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2016年9月

2016年9月25日 (日)

「田所あずさ アコースティックミニライブ」と「Pyxis 1stアルバム 発売記念プレミアムイベント」

 2015年くらいから確実に自分の中で育っている「StylipS」と「田所あずさ」の2組のアーティスト。どちらも「アイドルマスター」から派生して繋がり、今では単独で「アイドルマスター」と同等か時にはそれ以上の熱量で声援を贈っているアーティストです。

 「StylipS」は2015年の1stツアー以来、結果的に大きな動きは無いものの(2016年3月末の松永真穂さんの卒業は別の意味で大きな動きではありましたが…(涙))、構成メンバーである能登有沙さん、伊藤美来さん、豊田萌絵さんの活躍はしっかりと認識し、応援しています(所属するスタイルキューブのFCにも入っていますし!)。特に伊藤美来さんと豊田萌絵さんは「Pyxis」というユニットを結成し、先日メジャーデビューアルバムを発売したばかり。リリースイベントも精力的に行って、自分的にもここ数年の中では最大級の熱量で応援していると言っても過言ではありません(リリースイベントに複数回参加したり、ラジオ番組に投稿したりというのは余程のことなので)。

 もう一方の「田所あずさ」さん(以下、親愛を込めて”ころ”)は、「ミリオンライブ!」の最上静香役として、アイマス8周年ツアーの横浜公演で初めてパフォーマンスを観てから少しずつ気にする様になり、決定打はミリオン2ndライブと1stアルバム「Beyond Myself!」の収録楽曲群。気に掛ける様になってからは、ワンマンライブへの参加やイベント参加なども精力的にしており、2016年はとうとうファンクラブにも入会。この勢いと熱量は「StylipS」のそれと比較しても負けず劣らずのものであり、自分でもこういう流れで勢いが生まれるとは思っていなかったので驚いています。

 こうした熱量の高い応援対象を複数持つと起こり得るのが「イベント被り」。これまでの自分は沢山のアーティストやコンテンツを追っていたとしても、イベント被りを恐れるほど熱量の高いものは殆ど無く、特に「アイドルマスター」を中心に据える様になってからは仮に何かと被っても「アイドルマスター」一択で全てが済みました。その均衡(…って1つじゃバランスとは言わないか(笑))が崩れる恐れがある現状ではありますが、そうそうそんな事が起きる訳が…ありました(涙)。

 1つ目はころの2ndアルバム「It's my CUE.」の発売を記念して行われるアコースティックライブイベント。アルバム購入者の中からの応募者抽選なので、当選者以外の参加資格はありません。申込シリアルは2つ所持していたので、1回目と2回目の両公演を申し込み。両方当選することは無いので、とにかくどちらかに当選して欲しい!とその時は思っていました。
 申し込みをしてから1ヶ月程して当落が確定し、無事に2回目に当選! 本当に熱量が高い時は運気も向上する傾向があるなぁ、と改めて自己分析(笑)。

 それから3週間ほどして発売されたPyxisの1stアルバム「First Love 注意報!」。封入されていたチラシを見ると、何やら発売記念プレミアムイベントを行うとのことで「行きたい!!」と思って要項を確認すると…開催日が先に当選して行くことが確定しているころのイベントの日!(汗) ただ時間によってはもしかしたら梯子可能…?と要項を更に確認すると、Pyxisの方は開始時間が20:15と結構遅い時間。ころの方は当選したのが2回目(夜)なのでこれは流石に無理かな…と思いつつ、取り敢えずは申し込んでみることに。そもそも抽選ですし、100名という狭き門なので。

 イベントの日にちが近付いて来た頃、1通の封書が配達されて来ました。差出人は「テイチクエンタテインメント」。そう、100名の狭き門を通り抜けてしまいました(汗)。本当に熱量のある時の運気上昇は異常だと再認識することとなりました(この状況、過去に「地獄少女」関連で味わったことがあります。それ以来なので本当に滅多に無いことですが、ある時はあるんです(笑))。

 当選通知の内容を見ると、Pyxisプレミアムイベントの会場は品川で駅から5分くらいのところ(と言っても、品川は駅を出るまで長いので正味10分でしょう)。ころのライブ会場は恵比寿駅から10分くらいのところ。ころのイベントは18:30開演なので、イベントが正味1時間くらいと考えれば、恵比寿から品川までの移動時間からすれば、Pyxisのの20:15は間に合いそう。ということで、「自分の応援している二大アーティストの抽選イベントの梯子」という、通常では起こり得ないであろうチャレンジをすることになりました(笑)。

 ころの「It's my CUE.」発売記念アコースティックライブイベントは、「It's my CUE.」がバリバリのロックサウンドで熱いものであったことから、どんな感じのアコースティックを聴かせてくれるのかと思ったら、「It's my CUE.」の収録楽曲を大ちゃんがアコースティックアレンジし、「あずさ2号」の演奏(キーボードはあきちゃんの代わりに杉直樹さんでした)でしっかり楽しませて頂きました。会場がライブハウスなので、店舗イベントよりも圧倒的な音圧・音場というのは大きな価値ですね。
 アルバム収録にまつわるお話しやアコースティックアレンジに関する話など、アットホームなトークをしつつ披露してくれた6曲(!)はどれも最高で、自然と体が動くくらいのリズムと各楽器のセッションの心地よさにころの真っ直ぐな歌唱が乗って極上の体験をすることが出来ました。会場の一体感もとても良く、皆がしっかりと”音”を”楽”しんでいたのも印象的でした。ころの表情が肉眼でしっかり見えるくらいの位置で体験出来たのも嬉しかったです。
 今回、特に良かったのは「ツボミノコエ」。ころが二十歳になった時に贈られた曲で、その贈られた時の模様を観てからは自分的な思い入れも強くなり、ころの表現力が上がれば上がるほどに伝わって来るものも多くなって、とても胸が熱くなります。本当に素敵でした。そんな感動を胸にしたところでイベントは終了。無料招待イベントであることが勿体ないくらいに実に充実した時間でありました。

 【セットリスト】
 1. It's my CUE.
 2. 君との約束を数えよう
 3. 夜はいつか朝になる
 4. 世界が終わったあとの夜
 5. 純真Always
 6. ツボミノコエ

 ころのアコースティックライブを満額楽しんで会場を出ると、時刻は19:45(!?)。次のPyxisイベントまで30分しかありません。元々「Pyxisの方は遅れてもいいや」くらいの気持ちだったので極端に焦ってはいなかったのですが(だからこそ、ころのイベントを満額楽しみきった)、間に合うに越したことはありません。
 猛然と駅までダッシュし、タイミング良く来た電車に乗って品川へ移動。改札を出てから会場までまた猛然ダッシュ! そして会場に到着したのが20:10…ギリギリ間に合った!! けど汗だく!! そんな状態で座席抽選引いたら3列目とか!! 何処まで運気継続してるんだ、とか思いましたが、まぁそんなことも含めて後はPyxisのイベントを楽しむだけになりました。

 定刻を5分くらい過ぎてイベント開始(汗が引いて助かりました(笑))。登場した美来さんと萌絵さんは「初恋の棘」のミュージックビデオで着ていた赤と黒の衣装を纏って登場! 3列目を引いたにも関わらず4列目に座っていたことを後で気づいたものの、大した差ではないのに気にしないことに(笑)。
 「プレミアムイベント」と称したイベントはどの辺りがプレミアムなんだろうと思ったら、オープニングトークもそこそこに始まったのは「ビンゴ大会」(汗)。入場時にビンゴカードを貰ったからビンゴをやるのは分かっていたけれど、さっさとビンゴ大会が始まったので「メインはこれ?」と焦りました。景品もサイン色紙やポスター、MV撮影時に使用した小道具などそこそこあって、今の運気なら何か1つくらい当たらないかな…と思ったものの、そもそも全然数字がヒットしない(涙)。ということで、1列もリーチすら出来ないほどの惨敗でした。それでも、美来さんがビンゴの数字を引く際に観客側から「39!」という声が上がって、引いたのが本当に39だったりする奇跡を見たり、グダグダな感じの進行ではありましたが美来さんと萌絵さんが楽しそうだったのを見守れたことは良かったです(この場に限りませんが、個人的にビンゴは会場の皆が等しく楽しめるイベントだとは思っていないので、そこまで楽しめはしなかったかな…)。
 ビンゴ大会が終わると次はライブコーナーということで、本当にトークはもう無いのか…とちょっと残念気分(リリースイベントの様にアルバム制作やMV撮影にまつわる色々なお話しが聞けるものと思っていたので)。でも、ライブコーナーは4曲披露してくれて、しかも初披露曲「13番」もあったので、そこはプレミア感がありました(特に「13番」の振り付けは二人で考えて出来立てホヤホヤとのこと)。ライブ衣装を纏っての歌唱でステージもそこそこの広さがあったので、リリイベの時の様な動きの制限をそこまで気にすることなくお二人の息の合ったカッコ可愛いパフォーマンスが見守れたことは良かったです。ただ、こうした抽選招待イベント(応募1000通に対して100名当選の狭き門)にも関わらず、MIX入れてがなり声を上げる輩がそれなりに存在していて、少々楽しい気持ちに水を差されたのは残念でした(前の方の座席だったので、そこまでの実害は被らなかったですが)。正味1時間無いくらいのイベントは少々物足りなさを感じるものでありました。

 【セットリスト】
 1. 初恋の棘
 2. ハズム恋リズム
 3. 13番
 4. Shiny Day

 こうして、My Favoriteなアーティストのイベント梯子を完遂した訳ですが、取り敢えずどちらも満額楽しむことが出来て安心しています。ただ、もうこういう梯子は極力せずに済ませたいな…と強く思いました。物理的に移動云々もありますが、同じ日のイベントなので余韻を味わうことが難しくなる上、別々のものなのに「どっちがどうだった」という比較してしまう感覚も出てしまう。やはり、個々のイベントに終始気持ち向けたいものです。

 今回、敢えて比較するなら圧倒的にころのイベントの方が良かったです。Pyxisの方は一部の輩に水を差されたという印象が無かったとしても、ビンゴ大会のグダグダ時間は正直退屈でしたからね…(汗)。トークも少なく、歌唱曲数も少ない。それでも参加出来たことは素直に嬉しかったですし、これからも自分に出来ることで応援を続けたいという気持ちは変わりません!

 それぞれのイベントに参加された皆様、お疲れ様でした。また、それぞれのイベントに携わった皆様、開催へご尽力くださりありがとうございました!

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2016年9月12日 (月)

Pyxis「First Love 注意報!」発売記念イベント参加

 Pyxisのメジャーデビューが報じられた5月から3ヶ月。各所で少しずつ情報が解禁され、その発売日がとても楽しみであった1stアルバム「First Love 注意報!」。発売記念イベントも開催がアナウンスされ、自分に出来る範囲で参加が叶えば嬉しいな…ということで整理券獲得を頑張ってみたりしているうちに発売日を迎えました。「”1stアルバム”という記念すべきタイミングなんだから」ということでフライング入手も頑張ってみたりして、ここ最近ではころの2ndアルバム「It's my CUE.」以来の(って随分最近だけど)自分にとっての記念盤みたいな1枚です。

 発売記念イベントは予約先着のところもあれば発売先着のところもあって、確保するための行動もまちまち。自分のスケジュール的なものと開催内容的なものを検討した結果3ヶ所に絞り、「ゲーマーズAKIHABARA本店」「とらのあな秋葉原C店」「タワーレコード新宿店」のそれぞれで何とか参加券を確保。スケジュールの勘違いで誤って「アニメイト渋谷店」のイベントも確保してしまい参加券が無駄になってしまうことが確定したのは勿体なかったものの、売上に少しでも貢献出来たなら、ということで納得することに(笑)。

 当該店舗の選択理由は、「3週連続であるリリースイベントは各週1回は行きたい」という大前提を満たすことを基本とする中で、「ゲーマーズ」は「リリースイベント初日の第一回目という"1st"中の"1st"であること」とミニライブがあること、「とらのあな」は当日のメインの予定と被らない時間の開催であること、「タワーレコード」は内容にミニライブが入っていることで決めました。確保しようと思えばもう少しチャンスを増やすことは出来ましたが、自分の中の折り合いを付けた結果としては十分ということで(数行けば良いというものでもないですしね。1回を大切にする方が良いと思っています)。

 今回、「First Love 注意報!」は発売されたタイミング的なものもあって、すぐさまヘビーローテーションするサイクルには入れずに居たのですが、1回聴き始めたら止まらない。これまた自分にとっての”するめアルバム”になりました。

 「初恋」をテーマとしたこのアルバムですが、楽曲的にはとてもバラエティに富んでいて美来さんと萌絵さんがこれまでに培って来た多くのものをPyxisとして形にすることで感じられる新たな魅力(可愛らしさや元気なだけで終わらない奥深さ)が、収録されている10曲で味わうことが出来ました。曲順も良く考えられていて、開幕はアルバムタイトルでもある(でもリード曲ではない)「First Love 注意報!」からキラキラやドキドキ、物語描写の多い甘酸っぱい青春を追体験する8曲を経て、既出曲「トキメキセンセーション!」をボーナストラック的扱いにはせずに最初の8曲を纏める位置づけで使い、真のリード曲「初恋の棘」のプロローグ的な印象も残してくれます。そして始まる「初恋の棘」はここまでの流れをガラリと変えてビシッと締めてくれる1曲。この曲の余韻に浸りつつ1曲目に戻ると永久ループの完成です(笑)。1曲1曲の印象は聴き込んでも大きく変わらない(それだけ第一印象から強く残る)のですが、最も自分の中に残ったのは「恋でした」。アルバム中最長の1曲ですが、描写や展開など単なる「失恋」とは違う寂しさや後悔の感情がとても伝わって来る素敵な1曲。バラードにせず明るく仕上げたことが、とってもPyxisらしいと思います。
 そしてアルバムリード曲である「初恋の棘」は、そのミュージックビデオの完成度も文句無しで、彼女たちを知らない”外”への発信力としては最高レベルのものが制作されたな、と感じるくらいでした(テイチクさんの本気を感じました!)。
 こうしてかなり気に入ったので、田所あずささんのアルバムに続いてハイレゾ版も購入。しかしながら、レコチョクで購入するとアルバム解説のボーナストラックが付くという話はハイレゾ版には適用されない、というのを購入して気付く(苦笑)。更には初回限定版のDVDに収録されている「初恋の棘」のフルサイズミュージックビデオ、ダンスバージョンはネット配信(有料)のみというのもなぁ…(少なくとも、StylipSの時はどちらのバージョンも初回限定版のDVDには収録されていましたし、更に言うならBlu-ray版もありましたから)。ということで、これらについては次回以降に期待!

 そんな感じで熱を帯びた感情を持って臨んだリリースイベントは、「ゲーマーズ」ではアルバム制作でのエピソードを主に聞け(仮歌のキーと合わせず、二人が一番気持ち良く歌えるキーにほぼ全曲で調整したエピソードが印象的)、「とらのあな」ではパネルトークとしてオフショット等を見てMVやジャケット撮影の裏話を聞け(校庭で二人で遊んでいるところが1枚も使われなかったことや、美来さんが萌絵さんの首を固めている写真の萌絵さんの表情が話題になり、MVは夜の撮影だったけど昼間の様な光をライトで演出したといった話が印象的)、「タワーレコード新宿」では販売フロアの一角でのイベントだったのでリハーサルの様子も丸見えで、イベント開始後もフロアの人たちにも知ってもらえる様に自己紹介的トーク(Pyxisの名前の由来など)を話していて、それぞれの環境と内容の違いを楽しむことが出来ました。

 ミニライブがあった「ゲーマーズ」と「タワーレコード」ですが、「ゲーマーズ」では座席抽選で最前列中央という凄い位置を引き当て、視界を遮るものが何もない状態(2mくらいしか離れていない位置)で、お二人の全力歌唱&ダンスを見守れたことは”1stの1st”というイベントで更なる”1st”を自分に刻んでくれました。本当に大迫力で勢いあまって美来さんと萌絵さんがこちらに飛んでくるんじゃないかと思ったくらいです(飛んで来て欲しかった!(笑))。「タワーレコード」ではかなり後方だったのでお二人の頭が見えるか否かくらいではありましたが、そんな事は問題にならないフロアを席巻するくらいの熱の籠った歌唱とダンス(超狭い中、動きの制約をものともせず)を披露してくれたのが印象的でした。

 お渡し会ではそれぞれ伝えようと思ったことを簡潔にまとめていたのですが、目の前にして話していると伝えている最中に「終了」の合図的に背中に手を掛けられてしまい、そちらが気になって話の終盤が適当になってしまうことが多く、直前の人がいつまでも離れないでいると余計に割を食った形になった様に感じてしまい、自分の中では3回とも消化不良に終わってしまいました…(3回目は幾分増しだったかな…)。そんな感じだったので、お二人を目の前にして話をしている10秒足らずの時間の記憶があまり無かったりします(苦笑)。それでも、3週連続で1回ずつお会いすることが出来たことは嬉しかったし価値ある一瞬でした。それと参加特典のランダム配布ポストカード(全5種類)がダブることなく3種類手に出来て、絵柄も実に好ましくてホクホクでした。

 総じて楽しんだリリースイベントではありましたが、参加していた人の中に「こういう輩と付き合っていかなければならないのか…」という要素もちょっとありました(苦笑)。「ゲーマーズ」でのミニライブの時、「初恋の棘」ではMIXを打たれて単なる雑音でしかなかったし、声出し&ジャンプ禁止のタワーレコードではクラップでMIXを打って滅茶苦茶にされてしまったし、個人的にはライブは個々の楽しみ方を尊重するものの、やはり「みんなで楽しく」を基本で考えたいし、例えばMIXを打っている人が全体の1割も居ないくらいならば自粛して欲しいな、と(そもそも、懸命に歌い踊る二人のパフォーマンスの前に、MIXは本当に必要ですか?と感じます。そんなことしなくても盛り上げられるし一体感だって味わえる)。彼女たちのパフォーマンスがあるからこそのライブステージですから(主役はあくまでも彼女たち)、もしそのパフォーマンスを見ないで騒げる場所を求めているならば、ここじゃなくても大多数の人がそれをやっている場所で楽しめば良いのではないか…と感じてしまいます。あたかも地下アイドルで標準的な分化が時代の最先端の様に先導している人たち、アイドル的アーティストのステージを一括りに同じ文化で染めるのは止めて欲しいな…と改めて思った今回のイベントでした。ある意味で成熟しているライブに足を運んで慣れてしまったから、若いステージ文化を受け入れられない…というのとは違うと思っています。

 ちょっと話が逸れましたが、今後も長くPyxisの活動を見守って行きたいし、チャンスがあるならライブも楽しみたいと思っているので、願わくば参加したみんなで楽しめるようなイベントやライブに育って行って欲しいな、と思います。

 改めて、1stアルバム発売おめでとうございます! リリースイベントも沢山機会をくださって、関係した全ての方々に”ありがとうございました”を! そして、このアルバムを引っ提げての開催となる来年1月の2ndライブも楽しみにしています!

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2016年9月 5日 (月)

「THE IDOLM@STER CINDERELLA GIRLS 4thLIVE TriCastle Story "Starlignt Castle"」神戸公演両日LV参加

Dscf4554s 「アイドルマスター シンデレラガールズ」。

 ソーシャルゲームから始まったこのコンテンツも、CD化を経てTVアニメ化されて人気も盤石なものとなり、「スターライトステージ」という新たなコンテンツ投入により、その人気は本当に揺るぎないものになったと感じる昨今。
 自分の限られた時間の中でアイマス系は最優先に時間を使って来ましたが、「アイドルマスター」「シンデレラガールズ」「ミリオンライブ!」「SideM」という柱のコンテンツがそれぞれガンガン進んで行く中で、これまでの楽しみ方(少なくともリリースされた全ての楽曲を血肉になるくらいに聴き込むこと)すら守れなくなって来ました(涙)。CDリリースも同時期に嵩むことも多く、最初に脱落したのは「シンデレラガールズ」のCDに収録されるドラマパート。その対象アイドルをゲーム内で殆ど知らなかったりすると興味が湧かずに消化が億劫になり、「ドラマは何度も聴くものじゃないから」と取り敢えずはライブ対策として楽曲だけはキチンと消化するという苦肉の策で端折ることも多くなりました。
 そういう時間的な制約の中でプレイしていた「スターライトステージ」も自分の生活スタイルでは楽しめなくなり(帰宅してからの時間しかプレイしない為、イベント消化はおろかストーリーコミュすら消化出来ず、逆に徹底的に遊びたい時に無課金ではプレイし辛い(買い切りならそんな心配無用なのに)。アプリとして無料で遊べるボリュームやその完成度は本当に素晴らしいとは思うものの、楽しめなくなった最も根本的な原因は難易度の高い曲にチャレンジすればするほど帯電式の入力との相性が悪くてタッチの成否に納得出来ないことが多過ぎてストレスが溜まる)、結局プレイをしなくなりました。

 「デレステ」をやめた後は、ある意味で「シンデレラガールズ」との接点が無くなって興味が一歩後退。それでも、ただでさえアイマス系CDのリリースが絶え間なく行われる中で一番リリースが多くペースも速いのが「シンデレラガールズ」なので、興味が後退している現状では「聴きたい!」という気持ちが湧かず、聴く順番も後回しにする事が多くなりました(その分、溜まる曲数も多くなる訳で…)。そんな中で「シンデレラガールズ」の4周年ライブの告知がなされ、当該リリースCDへの申込シリアル封入が引き起こす一部の買い占め行為。予約していないのが悪いと言われればそれまでなのですが、「買いに行ったら品切れ」というのはかなりテンションを落とします。そういったことが「シンデレラガールズ」のCDで起きてしまうと、尚更興味が後退。4周年記念ライブの開催概要にすら興味が湧かなくなるところまで来てしまいました。

 そんな奴にライブが当選するはずも無く、神戸公演もSSA公演も全て落選。ライブビューイングは辛うじて当選し、取り敢えずは参加出来ることにはなりました。でも、「シンデレラガールズ」の新譜たちは棚上げしたままで未聴。楽曲数にして30曲ほど聴いていないという、これまででは考えられない状況でした。

 神戸公演を1週間後に控え、流石に誰が出演するかも知らないのでは本当にぶっつけ本番になってしまうので、今更ながら対策することに。セットリストを予想して、未聴の楽曲を中心に出来るだけ聴き込んだものの焼け石に水。血肉にはならずに当日を迎えることに…。これまた今まででは考えられない心境で会場入り。それでも、出来得る限りの全力で楽しもうと思っていましたし、楽しみにもしていました。まだ支持者が少ない頃に1stライブの参加を決めて(2014年のSSA前)、現地で1stライブを見守り心を動かされたのですから。

 春のミリオン3周年ツアーで多く利用したシネマサンシャイン池袋の施設環境がちょっと残念だったこともあって、今回は同じ池袋のヒューマックスを会場として選んでみたのですが、シネマサンシャインよりもスクリーンの大きさや環境的には良かったです(初日は音と映像にズレがあったのはかなり気になりましたが)。

 そんな環境・状況で臨んだ今回のシンデレラガールズ4周年ライブ神戸公演は、演者の皆さんのパフォーマンスだけでなく、舞台の演出もとても素晴らしく、開幕のちひろさんの語りから城が浮かび上がって来るシーンは楽曲の良さも手伝って言葉を失うくらいに胸に来るものがありました。開幕時の高揚感は過去ライブの中でも最高レベルじゃないかと。でも、これまでのライブよりも明らかにライブ中に湧き上がるものが足りない。やはり、デレステ中心ということから「何が来ても全く怖くない!」という自信が無いからなんだろうな、と。実際、デレステ出展曲は聴き込み不足で自己評価でほぼアウト(苦笑)。周囲がとても盛り上がっているから、その差が物凄く浮き彫りになってまたテンションダウンの悪循環(特に「ハイファイ☆デイズ」は酷だった…)。更に「デレステ」のゲーム中では聴ける(プレイ出来る)2曲となる「Love∞Destiny」と「BEYOND THE STARLIGHT」は、自分としてはこの瞬間が初体験となる(存在すら知らない)ので当然盛り上がる訳もなく(冷めたり面白くないというのとは違う)、レッドゾーンに至ることなく、ギアをシフトアップ出来ずに省エネモードで終わったことが実感として残ってしまった。これは、過去に参加した全てのアイマス系ライブで初めてのこと。普段は楽しさ青天井モードですから余計に辛かった(^^;;

 今回の4th神戸ライブは良くも悪くも「デレステ中心」なので、ゲーム中でプレイ可能な楽曲が基本だったことから1stライブを彷彿させる楽曲や構成(属性の括り方など)で、こんな自分でも上手い具合にテンションコントロールさせらていたな、と感じるほどにセットリストの妙を感じました。

 初日はきよのんのシークレットゲストで”炎神”が全員揃っての「純情Midnight伝説」だけでなく「Rockin' Emotion」も披露してくれたことがとても胸熱でしたし、「ショコラ・ティアラ」では、ゆかちんのマシュマロ投げやマシュマロを頬張る姿がとっても可愛く(その分、つまみ食いダンスが減ったのは残念でしたけど…)、「ましゅまろ☆キッス」ではれいちゃまと一緒にましゅまろ繋がりでパフォーマンスしてくれたり、津田ちゃんが新曲「空と風と恋のワルツ」を披露してくれたり、楽しめたところは沢山ありました。

 2日目も基本初日とほぼ同じセットリストだったものの、だからこそ修正・対応出来たこともあったし、比較して楽しめることも多く(ゆかちんが頬張るのがマシュマロから豚まんに変わったり、れいちゃまが最初からダンサーに紛れてマシュマロ投げに参加してたり)、はっしーがソロで歌うと見せかけて、シークレットゲストでふーりんと飯屋が出て来てニュージェネの3人が並んで歌い踊ることではっしーがとても胸熱になっていたり、投票で1位になったさっつんが本気で感謝の涙を流していたり(渾身の「毒茸伝説」最高に上がった!)、VRのテーマ曲「Yes! Party Time!!」を初披露&フル解禁と盛り沢山でした。全ての要素を効果的に演出する背景のお城のスクリーンも素晴らしく、単に歌を楽しむライブとは違う趣があり、しかもその要素が歌を邪魔しないというのは「シンデレラガールズ」ならではのステージだな、と改めて感じることが出来ました。

 両日共にるるが超セクシーだったり、れいちゃまは笑顔が弾けていたり、牧野さんがとても役を愛してくれているのが感じられたり、神戸公演のみの津田ちゃんやさっつんが本当に全力投球であることを感じたり、今回初披露曲&大型ライブ初参戦組もそのポテンシャルを遺憾なく発揮出来ていると驚いたり(みんな、本当に凄いなぁと。まぁ、先輩たちもそうでしたけど驚かされっぱなしです)、「シンデレラガールズ」のライブとして、ステージ演出だけでなくその根幹を成すパフォーマンス自体の進化もしっかり感じることが出来ました。

 「シンデレラ」という題材は演出的にも世界観を作りやすいのだと思いますが、とても華やかできらびやか。他のアイマスコンテンツとはステージの雰囲気が違うと感じられる時もあるくらいなのですが、ライブが始まってしまうときちんと「アイマス」を感じます。登場アイドル同様、コミカルにもカッコよくも可愛くもなれる振り幅も持ち味と言えるライブも、回を重ねるごとに磨かれて来たと感じます。アニメ集大成の3rdからデレステメインの4th神戸は随所に拘りも感じられるステージで、参加している人それぞれに最大の満足感を味わえるものだったのではないかと。

 自分は「デレステ」のプレイを止めてしまったことに由る未聴曲の存在とその披露が行われたこと、「デレステ」系のCDの聴き込みが不足していてあまりテンションが上がらなかったこと。これが原因で周囲とのテンション差が浮き彫りになって楽しみきれなかったという、自分の中ではしこりを残すライブになってしまいました…(これは「なかむランド」初参加時の2ndライブの時に近い感覚でしたね…(苦笑))。

 次は1ヶ月後にあるSSA公演。今回の様にしこりを残さない様にはしたいけれど、どこまで気持ちを切り替えられるかな…。と言うのも、その前の週に田所あずささんのワンマンライブ2Days、そして伊藤美来さんのバースデーライブがあるので、そちらの楽しさに負けてしまわない様に頑張らなければ。

 参加された皆様、お疲れ様でした。

■付録:セットリスト

9/3(土) 9/4(日)
1. とどけ!アイドル 全員 1. とどけ!アイドル 全員
2. ゴキゲンParty Night 全員 2. ゴキゲンParty Night 全員
3. S(mile)ING! 大橋 3. S(mile)ING! 大橋
4. Naked Romance 津田 4. Naked Romance 津田
5. エヴリデイドリーム 牧野 5. エヴリデイドリーム 牧野
6. おねだり Shall We~? 高森 6. おねだり Shall We~? 高森
7. TOKIMEKIエスカレート 佳村 7. TOKIMEKIエスカレート 佳村
8. Snow Wings 大橋・金子・千菅・長嶋・原(優)・村中 8. 毒茸伝説 松田
9. Twilight Sky 青木 9. Twilight Sky 青木
10. ショコラ・ティアラ 大坪 10. ショコラ・ティアラ 大坪
11. ましゅまろ☆キッス 松嵜・(大坪) 11. ましゅまろ☆キッス 松嵜・(大坪)
12. 小さな恋の密室事件 桜咲 12. 小さな恋の密室事件 桜咲
13. Love∞Destiny 青木・津田・牧野 13. Love∞Destiny 青木・津田・牧野
14. 生存本能ヴァルキュリア 金子・千菅・長島・原(優)・村中 14. 生存本能ヴァルキュリア 今井・黒沢・春瀬・松井・松田
(デレステ連動企画 Starlight Casting 結果発表)
15. ハイファイ☆デイズ 佳村・三宅・原(優)・五十嵐・桜咲 15. 純情Midnight伝説 松田・青木・松井・佳村・黒沢
16. Tulip 五十嵐・大坪・高森・三宅・佳村 16. Tulip 五十嵐・大坪・高森・三宅・佳村
17. 空と風と恋のワルツ 津田 17. 2nd SIDE 松井
18. メルヘンデビュー! 三宅 18. メルヘンデビュー! 三宅
19. あんずのうた 五十嵐 19. あんずのうた 五十嵐
20. 純情Midnight伝説 金子・千菅・原(優)・村中・[安野] 20. ハイファイ☆デイズ 今井・黒沢・春瀬
21. Rockin' Emotion 金子・千菅・原(優)・村中・[安野] 21. Snow Wings 大橋・[原(紗)]・[福原]
22. 咲いてJewel 青木・桜咲・千菅・長島・村中 22. 咲いてJewel 青木・今井・桜咲・松井
23. きみにいっぱい☆ 原(優)・松嵜・佳村 23. きみにいっぱい☆ 黒沢・春瀬・松嵜・松田・佳村
24. 明日また会えるよね 大橋・五十嵐・大坪・金子・高森・津田・牧野・三宅 24. 明日また会えるよね 大橋・五十嵐・大坪・高森・津田・牧野・三宅
25. メッセージ 大橋・青木・五十嵐・桜咲・大坪・高森・津田・牧野・松嵜・三宅・佳村 25. メッセージ 大橋・青木・五十嵐・桜咲・大坪・高森・津田・牧野・松嵜・三宅・佳村
26. GOIN'!!! 全員 26. GOIN'!!! 全員
27. BEYOND THE STARLIGHT 全員 27. BEYOND THE STARLIGHT 全員
28. お願い!シンデレラ 全員(ゲストの安野含む) 28. Yes! Party Time!! 全員
29. お願い!シンデレラ 全員(ゲストの原(紗)・福原含む)

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