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2015年4月19日 (日)

「StylipS FIRST LIVE TOUR 2015 THE SUPERSONIC SUPERNOVA」東京公演

Dscf4413 「StylipS」という名前を初めて目にしたのは、「アイドルマスター ミリオンライブ!」に登場するアイドル「七尾百合子」を演じる伊藤美来さんのライブ(アイマス8周年)でのパフォーマンスが目に留まり、気になって調べてみたところ「StylipSの新メンバーに」と書かれていた記事。でも、その時は構成メンバーが誰か、どんな曲があるのか全く興味はなく、知識として「StylipS」という名前を得ただけでした。  アイマスでのライブ参加を重ねているうちに、伊藤美来さん(以降みっく)に自然と目が行く様になりましたが、それだけでは「StylipS」に辿り着く原動力にはなりません。でも、不思議なものでそこを繋ぐ縁が自然と巡って来ました。

 「ガンダムビルドファイターズトライ」という作品を観ていたところ、2クール目になって変わったエンディングで、みっくの声が聴こえて来て「ん?」と思って歌い手を確認したら、そこに「StylipS」の文字が。「おぉ、これがStylipSの歌か」と初めて耳にしたその歌はとても印象が良く、毎週聴いているうちに疾走感のある楽曲、とても心地良く響くハーモニー、ユニットの魅力が出ている掛け合いなど、自分の好みに合致していることもあって「他にどんな歌があるんだろう」とStylipSへの興味が湧いて来るようになり、取り敢えずレンタルにて「StylipS」を検索し、いくつかのシングルやアルバムがヒットした中で、最新のアルバム「THE SUPERNOVA STRIKES」聴いてみることに(併せて気に入った「ガンダムビルドファイターズトライ」のエンディング曲「迷々コンパスはいらない」もレンタル予約)。すると、想像以上に多様な曲を歌っていて、そのどれもがちゃんと印象に残るものであることに驚きました。そこから更に興味が加速。タイミング良く「1stライブツアー」中で、東京公演はこれから。しかも、チケット一般発売中でまだ手配可能という状況ということもあって、「これは参加しろということだ!」と申し込んで無事にチケット確保。勢い的なものも手伝ってライブ参加を決めてしまい、「右も左も分からないで参加するのは勿体無い!」ということで、レンタルして気に入ったアルバム「THE SUPERNOVA STRIKES」のライブ映像付の初回限定盤Aを購入。更にレンタルした「迷々コンパスは要らない」もアーティスト盤でないと収録されていない曲があることから、こちらも改めて購入。そして、雰囲気を理解する為に観たライブ映像(2014.6.15「春の乙女大三角」)に度肝を抜かれるに至りました。こんなにもしっかりとしたダンスを披露し、常に動きっぱなしなのに息も切れずに唄い、複雑なフォーメーションもこなし、そして力強さとしなやかさ、何よりも楽しそうにステージを唄い踊るメンバー達の本業アイドル顔負けのパフォーマンスは、軽い気持ちで観たこちらが恐縮してしまうくらいに妥協が無いものとして映り、「正直、舐めてました…」と反省するくらいに驚かされました。そして「お客さんとしてライブに参加しては勿体無い!」と益々本気で臨まなければならない思いを強くし、当日まで出来得る限りの準備をしようと決意。ライブ映像では旧メンバーでの曲も披露されていたことに加え、今回のツアーで先に終えた名古屋・大阪でのセットリストを確認する限りでは、購入した最新アルバムだけでは全然足りないことが分かったので、取り敢えず旧メンバーのベストアルバム「THE LIGHTNING CELEBRATION」をレンタルして、そちらもとにかく覚え込むことに(ただ、思ったより旧メンバーの歌声が随分とあっさりしていて馴染めずに苦戦。それでも楽曲の良さに助けられて何とか乗り切れました。個人的には絶対に今のメンバーの方が魅力的だと思っています)。

 …と、そんな感じで「ガンダム~」のエンディングとして初めて「迷々コンパスはいらない」を耳にした1/14から始まり、アルバムをレンタルした3/5、ライブのチケットを確保した3/23、限定盤CDを購入してライブBDを観た3/26、旧譜をレンタルした4/16、そしてライブ参加が4/19…と、凄い短期間で一気に行動したのはいつ以来だろう…と思うくらいに自分の中に風が吹いたアーティストがStylipSです。

 ライブ当日である4/19までに様々な状況を万全にして迎えるつもりだったのですが、4/4、5と参加した「アイドルマスター ミリオンライブ!」の2ndライブで相当なパワーを使い果たしてしまい、仕事での疲れも相当溜まっていたことも合わさって結果的に終了後1週間経って体調を崩し、仕事の忙しさで休むことが出来ない中で何とか乗り切ろうと思っていたところ症状が悪化し、全力で挑むのとはほど遠い体調でライブ当日を迎えてしまったのが残念ではありました。それでも、参加に漕ぎ着けるまで回復させたのは執念と言えるのかもしれません(笑)。

 ライブ当日、随分と久し振りに感じるTOKYO DOME CITY HALLへ、物販参加の為に(CD-BOXが絶対に欲しかった)開始2時間前の11:00前くらいに到着。すると、30人程度しか並んでおらず、定刻通り13:00に開始されると、15分くらいで終了(笑)。これまでアイマス関連での物販に慣れ過ぎたからか、あまりにあっさり楽に終わってしまったことに驚くというか拍子抜けというか、不思議な気分でした。ちなみに、この後開場する16:00過ぎに会場へ戻った時でも売り切れは何も無く、気合入れて物販参加をせずとも開場に合わせて来れば問題無かったという結果論。でも、争奪戦になるよりずっと良いです。

 開場時間を過ぎていざ会場へ。アイマス6周年ライブ以来となるTOKYO DOME CITY HALLは、実に4年振りながらも全然変わっておらず、懐かしさよりは新鮮さを感じるくらいの印象でしたが、入場して着席した時に眼前に広がるステージとの距離感や中央壁面に設置された「StylipS」の電飾ロゴが見えることで、今日参加するステージを改めて意識してワクワクが溢れて来ました。初めて参加するというのに不安が全く無いというのは珍しく、それだけ短期間とは言え本気で準備した気持ちに自信があったのだと思います。

 定刻17:00を過ぎても開演しないので「どのくらい押すのかな?」なんて思っていたら5分くらいしたら場内暗転。聴こえて来たのは、「THE SUPERNOVA STRIKES」ということで、自分が観たライブBD「春の乙女大三角」と同じシチュエーション! 今回のツアータイトルが「SUPERSONIC SUPERNOVA」ということからも、方向性が垣間見えた瞬間でもありました。

 インストに合わせてステージ上に登場するStylipSの4名。ライブBDで観たのと異なり、今回のステージは立体的なセットになっている他、ライブハウスよりも数段広いステージ。そこを彼女たちがどの様に縦横無尽に飛び回るのか、というのがステージ上のセットの中央が格納庫&滑走路に見立てたものになっていたことからも、想像が膨らみまくり。ただ、スクリーンが設置されていないので、TOKYO DOME CITY HALLのステージまでの近さを以ってしてもやはり肉眼では表情まで見ることが出来ないことも分かって少し寂しさも覚えました。で・も! 3Fから見ているからこそ分かるフォーメーションや、やはり現地参加という会場の熱量を全身に感じられることはプラス要素ですから、もうライブを最後まで楽しみきるだけです! ちなみに衣裳はアルバム「THE SUPERNOVA STRIKES」での白の軍服で登場です。

 開幕曲「NOVAレボリューション」、続く「MIRACLE RUSH」とこれまた「春の乙女大三角」と同じ流れは、初参加とは思えない「良く知ってる!」的感覚を生み、最初からもう「初参加だから様子見」とか「お客さん的参加意識」とか全くなく、まるでアイマスライブに参加しているかの様な楽しさを連れて来てくれました。体調への不安なんて吹き飛ばし、現状出来る全開で容赦なく攻め立てて来るStylipSを迎え撃ち! 「MIRACLE RUSH」の途中、「Yes!No!Yes!Yes!」と会場が一体となった時に「完璧!」と楽しそうに言う能登有沙さん(以下のっち)の反応に、こちらも気持ちの高揚が止まりません。

 開幕2曲を終えて、学級委員、魔性の妹、乙女ロック、ステージの支配者とそれぞれからのご挨拶&意気込みを。その中で、みっくの大学合格の話や、もう既に胸がいっぱいで目頭熱くする松永真穂さん(以下まほちゆ)、トークからその魅力を垣間見た豊田萌絵さん(以下もえし)など、既にある程度理解しているメンバー4名のトークも楽しむことが出来て嬉しかったです。にしても、まさかもう既に感極まりつつあったまほちゆの光景に対し、のっちが「新しすぎるよ、松永さん!」という新たなフレーズを生み出す瞬間に立ち会えるとは思っていなかったので、早くも自分史におけるStylipSの歴史に関わる項目を刻めたことに感謝(笑)。

 挨拶もそこそこに、のっち「プリズムの向こうへ!」という掛け声と共にライブ再開。もうその掛け声で何が来るか分かってしまえるくらいに身体が反応出来た「Prism Sympathy」、そして同作品繋がりで「ツナグキズナ・ツツムコドク」を続けて披露。どちらの歌もお気に入りということもあって、テンションは上がりっぱなし。

 曲が終わるとここで衣裳チェンジの為の小休止を兼ねた映像が、降りて来たスクリーンに投影。「乙女軍空挺部隊すたんばいっ」と題して、StylipSの寸劇が始まりました。面白いとかつまらないとかいう感じではなく、「何だコレ?(笑)」という感じの映像はちょっとシュールさも含みつつ、飽きさせない配慮としてStylipSライブでは恒例な様で(「THE SUPERNOVA STRIKES」のBDにも過去の映像が収録されていました)、もうこれはそのまま受け止めるだけです。こういったところも、ある意味StylipSの妥協を許さない側面の1つなんだと思うととてもお茶目です(笑)。

 オチと言えるか微妙な終わりを迎えた映像が終わり、微妙な空気を漂わせつつライブ再開(笑)。始まった「ベイビィKISS☆」で登場した皆さんは、個々のイメージカラーの衣装を纏い、とても華やかで可愛らしい。のっちのオレンジ、みっくの水色、まほちゆの紫、もえしのピンクは、衣裳デザインもそれぞれの個性が出ていて良くお似合いでした。遠目からしか見えなかったのが唯一残念な点ですがそれはそれ。続く「カフェモカ・サイド」と「Dear Honesty」でもえしとみっくのそれぞれのソロステージを体験し、個々の魅力を堪能。どちらも一言「可愛い」だけでは形容出来ないものが光っていた様に感じました(もえしのコールだったり、みっくが自分で考えたという振付だったり、各々で創る世界観が新生StylipSの新たな魅力に繋がっていることを実感)。

 続く「Choose me▽ダーリン」はライブBDでも体験していないので純粋に”初”だった訳ですが、CDでは結構気に入って聴けていたので、とても楽しむことが出来ました。そして「純粋なフジュンブツ」が続き、何が来ても「楽しい!」と思えている状況に身を任せて、出来得る全力で声援を贈り続けます。

 2回目の小休止は「乙女軍空挺部隊すたんばいっ」のmission2。後半ちょっと不思議な展開になり、真面目に観るべきなのかちょっと迷う。それは自分だけでないと思える会場の空気を感じつつ、また微妙な感じでライブ再開(汗)。でも、特別気分を落とされたり削がれたりする訳でもなく一瞬にして元のステージに戻るのがある意味凄いです。

 次の衣装は「迷々コンパスはいらない」のジャケットと同じ白い未来形デザイン。でも唄うのは「星鳴る夜の誘惑者」(笑)。それでも、こちらもライブBDには無かった初体験曲ながらも、その歌の雰囲気を余すところなく再現した立体的なダンスフォーメーションと情熱的歌唱でとても印象が強いステージでした。

 続いたのが「Blue Moon Dream」「Resonant World」というのっちとまほちゆのそれぞれのソロステージ。これはそれぞれライブBDで体験済でありながらも、生歌の持つ迫力というかその時よりもまた一回り大きくなった表現力というか、そういった熱量を強く感じることが出来て滾りました。自分的反省としては単純に歌い手のイメージカラーのサインライトを出すことしかやっていなかったのですが、のっちの「Blue Moon Dream」は青を振るべきだったなぁ…と。会場もオレンジ比率は多かったのですが、曲名からしても「青」と「白」が良いように感じたのは間違いじゃないと思うのです。次回は絶対青を振ろう。

 そして新曲「閃光リフレイン」。これは音源も無いためにちょっと全力とは行かなかったものの、また今までの楽曲とは違うノリで楽しむことは出来ました。一応、名古屋・大阪のセットリストを知っていたので、この曲の出典が「Resonant World」と同じ「フェアリーファンサーエフ」であることから、「Resonant World」と連続披露したのが世界観的に良かったと思います。音源を経て次の披露機会に参加出来たら全力で楽しみたいですね。

 で、とうとう私とStylipSとの出逢いの曲である「迷々コンパスはいらない」が披露! やはり他の楽曲とは1つも2つも違う想いが胸に湧き上がります。この曲を聴いていなかったら自分はこの場に居ない。この曲が「ガンダム~」のエンディングテーマでなかったら自分はこの場に居ない。そして、みっくがメンバーでなかったらもしかしたら自分はこの場に居ないかもしれない。そんなことを思いながらコーラス部分を重ね、一緒に紡ぐハーモニーの心地良さを楽しみました。感無量と言っても良いかもしれません(笑)。

 名古屋・大阪では「迷々コンパスはいらない」が本編トリ曲だったということもあり、東京でも展開的にラストだろうと思っていました。ただ、思い出の曲として出逢いをくれた「迷々コンパス~」は間違いなく聴きたかった1曲なのですが、実はStylipSの楽曲を聴いていた中で最も気に入り、最も心に残った歌は「迷々コンパス~」のカップリング曲である「フォーチュン・レター」でした。この曲が東京公演では未だ唄われていないので(大阪・名古屋では開幕曲だったので)、「迷々~がラストならアンコールとかかな?」と思っていたところで小休止タイムが。また寸劇が流れるのかと思いきや、この小休止タイムが今回のライブが自分にとって忘れられないものになる入口になるなんて不意打ちでした。

 流された映像は、みっくともえしが未だStylipSの正式メンバーとなっていない時の、研究生時代の新生StylipS選考オーディションの実録映像でした。そのオーディションで、のっちとまほちゆと一緒に4名のフォーメーションを審査員に見てもらい合格するその瞬間のドキュメンタリーは、どんな演出よりも胸に来るものがありました。審査員の言葉にあった「新しい力を感じる」「このユニットは皆に愛されるユニットになるから」は、今のStylipSの今日このライブのステージでもう実感出来てしまっている訳で、こうした積み重ねを経て今の新生StylipSがある、ということを言葉よりも強い実際のステージパフォーマンスで伝えられていたのだと思うと、心が動かない訳ありません。そんな映像に胸を熱くしている時、ライブが再開されます。

 白を基調にしたドレスに青いジャケットを羽織った様な凛々しい衣装に身を包み、流れて来た曲は…「フォーチュン・レター」!! このタイミングで、この曲を投入しますか! ただでさえ、胸に刻まれる歌詞なのに。新生StylipSが誕生する瞬間から、これまでの積み重ねを実感した中で聴くこの「フォーチュン・レター」の重み。、ただでさえ胸が熱くなっていたのに、とうとう目頭にも来て自然と涙が溢れ出てしまいました。初参加のライブで、こんな気持ちに到達するなんて思ってもいなかっただけに、これは完全に構成にやられたな、と思いました。

 「フォーチュン・レター」の歌詞は本当に今のStylipSそのものと言えるのですが、その中でも特に響くのが2番以降、Dメロを経てのラスサビまで。

 心配ならしてもいいよね
 悩んでも構わない いつだってそうでしょ
 進んでく今 手探りでも
 きっとキラメキに近づける

 叶えるため仲間がいて(泣いて笑って)
 分かち合える 奇跡だね
 いつの間にか生まれ育ってた
 かけがえのない「キズナ」抱きしめて

 偶然の出会いから伸びていく
 アーチは無限大 今日の向こうへ
 キミに貰ったミチシルベ
 変わらず光って 未来を示すよ
 一緒にいるだけで
 ホラ、笑顔こぼれる
 初めてのキモチがまたヒトツ増えた

 ユメ見ていた景色
 アコガレてた場所は
 数えきれない光のコンチェルトで
 まだ 飛んでいけるって
 まだ 未完成だって
 だから可能性信じていけるよ―――To be one.

 ハジマリの高鳴りはハートの奥
 あふれて流れてく 希望のメロディ
 キミと重ねる想い出のプリズム
 抱いて
―――飛び込むよ Flower way
 ずっと続いてゆく
 そう、終わりはないから
 「これからもよろしく」届けたい Fortune Letter

 こうしてフレーズを追うだけで目頭が熱くなってしまう。そんなシーンに出逢うことが出来て本当に嬉しかった。このライブに参加して良かった。自分の中にもかけがえのない想い出が1つ増えた瞬間でした。

 このまま終幕しても全然構わないくらいに綺麗に繋いだセットリストに感動していたところ、そうはStylipSが下ろさない(笑)。ここから、もっともっと楽しみまくるぞ!暴れるぞ! ということで、定番のタオル曲らしい(自分は完全初体験)「初恋EVOLUTION」へ突入! 体験してみて「もっと意味あるタオルの使い方をした方が良い!」(例えばangelaの「Shangli-La」みたいに)と思えるくらいだったので、今後もっと進化して欲しいと思いました。勿論、楽しかったのは間違いありません!

 でも、そこから「Melancholic Sunshine」に続くなんて! どんだけ最後飛ばす気だよ! と思いつつ、先程までの感動の涙はどこ吹く風。楽しさで正に”笑顔が零れる”くらいに熱い! 更には「うしろ髪ジャーニー」と「Brand-new Style!! ~魔法みたいなShow time(Step two)」と怒涛の展開に会場のボルテージは最高潮。「Brand-new Style!!」の中でタイミング良く入れられた祝砲と、眼前に広がる舞い散るテープに光が反射して煌めく光景はとても印象深く感動的で、ここからのStylipSの一歩を祝福している様でした。それを実感するように、もう本当にお祭り騒ぎというか、ステージ上も観客側も体力を一滴も残すつもりが無いくらいの笑顔が咲き乱れる全力全開振り。こんなにパワフルなステージってあるんだな、と思うくらいにStylipSの皆さんの体力には改めて驚かされました。本当に凄いです(特にのっち)。

 そんな最高熱量でステージを終えたものの、まだまだ終わりたくない! そんな気持ちを揃えて「アンコール」コール勃発! 勿論、出て来てくれるでしょ!? という気持ちで揃えたコールを受け止めて、再登場するStylipSの皆さんはツアーのTシャツに着替えて登場! グッズ類の営業寸劇を含めて、今日のライブの感想などの自由トークを展開(何やっても良いと言われたらしいです(笑))。メンバー4人がそれぞれ駆け抜けた今回のツアー、得るものは本当に多かったと感じられる言葉がコメントの端々から溢れていましたが、のっちが締めた「本日4/19をStylipSの新たな一歩として、これからより高くより大きく前に進んで行きます!」という言葉がとても心に響きました。より多くの人にStylipSを知ってもらいたい。もっと大きい箱でライブがしたい。その心に触れ、私自身もその想いに応えることが出来るように応援して行きたいと強く思いました。そう思えたことがとても嬉しく、そして誇らしく感じられたことは何にも代えがたい喜びです。

 そして、ひとしきりトークで楽しんだ後は感謝の気持ちに溢れていた「わがままバディー」を全員で披露。そして、最新楽曲「ギブミー・シークレット」で弾けて終了! 「ギブミー~」は披露されるとは思いましたが、CD未発売で作品も観ていないことから、私自身は少し消化不良になってしまいました(汗)。それでも全力で駆け抜けた今日のライブは満点以上の最高に楽しめたステージ。まさか初参加でここまで楽しめるとは思っていなかったですし、逆に言えばそれだけの準備が出来たということと、それ以上にステージパフォーマンスやセットリスト、構成が素晴らしかったということに尽きるのだと思います。

 既に客電が付いて公演終了アナウンスも流れている中、まだ「もー一回!」とWアンコールを期待して声を出している人達が結構居て(トーク中でもちょっと悪目立ちしている連中が客席にちょろちょろ居ましたが、それでも上手く交わして進行してくれたので、そこまで迷惑な印象は受けなかった)、「流石にもう終演アナウンス流れてるし、気持ちは分かるけれどちょっと諦め悪いかなぁ…」と思いながら帰る準備をしていると…まさかまさかのステージ明転、StylipS再登場ぉーーーーーーっ!!!!(驚) いやいや、こんなこと無いでしょう、普通!? でも勿論嬉しいに決まってます! しかも、普通にお礼を言ってまた下がるのだと思いきや、のっちが「STUDYxSTUDYやりたいんです!」と発言。すると、ちゃんと準備OKまで持って行くスタッフの好意というか心意気というか、そんなところまでこのStylipSに関わる人達の気持ちのキャッチボールが感じられて、ちょっと感動。一部既に会場を出てしまった人達が居たのは残念ではありましたが、最後の最後で本気で弾けた「STUDYxSTUDY」で会場が一つになれたのも良かったです。こういう形のWアンコールもあるんだな、と今日だけで私自身も沢山の体験をさせてもらいました(でも、最初からここまでを構成としてくれても良かったのではないか?というのはやっぱり思ってしまいますね…)。こうして、StylipSの新たな一歩を踏み出した記念すべき公演を、StylipSの始まりの曲でもある「STUDYxSTUDY」で飾るなんて素敵すぎです。色々な意味で忘れられないライブとなりました。

 こうして私のStylipSのライブ初体験は、その2時間40分という時間以上の密度と、強く胸に刻まれた感動と楽しさと、これからも応援して行く!という決意で構成された素晴らしい体験となりました。これだけの質と熱の高いステージパフォーマンスとユニット力、そして個性的なメンバーの魅力があれば、もっともっと羽ばたけると信じています。多くの人に気付いてもらえるように、新米ではありますが”バディ”の1人として、これから出来ることをして行こうと思います。

 素晴らしいステージを創った関係した全ての方々に「ありがとう&お疲れ様」を!

■付録:セットリスト

  1. THE SUPERNOVA STRIKES~NOVAレボリューション
  2. MIRACLE RUSH
  3. Prism Sympathy
  4. ツナグキズナ・ツツムコドク
    ~[乙女軍空挺部隊すたんばいっ mission.1]
  5. ベイビィKISS☆
  6. カフェモカ・サイド
  7. Dear Honesty
  8. Choose me▽ダーリン
  9. 純粋なフジュンブツ
    ~[乙女軍空挺部隊すたんばいっ mission.2]
  10. 星鳴る夜の誘惑者
  11. Blue Moon Dream
  12. Resonant World
  13. 閃光リフレイン
  14. 迷々コンパスはいらない
    ~[StylipS新生 STRIKE FOREVER]
  15. フォーチュン・レター
  16. 初恋EVOLUTION
  17. Melancholic Sunshine
  18. うしろ髪ジャーニー
  19. Brand-new Style!! ~魔法みたいなShow time~ (Step two)

    (アンコール)
  20. わがままバディー
  21. ギブミー・シークレット

    (Wアンコール)
  22. STUDY x STUDY

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