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2016年7月

2016年7月31日 (日)

田所あずさ2ndアルバム「It's my CUE.」発売記念イベント参加

 田所あずささん(以下、親愛を込めて”ころ”)が2年振りとなる2枚目のフルアルバム「It's my CUE.」をリリースしました。リリース決定の第一報が届けられたのは、自分も参加した今年1月に行われた彼女のワンマンライブ「LIVE FORWARD 2016」の千秋楽である東京公演。厳密に言えば、前作が発売されてからの2年間首を長くして待っていた訳ではないくらいのファン歴である自分ではありますが、この報を耳にしてから発売日まで、そのレコーディング状況報告やインタビューなどを見聞きする度に期待値も上がって、物凄く発売を楽しみにしていました。間違いなく、ここ数年で最も発売日が待ち遠しかった1枚。過去を紐解いてもここまで発売日を楽しみにしたCDは数えるほどしかありません。

 ころのファンである意識を持ってから迎えたCDの発売日はこれまで2回あるのですが、その全てにリリースイベントがあり、折角直接ころとお話しする機会もあるのに参加券確保が出来なかった過去の反省からも、今回の2ndアルバム発売でリリースイベントがあるなら「”絶対に”行く!」と、イベント有無と予約開始情報をキッチリ得られる様に頑張った結果、無事に参加券を獲得(しかも2店舗)!! 晴れて初のころのリリースイベント参加が確定しました。

 2ndアルバム「It's my CUE.」は、ころ念願のロックをメインに据えた1枚。”タドコロック”とダジャレ的表現がなされたその楽曲たちは、想像していたよりも圧倒的に凄い仕上がり。ここまで本気のロックを感じる、しかも妥協無しのほぼ全編鋭く切り込んで来る曲ばかりだなんて思いもしなかったし、もう「声優さんのアルバム」という印象は全くありませんでした(逆に声優さんのアルバムという位置づけならば、かなり異端じゃないかと)。この方向性、この貫き方、正にロックじゃないですか!

 聴けば聴くほどに好きになる楽曲たちは、自分が元々持っていた好みと合致している部分も多くてハマりまくり、発売日からリリースイベントまでの25日で30周くらいした本当のヘビーローテーション。合間に買い溜めてしまった「アイドルマスター シンデレラガールズ」の新譜を聴くも全く頭に残らず、直ぐにまたころのアルバムに戻ってしまったくらいです(笑)。しかも、とても気に入ったことと本アルバムがハイレゾ配信がされるということで、元々少し興味があったハイレゾでの音楽鑑賞を折角の機会ということで導入! 「取り敢えず聴ける」という環境ながらも、そういった勢いも生まれる力を持っていた事も特筆したい点ですね(一緒に1stアルバム「Beyond Myself!」も購入しました(^^))。

 アルバム発売を記念してアニメイト店頭で流された「タドコロックTV」で、髪の毛をこれまでの黒髪から少し明るめに染め、横分けにした髪型で雰囲気がとっても大人っぽくなったころを見て、リリイベでお会いするのが楽しみになりました。前回ころを目の前にしたのは昨年のバースデーお渡し会なので、お会いするのは約8ヶ月振り。その時よりも、話したいこと話せることは随分と多くなったと感じられるのは、自分がそれだけ積んで来た証。参加への不安(客層なども含めて)や緊張は何もなく、純粋に「楽しみ!」という気持ちしかありませんでした。

 今回、有り難いことに新宿と秋葉原のリリイベに参加出来た訳ですが、正味1時間くらいのイベントながらも、トークも歌も直接お話しする機会もある満足度の高さは過去最高レベル。直接お伝えしたいことは伝えられながらも、中途半端になってしまった部分もあって(しかも、両日共自分の直前の人が時間オーバーでいつまでも離れない人だったので(苦笑)、その割を食ってしまった感あり…)、その点では心残りなのですが(会話は欲張らずに1つに絞った方が満足度高いですね、絶対)、それでも会話しているその瞬間はちゃんと自分を見て耳を傾けてくれているというのはやっぱり嬉しいものです。昨年のバースデーでお会いした時よりも何故か庶民的な印象を受けたのが意外でしたが(笑)、それでもとってもキラキラして眩しかったです。

 イベントの司会はどの会場も音響管理も含めてランティスの保坂さんが担当。おひとりで大変そうではありましたが「好きでやってる」というお話もあって、観客との会話のキャッチボールも手慣れたもので楽しそうでした。
 トーク内容は前置きトーク(保坂さんとの雑談的トーク。新宿では発表になった新譜「1HOPE SNIPER」のMV公開の話をフライングし(モノクロのフィルムなので「今までとけしょくが違う」ところ。それは”毛色(けいろ)”?”血色(けっしょく)”?な話)、秋葉原では保坂さんの胸ポケットに糸くずが付いていることがずっと気になっていたころが舞台上で指摘。そこから保坂さんのヘアスタイルに話題が飛んで「糸くずヘア」とかころに言われたりしてショックを受けていました。全く悪気無く、純真そのもののころが言う破壊力をその場に居ただけの当事者でない自分も味わうことに(笑))から、各会場で行って来たというアルファベット26文字を使って今回のアルバムを表現しようというコーナーへ。くじで引いたアルファベットを頭文字にした単語で始まる英文を完成させるというもので、アニメイト新宿では"d"、"m"、"x"、AKIHABARAゲーマーズでは"w"、"a"、"b"のお題をそれぞれクリア。保坂さんや観客を巻き込みつつ、ころの持っている英語力を見せつけてくれました(笑)。
 また、各会場で行っているという今回のアルバム15曲の中で好きな曲を3つ選んで挙手、というアンケートも実施。自分は両会場とも2列目という好位置で観覧出来たため、挙手状況は分からなかったのですが、ころ曰く「その都市ごとに結果が違う」とのこと。特に「東京の人は暗めの曲が好きみたいですねー。みんなお疲れなんですねー」と純真でさらっと酷いことを言っているのが素敵すぎました(笑)。秋葉原では「芸能活動をする様になってから時間が不定な生活をしているので(学生時代は部活の朝練もあったりしたので、朝6:00くらいには家を出て片道40分くらいの道を通学してはいたけど今は無理…とのこと)、みんな凄いねー!」といった話もあり、「朝5:00に起きるなんて…まだ夜ですよ!」とか、そんな他愛のない会話のやり取りがとても楽しかったです。ちなみに自分は、どちらの回も「It's my CUE.」「アンソリティア」「Boom! Boom!」の3曲を選びました(でも一番好きな曲は「DREAM LINE」です(*^^*))。

 リリイベとしては驚異(?)の5曲披露。会場ごとに違う曲もあったり、スタンディングが可能か否かをその場で判断してくれたり、簡素ながらも照明設備がある時もあったり、感覚的には本当にライブ参加をしたみたいなテンション上昇で気持ちが満たされました。10月のワンマンライブは既にチケットは確保出来ているので、その前哨戦として自分的にも手応えを感じられた今回のイベントは、単なるリリース記念のイベントとは違った意味合いと重みもありました。
 30周くらい聴き込んだ各曲は何が来ても自信を持って声援を贈れるレベルで、予習していたコールのイメージで十分に楽しみ切ることが出来、周囲もしっかり聴いて楽しむ姿勢が見て取れた(予定調和的コールやクラップが殆ど無く、曲の最後の音が消えるまで拍手しない)ことも、自分の楽しさを増幅してくれました。ただ、2回とも少々痛い輩が自分の斜め真後ろに居た(しかも同一人物。嬉しくない偶然…)は少々残念でしたが…(仲間同士で固まれないイベント系で、何故座席が離れている仲間同士で話し合おうとするのかなぁ…。悪い意味で場慣れしている感がちょっと嫌(話しかけているのは全てその人だったし))。

 新宿はブロマイドのお渡し会、秋葉原は握手会(直前のアルコール消毒付き)という内容で1人10秒弱の時間ではありましたが(ころの横にはマネージャーの金成さん、タイムキーパーは保坂さん)、こういった貴重な機会を頂けたことに心より感謝です。いつもこういうイベントに行けるとは限らないし、今後継続的にあるとも限らないイベント。1回1回を大事に重ねて声援を届けて行ければと思います。

 次はアニサマでのころの雄姿を見届けます!!

■付録:セットリスト

  1. Come on, A-Z!!(before the CUE)
  2. It's my CUE.
  3. 英雄なんていない (7/30:アニメイト新宿)
    Boom! Boom! (7/31:AKIHABARAゲーマーズ本店)
  4. 君との約束を数えよう
  5. 純真Always

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