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2017年2月

2017年2月26日 (日)

Pyxis 1stシングル「FLAWLESS」発売記念イベント参加・その1

 Pyxisの1stメジャーシングル「FLAWLESS」が2/22に発売されました。

 「FLAWLESS」が初解禁となってMVが公開され、1/15のの2ndライブにてフルコーラス生披露してくれてから1ヶ月経っていることもあって「ようやく発売された」という感覚が強いものの、「やっとフルコーラスをじっくり聴ける!」という喜びは強くあって、しっかりとフライング入手させて頂きました!

 フルコーラスをじっくり聴いた「FLAWLESS」は、作詞が「初恋の棘」の中村彼方さん、作曲が俊龍さんというタッグのパワーを感じられる仕上がりで、疾走感もあり切なさもある、初タイアップということで「デュエルマスターズ」の世界観も含みつつ、Pyxisの二人の世界観も感じられるというかなり贅沢な内容で、聴けば聴くほどに魅了されるとても良いものでありました。
 C/Wの「ミライSnipier」はこれまでリリースされたPyxisの曲とは方向が違って、どちらかと言えばStylipS寄り。だから「違和感」とか「意外」とか言う感覚は全く無くて、「こっちで攻めて来たか!」という気持ちでいっぱいでした。可愛さが割と先行したイメージがあるPyxisですが、カッコいい曲や艶やかな曲だってこなせることをStylipSで味わっていただけに、こうした方向も失わずにリリースを重ねて欲しいな、と改めて感じられた1曲。決して激しい曲ではありませんが、ダンサブルに楽しめる曲なのでライブでのダンスパフォーマンスが楽しみです。

 今回「FLAWLESS」の発売に当たり、特にリリースイベント的な話しが出ていなかったので「今回は無いのかな?」と思っていたところ、発売日が近づくに連れてアナウンスがされて行ったので、参加が出来るのであれば極力参加すると決めていた(と言うよりPyxisの活動に関しては自分に出来る応援はちゃんとして行きたい)ので、イベントスケジュールを確認して参加可能と思われるところは全て参加のためのアクションを起こしました。そして、リリースイベント初日である今回、秋葉原地区第一弾「アキバ・ソフマップ1号店」と「とらのあな秋葉原C店」の両イベントに参加して来ました。

 以前はソフマップを良く使っていたものの、秋葉原に行かなくなってからはご無沙汰。その為、何気にソフマップでのイベント参加は初めて。先着受付ではなく期間受付抽選で当選した場合は別途参加券を引き換えなければならないというシステムに苦労させられましたが(イベント当日引換が出来ないので、時間を捻出してわざわざ行かなければならない)、当選して取り敢えずは無事に参加が叶ったのは嬉しいかぎり。とらのあなの方は前回の「First Love 注意報!」で一度経験しているので特に問題なく。

 開催当日、イベント参加の為に秋葉原へ出発するもまさかの事態が。

 地元の最寄り駅に着いてホームで電車を待っていると、電車が遅れているみたいだったのでTwitterで確認したら人身事故が起きたばかりだった様で、駅も今からお知らせ看板を設置するところという最悪の状況(苦笑)。ここで復旧を待つ選択は無いので、すぐさま他の路線の駅まで急ぎ足(色々と選択肢がある環境で助かった)。駅に着いた時、乗りたい方面の電車が丁度出発したところで(つまり次の電車まで待ち時間が長い)、いよいよ集合時間に間に合わない可能性が出て来て焦ります。確認する限りでは会場到着は集合時間ギリギリ。とにかくダッシュするしか無い!ということで、効率良い乗り換えが出来る位置に乗り、移動は全てダッシュ。すると、乗り換えで1本早く乗ることが出来て、5分くらい余裕を以って現地入り。取り敢えず、「間に合った」という事実で過程は無かったことにするくらいの気持ちでイベントに臨むまで(笑)。

 初日の1回目はアキバ・ソフマップ1号店。集合時間を5分くらい過ぎたところでスタッフの指示で整列・入場開始。本人確認、手荷物検査、金属探知機検査、手のアルコール消毒と、とんでもなく厳しい入場前チェックに驚かされましたが、整理番号が比較的早い方だったので2列目中央付近に着席出来ました。視界良好で楽しめるのはやはり嬉しいものです。後はライブの時にわんぱく集団が羽目を外さないことを祈るだけ…(苦笑)。
 今回の司会は、テイチクのタンバリンさん…ではなく、渡来さんという新しい担当の方。何やらタンバリンさんは本業が忙しくなった(国外ツアーに帯同している?)とのことでしたが、今回の渡会さんの方は真面目そうながらもノリは悪くない感じで好印象。これからよろしくお願いします!ということで。
 登場したお二人は、MVや通常版のジャケットでお馴染みの衣裳で登場。全身を見たのは今回初めてですが、萌絵さんはタイトスカートでちょっと大人っぽくてドキッとさせられました(*^^*)。挨拶もそこそこに(登場して話し始めてからしばらく名乗らずに居て、途中で気が付いて挨拶したのが新鮮でした。だからか「よっ、萌絵!」「よっ、美来!」という新しい合いの手が生まれ、ちょっと恥ずかしがっていたのも印象的でした)、今回はMVを観ながら裏話をするということでスクリーンが降りて来て上映開始。MVの物語についてや演技指導について(別々の世界に居る二人がそれぞれを感じている、心の”ダイアハート”を感じる表情という指導)、壁叩きやハンマーについて(美来さんは剣道をやっていたのでハンマー振り下ろしが様になったが、萌絵さんは下手すぎたので美来さんに指導してもらった。でも叩いて良い場所でない部分を沢山叩いてスタッフをひやひやさせた)、ハート型のダイヤを手にするくだりと振付について(ダイア<>ハートを二人で描いている)、演出の中に二人が繋がっていることが隠されていること等、盛り沢山に話してくれました(フルサイズMVを4周くらいしていました)。
 また、現在ショートバージョンが配信中の「踊る宝石箱Ver.」のMVや、リップシンクVer.、リップシンクアップVer.などもフルサイズで3月中に配信されるという情報もアナウンスされ、有料でしょうけれども絶対に欲しい! 出来ることなら、今後はこういう映像もメディアで販売して欲しいなぁ。

 そして、もう一つのお楽しみであるライブコーナー。勿論、「FLAWLESS」を披露! こんな間近でお二人のパフォーマンスが見られるなんて、それだけで物凄い価値であり、物凄い情報量です。だからなのか、わんぱく的コールをしている人は少なめ(少なくとも自分が座っている周りにはおらず、場内でコールも随分控え目。でも、ちゃんと乗っていたし楽しんでいたのは分かるくらい)でした。お二人のパフォーマンスも2ndライブの時よりも更に完成していた感じで、特に萌絵さんはタイトスカートにもかかわらずダイナミックな舞いを披露してくれて、何より腰の入ったパフォーマンスに魅了されました。やっぱり、Pyxisはこの息の合った二人のコンビネーションと、経験と努力に裏打ちされたパフォーマンスが魅力だよな、と強く感じました。ソフマップのイベント会場はちゃんとしたステージがあるので、お二人もダンスを抑えることなく全力が出せる環境であるのがまた良かったです。

 もう1曲は当然「ミライSniper」が来ると思ったら、「それは次回のお楽しみ」と言うことで(もしかしたら振りが完成していないからかな?)、「ゆったりとした気持ちで聴いてね」ということで「Welcome My Best Friend」を披露! 2ndライブの時は演出多めだったこともあって、フルのダンスパフォーマンスを味わうのが今回初。だからこそ感じる沢山の素敵ポイントがあって、近くで見れたからか魅入ってしまいました。

 歌い終わった後のMC中、萌絵さんが手で自分を仰いでいて「熱い!」と言うくらいに全力でパフォーマンスしてくれたことはいつもながらに嬉しく思いました(勿論、そこまで暑がっていないけれど美来さんだって全力なのは分かるつもりです(笑))。一回袖に下がった後はお渡し会の準備が入って再登場。今回、ステージ上には観客側は上がれないので、結構高い位置からのお渡し。自分的には言うことを絞って臨んだので割と満足感はありましたが、ちょっと中途半端になってしまった部分もあるので次回はリベンジしたい!…ってこの後、その機会は巡って来ますが(笑)。

 思ったより短い(実質40分の)イベントではありましたが、密度の濃いイベントではありました。

 その後、2時間ちょっとの時間を何とか潰して(汗)、次の会場であるとらのあな秋葉原C店へ。その途中、イベントを終えたPyxisのお二人がサインを残したとTwitterに上がっていたので、アキバ・ソフマップ1号店に立ち寄って鑑賞。とらのあなでの座席抽選は3列目と比較的前の方で嬉しかったです。

 こちらのイベントはトークイベントということでライブコーナーは無し。テーマとしてはプロジェクターに映し出された「FLAWLESS」の歌詞。その歌詞などを含めた制作裏話を聞かせてくれました。初のタイアップということで、歌詞の内容も作品を含みつつ、Pyxisの二人にもリンクする様に綴ってくれた中村彼方さんが、レコーディングの時にも歌詞の説明を丁寧にディレクションしてくれたこと。候補曲が30曲くらいある中から5曲に絞って作家を伏せてPyxisの二人にコンペしたところ満場一致で今の曲が選ばれ、それが俊龍さんの作品だったこと(ここで「初恋の棘」と同じタッグで1stシングルがリリースされることが確定)、「ダイヤ」ではなく「ダイア」であることに拘ったこと、ギターを山本陽介さん、ピアノを俊龍さんが担当していること、歌の振り分け(「重ねて」という詞を二人で歌う様にした(その前まではソロ))、デュオならではの掛け合いにカードの表裏の要素を入れた、「デュエマ」の要素は入っているものの、その色を強くし過ぎてはいない、作品展開に沿って書かれた部分がある、お互いに好きな詞の部分を解説する等時間いっぱいに制作の話が聞けてとても濃密でした。改めて詞を意識して聴いてみると、また新しい発見が出来そうな気がします。

 ちなみにこのトーク中、プロジェクターに映された歌詞部分を指し示せる様に先端に指が付いている指し棒を萌絵さんに手渡されたのですが、それを伸ばして美来さんの脇腹をつんつんし始めたのです!(笑) その指し棒を美来さんが使った時は萌絵さんのお腹をつんつんしたりして、その柔らかい感じが見えてしまい、心の中で「…反則だ!」とちょっと悶える感覚が生まれたことも付け加えておきます(爆)。
 その他にも、開演前に記入を促されたアンケートを用いて、「今後のPyxisにやって欲しいこと、見てみたいこと等」に対するトークを。「フレンズみたいな企画をまたやって欲しい」「アコースティックライブをやって欲しい」「静かなイベントが希望」「わんぱくだけのライブを希望」「カバー曲を中心にしたライブを希望」等、色々な希望について色々な話がありました。その中で、萌絵さんがトランペットを演奏するなら、美来さんにも何か楽器をやって欲しいという要望があって、「美来、ギターやってたよね?」という話が出て、「以前軽音部の幽霊部員だった」と美来さんが語り始め、「ギターの上手い人はいっぱい居るので、他のことを考えつつ、披露するなら沢山練習して、3年、4年、5年…後には?」とはぐらかす場面が、先日ころのリリイベでも似たような光景があったので「デジャブ?」と自分的に別の意味でも可笑しかったです。時間内に読まれなかった案の中でも良いものがあったら実現に向けて頑張りますとテイチクの渡会さんが言っていたので、今後色々な企画の参考になることを期待しています(笑)。
 そして最後はお渡し会。月並みなことながらも、楽しい時間に対するお礼と、来月以降も盛り沢山なので身体に気を付けてそれぞれのお仕事を楽しんで欲しい旨お伝えして終了! こちらも正味40分くらいのイベントではありましたが、いつもよりもお渡し会でのしこりを残さずに楽しんだリリースイベントになりました。

 「FLAWLESS」のリリースイベントは、残り3回。その内抽選イベントが2つなので、そちらは参加出来るか分かりませんが、少なくとも残り1回は確定しているので、次回も楽しめる様に臨みたいと思います(平日なので、時間に間に合うように頑張らなくては…)。1ヶ所で複数枚購入してお渡し会は何度も参加出来るシステムが導入されている是非は置いておくとしても、自分は1ヶ所1ヶ所の1回に気持ちを入れて臨みたいです。

 このイベントに関わった全ての方々に御礼申し上げます。楽しい時間をありがとうございました!

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2017年2月18日 (土)

田所あずさ5thシングル「運命ジレンマ」発売記念イベント 昼夜参加

 先日発売された田所あずささん5枚目のシングル「運命ジレンマ」の発売記念イベントが開催されました。今回は抽選ではなく店舗先着ながらも店舗毎のリリースイベントではなく、ランティス主催の整理番号付き参加券を対象店舗で配布するという、ちょっと変則的なものでした。早めに情報を確認出来たので、昼夜両公演の参加券を手にして晴れて参加が確定しました。今回はころの予定が色々と詰まっている為か沢山の箇所でのイベント開催は無く、東京での開催のみだった訳ですが、その会場というのが原宿アストロホールという比較的大きなキャパが用意されたことに驚きました。何せ、普通に自分の応援しているアーティストの有料でライブが行われる様な会場でのイベントが「記念イベント」ということから無料なのですから。

 原宿アストロホールに来たのはいつ以来だろうか。See-Sawやsavage geniusのライブの記憶以外に残っているのが無いのに、自分が参加していないStylipSのミニライブ「Brand-new Style volume six“春の乙女大三角”」が行われた会場であることは強い記憶が残ってるので、新旧織り交ざったとても不思議な感覚です(笑)。

 会場キャパ400人くらいの中で昼の部は入場整理番号は真ん中より少し後ろ、夜の部は最後尾くらいではありましたが、どちらも入場して陣取り出来たのは中央の柵後ろ近辺だったので、大規模会場じゃないですし十分に肉眼で見えるくらいの距離でした。
 それはそうと、開場から開演までに1時間も取っていたのはちょっと長かったなぁ…。それでも、待ち時間BGMが洋楽とかではなく、延々と「運命ジレンマ」のシングルをリピートしていたので全然飽きずに待てました。

 先ずは昼公演。司会はいつもの通りランティスの保坂さん。ゲストにホリプロの金成さんを招き、3人でゆるーーーいトークを35分くらい。「楽屋トーク」と言えるくらいに、会話中の単語は説明なし(知ってる前提)でどんどん展開。直ぐ脱線するし、話そうとしていた内容を直ぐ忘れて続かなくなったり、突然ワープしたりして、ゆるいのにアクティブというのが「いつもの空気」でとても楽しかったです。「運命ジレンマ」のリリースイベントなのに、上司である斎藤プロデューサーが用意した台本も使わず(爆)殆ど制作にまつわる話をせずに、2017年に入ってからの2ヶ月を振り返り、記憶が直ぐに無くなってしまうことについての考察したり、一人旅の話をしたり(新幹線の切符購入が操作中にタイムアウトになったり、全然一人旅の価値を感じずに終わったこと、旅行中はメモを取りながら行動した(そこに書かれた内容以外は何も覚えていないらしい(笑))ことなど色々聞けた)、ころ自身が記憶していなくてもファンの皆が覚えているからと「みんなは私の脳みそ。脳みそのみんなーーー!」と呼びかけ、大いに沸く会場(笑)。「脳みそ」は語感が良くないと言う保坂さんでしたが、会場はまんざらでもない人が多かった気がします(自分もその一人。Tシャツ作るなら「脳天直撃、セガサターン!」の時のロゴみたいなのが良いなぁ)。その他にも、C3香港に行った時に保坂さんも金成さんも食事を制限していたとのことで、ころの両隣がそんな感じでは食事も楽しくなかったとか、保坂さんが7kg痩せたとか、金成さんの顔色の話とか9時間寝られた(2日分とのこと(笑))とか、本当に多岐に渡ってある意味どうでも良いこと(誉め言葉)を存分に話した後は、時間が余ったので客側に質問を募集して答えるというやり取りを重ねて終了。「ライブ会場で話すことじゃないよねー」と言っていた程に緩いトークは、別の意味でプライスレスな時間でした。

 ライブは「運命ジレンマ」のシングル3曲にプラスして、4thシングル「1HOPE SNIPER」と2ndアルバムから「spit out」を披露。昨年10月のLIQUIDROOMでのライブを体験していたから、全く問題無し。周囲のクラップの入れ方やコールすべき部分が勉強不足だったりと、少々参加者に対してストレスを抱えつつも、ころのパフォーマンス自体は文句無し!…「EMOTION」の歌詞間違いはライブならではなのでご愛敬(ころは「申し訳ない!」と言っていましたが)。オールスタンディングライブとして、今回はホリプロ基準でなくランティス基準だったようで、少しわんぱくな人が目立っていた気がします。

 昼の部が終わって40分もしないうちに、夜の部の入場列形成。中に入ってからの時間の方が長いのはちょっと辛かったな…というのは昼の部と同様の感想。待機列としては最後の方に入場したものの、空いている場所に入れて昼の部と然程変わらない場所に行けたのは良かったです。

 夜の部は金成さんに代わって、ランティスの斎藤プロデューサーがゲストに。ということで、先ずは昼の部で使わなかった進行台本についての話が(笑)。そして、「各人の感じる”ジレンマ”について」のトークを開始。最初の例題として斎藤プロデューサーが満員電車の話をしたものの、「それはジレンマじゃないですよね」というダメ出ししたり、制作についての話を色々と聞かせてくれている中で、あまりにじっと見つめて聞くころと保坂さんを「もっとチラチラ見て」と指示して極端な対応がされたり、密度の濃い話が展開しつつもやっぱり一部楽屋トーク的にゆるかったりしたのが楽しくて(途中、「~というジレンマ」と付けることが流行ってジレンマトークを展開)、あっと言う間のトークパートでした(今回は客席に質問募集は無かったです(笑))。「運命ジレンマ」の田淵さん、「スーパースタールーザー」の山本さん、こだまさおりさん、「EMOTION」の神田ジョンさん、yozuca*さんとそれぞれのお話しが出てとてもリリースイベントらしくなりました(昼公演と併せて両方楽しめたことが、とても満足度を上げてくれました)。「スーパースタールーザー」は将来ころがライブで弾ける様にシンプルなコード進行で作ったらしく、部屋でオブジェと化している(一応、毎日”触って”いるとのこと(笑))ギター演奏への期待を一身に受け、「今、指骨折してるからなぁー(笑)」とはぐらかすころが印象的でした。でもいつかは!

 夜の部のライブは昼の部に比べてあまりにも悪目立ちするわんぱくさんが多く(苦笑)、前ブロックは騒ぎたい放題の印象がありましたし、「1HOPE SNIPER」のAメロはリズムをかき乱す様なクラップが酷かったし、「純真Always」では前後左右にフラフラ飛び跳ねる(しかも、全然曲に合ってない)、一部の数人で円陣組んでグルグル回るなど、ちょっとストレスに感じる部分が多くありました。でも、昼の部同様、ころのパフォーマンスは昼より熱量が高く、自分的には周囲の騒ぎを必要以上に気にかけることなく十分に楽しむことが出来ました(これも昨年のLIQUIDROOMでのライブに参加した経験値あってこそ)。自分的には昼の部問題無しだった「運命ジレンマ」のコール部分を夜の部では間違ってしまったのが心残り(やはり心は乱れていた…)。でも、ころはそのコール部分を喜んでくれたし(ちゃんと聴き込んでくれたと)、4月からのツアーが益々楽しみになった!と言ってくれたので、こちらももっと楽しめる様に4月まで準備をして行きたいな、と思いました。

 もう6thシングルのリリースも決まり、4月からのツアーももう直ぐ。この先も”タドコロック”を存分に楽しむ機会が訪れるのが嬉しくて仕方がありません。その時々を、そしてもっと先も全力で楽しむため、これからも自分に出来る声援を贈って行きたいと思います。

 参加した皆様、携わった全ての皆様、お疲れ様でした!

【付録:セットリスト】
  1. 1HOPE SNIPER
  2. スーパースタールーザー
  3. EMOTION
  4. spit out(昼)/純真Always(夜)
  5. 運命ジレンマ

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2017年2月14日 (火)

「かな子のHAPPYバレンタイン!~美味しいから大丈夫だよ~」

Dscf4559 「三村かな子」は「アイドルマスター シンデレラガールズ」に登場するアイドルの1人です。お菓子が大好きという彼女は、劇中でも「痩せろ」と言われるくらいにムチムチしていて、ダイエット関連の話も出て来るくらいのふっくらしたキャラクターですが、ふんわりして優しい雰囲気が人気の理由なのかもしれません。

 最初のソーシャルゲームでノーマルカードを引いた時や、ソロCD第一弾シリーズに含まれた時、リリースされたCDを聴いた時など、自分の中にはかな子に対して特別何も湧き上がる感情はありませんでした(容姿も含めて特別好みとは言えなかったですし)。しかし、気が付けば今は”推している”と言って良いくらいになりました…っていうか、恐らく「シンデレラガールズ」に登場するアイドルの中では最も気に入っていると言っても過言ではないと思います。

 きっかけは何だったのか。

 それは間違いなく、舞浜アンフィシアターで行われた「シンデレラガールズ」の1stライブでの、大坪由佳さんその人にありました。演じるかな子に負けないくらいのぱっつんぱっつん感、とても魅力的に響く声、ニコニコした表情など強い印象を残しました。その後、特別ゆかちんに注目して声援を贈るといったことはしていないのですが、気に掛けるようにはなりました。そして、以降はかな子も気に掛けるように。

 現在、「シンデレラガールズ」はソーシャルゲームもリズムゲームもプレイをしていない上、各登場アイドルにあまり興味を持っていなかった為、特別「このアイドルが好きだ」と語れるほど思い入れを持っている訳ではありません。アニメ版は物語としても気に入っていて、各アイドルの描かれ方も良かった思うので、自分の中にある基準はほぼアニメ版であることは間違いありません。しかし、アニメ版を基準にしても「誰が好き」ということは無く、多少の好みの差はあっても「みんな好き」というのが自分の感覚です。少なくとも「三村かな子」が選ばれることは”無かった”はずなのです。それが、ゆかちんのリアルパフォーマンスを観て以降は、アニメに登場したかな子も可愛く見えるようになり、現在に至る訳です。
 「アイドルマスター」関連では、キャラクターから演じる声優さんに繋がるよりも、ライブ等で演じる皆さんを観てからキャラクターに繋がることが多い(場合によっては、キャラクターに繋がらないことも多い)のですが、かな子はその好例です。

 そんな自分宛に「かな子のHAPPYバレンタイン!~美味しいから大丈夫だよ~」という商品が届くのは必然…っていうか自分で注文したからなので当然(笑)。単なるかな子を使っただけの商品なら注文しなかったのですが、かな子演じるゆかちんのプロデュースで決めたパッケージング(マカロンの形や味、箱、メッセージカードに至るまで)というからには見逃すことは出来ませんでした。

 特製ボックスの表紙のイラストは河野恵美さんの書き下ろし。これはポストカードになっていて、同じイラストのB2ポスターが別途付いて来ました。ボックスを開くと、中には二つ折りのメッセージカードと、2個ずつ3袋に入れられたハート形のマカロン(フランボワーズ(ラズベリー)、パッション(パッションフルーツ)、ポワール(洋梨))が収まっており、食べ終わった後も飾って楽しめる様に配慮されていました。流石はアニプレックスが提唱する「M@STER PRODUCT」の商品だな、と。

 この企画が先なのか、フランス菓子のナショナルブランド「BOUL'MICH(ブールミッシュ)」のキャンペーンガールに就任したのが先なのかは分かりませんが(笑)、結論として届いた商品自体には満足しているので問題無し! メッセージカードの内容にも何気に癒されましたし(*^^*)

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2017年2月12日 (日)

「THE IDOLM@STER SideM 2nd STAGE ~ORIGIN@L STARS~」両日参加

Dscf4558 「アイドルマスター」の男性アイドルユニットをプロデュースする「SideM」が登場してから2年。登場する15ユニット・総勢46名ものアイドル全てに声が付き、歌のリリースも完了。着実に歩み続けたその2年間の集大成としての2ndライブが開催されました。

 最初に2ndライブ開催の報を聞いた時、「絶対に行きたい!」という気持ちが湧き上がりました。ここ最近、アイマス系ライブの開催頻度がとても高く、各ライブではライブビューイングも常に行われるくらいになったことで現地に拘らなければ時間を共有出来る環境になり、ある意味で参加出来ないライブが少なくなりました。その為か、ライブ1回1回を心待ちにする気持ちが薄らいでしまっている様な感覚がある中で「SideM」のライブ参加に対する自分の熱量はかなり高いものでありました。理由は2つ。1つは「SideM」の1stライブに(ライブビューイングも含めて)参加出来なかったこと。後に発売されたBlu-rayの映像を観て、想像以上に素晴らしいライブであったことが分かり、そのステージに届けられなかった声援を今度こそは現地で届けたい。そんな気持ちは強くありました。この気持ちに到達したもう1つの理由が、「アイドルマスター2」でJupiter登場が発表されて以降の様々なバッシング的なものを(既に時効なのかもしれないけれど)自分自身の手応えとして蹴散らしたかった(通称”9.18”以降に味わった沢山の否定的行動に対する決着としたかった)ということ。1stライブのBlu-rayの特典ディスクで各ユニットのメンバー同士の座談会で話しているキャストの想いを受け止めて「男性アイドルでも根幹にあるのは”アイドルマスター”だ」ということが実感出来れば出来るほどに、コンテンツに対する周囲の雑音なんて関係なく、彼らの全力のパフォーマンスに対してこちらも全力で臨み声援を贈りたい。ある意味でライブに参加する時は本来なら常に抱いているはずの気持ち。

 そういう想いが通じたのか分かりませんが、結果的にチケット争奪戦に勝ち抜き、両日現地参加が叶いました。身に余る光栄ですし、だからこそ全力で楽しみきることを改めて誓い、当日に向けて本気で準備。元々発売後に直ぐに聴いているくらいにSideMの曲は好むものも多くあり、CDのドラマパートもちゃんと消化していたので、ゼロベースで詰め込むというよりは「より完璧に」ということで、コールを入れるであろう台詞や歌詞などを重点的に刻み込むことに特化した聴き込みをしたのですが、これがなかなかに大変。でも、ライブ当日に向けてそういう準備で楽しみが膨らんで行く感覚。いつ以来かな?

 SideMは男性アイドルということで基本は女性客の多いコンテンツではありますが、男性比率も3割くらいは居る認識。「テイルズ オブ フェスティバル」でそういった(座席の周囲が全て女性という)環境は慣れているつもりなので、イベントとライブという性格の違いはあるにせよ、「楽しむ!」という気持ちは同じはず。”出る杭”として打たれない様に(笑)、自分を弁えつつ引っ張るくらいの気持ちで声援を贈る!

 そんな感じで当日を迎え、2日間を全力で走り切った今、とてもふわふわした気持ちであり、細々とした感想を綴るよりも「楽しかった!」という感覚しか残っていないくらいに最高だったということが伝えたい全てと言えるライブでした。アイマス系フルライブの現地参加は2015年11月の「シンデレラの舞踏会」以来ということで丸1年以上空いているから余計にその「楽しかった!」を強く感じたのかもしれませんが、「やりきった!」という充実感もありましたから満額の「楽しかった!」であるのは間違いありません(先日の「765プロ プロデューサーミーティング」はフルライブではなかったので、同じ満額の「楽しかった!」でも違う手応えでした)。

 初日と2日目では出演者が異なり、初日は2ndライブが大型ライブ初となるユニットが多く(8ユニット中6ユニット)、逆に2日目は1st経験組が多い(7ユニット中4ユニット)という色合いなのですが、これが良い塩梅で両日の色を出していて楽しさを増幅する源泉になっていたと感じます。

 SideMは音楽制作がランティスということもあり、「ミリオンライブ!」同様、歌謡曲に寄りつつもユニットのカラーを明確に打ち出し、バラエティーに富んだ楽曲が用意されました。2周年記念盤では1st参加組は2組のユニットで一緒に唄うものや、初回リリース曲とは違った趣の歌が与えられ、更にユニットの魅力を膨らませてくれています。それらの楽曲が2日間で殆ど披露された今回、メドレー的に一部ソロ曲も披露してくれたり(中には未発売のものもあったり)して、予想を遥かに超えるパフォーマンスには驚きと感動に溢れていましたし、決して凝ったギミックがあるステージではなかったのに、パフォーマンスの迫力と躍動感がとてもステージを派手に見せてくれましたし、メインスクリーンの演出が楽曲をより盛り上げてくれる素晴らしいものでした。1st参加組はより成長した姿で、2nd初参加組はその堂々たるパフォーマンスで共に大いに魅了された上、終わりの挨拶では各人の思いの丈が存分に語られて胸が熱くなり、そして全員の絆も感じることが出来た。両日、濃密な3時間半のステージは本当にあっと言う間でした。MCは最低限でガンガン攻めて来るライブは本当に楽しいし気持ち良い! 今回は「アンコール」という体裁は取っていたものの、基本的に「情報公開タイム」として使われ、その内容についてと演者の一言に繋いでラスト1曲という流れなので、その点は違和感なくて良かったです(それでも個人的には「アンコール」という体裁すら取らなくて良いと思いましたが)。

 披露された楽曲をそれぞれピックアップすると長くなってしまうので(笑)、ざっと振り返るだけにしますが、

DRAMATIC STARS

 流石はコンテンツの顔。三人のカッコ良くもあざとく可愛く魅せるバランスも良く、最高のステージを創り上げる原動力であったことは間違いないです。2日間で全体曲を除けば、「STARLIGHT CELEBRATE!」で始まり「STARLIGHT CELEBRATE!」で終わるなんて、本当に胸熱でした(楽曲のメッセージ性が強く染みた)。雄馬の眼鏡はここでも炸裂しました(笑)。「MOON NIGHTのせいにして」は本当にライブ向きだし(「おいで」は男性でもハートに直撃!)、3人の個性溢れるパフォーマンスも楽し過ぎました。High×Jokerとのコラボ曲では、衣装が統一されていたこともあって1つのユニットに見えるくらいに息の合ったパフォーマンスをしていたのが流石だな、と。

Beit

 自分の一推しユニットということもあって滅茶苦茶楽しみにしていたけれど、その気持ちを楽勝で満足させてくれた繊細でしなやかなパフォーマンスに感無量。「スマイル・エンゲージ」ではちゃんと花を咲かせられたし、智人くんの言葉も胸熱でしたし。うめめもホリエルもその位置づけに揺るぎは無く、3人揃って”Beit”というユニットが完成することを見せつけられました。S.E.Mとのコラボ曲の爽やかさも特筆したいくらいに良いパフォーマンスでした。

High×Joker

 ステージが狭く見えるくらいにダイナミックに駆け回る5人のチーム感は貫禄すら感じるくらいに盛り上げ上手。セットリストとしても与えられた役割(前半のピークに「JOKERオールマイティ」、後半への流れを「OUR SONGS」で演出しつつ、クライマックスに「HIGH JUMP NO LIMIT」から「夜空に煌めく星のように」)を完璧以上にこなし、ライブを纏め上げる力になっていました。1stよりも5人の個性がちゃんと主張しあっていて、永塚くんがしっかり話せる様になり、ちばしょーもより愛されキャラになっていたことが印象的でした。勿論、のがみんや白兄、ひろひろも存在感では負けていませんでした。改めて、本当にのがみんは盛り上げ上手。765の若林さんの系譜と言えるかも。

W

 1st参加組の中で最も成長が見て取れた気がするW。持ち味は変わらずで、やまやんと勇成くんの双子力のアップとやんちゃぶりの進化は、ステージを楽しむ余裕が出た証かなと。サインボールを投げるところでは、勇成くんが止まった場所の軸上に自分の席があったのでカメラ位置によっては映ったかも?と気が気でなかったです(笑)。レッドカードのリベンジ、おめでとう!

S.E.M

 ある意味の本命(笑)。「Study Equal Magic!」では「もふもふえん」から繋がる登場演出(もっふ・いんざぼっくすからS.E.M出現)も完璧で、ユニットとしてのパフォーマンス力もアップし、完全に会場のテンションを一手に引き受けていた瞬間が沢山ありました。今回は真面目を通すヨシキ(肌綺麗!(笑))、やっぱり笑いに走る淳弥、何処までも生真面目を演じる健人さん。S.E.Mらしさもパワーアップしていたと思います。光線銃も投入され、どんどんS.E.Mそのものになりつつありますね(笑)。

 2ndライブでその完成度に驚いたユニットの1つで、3人のバランスも然ることながら、ステージを掌握するほどのサービス精神とパフォーマンスは圧倒的な存在感でした。聴くよりも参加する感じのお祭り曲はライブならでは、と強く感じました(掛け合いが楽しすぎ。「よっ!華村屋!」とか気持ち良い!)。にしても、持ち歌2曲共に本当に高い完成度で、演者のなりきり具合はぴか一だったかもしれないと思うくらいでした。

FRAME

 地面が唸るようなどっしりとした歌唱と得も言えぬ貫禄を感じたパフォーマンスは、1st参加組を脅かすくらいのものだったと思います。もう完全に”FRAMEそのもの”と言って良いかと。サインボール投げも担当し、とてもピースフルな時間でした。トロッコが怖かったと話していたのが貫禄とのギャップがあって印象深かったです。

Cafe Parade

 完全にミュージカルでした。ここまで多彩に楽しませてくれるとは…と驚くばかりです。正に「Cafe Parade」が具現化した様なパフォーマンスでした。咲ちゃんを担当する小林大紀くんの可愛さは本物でした。勿論、アスラン演じる古川さんの高らかな声も本物でした(笑)。High×Jokerもそうですが、5人ユニットは纏まるのも大変だと思うけれど、団結した時のパワーは凄いものがあるな、と感じさせてくれました。

神速一魂

 その出で立ちからして目を引いたユニットで(正に「神速一魂」そのまま!)、男性プロデューサーとしてはここが本番とも言える2曲が来るだけに、それを否応なしに引き出してくれた二人の喧嘩上等的パフォーマンス(笑)は素晴らしかったです。途中、コール&レスポンスタイムを設け、「ファイヤー」「ソイヤー」で会場が1つになれたのも楽しかったです。

Altessimo

 個人的に最も期待していたユニット。あまりにも完璧過ぎるくらいのステージ演出(特にメインスクリーンに溢れる旋律と音符が二人のシルエットをも取り込む様な流れ)と二人の声が重なり織り成す歌唱は圧巻と言うしかないくらいに飲まれました。特に「Opus」はセットリスト的配置も絶妙で、期待を遥かに超えたパフォーマンスでした。魂が揺さぶられたと言っても過言ではありません。

THE 虎牙道

 素晴らしいダンスパフォーマンス…っていうか組手(笑)で圧倒されました。終始熱量が高く、そのキレッキレのパフォーマンスにはシビレまくり。正に獣の如く猛りを歌に乗せてダイナミックなステージで魅せてくれました。あれだけビシッと決められる様になるまでの鍛錬は並大抵ではないことを感じるだけに、正に”THE 虎牙道”を表現してくれたことが嬉しかったです。

F-LAGS

 もう偏に男性版「秋月涼」の三瓶さんをステージで見守れるだけで胸熱なのですが、つい先日のプロデューサーミーティングにて女性版「秋月涼」を観ているからこそ感じるものもあり、三瓶さん自身も沢山の想いが溢れていてコメント述べる時に言葉にならないくらいだったのは印象的でした。そんな三瓶さんを支えた浦尾さんと徳武さんの存在も素敵に映りました。ユニット名通り、大小の旗を使ってパフォーマンスしていたのも印象的でしたが、会場全体で作り上げたトリコロールカラーは本当に感動的でした。

もふもふえん

 作品的には幼少組ながらも、演じているのが子供ではないのが嘘みたいなパフォーマンスを披露。その声に驚いたのも束の間、かくれんぼやけんけんぱなどステージを走り回り遊び出す姿は純真無垢な子供そのもの。ちょっとした衝撃でした(笑)。演じている皆さんはしっかり自分のキャラクターを愛し、自信を持ってパフォーマンスしているのが良く分かり、「もふもふえん」というユニットをとても魅力的に輝かせる力になっているな、と思いました。

Legenders

 最も後発ユニットで、投票で選ばれたメンバーの組み合わせということもあり、演じていた本人たちが受け入れて貰えるのか一番不安に思っていたとのことでしたが、そんなことを感じさせない力強いパフォーマンスに会場は大いに湧いていたと思います。逆にそういう話を最後に聞いて、改めて”Legenders”というユニットの意味を考え胸が熱くなる思いでした。衣装の肩に付けられた☆の意味と想いは、見守る全ての人たちに届いたと思います。

Jupiter

 1stでは全員揃っていただけに、2ndは松岡くんだけというのは寂しかったです。それでも、Wとのコラボ曲を披露してくれたことは嬉しかったですが、逆にその1曲だけというのは余計に寂しさも感じましたね…。それでも「Jupiter役の~」と自己紹介するくらいに、出演出来なかった神原さんやてらしーの気持ちを届けてくれていたと思います。3rdは是非に全員で!

■まとめ

 開演前、着席中スクリーンに流れるCMがCDシリーズ発売中のCMで、1ユニットずつ全てのバリエーションを流していて、それぞれのユニットで黄色い歓声がガンガン上がっていました。この様子は「テイルズ オブ フェスティバル」の歴代オープニングが流れている時と同じ印象。女性アイドル側ではこういうことはあまり無いので不思議な感覚でした。場内BGMは何故か歌は無いインストで、2曲くらいの繰り返しでした。それでもうずうずした気持ちを抑えられずに叫ぶ人が居たのは、アイマス系ではお馴染みの光景。昨年はライブビューイングばかりだったので、こういう光景は久し振りに体験。何より、やはりスクリーンよりは空間を感じて(当たり前)、「現地に居る!」を実感(笑)。
 冒頭のスポンサーコールは1stに比べて多くなり、中でも山梨県とのコラボは会場が大きく湧いたのが印象深かったです。影ナレでは315プロの事務員である山村くんが初披露となり、オープニングはレーザー光線で作り出された各ユニットのイメージカラーの星が交わってライブロゴを作り出すのが目茶目茶カッコ良く、スタイリッシュでシャープなイメージがSideMっぽくて高揚します。それに続く開幕曲は予想に反して新全体曲「Beyond The Dream」が披露され、新たな世界を最初から切り開いて行く姿勢に気分は高揚、本編の締めは「DRIVE A LIVE」であったものの、グランドフィナーレ(アンコール)では再度「Beyond The Dream」を歌い、新しい夢への一歩を踏み出した感が半端なく押し寄せて来ました。テープが舞う祝砲も放たれ、眼前に広がる光景は胸に来るものがありました。

 各ユニット本当に想像以上のパフォーマンスで魅せてくれて、前半は各ユニット基準の衣裳で登場するも、後半は全員同じ意匠の衣裳で統一されて、1stライブでは「多彩なユニット」を前面に出していた「個性」の印象が強かった中、2ndライブでは「全員で1つの315プロ」が前面に出ていた印象を受けました。その為、1stよりも強固な団結と絆を感じ、それを演出する様なセットリストで感動に繋いでくれた様に思います。初日と2日目を全て繋ぐとDRAMATIC STARSの「STARLIGHT CELEBRATE!」で始まって終わるという計算されたメッセージは本当に胸に来るものがあり、

 真っ直ぐに行くだけ、一番高いところへ
 限りない未来という舞台へ飛び出すのさ

 が全員の決意表明的に響いて来たのが忘れられません。今回のセットリストは本当に神がかっていたと言っても良いくらいに上手い並びであったこと感じたことは特筆しておきたいところです(特に初日の後半と2日目の前半)。
 途中のソロコーナーでは、お手伝い…というよりも、ガチで本気のバックダンサーを他メンバーが担当していて(プロのダンサー参加は無し)、それが驚くほどにしっかりとした(歌唱者をより引き立てる)ダンスを披露してくれていたのも凄かったです。男性ならではのフィジカルの強さがダイナミックさとキレの良さに繋がって、本当にカッコ良かったです(中には咲ちゃんの時みたいに、硲先生と舞田先生を軽くあしらう的ミュージカルっぽいのもありましたけれど(笑))。
 初日はアリーナ(ほぼ一番後ろでしたけれど)、2日目は3階のステージ寄りという位置で、特に初日がステージを真正面に出来たのでメインスクリーンの演出効果が最大限に堪能出来たのは良かったです(だからこそAltessimoが強烈に焼き付いた)。やはり、ステージを真正面に据える方が距離的な問題よりも、全体を楽しむという意味では良いのかもしれません。
 久し振りに坂上プロデューサーの登壇を見た今回。”ヘンタイ”コールも健在の中、初日はSideMのアプリ(リズムゲーム?「ライブオンステージ」という名称)が開発中であること、2日目はアニメ化(「理由あってアニメ化!」(笑))が発表され、共に会場は相当盛り上がりました。齋藤社長もパッション溢れたトークを聞かせてくれました。アニメ化の関係で、2日目の終演後はアニプレックスの鳥羽さんとランティスの斎藤さんがステージに現れ、オーディエンス収録(男女別も(笑))がありました。こういう収録、意外と高確率で参加している気がします。
 その他では、ライブ中でもスクリーンにキャラクターが表示されたり、声援もキャスト名だったりキャラクター名だったりと、女性アイドル側と比べるとキャラクター寄りで、ある意味で正しい「アイドルマスター」の形だな、と思ったこと、数は少ないけれど明確にユニットカラーが決まっている中で、関係なくUO投入フルバルログワイパー&グルグルが居たことの残念さ、は綴っておこうかと。

 雑多な所感を並べ綴ってしまいましたが、とにかくライブとしては本当に最高だったし、自分も現地ライブとして楽しんだレベルで言えば5本指に入れられるくらいに楽しく、印象に残ったライブであったことが伝われば問題なしです(笑)。可能ならば今後も参加して行きたいし、自分に出来る形の応援も続けて行きたい。「ライブに参加する」ということの意味を改めて自分に問い、その明確な解を得たと言える本当に濃密で充実した2日間でした。
 こんなにも素晴らしいライブを創り上げた、関係する全ての方々に心からの”ありがとうございました!”を。

【付録:セットリスト】

2/11(土)
Shining Side
2/12(日)
Brilliant Side
1. Beyond The Dream 全員 1. Beyond The Dream 全員
2. STARLIGHT CELEBRATE! DRAMATIC STARS 2. スマイル・エンゲージ Beit
3. 勇敢なるキミへ FRAME 3. Cafe Parade Cafe Parade
4. 夢色VOYAGER F-LAGS 4. うぇるかむ・はぴきらパーク! もふもふえん
5. The 1st Movement ~未来のための二重奏~ Altessimo 5. VICTORY BELIEVER W
6. Legacy of Spirit Legenders 6. DRAMATIC NONFICTION DRAMATIC STARS
7. オレたちの最強伝説~一世一代、破羅駄威棲!~ 神速一魂 7. 強く尊き獣たち THE 虎牙道
8. 和風堂々! ~Wonderful NIPPON!~ 8. ∞ Possibilities S.E.M
9. JOKER オールマイティ High×Joker ソロコーナー(Short Ver.)
ソロコーナー(Short Ver.) 9. 約束はドリーミングフライト 八代 (DRAMATIC STARS)
10. THE FIRST STAR 仲村 (DRAMATIC STARS) 10. フェイバリットに踊らせて 小林 (Cafe Parade)
11. ぴんとこな ~蝶よ華よ~ バレッタ (彩) 11. Piece Montee 天崎 (Cafe Parade)
12. Happy-Go-Unlucky! 濱 (FRAME) 12. 我が混沌のサバト・マリアージュ 古川 (Cafe Parade)
13. だいぶ・いんとぅ・にゅ~・わあるど! 山下 (彩) 13. GOLD ~NO.79~ 中島 (S.E.M)
14. 流る々風の如く~和歌静寂~ 中田 (彩) 14. Flying Hawk 梅原 (Beit)
15. Because 内田 (DRAMATIC STARS)
16. サイコーCOUNT UP! 野上 (High×Joker) 15. カレイド TOURHYTHM Jupiter & W
16. エウレカダイアリー Beit & S.E.M
17. DRAMATIC NONFICTION DRAMATIC STARS 17. もっふ・いんざぼっくす もふもふえん
18. Never end 「Opus」 Altessimo 18. Study Equal Magic! S.E.M
19. String of Fate Legenders 19. A La Carte FREEDOM♪ Cafe Parade
20. With…STORY F-LAGS 20. Pleasure Forever W
21. OUR SONGS -それは世界でひとつだけ- High×Joker 21. Fun! Fun! Festa! Beit
22. MISSION is ピースフル FRAME 22. サ・ヨ・ナ・ラ Summer Holiday S.E.M
23. バーニン・クールで輝いて 神速一魂 23. MOON NIGHTのせいにして DRAMATIC STARS
24. MOON NIGHTのせいにして DRAMATIC STARS 24. 情熱…FIGHTER THE 虎牙道
25. 喝采! ~花鳥風月~ 25. 想いはETERNITY Beit
26. HIGH JUMP NO LIMIT High×Joker 26. LEADING YOUR DREAM W
27. 夜空を煌めく星のように DRAMATIC STARS&High×Joker 27. STARLIGHT CELEBRATE! DRAMATIC STARS
28. DRIVE A LIVE 全員 28. DRIVE A LIVE 全員
アンコール アンコール
29. Beyond The Dream 全員 29. Beyond The Dream 全員

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