「伊藤美来 ファンミーティング~緊急会議 私達◯◯で応援します!~」と「Pyxis 1st Anniversary Party~Pyxis1歳のお誕生日大作戦~」参加
2015年5月に「StylipSを応援する!」という強い意志表示ということで入会したスタイルキューブのファンクラブ。しかしながら、StylipSとしての活動の続報がなかなか出て来ない。メンバーの一人である松永真穂さん(まほちゆ)もずっと体調崩して療養中みたいで、折角1stツアーファイナルで「ここから!」と高らかに宣言したのに…と思い続けてもう1年近く。その分、StylipSの中でも妹分である伊藤美来さんと豊田萌絵さんがユニット「Pyxis」を結成し活動開始。Webラジオで冠番組が2つ開始され、美来さんや萌絵さんもソロでの活動も増えて来て、StylipSへの恋しさはあるものの、どうにかお二人の活動で誤魔化せている感じ。
そんな2016年、美来さんも萌絵さんもそれぞれで忙しくなり、個々の活動を増やして行く中でアナウンスされた「Pyxis」の結成1周年イベント。思えば、昨年の結成宣言されたイベントはチャンスがあったのに参加は見送ったという、今思えばとても勿体無い選択をしたこともあって「今年は行くぞ!」と迷い無し。しかも、急に決まった感のある美来さんのファンミーティングとの2本立て(別々のイベントカウントですが)という、密度の濃そうな日になりそうです。
スタイルキューブのFC会員なので、「申込完了=入金すれば即参加確定」というやきもきする必要はありません。申込開始直後に申し込み、無事に参加が確定。後は当日を迎えるのみとなりました。今回は「ライブ」という言葉は入っていないので、イベント然とした内容でライブコーナーがちょっとあるくらいだろうと言う認識。まぁ、お二人ともキャラソン以外の持ち歌がほぼ無いので、ライブと言っても予習不能だったりするのですが…(汗)。
イベント当日、先行物販を狙って行動開始。過去何回かの参加で開始1時間前で十分余裕という認識なので、今回も開始1時間前を目指すことに。会場である新宿ReNYは昨年の美来さんのバースデーライブや今年every▼ing!の1stライブに参加しているので(ちょっと悪い思い出も多いけど…)、迷うことなく到着。並んでいる人数も予想通りの感じで十分余裕のはずでした。そう、「でした」と言う表現通り全然余裕がありませんでした(苦笑)。原因は3つあって、先ずは開始時間の遅れ。理由もアナウンスされず、開始が10分以上押す始末。次に先行物販時間の短さ。1時間しか枠を取っていないという見積もりの甘さ。そして最後は物販部隊の手際の悪さ。手配・確認・金銭授受がスタッフが居る割には連携出来ていない。そんなことから、自分が買い終わる頃には昼食を取る時間がほぼ無く、コンビニで軽食を済ませるとすぐさま入場用整列するという状況…。まぁ、アイマス7周年の8時間並んで30分後には入場開始みたいな状況に比べればどうってことないですけどね(笑)。そういえば、捌き切れなかったであろう並んでいた人達はどうしたのかな…。
お昼の部は美来さんのファンミーティング。どんな内容なのかな?と思えば、開幕から「Dear Honesty」を歌って来るライブスタイル! ちょっと予想外でしたが、大好きな歌ではあるので勿論のっけからテンションアップ(この歌なら昨年のバースデーライブみたいに騒ぐ連中が出て来る心配も少ないし…)。曲が終わるとそのままイメージ映像が流されて(「これまでの軌跡」的な編集でとても良い感じ。ちょっと感動したくらい)、最後に「2016年秋 メジャーデビュー決定」との報が!! これには会場中で大歓声が沸き上がり、ステージ上の美来さんに大量の「おめでとう!」の想いがぶつけられ、その会場の反応に目頭を熱くする美来さんにまた心からの「おめでとう」の連鎖。そんな大切な発表の場をいの一番にファンに用意してくれた気持ちが嬉しくて、この場に立ち会えたことだけでこのイベントに参加した元手を取ったくらいの気持ちになれました。
発表の歓声が落ち着いた後、スタイルキューブの野口社長をはじめ、日本コロムビア、ゲーマーズ、声優グランプリ編集部、アニぱら音楽館の決定権をお持ちのお歴々が登壇。そこでそれぞれのプレゼンを行って、今後美来さんをどの様に盛り上げて行くかを緊急討論する様な形でイベントが進行するという、ある意味で凄いイベントに身を置くこととなりました(笑)。直接購買層筆頭であろうファンが集まっているイベントなので、直接反応が見られるというのはスポンサー側としても価値ある時間になったのかもしれません。
一通りのミーティングを終えると、勿論ライブ! のっけから「Prism Symphathy」という選曲にボルテージは最高潮。昨年のバースデーライブでYOFFYに贈られた「妄想Realize」、騒ぎたい輩の大好物(苦笑)「細胞プロミネンス」、今回のデビューのご縁の切っ掛けとなる「ろこどる」のオープニング「ミライファンファーレ」等、美来さんが大切にしている楽曲を見守ってくれるファンに届けようと気持ちを込めて歌っているのが分かるパフォーマンスで届けてくれて、ライブ中に目に余る輩を然程気にすることもなく、嬉しい気持ちでライブを楽しむことが出来ました。美来さんの高校卒業記念で作られたという「Dear Honesty」を最後にもう一度歌ってくれたことが今回のイベントを象徴している様にも思えました。「これからも頑張ります!見守っていてください!!」、そんな美来さんの声が確かに聴こえた素敵な発表会だったと思います。
【セットリスト】
1. Dear Honesity
2. Prism Sympathy
3. 妄想Realize
4. 細胞プロミネンス
5. ミライファンファーレ
6. Dear Honesity
夜の部は「Pyxis 1周年パーティ」。開場までそれなりの時間はあるものの何となく中途半端…。ということで、昼に続いてコンビニ軽食を食べつつ外で時間潰し。
昼の部終了から時間にして3時間くらいして始まった夜の部は、サブタイトルからしてもWeb番組「Pyxisのキラキラ大作戦!」の公開収録的イベントであろうと予想していたら、1周年をお祝いして軌跡を振り返りつつ関連する歌を披露し、「キラキラ大作戦!」の公開収録も行うという内容で、ちょっと変則的。
結成を発表した2015年のイベントから映像で1年を振り返りつつ、その時の歌を披露するという形式は、ライブともイベントとも分類出来ないため「どっちかに集中」という心構えで居られないのはテンションコントロールの難しい部分ではありますが、基本はイベントとして割り切れるし、その時々のお話しを楽しめる上にその時の代表曲が披露されることで一緒に軌跡を体感出来るのは嬉しいものです。
結成発表は「ジェリービーンズダイアリー」、ユニットとしての初のライブ参加「SPLASH LIVE!」での「LET'S GO OUT!!」(カバー)、ユニット初ワンマンでの「恋の天使舞い降りて」(カバー)を披露。歌とは直接結びつかない他のイベントも写真や映像でPyxisとしての様々な活動を振り返りつつ、その時々の裏話や思い出話を一緒に楽しみました。その多くが”追体験”であったことからしても、自分としても結成後それなりに気に掛けていたんだなぁ…と改めて感じること。
そしてこの春に始まったPyxisの冠番組の1つである「Pyxisのキラキラ大作戦!」から、1コーナーである「○○大作戦!」を「やんくみ大作戦!」と「先生大作戦!」の2つを行い、「やんくみ」の方では、仲間由紀恵さんが好演した「ごくせん」のやんくみ先生の様に、生徒に言い聞かす台詞をお題を引いて即興披露するというもの。萌絵さんの「ごくせん」好きが熱量として感じられたり、美来さんが「やんくみ」ならぬ「やんみく」振りを披露したりして、かなり楽しませて頂きました。「やんくみ」を知らない美来さんよりも優位だった萌絵さんは、引いたお題に苦しまされた感じでしたね(笑)。
また「先生大作戦!」では、通常美来さんが先生、質問する生徒が萌絵さんという図式なのですが、今回は萌絵先生というレアシーンも登場し、萌絵さんに倣っての美来さんのクソガキっぷりがかなりツボでした(笑)。
公開収録ラストは「あっちむいてホイ」対決が行われ、歴史に残るほど(笑)の名勝負となりました。あいこが凄まじく多いという仲の良さに加え、最強と言われている美来さんを打ち破った萌絵さんの強さは、今後何かに活かされることでしょう!
そんな公開収録を経て、最後はお二人へ「1周年おめでとう」のビデオレターがスクリーンに流されました。「メゾン・ド・イーコエ」関連で大森日雅さん、鈴木絵理さん、岩田光央さんからのそれぞれのコメントを普通に楽しんでいたところ、岩田さんのコメントに何やら仕掛けが…ということで、突如発表された「Pyxisメジャーデビュー決定!」の報!! しかも、テイチクエンタテインメントの新レーベル「ロッカンミュージック」の第一弾アーティストとして8月には1stアルバムを発売するという、超が付くほど進行中の内容に胸が高鳴りました。そして現れるテイチクのお偉方が花束を持って登場するという、美来さんソロデビューの発表と同じ様に、本当に正式な発表の場をファンの為にも用意してくれたことに感謝の言葉しかありませんでした。とても嬉しい反面、頭に過る「…StylipSは…?」という気持ち(汗)。でも、きっと美来さん萌絵さんのお二人なら、ちゃんとStylipSを大切にしつつ、個々の活動もユニット活動も続けて行ってくれる、それが確信に変わったのがこの後に続くライブパート。
ライブパートはメジャーデビュー発表の後に来たので、会場のボルテージも最高潮。2月のバレンタインライブの時に発表された「Jewel」が先ず披露され、純粋にPyxisのステージとして受け止められる曲があることを改めて嬉しく思っていたところに続いた「TSU・BA・SA」! 二人で選んだという選曲の中にStylipSがあること、しかもお二人がStylipSに加入する前の曲でもある「TSU・BA・SA」が選ばれたこと。勿論、人気があるという理由はあるかもしれませんが、何よりStylipSの看板を背負う気持ちが無ければこの歌を二人で歌うことは出来ないと思っているだけに、今日と言う記念すべき日でこの歌を披露してくれることは特別な意味を持っていると感じました。
その熱量を引き継いでの「トキメキセンセーション」は本当に印象的で、Pyxisがこれから始まることを本当の意味で感じさせてくれるものでありました。StylipSの今後も含めて「大丈夫!」、そんな二人の声が聴こえた様な気がします。そんな気持ちが湧いて胸が熱くなる瞬間があった印象深いイベントとなりました。
【セットリスト】
1. ジェリービーンズダイアリー
2. LET'S GO OUT
3. 恋の天使舞い降りて
4. Jewel
5. TSU・BA・SA
6. トキメキセンセーション
美来さんのソロデビューとPyxisのメジャーデビュー。2つの大きな発表がなされた今回。第一報をファンの前で伝えてくれたことは本当に嬉しかったし、発表内容も実に喜ばしいもので、ライブやイベントで感じる「楽しかった!」とは違う感覚が残る、良い意味で想像していない内容の2時間+2時間でした。目に余る輩もそれ程おらず(まぁ、今回の内容ではそうなりにくいのは事実)、無事に楽しみきった安堵感も大きくありましたが、大切な第一歩を見守れたことが本当に嬉しかったです。こういう機会をくださった関係各位に、感謝の気持ちを込めての「お疲れ様&ありがとうございました」を!
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