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2017年1月15日 (日)

「Pyxis Live 2017 "Pyxis Party" ~First Love 注意報!~」昼夜公演参加

Dscf4549s 昨年メジャーデビューを果たし、1stアルバムを発売したPyxis。伊藤美来さんと豊田萌絵さんのユニットとなるPyxisは、StylipSから派生したとも言えるユニット。昨年はそのStylipSから松永真穂さんが卒業されて、能登有沙さんと美来さん、萌絵さんの3人でStylipSとして活動を続けるというアナウンスはされたものの、その後の活動は一切知らされることなく現在に至ります。2015年、StylipSの1stツアー千秋楽でのっちが表明した「ここをStylipSの新たなスタート地点として、更なる高みを目指します!」という言葉を最後に、StylipSとして4名揃うことが無かった現状に於いては、ある意味で能登有沙さんの活躍とPyxisの活躍だけが、自分のStylipSを繋ぎ止めるものであり、だからこそより強い想いを持ってそのお三方には声援を贈りたいし見守りたい。昨年はそういう気持ちが原動力となりイベントやライブ、ラジオ番組などに参加した、自分にしてはかなり精力的に行動したように思います。

 Pyxisが結成された2015年。まだインディーズ時代に行われた1stライブはカバー曲主体の構成で、StylipSの曲も披露してくれたことと、インディーズとはいえPyxisの為に新曲まで用意してくれた事は大変嬉しい、この先の展開に期待するライブになりました。ただ、一抹の不安としては客層にありました。一部の輩が行う「整理番号無視の前方への割り込み」と「奇声やMIXによる環境破壊」は健全にライブを楽しもうとする者にとっては害でしかなく、Pyxisの応援を続けるということは、そういった輩とも付き合って行かなければならないということ。
 自分はなかなか駆け付けられなかったものの、インディーズでありながらPyxisは精力的に様々な場所で行われるライブイベントに名を連ね、地道に活動の下地を作って行きました。そういった動きが実を結んだのか、結成して1年後、1stライブから3ヶ月後に発表されたメジャーデビュー。所属するのはテイチクエンタテインメントで、新ブランド「ロッカンミュージック」の第一号アーティストとしてPyxisをプロデュースすることがアナウンスされ、既に1stアルバムの制作が進行中というニュースは、3ヶ月後の発売が待ちきれないほどにワクワクさせられました。
 予定通り発売されたPyxisの1stアルバム。「初恋」をテーマにした全10曲は、とてもバラエティに富んだ楽曲でPyxisの二人の魅力をちゃんと味わえるものに仕上がっており、中でもアルバムリード曲の「初恋の棘」は、そのミュージックビデオの力の入れ具合も素晴らしく、美来さん萌絵さんのStylipS時代から気付き上げたものを更に磨いて開花させたような仕上がりには胸が熱くなりました。
 そんな記念すべき1stアルバムのリリースイベントや抽選招待されたプレミアムイベントに運良く参加が叶った自分ではありますが、やはり1stライブの時に危惧した客層の問題は残っていることをハッキリと自覚させられ、その問題は「メジャーデビュー」というより多くの人が知る切っ掛けが増えることで更に大きくなってしまうのではないか? そう思うと怖くなりました。声援を贈り続けたいのに、参加することがストレスになってしまう…。そういった不健全さが無くなって、(排除するとか抑圧するとかでなく)皆が楽しめるライブ空間が創れたら。そして、唄い踊るPyxisのパフォーマンスが加わることで何倍も魅力的になる楽曲と、しっかりしたプロデュースが行われたら。やはり、ワクワクは止まらないのです。

 そうして、辿り着いた1stアルバムを引っ提げてのPyxisとしての2ndライブ。アルバムタイトルと同じく「First Love 注意報!」と掲げられたサブタイトルからしても、1stライブの様にカバー曲に頼らずとも、最初から最後まで丸ごとPyxisを味わい尽くせることが保証されているライブのはず。発売当初、ずっと聴き続けていた「First Love 注意報!」。2ndライブ直前に聴きまくった「First Love 注意報!」。その魅力がライブで絶対に開花する!と確信したのは、やはりStylipSから続く美来さんと萌絵さんの軌跡にあります。運命共同体の様なお二人が、魅せてくれる本物のPyxis。自分は今日、それに会いに来たんです!

 会場の赤坂BLITZは随分前に来て以来。リニューアルされてからは初ということで、全く空間的想像が出来ないものの、過去にPyxisのイベントや1stライブが行われたどの会場よりも大きいのは間違いありません。そういった空間でオールスタンディングのライブが行われる…。それに関して不安が過るのはもう仕方が無いので(苦笑)、外的要因でこちらの楽しみが損なわれることの無いように、強い心でライブに臨むしかありません。そんな決意を胸に、滅茶苦茶寒い日陰の物販待機列に並ぶこと1時間。今回はかなりスムーズに物販が流れて、しかも待機列も然程長くは無かったので開始40分でミッションコンプ。出口で待機していたスタッフのお姉さんもとっても寒そうだったので、ちょっと労いの言葉を掛けたらお姉さんからも言葉が返って来てほっこり(笑)。もうすぐさま日向に移動して陽の光を全身で受け止めました。晴れてて良かった!!

 冷えた身体を温めるための昼食中に「立ち見エリア」の情報が入って来ました。ということは…座席付き!!! おぉ、これで整理番号無視での騒ぎ放題にはならないことが保証された!!と、ある意味全ての不安が吹っ飛んで全力で楽しむことに集中できることを確信しました。昨年の美来さんのバースデーの時に導入されたものを更に一歩進めた感じで、自分のスペースを普通に確保して楽しみたい人も嬉しいし、騒ぎたい人にもある程度騒ぐことが許容される(でも会場の一番後ろ側)というのは、1つの落としどころとしては良いと思えます。運営側の努力に感謝。ちなみに、騒ぎたい人たちを「わんぱく」と称して名付けられた立ち見エリアは「わんぱくひろば(全てひらがな)」と言います(笑)。このセンスには拍手喝采です。

 定刻になり程なく開場。そして入場、比較的前の方の左寄りに着席。ステージには幕が垂れていてセットが見えないようになっており、それだけで開幕した時の期待も膨らみます。何といっても、ステージが一気に眼前に飛び込んで来るんですから。アレコレ想像するよりも、目の前に飛び込んで来たものを全て受け止めて最高の声援で返す。それが出来れば、個人的に楽しいライブを一緒に創れると信じているので、このライブがそういった空間であることを祈るだけ。開演前に流れる諸注意もスタッフの方でしたし、ここまでの経過に不満が一切無いというのも、スタイルキューブ主催のライブでは初めてかもしれません(笑)。

 定刻を少し過ぎた頃、場内暗転しいよいよ開演!
 「First Love 注意報!」のアレンジされたイントロが流れ始め、ステージ前方に覆われた幕に浮かび上がる、美来さんと萌絵さんのシルエット。しかも、スクリーンの高さと同じくらいの巨大なシルエットは大迫力! そして、耳慣れたイントロから冒頭の

 ♪知らなかったよ 夕立のあとで
  鳴り続ける不思議なドキドキは
  急なFirst Love 注意報ーーーーー!!

 が歌われ、一気に幕が下り眼前に飛び込む煌びやかなステージとお花を身に纏ったような衣装に包まれた美来さん萌絵さん!! 開幕曲はこれしか無いし、勿論会場のボルテージは最高潮! 自分的に危惧された逸脱したコールなども耳に届くことなく、最初からしっかりと楽しむことが出来ました。StylipSの時から見ている二人のパフォーマンスはPyxisになっても健在。更に磨きの掛かったコンビネーションとフィジカルは、見ているこちらも我を忘れて見惚れてしまう瞬間があります。
 出し惜しみなく、「新しいキミ」「Please! Please!」と連続披露。動きっぱなしのダンスを歌唱付きで行い、そして全く息が切れることも無く3曲続くというのは流石で、StylipSで培った基礎を持っているお二人だからこそのステージだな、と思いました。StylipSのステージを体験したことの無い人にとっては、お二人のパフォーマンスをどの様に感じているかは分かりませんが、Pyxisとしては結成2年くらいのユニットながらも実際はStylipSのstep twoとして2013年から約4年積み上げている「羊の皮を被った狼」と言っても過言で無い(…ちょっとは過言かも?(笑))だけに、きっと魅了された方も多いのではないかと。それだけ惹きつける、本場のアイドル顔負けのステージを開幕から体験させてくれました。

 簡単な自己紹介と仲良しトークを展開させた後は、「ハズム恋リズム」「恋でした」「13番」とまたもや3曲続けて。「ハズム恋リズム」はリリースイベントでお二人で急遽考えて振りを付けたというものから今回は正式なものになり、曰く「お遊戯会からダンスに昇華」というだけあって、これまた流石のパフォーマンス。個人的に大好きな「恋でした」もフルに楽しむことが出来て感無量。「13番」ではサインボールタイムを含み、よくあるスローイングではなく「13番」という曲にちなんで美来さんと萌絵さんが3球ずつくらいトスバッティング。驚いたのは萌絵さんのバッティングで、全て会場奥まで届くような(中でも1球はホームラン軌道)好打を見せつけてくれました。この形式なら、例えボールが自分のところに飛んで来なくても楽しめるので、普通のサインボール投げより全然良かったです。

 ここでお色直し退場し、恒例のVTRタイム。今回は新年ということで、お二人で浅草へお参りに。「あさくさでら」と普通に読んでしまったりするのは予想通りとして(笑)、可笑しかったのはおみくじを引く二人。別々に引くも結果は揃って「凶」!! 流石持っているお二人です(笑)。左手1本でおみくじを結びつけることで凶を払いのけられるということで何とか成功。そんな面白VTRで楽しんだ後はライブへ。いつも思いますが、このVTRタイムはライブの小休止としてちゃんと機能しているな、と。全然水差された感が無いのは特筆したいところかもしれません。

 2ブロック1発目は「ジェリービーンズダイアリー」。StylipSで二人の為に用意された曲で、Pyxisとなってもド定番。この曲を繋いでくれていることに感謝しつつ、微笑ましい二人を見守ります。何といってもパジャマスタイルで登場した二人がとてもキュート。特に自ら「あざとい」という萌絵さんはふわふわな感じが堪らなく可愛かったです(*^^*)。
 最初にパジャマで登場したのを見て「あぁ、Welcome! My fest friendを歌うんだな」と思っていたので「ジェリービーンズ~」が来たのは予想外でしたが、いずれにせよこの衣装の似合う可愛いブロックになるんだろうから、勿論テンションは上がるってもんです!
 「ジェリビーンズ~」が終わると、続くのは美来さんのソロで「Dear Honesty」。こちらもStylipSでの美来さんソロで、高校卒業記念で作られた1曲。こちらも美来さんのソロイベントでは必ず歌われる、自身も大切にしている歌。美来さんの等身大の想いが伝わる名曲が、このステージで披露された事に感謝…していると、間奏部分で前触れもなく登場した萌絵さん。何をするのかと思えば、美来さんの見えないステージ後方で、そのステージをジャックする様に一緒にダンスし始めた!(笑) しかも、完璧に再現どころか、萌絵さんのダイナミックさが加わって目を引く! 観客側の反応に気付いて後ろを振り返る美来さんは、居るはずのない萌絵さんを見つけて驚愕(笑)。本当にサプライズだったらしく、驚きと笑いが止まらない美来さんの姿が印象的でした。そのまま何事も無かった様に退場した萌絵さんが曲終わりにまた出現! ある意味で美来さんのステージではなく、萌絵さんのステージとも言えるくらいになっていました。
 続くのは勿論、萌絵さんのステージ。「カフェモカ・サイド」もStylipSでの萌絵さんソロで、個人イベントでは度々歌われていて、途中の「もえしコール」が熱い(笑)1曲。美来さんステージで起きたことが萌絵さんステージで起きない訳が無く、途中で乱入して来る美来さん。しかも、萌絵さんが乱入した時よりももっと直接的に!(笑) ライトを持って萌絵さんを激しく応援する美来さんが可笑しくて、更には「カフェモカ~」で萌絵さんが一番の楽しみしている「もえしコール」の部分で美来さんが乱入し、「美来コール」に書き換え! しかも、ピンスポットが萌絵さんから美来さんに移動するという爆笑演出(しかも、スイッチャーの機転らしい(笑))。被害度は萌絵さんの方が明らかに上でしたが、そんなステージの奪い合いもStylipSからずっと一緒に活動して来たお二人ならではの演出だな、とホクホクでした。
 この面白ステージについてのトークを挟んで、最初に予想していた「Welcome! My best friend」を満を持して披露! ステージ上のセットにちょこんと座ってクッションを抱きかかえて、足をプラプラさせて歌う姿はSo Cute!!という気持ちしかない、歌のイメージをしっかり具現化したキラキラステージでした。左右で別々に歌っていた美来さんと萌絵さんが、美来さんが萌絵さんを呼んで美来さん側へ移動。曲終盤は並んで唄う流れですが、萌絵さんが幅寄せして美来さんを端に追い込んで、ステージジャックの報復をしていたのが印象的でした(笑)。

 盛り沢山のパジャマステージが終了し、またお色直しのVTRタイム。今度は「凶」を引いた二人のストレス解消タイムということで「バッティングセンター」へ。どちらが多く前に飛ばせるか(要はかすってでも前にボールが行けば良い)というチャレンジ。結果はどっちもどっちというくらいでしたが(笑)、辛くも萌絵さん勝利。そんなチャレンジ企画もPyxisのお二人には似合うので、今後も是非色々チャレンジして欲しいですね。

 3ブロック目は純白ドレスの見知った衣装。この衣装を着て登場するということは勿論…新曲「FLAWLESS」の生披露! 未発売の新譜ですが、ミュージックビデオのショートバージョンは公開されていたので観まくって学習済み。初のフルコーラスでしたが、ダンスも曲も実にPyxisらしさが詰まっていて良い感じ。"FLAWLESS"の言葉通りに完璧なパフォーマンスを目の当たりにして改めて発売日が待ち遠しくなりました。そして続く「初恋の棘」!! このコンボに場内騒然!! ある意味で皆が最も待ち望んだと感じる程に上がる1曲。それだけにはっちゃける人も多くて最も不快なコール等が危惧される曲でもあります。しかし、今回は「わんぱくひろば」設置の効果か、自席で感じる不快さは全くありませんでした。寧ろ、これまでリリースイベント等で嫌な思いをして来た要素が完全に取り払われていて、気持ち良く全力で楽しむことが出来ました。これは本当に喜ばしい!!! 改めて二人のパフォーマンスに見入ってしまい、ふとコールや振りを忘れる瞬間がありました。本当に完成度の高い名曲だと改めて思いました。

 「FLAWLESS」の初披露トークを挟んでの最終エリア。タオルを使うということで次に続くのは勿論「トキメキセンセーション!」。昨年の1stライブで初披露されたこの曲も気づけば約1年前なんだなぁ…と、今ではラジオ番組のテーマソングだったり、色々とスポット参戦したライブ等で沢山披露されて来た曲だからこその定着率で、StylipSでの「初恋EVOLUTION」くらいの位置づけにはなっているな…と感慨深いものがありました。この曲は恐らく長く歌われる定番になると思うので、こちらも愛して行きたい1曲です。

 そして続く「Jewel」、「Shiny day」。それぞれタイトルに「煌めき」が入っている2曲は、ユニット名である「Pyxis」にも繋がるものがあり、歌詞の意味をお二人の気持ちとして素直に捉えることが出来ました。

 「かけがえないときの中で笑ってたいよ…終わらないカーテンコール」
 「ずっとこのままで笑えますように、かけがえのない今楽しもう!」

 「大好き 大好き ギュッと 胸に響いている 世界がShiny day」

 曲に乗せた詞は「歌」になります。歌に乗せる声は「想い」に繋がります。そんなPyxisの「メジャーデビュー」という本当の意味での第一歩を見届けられ、言葉や歌で想いも受け止められ、自分自身も全力で楽しめて、とても充実した素敵なライブに参加出来たという気持ちがしっかりと残って本当に嬉しい。この気持ちに到達出来たのは、お二人を含めてこの場を創ってくれた関係する皆様のお蔭であることを改めて感謝して、昼の部は終演となりました。しっかりと、観客席に居るみんなに視線を向けて、一人一人に感謝の気持ちを届けるお二人の姿を見ながら、これから先の活躍を祈り見守って行きたい気持ちを改めて胸にした次第です。

 あっと言う間の充実の2時間を過ごし、次の夜の部まであまり時間が無い…というのはいつものPyxis…というよりもスタイルキューブ主催のライブ(笑)。喫茶店で一息吐いた後、夜の部へ。

 夜の部は、昼の部で「わんぱくひろば」の仕様に折り合わないのか、そこから出て来たと思しき人が座席側に散見されてちょっと不安が過りましたが、環境的にはそこまでやんちゃ出来るものでは無いので、運営側の姿勢に期待してこちらは楽しむのみ。
 昼の部のセットリストからして、夜の部も内容的には変わらないと判断。昼はステージ左側で美来さん正面だったので、夜はステージ右側の萌絵さん正面を選択。昼よりも1列前ながらも少し外側。最前列中央付近に「わんぱくひろば」に居たであろう人物らしき存在を確認したものの、Pyxisのパフォーマンスを邪魔する様なことはしないでくれ…と祈るだけ。

 ほぼ定刻に始まった夜の部は、基本的な流れは昼と同じように進行。演出的にもほぼ同じだったのですが、特筆する違いを挙げると、先ずは「13番」でのトスバッティング。昼の部での手応えに気を良くした萌絵さんが今度は大スランプ(笑)。スタッフに後で「肩の力が入り過ぎていた」と指摘されたそうです(笑)。「ピッチャー返し」ならぬ「観客返し」もあって直撃した観客に謝るシーンとかちょっと面白かったです。
 次いで、ステージ乱入合戦(笑)での「Dear Honesty」と「カフェモカ・サイド」。美来さんステージでは、更に完璧さを増した萌絵さんの振り付けだけでなく、とうとう歌にも乱入! 萌絵さん曰く「マイクがオンになるとは思っていなかった」とのことで、ここも素晴らしいスタッフ機転(笑)。萌絵さんステージでは「もえしコール」を完全に「美来コール」にしてしまう状況を観客側も協力してしまい、萌絵さんに「浮気するなー!!」とぷんすか顔。曲が終わった後もふくれっ面して美来さんを叱っていたのが印象的でした(笑)。
 勿論、お色直し時のVTRタイムも内容は変わっていて、昼に引き続いて浅草寺でのおみくじを引いたのに、二人ともまた「凶」を引くという素晴らしい”凶”運の持ち主っぷりを披露。また左手でおみくじを結ぶ羽目になるも、萌絵さんは「あたし上手くなってる!」と経験値アップを見せつけてくれました(笑)。ストレス解消タイムは「バッティング」から「ピッチング(ストラックアウト)」になり、的に当たった数を争うも…二人とも全くダメ。美来さんが勝ったものの、2回目は二人とも1つも的に当てられない大暴投振り。スタッフも投げるコツを教えてあげれば良いのに…(笑)。
 後はトークパート最後の言葉。「今日がPyxisの新たな一歩として」という言葉に、つい反応してしまった自分。というのも、この言葉。2年前のStylipSの1stツアー千秋楽でのっちから聞いた言葉とほぼ同じ。その為、ついつい死亡フラグ的捉え方をしてしまうのですが(苦笑)、それは今のPyxisにとっては全然あり得ないことだと思いますし、お二人が示した決意を満額受け止め、これから進んで行く未来を明るく照らせる様に、自分に出来る応援を続けて行きたいと本当に思いました。それが、将来的にはStylipSにも繋がる。そういう手応えを感じる、昼公演にも増して全力で楽しんだ熱量の高い夜公演でありました。気が付けば、不安要素のわんぱくさんも特別悪目立ちすることなく(「13番」の時、グラブを嵌めて手を振っていたのはどうよ?とは思いましたが…(苦笑))、こちらに嫌な気持ちを抱かせるに至らなかったのは良かったです(どちらかと言えば自分の隣に居た人の方がちょっと嫌でしたが、全力の自分には影響せずに済んだので良かった!)。

 昼夜2公演を終えて、1stアルバムが発売されたことがここまでライブ自体の内容を押し上げると思っていなかったので、改めて完成度の高いステージを堪能させて頂けたことに感謝の気持ちでいっぱいです。間違いなくStylipSの流れを汲みつつも、Pyxisとしての世界を創り始めたことを感じられる良いライブでした。二人の感謝の気持ち、しっかり伝わって来ました。

 このライブに関係した全ての方々に、お疲れ様&ありがとうございました!

【付録:セットリスト(昼夜共通)】

  1. First Love 注意報!
  2. 新しいキミ
  3. Please! Please!
  4. ハズム恋リズム
  5. 恋でした
  6. 13番
  7. ジェリービーンズダイアリー
  8. Dear Honesty
  9. カフェモカ・サイド
  10. Welcome! My best friend
  11. FLAWLESS
  12. 初恋の棘
  13. トキメキセンセーション!
  14. Jewel
  15. Shiny day

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