Pyxis「First Love 注意報!」発売記念イベント参加
Pyxisのメジャーデビューが報じられた5月から3ヶ月。各所で少しずつ情報が解禁され、その発売日がとても楽しみであった1stアルバム「First Love 注意報!」。発売記念イベントも開催がアナウンスされ、自分に出来る範囲で参加が叶えば嬉しいな…ということで整理券獲得を頑張ってみたりしているうちに発売日を迎えました。「”1stアルバム”という記念すべきタイミングなんだから」ということでフライング入手も頑張ってみたりして、ここ最近ではころの2ndアルバム「It's my CUE.」以来の(って随分最近だけど)自分にとっての記念盤みたいな1枚です。
発売記念イベントは予約先着のところもあれば発売先着のところもあって、確保するための行動もまちまち。自分のスケジュール的なものと開催内容的なものを検討した結果3ヶ所に絞り、「ゲーマーズAKIHABARA本店」「とらのあな秋葉原C店」「タワーレコード新宿店」のそれぞれで何とか参加券を確保。スケジュールの勘違いで誤って「アニメイト渋谷店」のイベントも確保してしまい参加券が無駄になってしまうことが確定したのは勿体なかったものの、売上に少しでも貢献出来たなら、ということで納得することに(笑)。
当該店舗の選択理由は、「3週連続であるリリースイベントは各週1回は行きたい」という大前提を満たすことを基本とする中で、「ゲーマーズ」は「リリースイベント初日の第一回目という"1st"中の"1st"であること」とミニライブがあること、「とらのあな」は当日のメインの予定と被らない時間の開催であること、「タワーレコード」は内容にミニライブが入っていることで決めました。確保しようと思えばもう少しチャンスを増やすことは出来ましたが、自分の中の折り合いを付けた結果としては十分ということで(数行けば良いというものでもないですしね。1回を大切にする方が良いと思っています)。
今回、「First Love 注意報!」は発売されたタイミング的なものもあって、すぐさまヘビーローテーションするサイクルには入れずに居たのですが、1回聴き始めたら止まらない。これまた自分にとっての”するめアルバム”になりました。
「初恋」をテーマとしたこのアルバムですが、楽曲的にはとてもバラエティに富んでいて美来さんと萌絵さんがこれまでに培って来た多くのものをPyxisとして形にすることで感じられる新たな魅力(可愛らしさや元気なだけで終わらない奥深さ)が、収録されている10曲で味わうことが出来ました。曲順も良く考えられていて、開幕はアルバムタイトルでもある(でもリード曲ではない)「First Love 注意報!」からキラキラやドキドキ、物語描写の多い甘酸っぱい青春を追体験する8曲を経て、既出曲「トキメキセンセーション!」をボーナストラック的扱いにはせずに最初の8曲を纏める位置づけで使い、真のリード曲「初恋の棘」のプロローグ的な印象も残してくれます。そして始まる「初恋の棘」はここまでの流れをガラリと変えてビシッと締めてくれる1曲。この曲の余韻に浸りつつ1曲目に戻ると永久ループの完成です(笑)。1曲1曲の印象は聴き込んでも大きく変わらない(それだけ第一印象から強く残る)のですが、最も自分の中に残ったのは「恋でした」。アルバム中最長の1曲ですが、描写や展開など単なる「失恋」とは違う寂しさや後悔の感情がとても伝わって来る素敵な1曲。バラードにせず明るく仕上げたことが、とってもPyxisらしいと思います。
そしてアルバムリード曲である「初恋の棘」は、そのミュージックビデオの完成度も文句無しで、彼女たちを知らない”外”への発信力としては最高レベルのものが制作されたな、と感じるくらいでした(テイチクさんの本気を感じました!)。
こうしてかなり気に入ったので、田所あずささんのアルバムに続いてハイレゾ版も購入。しかしながら、レコチョクで購入するとアルバム解説のボーナストラックが付くという話はハイレゾ版には適用されない、というのを購入して気付く(苦笑)。更には初回限定版のDVDに収録されている「初恋の棘」のフルサイズミュージックビデオ、ダンスバージョンはネット配信(有料)のみというのもなぁ…(少なくとも、StylipSの時はどちらのバージョンも初回限定版のDVDには収録されていましたし、更に言うならBlu-ray版もありましたから)。ということで、これらについては次回以降に期待!
そんな感じで熱を帯びた感情を持って臨んだリリースイベントは、「ゲーマーズ」ではアルバム制作でのエピソードを主に聞け(仮歌のキーと合わせず、二人が一番気持ち良く歌えるキーにほぼ全曲で調整したエピソードが印象的)、「とらのあな」ではパネルトークとしてオフショット等を見てMVやジャケット撮影の裏話を聞け(校庭で二人で遊んでいるところが1枚も使われなかったことや、美来さんが萌絵さんの首を固めている写真の萌絵さんの表情が話題になり、MVは夜の撮影だったけど昼間の様な光をライトで演出したといった話が印象的)、「タワーレコード新宿」では販売フロアの一角でのイベントだったのでリハーサルの様子も丸見えで、イベント開始後もフロアの人たちにも知ってもらえる様に自己紹介的トーク(Pyxisの名前の由来など)を話していて、それぞれの環境と内容の違いを楽しむことが出来ました。
ミニライブがあった「ゲーマーズ」と「タワーレコード」ですが、「ゲーマーズ」では座席抽選で最前列中央という凄い位置を引き当て、視界を遮るものが何もない状態(2mくらいしか離れていない位置)で、お二人の全力歌唱&ダンスを見守れたことは”1stの1st”というイベントで更なる”1st”を自分に刻んでくれました。本当に大迫力で勢いあまって美来さんと萌絵さんがこちらに飛んでくるんじゃないかと思ったくらいです(飛んで来て欲しかった!(笑))。「タワーレコード」ではかなり後方だったのでお二人の頭が見えるか否かくらいではありましたが、そんな事は問題にならないフロアを席巻するくらいの熱の籠った歌唱とダンス(超狭い中、動きの制約をものともせず)を披露してくれたのが印象的でした。
お渡し会ではそれぞれ伝えようと思ったことを簡潔にまとめていたのですが、目の前にして話していると伝えている最中に「終了」の合図的に背中に手を掛けられてしまい、そちらが気になって話の終盤が適当になってしまうことが多く、直前の人がいつまでも離れないでいると余計に割を食った形になった様に感じてしまい、自分の中では3回とも消化不良に終わってしまいました…(3回目は幾分増しだったかな…)。そんな感じだったので、お二人を目の前にして話をしている10秒足らずの時間の記憶があまり無かったりします(苦笑)。それでも、3週連続で1回ずつお会いすることが出来たことは嬉しかったし価値ある一瞬でした。それと参加特典のランダム配布ポストカード(全5種類)がダブることなく3種類手に出来て、絵柄も実に好ましくてホクホクでした。
総じて楽しんだリリースイベントではありましたが、参加していた人の中に「こういう輩と付き合っていかなければならないのか…」という要素もちょっとありました(苦笑)。「ゲーマーズ」でのミニライブの時、「初恋の棘」ではMIXを打たれて単なる雑音でしかなかったし、声出し&ジャンプ禁止のタワーレコードではクラップでMIXを打って滅茶苦茶にされてしまったし、個人的にはライブは個々の楽しみ方を尊重するものの、やはり「みんなで楽しく」を基本で考えたいし、例えばMIXを打っている人が全体の1割も居ないくらいならば自粛して欲しいな、と(そもそも、懸命に歌い踊る二人のパフォーマンスの前に、MIXは本当に必要ですか?と感じます。そんなことしなくても盛り上げられるし一体感だって味わえる)。彼女たちのパフォーマンスがあるからこそのライブステージですから(主役はあくまでも彼女たち)、もしそのパフォーマンスを見ないで騒げる場所を求めているならば、ここじゃなくても大多数の人がそれをやっている場所で楽しめば良いのではないか…と感じてしまいます。あたかも地下アイドルで標準的な分化が時代の最先端の様に先導している人たち、アイドル的アーティストのステージを一括りに同じ文化で染めるのは止めて欲しいな…と改めて思った今回のイベントでした。ある意味で成熟しているライブに足を運んで慣れてしまったから、若いステージ文化を受け入れられない…というのとは違うと思っています。
ちょっと話が逸れましたが、今後も長くPyxisの活動を見守って行きたいし、チャンスがあるならライブも楽しみたいと思っているので、願わくば参加したみんなで楽しめるようなイベントやライブに育って行って欲しいな、と思います。
改めて、1stアルバム発売おめでとうございます! リリースイベントも沢山機会をくださって、関係した全ての方々に”ありがとうございました”を! そして、このアルバムを引っ提げての開催となる来年1月の2ndライブも楽しみにしています!
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