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2016年5月

2016年5月28日 (土)

「伊藤美来 ファンミーティング~緊急会議 私達◯◯で応援します!~」と「Pyxis 1st Anniversary Party~Pyxis1歳のお誕生日大作戦~」参加

Dscf4542s 2015年5月に「StylipSを応援する!」という強い意志表示ということで入会したスタイルキューブのファンクラブ。しかしながら、StylipSとしての活動の続報がなかなか出て来ない。メンバーの一人である松永真穂さん(まほちゆ)もずっと体調崩して療養中みたいで、折角1stツアーファイナルで「ここから!」と高らかに宣言したのに…と思い続けてもう1年近く。その分、StylipSの中でも妹分である伊藤美来さんと豊田萌絵さんがユニット「Pyxis」を結成し活動開始。Webラジオで冠番組が2つ開始され、美来さんや萌絵さんもソロでの活動も増えて来て、StylipSへの恋しさはあるものの、どうにかお二人の活動で誤魔化せている感じ。

 そんな2016年、美来さんも萌絵さんもそれぞれで忙しくなり、個々の活動を増やして行く中でアナウンスされた「Pyxis」の結成1周年イベント。思えば、昨年の結成宣言されたイベントはチャンスがあったのに参加は見送ったという、今思えばとても勿体無い選択をしたこともあって「今年は行くぞ!」と迷い無し。しかも、急に決まった感のある美来さんのファンミーティングとの2本立て(別々のイベントカウントですが)という、密度の濃そうな日になりそうです。

 スタイルキューブのFC会員なので、「申込完了=入金すれば即参加確定」というやきもきする必要はありません。申込開始直後に申し込み、無事に参加が確定。後は当日を迎えるのみとなりました。今回は「ライブ」という言葉は入っていないので、イベント然とした内容でライブコーナーがちょっとあるくらいだろうと言う認識。まぁ、お二人ともキャラソン以外の持ち歌がほぼ無いので、ライブと言っても予習不能だったりするのですが…(汗)。

 イベント当日、先行物販を狙って行動開始。過去何回かの参加で開始1時間前で十分余裕という認識なので、今回も開始1時間前を目指すことに。会場である新宿ReNYは昨年の美来さんのバースデーライブや今年every▼ing!の1stライブに参加しているので(ちょっと悪い思い出も多いけど…)、迷うことなく到着。並んでいる人数も予想通りの感じで十分余裕のはずでした。そう、「でした」と言う表現通り全然余裕がありませんでした(苦笑)。原因は3つあって、先ずは開始時間の遅れ。理由もアナウンスされず、開始が10分以上押す始末。次に先行物販時間の短さ。1時間しか枠を取っていないという見積もりの甘さ。そして最後は物販部隊の手際の悪さ。手配・確認・金銭授受がスタッフが居る割には連携出来ていない。そんなことから、自分が買い終わる頃には昼食を取る時間がほぼ無く、コンビニで軽食を済ませるとすぐさま入場用整列するという状況…。まぁ、アイマス7周年の8時間並んで30分後には入場開始みたいな状況に比べればどうってことないですけどね(笑)。そういえば、捌き切れなかったであろう並んでいた人達はどうしたのかな…。

 お昼の部は美来さんのファンミーティング。どんな内容なのかな?と思えば、開幕から「Dear Honesty」を歌って来るライブスタイル! ちょっと予想外でしたが、大好きな歌ではあるので勿論のっけからテンションアップ(この歌なら昨年のバースデーライブみたいに騒ぐ連中が出て来る心配も少ないし…)。曲が終わるとそのままイメージ映像が流されて(「これまでの軌跡」的な編集でとても良い感じ。ちょっと感動したくらい)、最後に「2016年秋 メジャーデビュー決定」との報が!! これには会場中で大歓声が沸き上がり、ステージ上の美来さんに大量の「おめでとう!」の想いがぶつけられ、その会場の反応に目頭を熱くする美来さんにまた心からの「おめでとう」の連鎖。そんな大切な発表の場をいの一番にファンに用意してくれた気持ちが嬉しくて、この場に立ち会えたことだけでこのイベントに参加した元手を取ったくらいの気持ちになれました。

 発表の歓声が落ち着いた後、スタイルキューブの野口社長をはじめ、日本コロムビア、ゲーマーズ、声優グランプリ編集部、アニぱら音楽館の決定権をお持ちのお歴々が登壇。そこでそれぞれのプレゼンを行って、今後美来さんをどの様に盛り上げて行くかを緊急討論する様な形でイベントが進行するという、ある意味で凄いイベントに身を置くこととなりました(笑)。直接購買層筆頭であろうファンが集まっているイベントなので、直接反応が見られるというのはスポンサー側としても価値ある時間になったのかもしれません。

 一通りのミーティングを終えると、勿論ライブ! のっけから「Prism Symphathy」という選曲にボルテージは最高潮。昨年のバースデーライブでYOFFYに贈られた「妄想Realize」、騒ぎたい輩の大好物(苦笑)「細胞プロミネンス」、今回のデビューのご縁の切っ掛けとなる「ろこどる」のオープニング「ミライファンファーレ」等、美来さんが大切にしている楽曲を見守ってくれるファンに届けようと気持ちを込めて歌っているのが分かるパフォーマンスで届けてくれて、ライブ中に目に余る輩を然程気にすることもなく、嬉しい気持ちでライブを楽しむことが出来ました。美来さんの高校卒業記念で作られたという「Dear Honesty」を最後にもう一度歌ってくれたことが今回のイベントを象徴している様にも思えました。「これからも頑張ります!見守っていてください!!」、そんな美来さんの声が確かに聴こえた素敵な発表会だったと思います。

 【セットリスト】
 1. Dear Honesity
 2. Prism Sympathy
 3. 妄想Realize
 4. 細胞プロミネンス
 5. ミライファンファーレ
 6. Dear Honesity

 夜の部は「Pyxis 1周年パーティ」。開場までそれなりの時間はあるものの何となく中途半端…。ということで、昼に続いてコンビニ軽食を食べつつ外で時間潰し。

 昼の部終了から時間にして3時間くらいして始まった夜の部は、サブタイトルからしてもWeb番組「Pyxisのキラキラ大作戦!」の公開収録的イベントであろうと予想していたら、1周年をお祝いして軌跡を振り返りつつ関連する歌を披露し、「キラキラ大作戦!」の公開収録も行うという内容で、ちょっと変則的。

 結成を発表した2015年のイベントから映像で1年を振り返りつつ、その時の歌を披露するという形式は、ライブともイベントとも分類出来ないため「どっちかに集中」という心構えで居られないのはテンションコントロールの難しい部分ではありますが、基本はイベントとして割り切れるし、その時々のお話しを楽しめる上にその時の代表曲が披露されることで一緒に軌跡を体感出来るのは嬉しいものです。

 結成発表は「ジェリービーンズダイアリー」、ユニットとしての初のライブ参加「SPLASH LIVE!」での「LET'S GO OUT!!」(カバー)、ユニット初ワンマンでの「恋の天使舞い降りて」(カバー)を披露。歌とは直接結びつかない他のイベントも写真や映像でPyxisとしての様々な活動を振り返りつつ、その時々の裏話や思い出話を一緒に楽しみました。その多くが”追体験”であったことからしても、自分としても結成後それなりに気に掛けていたんだなぁ…と改めて感じること。
 そしてこの春に始まったPyxisの冠番組の1つである「Pyxisのキラキラ大作戦!」から、1コーナーである「○○大作戦!」を「やんくみ大作戦!」と「先生大作戦!」の2つを行い、「やんくみ」の方では、仲間由紀恵さんが好演した「ごくせん」のやんくみ先生の様に、生徒に言い聞かす台詞をお題を引いて即興披露するというもの。萌絵さんの「ごくせん」好きが熱量として感じられたり、美来さんが「やんくみ」ならぬ「やんみく」振りを披露したりして、かなり楽しませて頂きました。「やんくみ」を知らない美来さんよりも優位だった萌絵さんは、引いたお題に苦しまされた感じでしたね(笑)。
 また「先生大作戦!」では、通常美来さんが先生、質問する生徒が萌絵さんという図式なのですが、今回は萌絵先生というレアシーンも登場し、萌絵さんに倣っての美来さんのクソガキっぷりがかなりツボでした(笑)。
 公開収録ラストは「あっちむいてホイ」対決が行われ、歴史に残るほど(笑)の名勝負となりました。あいこが凄まじく多いという仲の良さに加え、最強と言われている美来さんを打ち破った萌絵さんの強さは、今後何かに活かされることでしょう!

 そんな公開収録を経て、最後はお二人へ「1周年おめでとう」のビデオレターがスクリーンに流されました。「メゾン・ド・イーコエ」関連で大森日雅さん、鈴木絵理さん、岩田光央さんからのそれぞれのコメントを普通に楽しんでいたところ、岩田さんのコメントに何やら仕掛けが…ということで、突如発表された「Pyxisメジャーデビュー決定!」の報!! しかも、テイチクエンタテインメントの新レーベル「ロッカンミュージック」の第一弾アーティストとして8月には1stアルバムを発売するという、超が付くほど進行中の内容に胸が高鳴りました。そして現れるテイチクのお偉方が花束を持って登場するという、美来さんソロデビューの発表と同じ様に、本当に正式な発表の場をファンの為にも用意してくれたことに感謝の言葉しかありませんでした。とても嬉しい反面、頭に過る「…StylipSは…?」という気持ち(汗)。でも、きっと美来さん萌絵さんのお二人なら、ちゃんとStylipSを大切にしつつ、個々の活動もユニット活動も続けて行ってくれる、それが確信に変わったのがこの後に続くライブパート。

 ライブパートはメジャーデビュー発表の後に来たので、会場のボルテージも最高潮。2月のバレンタインライブの時に発表された「Jewel」が先ず披露され、純粋にPyxisのステージとして受け止められる曲があることを改めて嬉しく思っていたところに続いた「TSU・BA・SA」! 二人で選んだという選曲の中にStylipSがあること、しかもお二人がStylipSに加入する前の曲でもある「TSU・BA・SA」が選ばれたこと。勿論、人気があるという理由はあるかもしれませんが、何よりStylipSの看板を背負う気持ちが無ければこの歌を二人で歌うことは出来ないと思っているだけに、今日と言う記念すべき日でこの歌を披露してくれることは特別な意味を持っていると感じました。
 その熱量を引き継いでの「トキメキセンセーション」は本当に印象的で、Pyxisがこれから始まることを本当の意味で感じさせてくれるものでありました。StylipSの今後も含めて「大丈夫!」、そんな二人の声が聴こえた様な気がします。そんな気持ちが湧いて胸が熱くなる瞬間があった印象深いイベントとなりました。

 【セットリスト】
 1. ジェリービーンズダイアリー
 2. LET'S GO OUT
 3. 恋の天使舞い降りて
 4. Jewel
 5. TSU・BA・SA
 6. トキメキセンセーション

 美来さんのソロデビューとPyxisのメジャーデビュー。2つの大きな発表がなされた今回。第一報をファンの前で伝えてくれたことは本当に嬉しかったし、発表内容も実に喜ばしいもので、ライブやイベントで感じる「楽しかった!」とは違う感覚が残る、良い意味で想像していない内容の2時間+2時間でした。目に余る輩もそれ程おらず(まぁ、今回の内容ではそうなりにくいのは事実)、無事に楽しみきった安堵感も大きくありましたが、大切な第一歩を見守れたことが本当に嬉しかったです。こういう機会をくださった関係各位に、感謝の気持ちを込めての「お疲れ様&ありがとうございました」を!

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2016年5月27日 (金)

【備忘録】2016.04.18~2016.05.27

 「ミリオンライブ!」のツアーが全日程終了したものの、切れ目が無いまま色々と押し寄せる予定たち…。今度は「響け!ユーフォニアム」の劇場版公開。全く別のお祭りが始まりました(笑)。
 取り敢えずの備忘録。

 04/20 (01) 「THE IDOLM@STER SideM ST@RTING LINE」09~10
 04/23 (02) 劇場版「響け!ユーフォニアム ~北宇治高校吹奏楽部へようこそ~」初日舞台挨拶
 04/27 (03) 「CINDERELLA PARTY! でれぱれ~どがやってきた!~いけてる彼女と楽しい公録~」
 05/14 (04) 「Pyxis 1st Live Pyxis Party 2016 ~Happy Valentine's Day~メモリアルセット」発売記念イベント
 05/18 (05) 「THE IDOLM@STER CINDERELLA GIRLS STARLIGHT MASTER 02
 05/21 (06) 劇場版「響け!ユーフォニアム ~北宇治高校吹奏楽部へようこそ~」LIVEサウンド上映鑑賞

 「ミリオンライブ!」のツアーが終わったその週末から「響け!ユーフォニアム」の劇場版公開で毎週1回以上足を運ぶことになり(何せ、前売りが3枚も手元にあるだけでなく、舞台挨拶等は前売りを使えないので…)、それはそれで楽しめている事は嬉しいですね(やはり、劇場版は大スクリーンと大音響で楽しむことが前提ですし、TVシリーズの総集編とは言え楽しみ方は結構違うものだな、と改めて感じた)。

 ざくっと所感を残しておきます。

■(02) 劇場版「響け!ユーフォニアム ~北宇治高校吹奏楽部へようこそ~」初日舞台挨拶

 2015年で最も印象深く好きな作品となった「響け!ユーフォニアム」。その劇場版が公開されることが発表されてから早半年。公開されるなら舞台挨拶は行きたいな…と思っていた中で無事当選(当選したのは友人ですが…)。晴れて公開日の、しかも世界最速上映+初回舞台挨拶を見届けられることはとても光栄なこと。しっかりと見届ける使命を果たさねば。
 上映開始が9:05ということもあり、その前にグッズ販売をクリアするために気合を入れて8:00に現地入り。結構な人がロビーに居ましたが、グッズ購入も限定のポップコーンもあっさり手に出来てしまい、時間が余ってしまう状況に。にしても、こんなに朝早く劇場入りした経験はあまり無いかも(笑)。何気に新宿ピカデリーも新しくなってから来るの初めてだし。

 先ずは「劇場版 響け!ユーフォニアム」の所感を。

 冒頭の北中時代のコンクール映像やサンフェスの「ライディーン」のフル演奏、新登場キャラの鎧塚みぞれのシーンが挿入されるなど大小調整がされていたものの、基本はTVシリーズをなぞった総集編。でも、TVシリーズの細かいエピソード全カットの英断フィルムなので、初見の方にはどう映ったか心配(結構なスピード感で淡々と進む印象ななっているので)…という印象でした。それでも、完全録り直ししたアフレコ、新録された劇伴の要素が劇場の大スクリーンと大音響にマッチして(新宿ピカデリーの1番スクリーンの威力もあったかも)、TVシリーズとは違った味わいがありました(特に色々と芝居的な演出が入らず、日常的な淡泊な印象とでも言えば良いのかな。回が分割されるTVシリーズと異なり、全部1本になることからそういうディレクションになっているのかも)。基本が久美子と麗奈の二人に絞った描写で、吹奏楽コンクール京都府地区大会までの足跡を駆け足になぞった感じなので、二人以外はかなりあっさりした出番になってしまったのは致し方ないかな…。葉月はおまけみたいなものでしたし(汗)、緑輝は我が道歩んでいただけだし(笑)。それでも久美子と麗奈の二人にフォーカスすると、こんなにも真っ直ぐな勢いが生まれるんだなぁと、新たな発見が出来た気がします。

 上映が終わってから、北宇治カルテットの4名+櫻井孝宏さんと石原立也監督の計6名が登壇した舞台挨拶へ。新宿ピカデリーという会場だから「ピカッと冴える挨拶を」ということで舞台に上がった北宇治カルテットのはしゃぎ方はいつも通り(笑)。上映後だからこそのネタバレありのトークが出来たことは良かったですし、登壇した皆さんそれぞれの気持ちを真っ直ぐ伝えてくださって、その思いを受け取ることが出来たことはとても良かったし嬉しかったです。特に既報の「続編」が「TVシリーズ第2期」と発表出来たことの嬉しさが皆さんの表情に出ていたのが印象的でした(キャッチフレーズは「秋・2期・滝!」(笑))。また劇場の舞台挨拶が初めてというメンバーの緊張と、周りにいつもの仲間がいる安心感の両方が同居した表情は新鮮に映りました。
 プレス用の撮影タイムにはチューバくんも駆け付け(移動が大変そうでした(笑))、パネルを持った撮影タイムは、ともにゃともえばすの小ささが目立って微笑ましくもありました(ちかぺが背高ですからね)。
 正味30分無いくらいの時間ではありましたが、密度の濃い話が聞けましたし(1期制作時の原作からの取捨選択について等)皆さんと最初の一歩を見届けることが出来て幸せでした。

■(04) 「Pyxis 1st Live Pyxis Party 2016 ~Happy Valentine's Day~メモリアルセット」発売記念イベント参加

 2月14日に行われた、Pyxisの1stライブ。その様子を写真に収めたビジュアルブックに加え、そこで初披露された新曲2曲が収録されたCDが付いた「メモリアルセット」が、美来さんのバースデーライブ2015に引き続いて発売されました。発売記念イベントがある流れも美来さんの時と同様で、トーク&ミニライブ+お渡し会というプレミアムなお時間を頂ける機会ですから是非とも参加したい!ということで、しっかり参加券を得て参加して来ました(第1部の方)。

 美来さんとは1月のメモリアルセット発売記念イベントで初めてお会いしての2回目、萌絵さんとは3月のバースデーイベントに参加して以来の2回(のべ3回)目の邂逅。時期がそれ程空いていないことに加え、4月から始まったラジオ番組で毎週お二人の声や姿を見聞きしているのでとても親近感がありました。
 会場となる秋葉原ゲーマーズのイベントスペースに来るのは初めてでしたが、思ったよりも窮屈さを感じずにイベント自体を楽しむことが出来ました。沢山のPyxisのポスターに囲まれた会場で「みーもー何人居るか?」のいきなりクイズに展開したりするくらいの自由なトークを展開するお二人でしたが、比較的前の方の席を引き当てた自分の位置では丁度美来さんへの視界が遮られることが多く、萌絵さんだけを注視している感じではあったのが残念と言えば残念でした。でも私自身はそれで良かったのかも(笑)。
 トークは当日の裏話やフォトブックのお気に入りの1枚など、短い時間の中で密度の濃い内容が聞けて大満足。お二人の息ぴったりな掛け合いもあって、テンポ良く沢山のお話しが聴けました。にしても、裏話の題材をスケッチブックに書き出す際、萌絵さんが「メイク事件」の件の字を間違っていたことがちょっと衝撃でした(笑)。でも、リハを全力でやり過ぎてメイクの時間があまり取れない状況になって、美来さんがキレて笑い出したというエピソードの方が衝撃でした(笑)。また、ライブが終わった後、写真を撮るために全ての衣装を着直した(なのに涼しい顔して撮っている)という暴露も楽しく、改めてまたフォトブックを見直すと色々発見できるネタ満載でした。
 ミニライブでは「Jewel」も「トキメキセンセーション」も聴くことが出来て、狭い空間ながらもタオルアクションを(当日新たに提案されたみんなで行う振りなどもあって)楽しむことが出来ました。お二人も有線マイクで制限がある中でもその瞬間瞬間のステージを楽しんでいた様でした。
 ライブパートが終わってからのお渡し会では、個別でなくお二人を目の前にして話すというのがなかなか難しかったですが、取り敢えず伝えたいことは伝えられた…かな?とは思うものの、なかなかこういう10秒程度しか無い中で満足度を上げるのは難しいものだなぁと毎回思います(チャンスが沢山あればまた違うかもですけど、滅多に無いチャンスだからこそ気負ってしまう部分はありますね…)。結論としては「欲張らない」。これが正解なんだろうなぁ。
 その他、イベント開始前の着席時にお二人へのメッセージを綴れる用紙が置いてあって、結成1周年をお祝いする文字として残し、伝えられたのも良かったです(イベント終了後、貼り出されたそれらをお二人で読んで回ってくれたそうです)。

 次は1周年記念イベント! 全てが楽しめますように!

■(06) 劇場版「響け!ユーフォニアム ~北宇治高校吹奏楽部へようこそ~」LIVEサウンド上映鑑賞

Img_8590s  劇場として初めて足を運んだ「川崎チネチッタ」。自宅から近い訳ではないですし、わざわざ川崎まで映画を観に行く機会なんて…と思っていたら、「劇場版 響け!ユーフォニアム」が、この劇場拘りの「LIVEサウンド」での上映を期間限定で行うという情報が入り、俄然興味が湧きました。わざわざその為に行く価値がある程の音響なのかは分かりませんが、「ライブハウスのような圧倒的臨場感を演出」「スピーカーの増設も行い、通常の音量を遥かに超えたボリュームで」といううたい文句からすると、「響け!ユーフォニアム」は正にうってつけの素材。これまで4週連続5回鑑賞して来た自分としても、徐々に縮小されていった鑑賞環境に寂しさを感じていたからこそ、「良い環境で鑑賞する最後の機会」と考えて行くことに決定(公開から5週目でもう客入りも少ないニッチ層に向けた映画なのに、川崎チネチッタ最大のスクリーン(定員532人)の8番を割り当ててくれた本気度)。

 朝一番の上映(9:15)ということから、そこそこ早起きして現地入り。ネットで予約をしていたので発券して入場開始されるまでちょっと待機。ほどなくして入場開始が案内されて座席へ。座席の座り心地も良く、前の席の人の頭が気にならないくらいに座席の背もたれ部分が高くなっていて、映画館として最高レベルの空間かもしれないな、と上映にも期待が膨らみます。

 定刻になり上映開始…上映終了。

 もう「感無量」という言葉しか出ないくらいに、背筋が伸びるダイナミックなサウンド。細かな音まで全て聴こえる驚きの音響(環境音だけでなく、衣擦れの音まで)。冒頭の「地獄のオルフェ」でその違いは明らかでしたが、中盤の「ライディーン」、終盤のソロオーディションのトランペット、ラストの「プロヴァンスの風~三日月の舞」は本当に臨場感たっぷりに聴くことが出来ました。実際に吹奏楽部でステージ上で演奏していた頃を強く思い出すくらいの音がそこにはあって、往復2時間で交通費をかけてまで来る価値が自分にはありました。「有終の美」というのも変ですが、「劇場版 響け!ユーフォニアム」の鑑賞をこの環境で終えられたことに感謝しています。川崎チネチッタの「LIVEサウンド」は常設のようなので、また「この環境で観てみたい!」と思う作品があれば、足を運びたいと思います(この環境でライブビューイングがあるなら、敢えてこの劇場を選びたいですね)。

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