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2016年10月17日 (月)

「THE IDOLM@STER CINDERELLA GIRLS 4thLIVE TriCastle Story」さいたまスーパーアリーナ公演 両日LV参加

Dscf4555s 「アイドルマスター シンデレラガールズ」4周年記念公演。大成功を収めた神戸公演から約1ヶ月を経てやって来たさいたまスーパーアリーナ公演は、現時点のシンデレラガールズの集大成が披露される。そこにどんなサプライズを仕掛けてくるのだろうか。開催概要にある出演者情報から初日と2日目で全く異なる公演内容、しかも特に初日の「これまでの牽引メンバー不在でほぼ新人ばかり」というステージが不安…というよりも「えっ!?」という想像出来ない衝撃が大きくて、別の意味で楽しみなものでした。逆に2日目は全員が歴戦の勇者で塗り固められて、こちらは王道的な楽しみが湧くものであり、そんな2日間を「集大成」と感じるのは自然なことかもしれません。
 そんな概要をハッキリ認識したのが神戸公演直前で、その神戸公演を不完全燃焼で終わらせてしまった自分にとって、このSSA公演はリベンジの機会。しかしながら、その直前に田所あずささんと伊藤美来さんのライブがあって、非常にシンデレラガールズに集中し辛い状況。その自分的バランスをどう折り合い付けてこのSSAに臨むか。これは一番重要な課題となりました。でも、何だかんだ言っても現地参加ではない(友人は現地参加)ことはテンション的なマイナス要素ではありました。

 ライブ当日までの1週間は神戸公演での反省を踏まえ、聴き込み不足な曲は徹底的に聴いて神戸公演での客席側の反応も思い起こしながら記憶に刻んで行きました。にしても、やはり棚上げしていた曲数が多くてなかなか仕上げられずに苦戦。それでも、神戸公演よりは随分マシな心持で当日を迎えられました。

■初日:Brand New Castle

 迎えた当日。「やれることはやった!」…と思うくらいの自信は持って会場入り。でも、開演直後にそこに落とし穴があったことに気付きました(汗)。開幕曲は「BEYOND THE STARLIGHT」。そう、結局準備期間にデレステはプレイしておらず、未だCDが発売されていない楽曲に対しての準備は全く出来ていなかったのです。ということで、ライブで一番大事な最初の弾みが付かずに出鼻を挫かれて、最悪のテンションで開幕してしまいました…(涙)。
 とは言っても、知らない楽曲数は数える程なので、それ以外の楽曲で気持ちを上げて行くしかない!と、ライブビューイングながらも声を張れるものは率先して自分も鼓舞しつつ、周囲と一緒に楽しんで行きました。でも、今回のライブビューイング会場は少々熱量不足だと感じることが多く、現地に負けずに声を張っている自分が何となく浮いている様にも思えて酷く寂しく感じることも多かったです。
 それでも、ライブの内容としてはボリュームたっぷりであり、神戸公演が大型ライブ初参加という面々が多い中で、3周年が初参加だったメンバーや大型ライブ参加常連とは言えないメンバーがしっかりフォローして、全員一丸となって素晴らしいステージを披露してくれました。衣装も個々のアイドルをモチーフとして個別衣装が導入され、演出もしっかりと計算された「サプライズ」が沢山あって、ソロ曲をデュオやトリオで歌う妙だったり、シンデレラガールズ定番の寸劇交じりの歌唱だったり、賑やかで華やかで印象に残る、正に「シンデレラガールズ」を象徴するステージだったと思います。
 中でも「ミラクルテレパシー」を介してサプライズに結び付け、シークレットゲスト且つライブ初登場の竹達彩奈さんが登場したことは、その場内騒然具合からしても大成功だったと思います。そこには確かに輿水幸子が居たと感じられました。この時は現地でそれを感じたかったな…。
 そんなサプライズに負けないくらいのサプライズがもう1つあって、超絶大人気曲「ハイファイ☆デイズ」が披露される中、センターに立っているのがシークレットゲストの久野美咲さん! これまたライブ初登場で市原仁奈がそこに居ると錯覚させ、続いた「みんなのきもち」で会場全てが童心に帰る様な凄まじい盛り上がりを見せていました。自分的には仁奈というキャラクターがそれ程好みではない為、この凄まじい盛り上がりの外に居る感は否めませんでしたが(苦笑)、それでもこれだけ会場が盛り上がる演出が用意されたことは凄いと思います。きっと、ずっと語り継がれるレベルのサプライズでしょう。
 このSSAが大型ライブ初参加となるメンバーのパフォーマンスも大変印象深く、更には3周年で大型ライブ初参加のメンバーの進化っぷりも素晴らしく(佐藤亜美菜さんとか)、これだけの個性がぶつかり合うステージはフェス感もあるくらいでした。しかも、大型ライブ初参加組が多いステージだとは思えないパフォーマンスを見せつけられ、改めて全員のポテンシャルに驚かされたライブでありました。個人的にとても印象に残ったのは下地紫野さん。ソロ曲披露の時に随分と笑顔が堅かったものの次第に良い笑顔を見せる様になり、その表情がとても魅力的に映りました。ちょっと気に掛けたい人だな、と。
 何とか駆け抜けた4時間は、本当の意味での全力全開には遠かったものの、神戸公演に比べれば十分に楽しんだと言えるものでした。

■2日目:346 Castle

 2日目はアニメ「シンデレラガールズ」ベースのシンデレラプロジェクトの面々が全員揃うという、これまた貴重な公演。765で言うところの「オールスターズ」が創るステージはどんなものになるのか。前日のフレッシュな面々があれだけのパフォーマンスを見せつけてくれたのですから、先輩たちも負けてはいられませんよね。
 アニメベースということからも、3周年を全力で楽しんだ自分としては「勝手知ったる」と言えるくらいには楽曲に対する経験値が高いので、「シンデラガールズ」の4周年ライブを統括する意味合いでも今日は、神戸2公演と昨日の分をも飲み込むくらいに全力で楽しむぞ!と気合も十分。
 開演して、プロデューサー役の武内くんがプロローグを語り始めますが、それだけでこれまでの公演とは違う雰囲気を感じ、気持ちが盛り上がって行くのを感じました。やはりアニメの「シンデレラガールズ」は大きな印象を自分の中に残している好きな作品なんだな、と改めて思いました。そして登場するキャストの皆さんが身を包んでいるのは、昨日同様個々のアイドルをモチーフとした個別衣装。昨日のメンバーの分も数えると40着オーバー!! アイマス初期の衣装のことを考えると、改めて大きな予算を割ける様になったのだなぁ…と実感。Cygamesのスポンサー力も絶大なのでしょう。
 ライブとしては、アニメをなぞる感じで展開。シンデレラプロジェクト全員、各ユニット曲、ソロなどを惜しみなく投入。そして自分としては初体験となるトライアドプリムス全員揃っての「Trancing Pulse」。ハーモニーも安定していて、ライブというその瞬間にだけ訪れる力も得て素晴らしいステージを届けてくれました。ただ、会場が青に染まらない(UOが点在する上、グルグルしている…)のは残念でした。アイマスライブは「皆で演出する」というのも一体感が生まれて楽しいのになぁ…。
 それはさておき、初日に続いて2日目も大きなサプライズがありました。少なくとも、自分にとっては昨日よりも大きなサプライズであり、しかも2連続の衝撃。完全にここがピークだった早見沙織さんの登場と更に加わる東山奈央さん登場という2人のシークレットゲスト。SSAという大きなステージでの「こいかぜ」とオリジナルデュオでの「Nocturne」の湧き上がる熱量は自分の中で圧倒的でした(この瞬間は現地に居たかった…)。
 そんな「シンデレラプロジェクトの軌跡」なるものを追体験して行き、「流れ星キセキ」「M@GIC☆」「夢色ハーモニー」と続いて終了。この「夢色ハーモニー」終了時、キャストが中央に集まって各々ポージングするとカメラのシャッターが切られる演出が入り、アニメの1シーンを重ねる演出が! これは背筋に来る、胸熱な演出でした。
 綺麗なエンディングを迎え、ここで終わると思っていたので「何だかあっと言う間だったな…というより、何やら淡々と消化した感も…」と感じていたのは、ある意味目玉であるはずの「Trancing Pulse」が「もう来るのか!?」と思っただけでなく、実は本当に経過時間としては短かったから。というのも、ここからある意味「シークレットステージ」とでも言いましょうか、武内くんが新たに「Future Castle」と題して「少し未来を体験しましょう!」と新たなステージの開幕を宣言! そして投入される新曲群!! 初披露だからこその緊張感がありつつも、そこは歴戦の勇者たち。シンデレラガールズの先輩としてステージを積んで来た皆さんにとっての新たな一歩を、それぞれの磨かれたパフォーマンスで会場を魅了したと思います。個人的には「おかしの国のおかし屋さん」でタルトを頬張るゆかちん(タルトは何と自作!)、「ニャンと☆スペクタクル」で早口歌唱をソラで乗り切ったなっつんなど印象的な姿が目に焼き付きました。

 グランドフィナーレとしての「夕映えプレゼント」は胸に染み、2日目は「何故自分は現地に居ない!」と思えるくらいに楽しむことが出来ました。しかし、やはり全力全開には届かなかった(殆ど汗を掻いていない)。これは、このライブビューイング会場の熱量が不足していたことが原因でしょう。やはり、盛り上がりが消極的で正直寂しさを感じたくらいでした(新宿バルト9なら全然違っただろうな…と)。でも、素直に良いライブだと思えたし楽しかった。神戸公演を終えた後はどうしようかと思いましたが、ギリギリ「シンデレラガールズ」を繋ぎ留められたかな、と。それは自分にとっては収穫と言えるものでした。ただ、惜しむらくは公演内容として「3rdライブのショートVer.+新曲群」というものだったので、あれだけのボリュームでアニメを追体験させてくれた3rdに似通った中途半端さも感じたので、ここは新曲群も含めて1つのお城を創り上げるべきだったのではないかな…と思うところです。人数も増え、グルーピングの意味合いも多様に変化可能なシンデレラガールズ。今後、この人数の多さが仇にならないことを祈るばかりです。

■「4thLIVE TriCastle Story」を終えて

 神戸公演を終えた時は本当に「大丈夫か…?」と自分に問いかけましたが、SSA公演は何とか乗り切れて一安心。元々、キャラクター寄りの「シンデレラガールズ」なので、そのアイドルに思い入れがないと結構辛い(自分は完全にキャスト寄り)。だからこその個性的な楽曲がリリースされ、デュオやユニットなどでの化学反応も無限。そういう楽しみ方が出来ることを知っているものの、供給過多で優先順位を下げて未消化が嵩むと、いざと言う時に消化が辛くなるということを今回体験し、「シンデレラガールズ」に限らず、「アイドルマスター」というコンテンツに対する自分の付き合い方について考えなければいけない時期が来ているな、ということを感じさせてくれたライブになりました。そして、やはりライブを観れば自分の臨んだ姿勢に応じた楽しさも感動もあるので、参加するならばしっかりと準備しなければならないな、ということと「現地参加はそれだけで価値」という、自分ではどうにも出来ないことも痛感したライブでもありました。

 参加した皆様、携わった全ての方々、お疲れ様でした。

■付録:セットリスト

10/15(土) Brand New Castle 10/16(日) 346 Castle
1. BEYOND THE STARLIGHT 全員 1. Star!! 全員
2. Snow Wings 全員 2. Shine!! 全員
3. Flip Flop 金子(有)・鈴木・杜野・山下・和氣
4. 恋のHamburg♪ 種崎 3. STORY 大橋・福原・原(紗)・渕上・松井
5. 青の一番星 ルゥ・立花 4. LET'S GO HAPPY!! 黒沢・松嵜・山本
5. Happy×2 Days 五十嵐・大空・大坪
6. 共鳴世界の存在論 青木 6. Memories 上坂・洲崎・内田
7. き・ま・ぐ・れ☆Cafe au lait! 高野・・鈴木・種崎・村中・和氣 7. -LEGNE- 仇なす剣 光の旋律 内田
8. エヴリデイドリーム 牧野・下地・長島
9. Bloody Festa 桜咲 8. 私色ギフト 黒沢・松嵜・山本・佳村
10. お散歩カメラ 金子(有)・今井・春瀬 9. Heart Voice 五十嵐・大空・大坪・三宅
11. lilac time 木村 10. Nebula Sky 上坂
12. 明日また会えるよね 藍原・金子(真)・下地・髙野・立花・種崎・牧野 11. Wonder goes on!! 青木・高森・三宅・安野
13. Radio Happy 山下 12. できたてEvo! Revo! Generation! 大橋・福原・原(紗)
14. 気持ちいいよね 一等賞! 杜野・木村・髙野・種崎・原(優)・牧野
15. Can't Stop!! 和氣・飯田・金子(有)・鈴木・立花・千菅・山下 13. Rockin' Emotion 安野
14. OωOver!! -Heart Beat Version- 青木・高森・安野
16. きみにいっぱい☆ 金子(有)・木村・鈴木・原(優)・春瀬・杜野・山下・和氣 15. Trancing Pulse 福原・渕上・松井
17. 恋色エナジー 下地
18. 花簪 HANAKANZASHI 立花・種崎・牧野 16. こいかぜ 早見
19. 秘密のトワレ 藍原 17. Nocturne 早見・東山
20. 咲いてJewel 青木・飯田・今井・桜咲・佐藤・千菅・長島・村中・ルゥ
21. ミラクルテレパシー 鈴木・山下・和氣 18. この空の下 上坂・内田・洲崎
22. To my darling… 竹達 19. 心もよう 青木・五十嵐・上坂・内田・大空・大坪・黒沢・洲崎・高森・渕上・松井・松嵜・三宅・安野・山本・佳村
23. Near to You 全員 20. 流れ星キセキ 大橋・福原・原(紗)
21. M@GIC☆ 大橋・福原・原(紗)・青木・五十嵐・上坂・内田・大空・大坪・黒沢・洲崎・高森・松嵜・山本
24. Absolute NIne 藍原・木村・原(優)・ルゥ 22. 夢色ハーモニー 全員
25. Hotel Moonside 飯田・青木・千菅 Future Castle
26. in fact 佐藤 23. Yes! Party Time!! 全員
27. あいくるしい 立花・牧野
28. 生存本能ヴァルキュリア 今井・金子(真)・金子(有)・木村・佐藤・千菅・長島・原(優)・春瀬・村中 24. SUPERLOVE☆ 山本
35. NUDIE★ 佳村
29. Lunatic Show 桜咲・金子(真)・村中 26. おかしな国のおかし屋さん 大坪
30. Tulip 藍原・飯田・髙野・ルゥ 27. Sparkling Girl 青木
31. 純情Midnight伝説 金子(真)・千菅・原(優)・村中 28. ニャンと☆スペクタクル 高森
32. ハイファイ☆デイズ 今井・春瀬・久野 29. ステップ! 原(紗)
33. みんなのきもち 久野・藍原・青木・今井・桜咲・金子(真)・佐藤・下地・長島・春瀬・杜野・ルゥ 30. AnemoneStar 福原
31. はにかみdays 大橋
34. GOIN'!!! 全員
アンコール 32. EVERMORE 全員
35. EVERMORE 全員 アンコール
36. お願い!シンデレラ 全員 33. GOIN'!!! 全員
  34. 夕映えプレゼント 全員
  35. お願い!シンデレラ 全員

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