« 2015年10月 | トップページ | 2016年1月 »

2015年11月

2015年11月30日 (月)

「THE IDOLM@STER CINDERELLA GIRLS 3rdLIVE シンデレラの舞踏会 -Power of Smile-」両日参加

Dscf4548s 「アイドルマスター シンデレラガールズ」。「アイドルマスター」のソーシャルゲームとして登場し、登場アイドル数が100名を余裕で超えるという仕様に当時は驚き、声が付いてCDがリリースされ、TVアニメ化も果たして市場としても「アイマスの一部」ではなく独立して数えられるにまで成長する様は正に破竹の勢い。TVアニメが大盛り上がりで終了し、毎週のようにリリースされ続けていたCDも一区切りが付いたと同時に3周年記念ライブの開催。しかも、アニメのラストに劇中で開催されたライブタイトルと同じ「シンデレラの舞踏会 -Power of smile-」なんて、綿密に計算されたプロモーション計画の賜物だな、と感じずにはいられません。参加する側のテンションも恐らく最高潮。無事に参加する権利が得られて当日を迎えることが出来ました。2周年ライブはライブビューイングだったので2年振りの現地参加となる訳ですが、曲消化が追いつき切れていない不安を抱えての参加となったのは、これまでのアイマス系ライブの中では初めてのこと。それでも自分の全力で臨むしかない。いつも通り「楽しむ!」という気持ちだけで大丈夫!!

Img_6782s 会場となる幕張メッセは、いつものイベントホールではなく、国際展示場をぶち抜いた完全フラットなスペース。元々ライブなどのイベントを行うホールとして設計されている訳では無いでしょうから観覧や音響などに不安がありましたが、実際に参加してみるとやはり問題を感じる部分はありました(ライトの光の直撃を受けてステージが見えない、音が聴き辛い(特にトーク)、遠すぎて何をやっているのかちゃんと見えない(大きなスクリーンですら遠くて小さく見えるくらい)等)。でも、ライブとしてはきちんと成立し、楽しめるものになっていたというのは流石。私は初日は丁度真ん中くらい、2日目は真ん中より後ろのブロックの左側だったので、見える景色は極端に違ったりはしなかったものの、初日はセンターステージがそこそこ近くに見えたり、2日目はトロッコが近くを通ってくれたりしたので、別々の楽しさはあったかな、と感じています。

 会場の外でも、星型のシールに願い事を書いてボードに貼るなど、アニメの演出に即したイベント的なことをやっていたり、Cygamesの展示はお城を作ったりして凝っていたのも、ライブというお祭りを華やかに彩ってくれていた様に思います(人が多すぎたと感じることはありましたけれど…)。

 初日と2日目で出演者が結構異なり、初日は新たな顔ぶれが多いキュート&パッション寄り(クールは21人中3人という少なさ)、2日目は驚くほどにクール寄り(クールが21人中8人と初日の3倍近い人数)。そのメンバーであるからこその演出に溢れた両日は、「シンデレラガールズ」というコンテンツが持っている765プロとは全く異なる方向性(属性が分類出来るからこその突き詰め方、キャラクターが極端に個性的だからこそ遊べる演出)が色濃く出て、アイマス系ライブとして新たな体験をさせてもらった気がしました(その片鱗は2周年ライブの時に既に味わってはいましたが(笑))。これまで個の力が強めだったと感じる「シンデレラガールズ」が、複数人連携する様になって生まれた空気(主に”芸風”(笑))は新鮮そのものでした。

 2周年ライブの時、アニメが始まる直前であったことから、リリースされている楽曲の主軸はソロ曲であり、総選挙関連のユニット曲やjewelriesシリーズでの属性ユニット曲は数曲ありましたが、ステージとしてのバリエーションの少なさに懸念がありました。それを演出的にカバーしたとしても、曲の絶対的な弾数が少ない。それをどう解決するか問われるのが3周年ライブであると思っていた自分にとって、アニメで「シンデレラプロジェクト」として固定された14人と、それぞれに絡む個々のアイドル配置やエピソードでの印象の付け方は舌を巻くほどの完成度を見せつけられ、アニメで生まれた新曲たちの素晴らしさは本当に驚きでした。勿論、今回の3周年ライブはアニメ本編のラストを重ねて「シンデレラの舞踏会」が銘打たれているのですから、弾数なんて心配不要。もうソロ曲ですら、アイドルを組み合わせて唄わせても構わなくなっているくらいに昨年とは世界の広がりを味わえている自分を、リリースされた楽曲を消化しきれないくらいになっている自分を、想像することも出来なかったのは言うまでもありません(笑)。

 特筆したい部分としては、初日なら野球演出を入れたれいちゃまと杜野さんとの掛け合い、出演出来なかったメンバーの歌をカバーしてくれた(アイマスライブでは、これがもう定番になっていて嬉しいです)、ふーりん&るーりぃの「Memories」やさっつん&ちょこたんの「-LEGNE-仇なす剣 光の旋律」、「つぼみ」の飯屋の歌唱とステージのオルゴール演出(飯屋の周辺に座る皆のグルーピングにも胸熱)、2日目の「私色ギフト」、参加しない筈だったまりえってぃの登場で熱量マシマシだった「Wonder goes on!!」、2周年の逆版となった「DOKIDOKIリズム」の城ヶ崎姉妹、初日と同じデュオながら違う曲を担当したふーりん&るーりぃの「-LEGNE-」、属性違いながらもしっくりハマった、のじょさん&れいちゃま&もよちーの「Nebla Sky」、休憩後に鮮烈に開幕した「Absolute NIne」、完璧なダンスで魅了した飯田さんの「Hotel Moonside」、初参加とは思えない説得力と確固たる自信も伺えた佐藤亜美菜さんの「in fact」(あの大舞台のセンターステージでピンスポット浴びて極上のパフォーマンスをするなんて、流石はAKBで実力を磨いた人ですね)、会場中の期待を一身に背負い、まいまいが欠けた状況を演出と力強い歌唱とパフォーマンスでねじ伏せた「Trancing Pulse」、「心もよう」から「流れ星キセキ」を経ての「S(mile)ING!」…。結局、細かいところを語り出すと、それぞれに何かしらの印象が残るという、2周年までとは明らかに異なる感動と、より「アイマスらしく」そして、より「シンデレラらしく」が融合した、次への一歩となる進化したステージを体験出来たことが一番特筆したいことかもしれません。出演者それぞれの表現力アップもアニメがあったからこそ積み上げられたものもあるでしょうし、ソロ曲だけでなく沢山のメンバーと掛け合う事で生まれたものも多いでしょう。そういった「この先も安心して見守れる」ということが、ハッキリ分かったことが自分にとって何よりも収穫だったように思います。

 CDでフルコーラスを聴くだけでは物足りなかったり、アニメ本編で観た光景では熱量が足りなかったりした曲も(自分の中では特に「M@GIC☆」がそう)、このライブを経て強い印象・新たな印象を刻んでくれて、「やっぱりライブって凄いな」と改めて感じられたのも嬉しかったですね。

Img_6787s 初日はセンターステージが比較的近い方ではありましたが、どこを見るにも思ったより遠くて大変でした。2日目は観覧位置こそ後ろの方ではあっても、トロッコが目の前を通ってくれたり、休憩時間にはぴにゃこら太が通ったりと、これまであまり味わっていない楽しさもあったので、ステージまでの距離が(センターステージですら)遠いことはあまり気にならなかったかもしれません(でもやっぱり遠い…)。
 その他、メインスクリーン上での演出がとても凝っていて、真正面から観た時に初めてステージと融合するタイプのものも色々ありました。特に「Trancing Pulse」では、ステージ上には居ない加蓮がシルエットとして演出された瞬間は身震いしたくらいにシビレました。

 総合的に、この「シンデレラガールズ」の3周年ライブはTVアニメの集大成的ライブで、765プロで言えば7周年ライブ的位置づけになると思いますが、再現したものは全く異なりました。でも、根幹にある「アイマスである」という部分は同じだと感じられたし、終わった後の「楽しかった!」「最高だった!」という気持ちも変わらなかった。僅か3年でこんなにも大きなステージを成功させたことには、その様々な過程で携わった方々全てに敬意を表したいです。

 正に「Power of smile」の名の通り、笑顔が繋いだ最高のステージをありがとうございました!

■付録:セットリスト

11/28(土) 11/29(日)
1. お願い!シンデレラ 全員 1. お願い!シンデレラ 全員
2. Star!! 大橋・原・福原・高森・青木・五十嵐・大空・大坪・山本・黒沢・松嵜・佳村 2. Star!! 大橋・原・福原・高森・青木・五十嵐・大空・大坪・山本・黒沢・松嵜・洲崎・佳村
3. We're the friends! 津田・桜咲・鈴木・三宅・立花・杜野・松田・金子・和氣 3. ススメ☆オトメ ~jewel parade~ 安野・東山・松井・佐藤・飯田・ルゥ・照井・高野
4. S(mile)ING! 大橋・津田・立花 4. できたてEvo! Revo! Generation! 大橋・福原・原
5. LET’S GO HAPPY!! 山本・松嵜・黒沢 5. Heart Voice 五十嵐・大空・大坪・佐藤
6. 気持ちいいよね 一等賞! 杜野 6. ラヴィアンローズ 照井
7. ミラクルテレパシー 鈴木・原・金子 7. 青の一番星 ルゥ
8. あんずのうた 五十嵐・大坪・大空 8. き・ま・ぐ・れ☆Cafe au lait! 高野・大橋・高森
9. 毒茸伝説 松田 9. 私色ギフト 山本・松嵜・黒沢・佳村
(あんきランキング) (マッスルキャッスル)
10. TOKIMEKIエスカレート 佳村 10. Rockin' Emotion 安野
11. OωOver!! 高森・青木 11. Twilight Sky 青木
12. Can't stop!! 和氣 12. Nocturne 東山・飯田
13. 小さな恋の密室事件 桜咲・山本・黒沢 13. Memories 洲崎・福原・佳村
14. メルヘンデビュー! 三宅・高森・鈴木 14. 2nd SIDE 松井
15. ミツボシ☆☆★ 原・大橋・福原 15. Wonder goes on!! 高森・青木・安野・松嵜・三宅
■スペシャルメドレー
16. Shine!! 大橋・原・福原・高森・青木・五十嵐・大空・大坪・山本・黒沢・松嵜・佳村 16. Shine!! 大橋・原・福原・高森・青木・五十嵐・大空・大坪・山本・黒沢・松嵜・洲崎・佳村
17. Orange Sapphire 三宅・杜野・和氣・金子 17. Orange Sapphire 三宅・照井・安野・高野
18. Romantic Now 黒沢・山本・佳村 18. DOKIDOKIリズム 山本・佳村
19. おねだり Shall We~? 高森・大橋・松嵜 19. Angel Breeze 東山・黒沢・原
20. Happy×2 Days 大空・大坪・五十嵐 20. ましゅまろ☆キッス 松嵜・五十嵐
21. ススメ☆オトメ~jewel parade~ 原・鈴木・三宅・立花・杜野・和氣 21. アタシポンコツアンドロイド 大橋・高森・大空・大坪・三宅
22. Memories 福原・青木 22. We're the friends! 東山・松井・洲崎
23. -LEGNE- 仇なす剣 光の旋律 松田・桜咲 23. -LEGNE- 仇なす剣 光の旋律 福原・青木
24. 花簪 HANAKANZASHI 立花・鈴木 24. Nebula Sky 山本・松嵜・黒沢
25. メッセージ 松田・津田・金子 25. メッセージ 佐藤・ルゥ・飯田
26. GOIN'!!! 大橋・原・福原・高森・青木・五十嵐・大空・大坪・山本・黒沢・松嵜・佳村 26. GOIN'!!! 大橋・原・福原・高森・青木・五十嵐・大空・大坪・山本・黒沢・松嵜・洲崎・佳村・安野・三宅
27. shabon song 佳村・津田 27. Absolute NIne 福原・東山・松井・佐藤・飯田・ルゥ・照井・高野
28. お散歩カメラ 金子・高森・青木 28. Hotel Moonside 飯田
29. ショコラ・ティアラ 大坪・山本・松嵜・黒沢 29. in fact 佐藤
30. あいくるしい 立花・五十嵐 30. Trancing Pulse 福原・松井
31. 風色メロディ 大空 31. この空の下 洲崎・大坪・大空
32. つぼみ 原・桜咲・鈴木・三宅・杜野・松田・和氣 32. つぼみ 原・高森・青木・五十嵐・山本・黒沢・松嵜・佳村
33. Never say never 福原 33. 心もよう 福原・原
34. できたてEvo! Revo! Generation! 大橋・福原・原 34. 流れ星キセキ 大橋・福原・原
35. 夢色ハーモニー 大橋・原・福原・高森・青木・五十嵐・大空・大坪・山本・黒沢・松嵜・佳村 35. S(mile)ING! 大橋
36. 夢色ハーモニー 大橋・原・福原・高森・青木・五十嵐・大空・大坪・山本・黒沢・松嵜・洲崎・佳村
36. M@GIC☆ 全員 37. M@GIC☆ 全員
37. 夕映えプレゼント 大橋・原・福原・高森・青木・五十嵐・大空・大坪・山本・黒沢・松嵜・佳村 38. 夕映えプレゼント 大橋・原・福原・高森・青木・五十嵐・大空・大坪・山本・黒沢・松嵜・洲崎・佳村
■アンコール
38. とどけ!アイドル 全員 39. とどけ!アイドル 全員
39. お願い!シンデレラ 全員 40. お願い!シンデレラ 全員

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2015年11月23日 (月)

「THE IDOLM@STER LIVE THE@TER DREAMERS 02 発売記念イベント」参加

Dscf4534s 「アイドルマスター」関連CDの発売記念イベントは、かなり申し込んではいるもののほぼ落選の自分にとって、今回の当選は物凄く意外な結果で最初は当選メールの意味が分かりませんでした(笑)。「ミリオンライブ!」のリリースイベントは初当選ですし、出演者がぴょんさんに中村さん、みっくにナンス、天ちゃんにぴらみさんという、驚くほどに自分好みの顔ぶれなので「全ての運を使ってしまった」感が半端なくありました。それならそれで、この1回のチャンスを全力で楽しみきるのみ!ということで、物販も含めてちゃんと参加することに決めて当日を迎えました。

 イベント当日、時々雨がぱらつく様な生憎の天気ではありましたが、どちらかと言えば寒さの方が堪えました。それでも、物販開始1時間前くらいに現地入りして列に並び、開始から解放されるまで1時間かからないくらいの時間だったので、2011年の新春ライブの凍死寸前の時より全然平気でした(笑)。物販も目的の物は購入出来て(イベント開始時間に合わせて来たら売り切れだったものもあったので)良かったです。初のリリースイベント物販、堪能!?

 定刻になって入場が開始され、本人確認を経て会場内へ。整理番号が10番台ということもあり、2列目くらいのセンターを確保出来たことはとても光栄で「やはり初参加で全ての運を使ったな」と実感してしまうくらいでした。でも、これだけ近くで自分が最もご贔屓にしているぴょんさんをはじめとする演者の皆様のパフォーマンスを見守ることが出来るのですから本望です。全力で声援を贈るのみ!

 純然たるライブではなくトークやゲームコーナー(俳句対決)もあって、招待イベントとは言え盛り沢山。正味1時間ほどのイベントでありながら、最速で新譜の歌のライブを体験出来るというのは贅沢な時間です。しかも、アイマス界隈では大きな会場であることが殆どなので、これだけの近い距離で楽しめるのも更にプレミア感がありますね。滅多に当選しないからこそ、今体験している全てを胸に刻み込むのみ。

 今回の「LIVE THE@TER DREAMERS」シリーズは「ミリオンライブ!」で初のデュエットソングで、このイベントはそのデュエット企画の初イベントでもあるため、どんな展開がなされるのか全く予想が出来なかった(唄われる歌のみ予想出来た)為、トークテーマとして「担当楽曲の一節をくじ引きして、そのお題に沿ったトークをする」とか「担当アルバムの開催地にちなんだ上の句をくじ引きして、残りの中の句と下の句をデュオ別々に作って1つの俳句を完成させる」という内容はとても楽しませて頂けました。特に、中村さん(「ミリオンライブ!」で2ndLIVEの衣装に身を包んでいるのは初!これは2ndに出演していないぴらみさんも!)とぴょんさんのペアはある意味で無敵で、それぞれの持ち味を十二分に発揮したチームワーク(っていうか漫才?(笑))で抱腹絶倒! その勢いにみっく・ナンスペアと天ちゃん・ぴらみさんペアもたじたじ気味ながらも、それぞれの絆を見せつけてくれたと思います(中村さんは「絆を信じると負けるゲーム」と言って、事ある毎に相棒チェンジを希望していました(笑))。ちなみに、私はぴょんさんを贔屓しているので、「天守閣って大阪にあるやつ?」「伊達正宗って三国志に出てる?」とか言ってしまうぴょんさんも大好きです! お城のジェスチャーをする中村さんも素敵でした! 尚、ゲームの勝者は天ちゃん・ぴらみさんペアでした。

 で、メインの楽曲披露は勿論このイベントに出演しているペアの持ち歌。みっくとナンスが「もっともっともーっとLOVEしたーーい!(*^^*)」と萌え殺しに来たかと思えば、天ちゃんとぴらみさんが「いつだってきっと恋人になれる」と切ない想いを素敵なハーモニーに乗せて届けたかと思えば、春香と未来を丸ごとぶつけて来たぴょんさんと中村さん。全部楽しみにして来たけれど、やはり思い入れ的にも「ハルカナミライ」が最高の形(しかも、全世界最速生披露!)で届けられたことが本当に嬉しかったです。ぴょんさんと中村さんが抱き合うところは、とても明るく前向きな歌なのに胸に来るものがありました。そして全員揃っての「Dreaming!」。アイマス10thライブで初披露されたこの歌も、今ではCDリリース後。全力全開で楽しみきった初参加のリリースイベントは、強く印象に残る素敵なステージとなりました。

 また強く「参加したい!」と思う時に当選すると嬉しいな…。

■付録:セットリスト

  1. 成長Chu→LOVER!!/伊藤・夏川
  2. piece of cake/雨宮・平山
  3. ハルカナミライ/中村・山崎
  4. Dreaming!/全員

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2015年11月11日 (水)

田所あずさ バースデー&Blu-ray発売記念!! 「田所あずさワンマンライブ2014 -Beyond Myself!-」一夜限りのスペシャル先行上映会&お渡し会 参加

Dscf4543s 田所あずささんを初めて認識したのは「アイドルマスター」8周年記念ライブ横浜公演にて。ゲスト出演した彼女のパフォーマンスに驚かされ、その後のトークで年相応の可愛らしさも垣間見えて印象に残りました。その後、「アイドルマスター ミリオンライブ!」の最上静香役として認識し続ける訳ですが、ライブでのパフォーマンスや「ミリオンラジオ」での素に近い彼女を見聞きしている内に自然と気に掛ける様になっていましたが、自分の中にある「個人活動は(予算的にも時間的にも難しいので)基本的に極力追わない」というスタンスから、それ以上の深掘りはせずに日々を過ごしていました。
 そんな中、自然と目に入った1stアルバム「Beyond Myself!」の発売情報。興味があってレンタル予約(最近は余程でないと買わなくなっています)。聴いてみて「田所あずささん(以下ころあず)自身の魅力が詰まったアルバムだな」と好印象だったものの、その時はそれで終わり。繰り返し聴く時間もなく(本業の「アイマス」で手一杯だった)、しばらくしてライブ開催を知り、印象が良かった1stアルバムの楽曲群が聴けるであろうタイミングに参加を検討したものの、結局聴き込んでいる訳ではない自分の背中が押されることなく見送ることに。縁がありそうで無い感じが続いて更に数ヶ月。訪れた1stシングル「DREAM LINE」の発売。アルバム同様レンタルして聴いたのですが、心がざわつくくらい自分の中に強く共感するものがあり、繰り返し聴くうちに「一生モノの歌」と感じられるくらいになりました。「ならば!」ということで「DREAM LINE」に加えて気に入っていた「Beyond Myself!」も購入! こうして、2ndシングル「君との約束を数えよう」以降は初めから購入となり、ソロ活動としてのステージも「SPLASH LIVE!」や「Anisong Ichiban!!」で体験する機会が訪れ、自分の中で、少しずつでも”走り出してしまった”ことを感じずにはいられませんでした。

 そうやってころあずに対する「見守ろう」という気持ちが積み重なって行く中、昨年行くチャンスがありながら参加しなかった「Beyond Myself!」のライブの模様がBlu-rayで発売される事を知り迷わず即予約。来年(2016年)1月に決定したころあずのワンマンライブのチケットも迷わず確保し、訪れた今回のチャンス。「バースデー&Blu-ray発売記念」と称し、予約済のころあずライブBDの先行上映会があるということで、平日という不確実な状況が発生しやすい中の、しかも決して職場から近くない映画館であるにも関わらず「参加する!」という強い気持ちで抽選に申し込み無事当選。「ころあず本人が登壇」ということで「トークショー的なものが楽しめるなら最高じゃないか!」という気持ちでした。「お渡し会」なるものも付いていることに気付いたのは割とイベント直前だったりします。

 上映会当日。予定時刻通りに職場を出ることが叶わず、定刻に間に合うかどうか会場までかなりハラハラな道のりでしたが、開場時刻丁度に現地到着。終演時刻を考慮し、小腹にホットドックを入れて座席へ。ライブ上映を鑑賞すると言う意味では少々辛い2列目の中央ながらも、トークショーの時には遮るものが無い絶好のポジション。近くでころあずのトークを堪能することが出来るのは、初参加の自分としては身に余る光栄です。

 定刻通りに開始された上映会は、会場であるユナイテッドシネマ豊洲の10番スクリーンという、環境としては文句無しの場所(過去に「劇場版アイドルマスター」では何度もお世話になりました)。更には上映されるライブの会場は品川ステラボールという自分でも比較的馴染のある会場。ある意味で”最高の臨場感”を味わえる環境で、どんなライブを体感できるのか楽しみでもありました。

 そんな想いで実際に大スクリーン越しに映像で体験したころあずのライブ「Beyond Myself!」は、自分の想像よりも「いいな」と思える空間でありました。ころあずが楽しそうであることは勿論、観客側も特別目立った”排除したい輩”が居た感じも無く一体感があり、生バンドで奏者のパフォーマンスも高い。アルバム「Beyond Myself!」の全楽曲に加え、アーティスト「田所あずさ」が始まった「ホリプロスカウトキャラバン」の決勝が行われたこの会場で、その時の課題曲と自由曲を披露し、更には当時できたてほやほやの1stシングル「DREAM LINE」の初披露という、とても中身の濃いライブであった事とその完成度の高さ、想いの強さに「こうして見届けられて良かった!」と思うと同時に「去年、参加しておけば良かった!」と感じるステージでありました。
 映像ではエンディング映像として貴重なメイキング、バックステージの模様が流れていて(素のころあずと感じられるシーンが沢山あってとても良かった)、ライブそのもの以外にも映像商品として更に満足度が増したのも特筆したいところです。

 既に「上映会」という部分だけで大満足。後はトークを楽しんで終了か…と思ってころあずの登壇を待っていると、目の前に現れたのは予想外のドレッシーな衣装を纏ったころあずで、素敵な出で立ちにちょっと不意打ちを喰らった感じでトキメキを感じてしまいました(笑)。

 お誕生日当日ということもあり、上映されたライブの想い出話だけでなく、22歳になっての抱負(セクシー路線を貫くとのこと(笑))を語ってもらった後は、バースデーケーキが運ばれて来ての「おめでとう」タイム。ローソクに火を付けても場内の空調の風で消えてしまったりと、お話にあった通りトークも含めて全然リハーサルしないで臨んだというのが良く分かるハプニング(?)が続出。前日にマネージャの金成さん主催のサプライズバースデーパーティが行われたそうですが、そちらは3回くらいリハーサルをやっていたという話ですから、今日の緩い感じのバースデーというのは本人らしくて良いのかもしれません(笑)。

 正味15分くらいのトークショーを終えて(もっと沢山濃いお話が聞きたかったので、ちょっと物足りなさを感じてしまいました…)、ころあずの希望で会場をバックに皆と写真を撮りたい!ということでお写真タイム。前から2列目の席で中央付近ということもあり、バッチリ写真に収まってしまう位置だったのでちょっと焦りましたが、何とか良い笑顔で居られたのではないかと(その時の記念写真が載っている記事がこちら。写ってました(笑))。

 そちらが終わった後、長机をスタッフさんが持って来て、来場者特典のお渡し会へ。2列目ということもあって、それ程待たずに順番が巡って来たのは良かったのですが、心の準備時間にはちょっと足りなくて(汗)、いざ自分の順番が巡って来た時は伝えようと思っていた内容を手短に紡ぎ切るのが精一杯でした。それくらいに、自分の目の前に立つころあずはオーラがあって、思ったよりも小柄で目が凄くキラキラしていたのがとても印象的で、感じていた庶民的な印象よりも遥かに別世界の人でありました。でも、お誕生日を直接お祝いすることが出来て、ころあずの歌や笑顔から活力を貰っていることへのお礼と年明けのライブに参加することも伝えられて、無理にでも今回の上映会に参加して心底良かったと思いました。

 こういう機会を作ってくれたころあずと、それを実現する為に関わった全ての方々に”ありがとう”の気持ちでいっぱいです。これからも自分の精一杯で見守って行きます!

■付録:セットリスト(一応(笑))

  1. Hello My Revolution
  2. Wonderful Dreamer
  3. Brilliant Sensation
  4. Beautiful Wind
  5. 愛しさの存在
  6. スキミ→
  7. ヒカリになって
  8. いいことありそう。
  9. リフレクティア
  10. Lost my music
  11. ダイヤモンドハッピー
  12. キセキ
  13. あおぞら

    (アンコール)
  14. ツボミノコエ
  15. チュルリルラ♪ ~未来バスに乗って~

    (Wアンコール)
  16. DREAM LINE

| | コメント (0) | トラックバック (0)

« 2015年10月 | トップページ | 2016年1月 »