「伊藤美来 Birthday Live Miku's Adventure ~Thanks to 19/Start in 20~」昼夜参加
昨年に引き続いて開催がアナウンスされた美来さんのバースデーライブ。昨年の新宿ReNYで目撃した整理番号関係無しの前方への掻き分けやリフトなどの「騒ぎたいだけ」的な参加者を思い出すとちょっと参加を渋ってしまう感情が首をもたげて来ますが、今年は美来さんが20歳になる記念すべき年。その機会は1回しか訪れない訳ですから「お祝いしたい!」という気持ちを優先して参加を決意。スタイルキューブのファンクラブ枠で申し込みを完了し、参加が確定しました。
今回の会場は品川インターシティホール。昨年の新宿ReNYと比べると収容人数的に少なくなるみたいですが、会場としては大きくて立派。もしかして座席タイプ?なんて思ったりしましたが、チケットは「全席自由」となっていたのできっとオールスタンディングでしょう(実際、この会場でやった例もありますし)。昨年みたいな輩が居なければ良いなぁ…と期待しつつ当日を待つことに(実際は、2日前には田所あずささんのライブ2Daysを楽しんだ後なので、気持ち的に気に掛けている余裕はあまり無かったですし、予習しようにもキャラソン主体なので難しいですしね)。
当日は事前物販から。いつもの様に「開始1時間前くらいに到着すれば」ということで、それ程気張らずに現地入り。しかし、会場へのアプローチを誤って物凄い無駄に遠回り(会場を丸々一周した感じ)で10分くらいロスした上に汗だく(苦笑)。まぁ、それでも取り敢えずは物販待機列に並び開始時間を待ちます。にしても、今までよりも随分と人が多い気がするけれど何故なんだろう?
定刻を15分も遅れて開始された物販は、その経過した時間の割に列が全然進まず(苦笑)「一体何をやってるんだ!?」とちょっとイラつくレベル。しかも、いつもの様に物販予定時間が少なくて「この人数捌けるとは思えないな…」と不安が過る状況。で、並んでいる途中から「CDだけお求めの方はこちらに並んでください」と、途中で列を新設するという「これまで並んでいた人への配慮」というものを全く欠く対応に更に苛立ちは増し(最初から分かれていれば、友人と分かれて並んだり出来た)、最終的には時間切れで何も買えずに列解体する始末…。全然運営は学習してないなぁ…こんなことで美来さんのバースデーに泥を塗らないで欲しい。
ということで物販ミッションが失敗に終わり、気が付けば昼食を食べる時間も無くなり、コンビニで軽食(ちょっと前にも同様のイベントで同じことを書いた気がする(苦笑))。そして入場待機列に並んで開場を待って入場へ。入場直後直ぐに物販列に並び、比較的早くミッション完了。結果論だけど、事前物販並ばずにちゃんと昼食取れば良かった。という感想を持ちつつステージへの扉を通ると、眼前に広がるのは座席!!! 「おぉ、座席方式!これで前へ駆け出す輩とか抑止される!」と、このイベントへの楽しみが俄然大きくなり、意気揚々と着席。ステージはセンターステージが迫り出しとして用意されていて、それなりに近い位置に座れたのはラッキーというか何というか。開演前の諸注意もスタッフが行い、これまでの「声優さんのイベント」的雰囲気から、しっかりとしたアーティスト的空間になってくれた事がとても嬉しい!
■Miku's Adventures ~Thanks to 19~(昼の部)
昼の部はセンターステージに美来さんが登場し、会場全体に包まれた状態で開幕。美来さんの揺るぎない代表作「ろこどる」のキャラソンでスタートし、黄色いお花の華やかな衣装に身を包んだ美来さんの笑顔が弾け飛ぶ様は、こちらも自然と笑顔になれました。続いてもう1つの代表作「ミリオンドール」のキャラソンを披露。2曲ともタイトルからして「今日の誕生パーティーにようこそ!」という意味合いを持って披露してくれた感じです。
そして昨年のバースデーでYOFFYから贈られた「妄想Realize」で美来さんの爆誕イメージを場内に充填させ、美来さんが研修中等で沢山唄ったというカバーソングを披露。自分はどちらの作品も未見なものの、「コネクト」は沢山の方のカバーを聴いているくらいの名曲。ここで美来さんバージョンが聴けるとは。
曲が次に移ろうとするところで、スクリーンにビデオレターの乱入(笑)。登場したのはTrySailのお三方。「アイドルマスター ミリオンライブ!」でも共演している皆さんは勿論仲良し。中でも同い年のナンスの話が友達っぽくて良い感じでしたね。性格が近いという天ちゃん、お姉さんなのに妹として見られているもちょなどから贈られるお祝いのサプライズに、美来さんも「あのTrySailさんがメッセージを!」と喜びの笑顔を浮かべていました。
思わぬメッセージを貰って胸に湧き上がる想いもプラスして届けてくれたのが次に披露された「しょうらいのゆめ」。これから20歳を迎える美来さんにぴったりで、演じた奈々子の歌に自分の想いをシンクロさせて会場全体を温かな気持ちにしてくれました。
ここで1回美来さんが退場し、スタイルキューブ恒例のお色直し用VTR。今回は、誕生日企画ということで「やった事が無いボルダリングにチャレンジ」しつつ、食べたいお寿司と行くお店のランクを美来さんが自分で決められるシステムに(お店のランクは運ですが(笑))。ボルダリングの突起部分に寿司ネタが書かれた札が貼られているのを取ればOKということで、その取り方に美来さんの好みや拘りが見て取れてとても面白かったです。何より、お店のランクを決める最上段にある封筒から見事「カウンターで食べる寿司」を引くところが持ってますね!
ライブが再開すると、へそ出しのカッコいい衣装で登場した美来さんが歌うのは…StylipS!! 前奏から「もしかして…」と思っていただけに「本当に来たぁーっ!」とテンションアップ。そこから、自身の趣味を丸々反映した特撮ソングコーナーに突入! 平成ライダーはそれ程詳しくは無いものの、主題歌くらいは知っているものも多いので何とかクリア。美来さんには出来れば昭和ライダーも観て欲しいなぁ(笑)…って思っていたら「デカレンジャー」が!! これはいつでも熱くなれる曲ですよね。自分でもカラオケで歌うので、コーラス部分も含めて全力で楽しめました。今後も美来さん自身のライブの場があるならば、このコーナーだけは続けて欲しいです!
再度美来さんがお色直しで退場すると、流されたVTRは企画モノではなくてPV的な「伊藤美来の軌跡」。スタイルキューブの研修生として入所してから今日までの美来さんの色々な姿を「Dear Honesty」の曲に乗せて編集しているのですが、この出来が素晴らしい。これはいつか映像メディアにしたり配信したりするべきだと思います。
そして三度登場する美来さんは、真白な衣装に身を包んでソロデビュー曲「泡とベルベーヌ」を披露! 続いてカップリング曲の「Morning Coffee」も披露したところでパティシエと思しき人がケーキを持って登場。実はこの方、日本コロムビアの社長様(!)。これには美来さんも恐縮しまくり。何といってもこれからソロでお世話になるレコード会社の社長様ですからね。背筋の伸びた美来さんが決意表明しつつ、会場全体で改めてお誕生日を祝う感じは美来さんの人柄が演出した様にも感じました。
気持ちを新たに最後を駆け抜けたのは美来さんの基礎を作った1つと思うStylipSでの楽曲たち。「Prism Sympathy」にまさかの「STUDY×STUDY」は上がりまくり!! そして、やはりこれがいつだって美来さんの等身大の気持ちだと思える「Dear Honesty」を披露。StylipSのライブが恋しいからこそ、そのメンバーの個々のライブに足を運んでいると言っても過言ではなかった自分なので、こうしてStylipSの曲が披露されると一気にレッドゾーンに突入出来る訳ですが、その反面「やはり全員揃って欲しい」という思いも強くなります。それでも、こうして大切に選曲して想いを込めて唄ってくれる。その気持ちには声援という言葉でしか返せないけれど、いつかまたStylipSのステージを見せて欲しい。でも、ちゃんと美来さん個人のステージも見守りたい。改めてそれを感じられたライブになりました。
■Miku's Adventures ~Start in 20~(夜の部)
昼の部が終演してから、それ程時間的余裕が無いというのもいつもの通り。だからコンビニで軽食…というのもいつもの通り(何回これ書いたかなぁ(苦笑))で夜の部の待機列へ。そして定刻・開場・入場。夜の部は物販気にせずに済むのでそのままホールへ。昼の部がステージを正面にして左側だったので、今度は右側を選択。物販冷やかさなかった分、昼よりは前の方の座席を確保出来、センターステージが割と直ぐ斜め前に見える位置に収まりました。
いざ開演、昼とは違ってステージの扉を開けて美来さん登場! 「20歳になった」という意味合いで「扉を開ける」という演出が受け止められて、ちゃんとメッセージ性があるステージになっているのは嬉しいな、と思いました。
流れは昼の部を踏襲していて、披露される楽曲たちも一部を除いて同じでした。変わったのはビデオレター、特撮ソング、サプライズゲスト、「泡とベルベーヌ」のカップリング、StylipS楽曲。軸としては昼と同様なのにポイントポイントで変わっている為、”一部の違い”が結構大きく感じられる、違う味わいで楽しむことが出来たのは特筆したいところです。
ビデオレターはTrySailから中村繪里子さんに変わり、そのあまりにも自由なしゃべりと行動がとても繪里子さんらしく、美来さんもとても恐縮しつつ心からの感謝を感じられる一幕でした。
特撮コーナーは3曲とも変わり(美来さんの衣装も昼と変わった)、自分的な作品理解度は夜の方が上だった(全て観ていた!)のでより楽しめた上、2曲目終わりの途中で入って来たのは、何と大西洋平さん! 現戦隊歌手でPyxisの1stアルバムで2曲作詞を手掛けられた方です。これには美来さんも驚愕&大興奮!! ワンコーラスだけではありますが、大西さんの持ち歌を2曲披露してくださり、この時の美来さんは特撮ファンの1人として、大西さんと同じステージに立つという夢のようなシチュエーションを満喫する可愛い人になっていました(笑)。そのメインステージでパフォーマンスする大西さんを、センターステージにちょこんと座って真っ直ぐ観ている美来さんは純真そのものでした。
「泡とベルベーヌ」は3曲収録ということで、昼とは違うカップリング曲も披露されて発売を2日後(フライングするなら明日)に控えた日にフルコーラスをライブで堪能出来るなんて、ファン冥利に尽きると思います。緊張したみたいですが、とても嬉しかったです。
そして、StylipS曲は2曲入れ替わり「Addicted」と「TSU・BA・SA」が披露され、特に「TSU・BA・SA」の前奏が流れた瞬間に会場が一気に盛り上がり、より1つになった感覚があったのはとても印象に残っています。そして繋がるのが「STUDY×STUDY」であり「Dear Honesty」なのですから、もう悲鳴を上げるくらいの嬉しさがありました。
■Miku's Adventuresを終えて
昨年の印象から観客側への不安を若干抱えて臨んだライブでしたが、蓋を開けてみれば座席形式で、騒ぎたい人用に騒げるエリアもステージ最後列に用意されていたからか、特別外的要因に影響を受けることなく、昼夜両公演共に隅々まで楽しむことが出来ました。特撮ソングも楽しめて、StylipS曲も楽しんだ。そしてソロデビューシングルの全曲も聴けて、美来さんの誕生日をお祝いしつつ、美来さんの19歳から20歳になることとソロデビューすること、この先についての想いや決意など沢山のトークと表情を間近で見聞きして想いを受け止めることが出来た。こんなプレミアムな時間を丸々一日過ごせるとは思わなかったので、良い日になったことを携わった全ての人々に感謝しています(物販はダメダメでしたが、夜の部が終演した時にはその印象すら消えていたくらいに楽しかった印象が勝っていました)。美来さんの20歳の一歩を見届け、これからも自分に出来る形で見守って行こうと思える素敵なライブてした(^^)
【付録:セットリスト】
昼 | 夜 | |||
1. | For you!! | 1. | For you!! | |
2. | Take you to My PARTY!! | 2. | Take you to My PARTY!! | |
3. | 妄想Realize | 3. | 妄想Realize | |
4. | SUPER∞STREAM(インフィニットストラトス) | 4. | SUPER∞STREAM(インフィニットストラトス) | |
5. | コネクト(魔法少女まどか☆マギカ) | 5. | コネクト(魔法少女まどか☆マギカ) | |
(ビデオレター:TrySail) | (ビデオレター:中村繪里子) | |||
6. | しょうらいのゆめ | 6. | しょうらいのゆめ | |
(VTR:寿司ボルダリング) | (VTR:焼肉ボルダリング) | |||
7. | 星鳴る夜の誘惑者 | 7. | Addicted | |
8. | ELEMENTS(仮面ライダー剣) | 8. | バスターズレディーゴー!(特命戦隊ゴーバスターズ) | |
9. | Anything Goes!(仮面ライダーオーズ) | 9. | Climax Jump(仮面ライダー電王) [レッツ!ジュウオウダンス] [さぁ行け!ニンニンジャー!] |
|
10. | 特捜戦隊デカレンジャー | 10. | 海賊戦隊ゴーカイジャー | |
(VTR:伊藤美来の軌跡) | (VTR:伊藤美来の軌跡) | |||
11. | 泡とベルベーヌ | 11. | 泡とベルベーヌ | |
12. | Morning Coffee | 12. | 七色Cookie | |
(誕生日お祝い:日本コロムビア社長) | ||||
13. | Prism Sympathy | 13. | TSU・BA・SA | |
14. | STUDY×STUDY | 14. | STUDY×STUDY | |
15. | Dear Honesty | 15. | Dear Honesty |
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