TRUE 2ndアルバム「Around the TRUE」発売記念イベント in アニメイト新宿
TRUEさんの2ndアルバム「Around the TRUE」の発売を知り、買ってみようかな?と思ったのが2017年に入って間もなくのこと。TRUEさんと言えば「響け!ユーフォニアム」のオープニング主題歌を担当していて、一昨年の前田ホールや昨年の神奈川県民ホールでの圧倒的な歌唱を体験しており、TRUEさん自身の歌には興味を持ちつつもそれ以上深く調べることをしませんでした。というのも、ここ最近は新しい音楽を開拓する余裕が殆ど無かったから。しっかりと田所あずささんやPyxisのお二人(伊藤美来さんと豊田萌絵さん)を応援する様になり、「アイマス(シンデレラガールズ)」は周回遅れ気味になりつつある現在、もうこれ以上幅を広げるのは無理…そう思っていたからです。
2017年に入り「アイマスコンテンツとの向き合い方」を考え、「2017年は聴きたいと思った音楽を素直に聴こう」という1つの答えに辿り着きました。ということから、聴きたいと思ったTRUEさんの新譜を聴いてみようと思った訳です。しかも、ちょうどその新譜情報と共にリリースイベントの存在も確認し、まだ参加券を配布していたのでそちらも確保。後はアルバムの発売とリリースイベント当日を待つのみ。
発売日がPyxisの新譜「FLAWLESS」と同じ日だった為、TRUEさんの新譜「Around the TRUE」は少しの間お預け。何せ、入手から5日後にはPyxis側のリリースイベントがあったので「FLAWLESS」を優先。そのイベント明けの翌日からいよいよ「Around the TRUE」の番! ということで、耳にしたこのアルバム。1曲目の開幕感が物凄く、その後に続くタイアップ曲やオリジナル曲全てがTRUEさん自身の作詞であり、その言葉を乗せた楽曲制作陣がこれまた十人十色。そのバラエティに富んだ楽曲に合わせて歌唱も変化し、ただただ圧倒されるしかありませんでした。曲順もとても素敵に構成され、開幕で度肝を抜いた「Rainbow The Daydream」から「TRUE COLORS」までを1つの流れとして感じ、グランドフィナーレに「DREAM SOLISTER(Movie Ver.)」を配置するなんて、正に「Around the TRUE」というアルバムタイトルを真っ直ぐに表現したコンセプトアルバムでした。
初回盤に付いている1stライブのBlu-rayを鑑賞すると、ほぼノーカットと思われる2時間のライブ映像は、1stアルバム「Joy Heart」を中心にした構成で、生バンド(鶴の音楽隊。メンバーの中に田所あずささんのバンド「あずさ2号」のキーボード担当、あきちゃんが!)による熱の入った演奏も加わったTRUEさんの歌声は会場である下北沢GARDENに響き渡り、終始会場熱量の高いライブで魅せてくれました。力強さも優しさも兼ね備えたTRUEさんの歌声だけでなく、自身が作詞家に転向してTRUEとして再発進した理由などの想いも語ってくださり、その姿勢や気持ちを応援したくなりました。今回こうして2ndアルバムを購入し、リリースイベントに参加出来ることの意味をこの時に感じてしまうのでした。
イベント当日、座席抽選では4列目中央付近という比較的好位置となり、ミニライブとサイン&握手会という贅沢な時間を過ごすには全く問題ないことが光栄の極み。とはいえ、TRUEさん単独のイベントへの参加経験はありませんし、雰囲気という意味では2ndアルバム同梱の1stライブ映像でしか知らないので多少なりの緊張はありました。
定刻となりイベントが始まると、よくある構成として「挨拶、トーク、ライブ」という順番を想像していたのですが、冒頭からいきなりライブ! しかも圧倒的な開幕感のある「Rainbow The Daydream」!! 開演前諸注意で「周囲の方に配慮しつつ、その中でも良い感じに盛り上がってくれれば」と言われたので、参加者皆さんも普通に着席したままお出迎え。てっきり後ろの人はスタンティングするものだと思っていたのですが、1曲目を終えたTRUEさんから「みんなどうしたの? 立っていいんだよ!!」と促され、みんなが恐る恐る立ち上がる光景が「あ、みんな周囲に気を遣っているんだな」と分かり、ここ最近自分本位な参加者がそれなりに多いイベント参加が多かっただけにとても新鮮に映りました。
後は1曲歌いながらちょっとしたトーク(他会場のリリースイベントで余裕があるところへのお誘いや自身のラジオ番組、各楽曲への想い、新譜「フロム」についてのお話し等)を挟みつつ、時にパワフルに、時に繊細にその凛とした圧倒的歌唱を披露してくれました。何度か来ているアニメイト新宿店のイベントスペースですが、ビル全体に響き渡っているのではないかと思うくらいに音圧がありました。1stライブを観ていたからか、コールなどは手に取るように分かった…というより体が反応出来て、とても気持ち良くライブコーナーを堪能することが出来ました。
ライブコーナーが終わった後は、いったん袖に下がりサイン会の準備が整ってから再び登場。1列ずつ並んでのサイン&握手会へ。サインは購入したCDの好きなところに書いて頂けるとのことで、自分は裏ジャケットに書いて頂くことに。席を立って列に並び、荷物を預けてアルコール消毒をして自分の番。伝えたいことと話したいことは決めていたのでとてもスムーズにお話し出来たのですが、言葉のキャッチボールが思ったより弾んでしまい(開幕曲「Rainbow The Daydream」が制作されたタイミングやアルバムコンセプトについてのお話し)、スタッフの方に促されるまで全く持ち時間に気付かなかったくらいでした(汗)。珍しく(?)、自分の背後に剥がす人が居なかった(TRUEさんの左右にスタッフの方がいらした)ことも大きいと思いますが、それでもTRUEさんも短い時間の中でちゃんと受け答えしてくださったのが嬉しかったです(話し途中で変に遮らなかったスタッフの方にも感謝!)。アルバム発売のお祝いと楽曲のお話しと応援メッセージが直接伝えられた今回のイベントは、これまで参加した全てのお渡し会系イベントの中で最も充実感がありました。場の雰囲気も和やかでしたし(満員だったのに全然急かす様子が無かった)、こうしたリリースイベントという機会を大きなライブ以上に大切にしているTRUEさんの気持ちと意向が創り上げた空間だったのかもしれませんね。
ある意味急遽決めたと言えるアルバム購入とイベント参加ではありましたが、自分の中で「この選択は間違い無かった!」と言えるくらいに価値のある貴重な時間となりました。こう思えたのも何かのご縁。7月に行われるライブツアー追加公演(しかもTRUEさんのバースデー当日)にも参加することに決め、自分の中でこれからも明示的に応援して行こうと思う切っ掛けになるイベントとなりました。
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