむ中で感じられるものがありました。正に「これぞ765プロ!」と思える公演であったと思いますし、来年は一区切りとしての10周年を迎えるための一歩は踏みしめて足跡を残せたと感じます。まだ9周年ツアーは始まったばかりですが、この後に続く名古屋、東京と内容的にこんなに読めないことは初めてなのでは?と。今更ながら、名古屋公演も行く手はずを整えておくべきだったかな…と思ったりしますが、次の東京公演は初日はLVがあるならそちらに参加、2日目は現地参加するので、そちらを楽しみにしたいと思います。とにかく、参加者誰もが楽しめる、そして参加者が誇れる公演は健在でした!

 それと、2日目の私の座席周辺は「光ものを振らない人」「オリジナルの手振りで楽しむ人」「座ったままの人」「コールをあまりしない人」など、特殊な人&消極的な人に囲まれた、若干大変なエリアではありましたが、そこは周囲を率先し巻き込むくらいの気持ちで全力でコールしていました。反応・追随してくれる人がそこそこ居たので寂しさを感じることなく、気持ちを入れて楽しむことが出来て良かったです! これで3周年のパシフィコへのリベンジは果たせたと思います(?)。
 その他の個人的特筆事項としては、初日と2日目それぞれで物凄い量の汗を掻きました(過去最高レベルの冬フェス超え(汗)。夏場での栄養ドリンク+ヘルシアの効果は絶大だったということですね(笑))。そして黒いジーンズを穿いていたのですが、汗が浮き出て白くなって物凄く汚らしい状態になってしまい大変でした。次からは汗を掻いても目立たない物を穿いて行こうと思いました(遠征するなら替えを用意するよりも余計な荷物を減らす為に尚更)。天候に関してもそこまで酷い状態にならずに済んで良かったです。

 とにかく、初の遠征ではありましたが、盛り沢山過ぎてあっと言う間の2泊3日の日程はプライスレスな感動や満足度を得ることが出来て、無理してでも行った価値がありました。こういう機会がそうそうある訳ではありませんが、直感的に「行きたい」と思ったものに関しては、東京近郊の公演以外であっても極力行くようにしたいな、と今回強く思いました。

 この大阪公演2日間のライブに携わった全ての方々に、お疲れ様でした&ありがとうございました! 名古屋公演へ参加する方たち、楽しんで来てください! 東京公演に参加する方たち、その時は宜しくお願い致します!

■付録:セットリスト

8/2(土) 8/3(日)
1. THE IDOLM@STER 全員 THE IDOLM@STER 全員
2. ラムネ色 青春 今井・釘宮・沼倉 ラムネ色 青春 今井・釘宮・沼倉
3. スタ→トスタ→ 下田 スタ→トスタ→ 下田
4. おとなのはじまり 下田 おとなのはじまり 下田
5. ジェミー 下田 微笑んだから、気づいたんだ。 下田
6. 何度も言えるよ 浅倉 Kosmos, Cosmos 浅倉
7. ハミングロード 浅倉 ハミングロード 浅倉
8. ALRIGHT* 浅倉 ALRIGHT* 浅倉
9. ID:[OL] 滝田 ID:[OL] 滝田
10. 滝田 滝田
11. 君が選ぶ道 滝田 滝田
大阪公演特別企画「不参加組カバー」コーナー
12. マリオネットの心 沼倉 マリオネットの心 沼倉
13. キラメキラリ 下田 キラメキラリ 下田
14. 乙女よ大志を抱け!! 浅倉 乙女よ大志を抱け!! 浅倉
15. YES♪ 沼倉 YES♪ 沼倉
16. フラワーガール 釘宮
17. いっぱいいっぱい 滝田 いっぱいいっぱい 滝田
18. 隣に… 今井 隣に… 今井
19. 自分REST@RT 全員 自分REST@RT 全員
20. 待ち受けプリンス 下田・浅倉・滝田 待ち受けプリンス 下田・浅倉・滝田
21. Brand New Day! 沼倉 Brand New Day! 沼倉
22. オーバーマスター 沼倉 しあわせのレシピ 沼倉
23. Rebellion 沼倉 Rebellion 沼倉
24. DIAMOND 釘宮 DIAMOND 釘宮
25. プライヴェイト・ロードショウ 釘宮 Sentimental Venus 釘宮
26. フタリの記憶 釘宮
27. choco fondue 今井 Fate of the world 今井
28. 眠り姫 今井 眠り姫 今井
29. Snow White 今井 Snow White 今井
30. M@STERPIECE 全員 M@STERPIECE 全員
アンコール
31. ONLY MY NOTE 全員 ONLY MY NOTE 全員
32. READY!! 全員 READY!! 全員

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