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2017年4月10日 (月)

「AZUSA TADOKORO LIVE TOUR 2017~DilEMmA~」茨城公演参加

Dscf4564 田所あずさ(以下、親愛を込めて”ころ”)さんの2017年のライブツアー「AZUSA TADOKORO LIVE TOUR 2017~DilEMmA~」が発表された2016年10月。その開催地の中に茨城が入っているのを見た時、「ころの地元凱旋!しかもツアー初日!これは見届けたい!!」と思い、チケット申込受付が開始されてから茨城公演と東京公演の2つにエントリー。無事にどちらも当選し、開催日が来るのを首を長く…する間も無いくらいに茨城公演の当日はやって来ました。

 開催場所の水戸はこれまで行ったことの無い場所。ローカル線で2時間半くらいで行ける距離ということもあり、通うには遠いところかもしれないけれど、ちょっとした遠出の感覚(比較的良く行っている鎌倉や北本…よりは遠いけれど、友人が住んでいる高崎に行くのとそれ程変わらない感覚)で足を運べました。

Img_1156s 物販開始が14:30ということもあり、然程気張らずとも大丈夫だろうと予想して開始1時間後くらいを目安に現地入り。到着して初めて降り立つ割には既視感があって(Googleマップで見たという他、少し都心から離れた場所の市内的景観)、ストリートビューの便利さを改めて感じながら目的地である水戸ライトハウスへ直行。列は出来ていたものの、30人くらいだったので「15分くらいで終わるかな?」と思っていたら列捌きが思ったより悪く、「物販は16:30で終了です。今お並び頂いている方は買えない可能性があることをご了承ください」というアナウンスを聞くくらいに終了時間が迫って来ました(汗)。「おぃおぃ…」と思いましたがどうすることも出来ないので、ただ時間内に順番が来ることを祈るばかり。結果的に何とか間に合ってくれて無事終了。まぁ、売り切れも無くて開場してからでも購入出来たのでそこまで焦る必要は無かったのですが、Tシャツを着たりするのは入場前に準備しておきたかったので事前に購入出来て良かった(現地調達するつもりで敢えてTシャツどころかタオルすら持って来ていなかったので、売り切れなくて何より(笑))。

 昨年10月の恵比寿でのライブの洗礼があったので、オールスタンディングライブの小さなライブハウスでの開催である今回、手荷物は預けてウェストポーチを装着して会場入り(これまではオールスタンディングと言えども、それ程大きな荷物でなければ足元に置いておいても確保した場所を侵食されることは無かったので問題ありませんでしたが、昨年のころのライブで完全にその神話(笑)が崩れてからと言うもの、「手ぶらが基本」ということで臨まなければならないことを痛感)。

 物販終了後、準備して荷物を預けて割と間もなく開場(思ったより余裕なくて驚き)。整理番号は70番くらいというのもあり「比較的前」なんて思っていたら、入場して驚くこの時点での密集度!? 「まだ100人も入っていないのに、スペースの真ん中くらいまで埋まっているってどんだけ狭いの!?」と驚愕。取り敢えずステージ左側で視界が比較的クリアな場所に立って開演を待っていると、入りきれないということで待っている間に2度ほど凄い詰められ(自主的に詰めたというより、強引に押されて詰められた(汗))、もうぎゅうぎゅうで身動きが取れないくらいの状態に戦慄。

 それでも、昨年10月のライブ以降にホリプロ主催ライブ参加者への規約が更新され、「整理番号を無視した前方への割り込み禁止」「ステージへの駆け寄り、押し寄せ」といった内容が明示的に禁止されたので、今回のライブは昨年と違って開始直後のひっちゃかめっちゃかな状況は生じずに、ある程度安心して自分の立ち位置で楽しめるのかな…と少し心に余裕があったのですが、開演した直後にそんな余裕は完全に打ち砕かれてしまいました(汗)。

 ツアー初日の1曲目、つまり全公演の最初の1曲と言える本当の切り込み隊長曲に選ばれたのは「スーパースタールーザー」。その理由は、目の前に見えるころが手にしているギターで直ぐに分かりました。先日参加した「運命ジレンマ」のリリースイベントの際、「スーパースタールーザー」は簡単なコードだけで弾けるようにと山本陽介さんが提供してくれた楽曲で「いつか披露出来れば」と言っていたのが、このツアー初日の茨城凱旋だなんて!! しかし、そんな熱量は観客皆が感じていて、もう最初から物凄い熱量でひっちゃかめっちゃか。周囲に全然優しくない(と言っても殴りあったり強引に掻き分ける訳では無いので、そういう意味では優しい…のかも)その”人のうねり”は、その場で踏ん張ろうと頑張っていたものの、凄まじい力に「この位置で自分のペースで楽しむのは無理」と判断。徐々に壁際近くの比較的安全圏まで結果的に流れついてしまいました。この時点でもう3曲目、1曲目の「スーパースタールーザー」、2曲目の「1HOPE SNIPER」はもう曲を楽しんでいるというより、コールやクラップなどは入れていたけれども自分の位置取りを安定させることに注力するだけの時間になってしまったのがちょっと残念。ころが折角のギタープレイを披露してくれたのに、殆どそれを楽しむことが出来なかった…(涙)。

 最初のMCでは茨城凱旋の喜びを全身から放ち、割とテンションの高いトークをするころ。特に地元の話(茨城出身の人!と聞いた上、更にそこを「何中だった?」とか客席の個人にマイク向けたり。改めて凄く近い!)を茶目っ気たっぷりに色々と話す姿は印象的でした。勿論、ギタープレイの話も触れ「いつかって言ってたけど今日だったんですねー」とサプライズ成功でしてやったり感(笑)。3ピース(ギター、ベース、ドラム)というちょっとレアな構成で臨むバンドメンバー「あずさ2号」の紹介もあり、この茨城公演のみの編成は不在のバンマスである神田ジョンさんが人形と音で参加(笑)。そんな他のステージで演奏しているジョンさんに向けて信ちゃんが「ここより楽しい訳ないじゃないですか!」的発言が飛び出たり、メンバー全員が最初からテンション高めな感じで良い感じ(笑)。各公演毎にテーマカラー的なものがあるらしく、それを主張するバンダナを各自が身に着けているという話もあって、ツアー開幕の初日である茨城はころが好きな青!ということで、腕に巻いていました。他の場所では何色になるんだろう?

 3曲目の「君との約束を数えよう」辺りからは後方や横からのアタックが少ない場所に立てたので、前方周辺からのひっちゃかめっちゃかをいなしつつ全力で楽しむことが出来る様になって一安心。昨年10月のライブでは中腹にある柵近辺に居られたので(特に2日目)、前へ行こうとする異常な押し寄せを比較的回避出来たものの、今回はとても狭い上に当たり前の様に前後左右への押し寄せがまかり通っている状況だったので(汗)、基本ポジションを探るのが大変でした。でも、昨年経験済であったこの雰囲気…っていうか状況は「お行儀よく楽しむ」というよりも「周りに下手に遠慮せずに楽しめ。自分の楽しみを奪う目に余る輩には全力で挑め」という姿勢が標準と認識したので、そこは「みんなで楽しむ!」というのを軸に、多少の揉みくちゃは許容範囲内としてきちんと周囲への敬意と優しさを持って楽しむことをちゃんと実践出来たかな…と思います。

 ライブはその後も「spit out」「Fighter's high」と熱いナンバーが続き、ここでやっと初披露となる「孤毒ディストレス」が来て会場も一際盛り上がる!…と思ったら、意外とそこまでの熱量は感じなかったものの熱量の高いステージを楽しむことが出来ました。

 MCでは「ディストレス」が「ストレスを上手く処理できない」という意味ということで、最近感じたディストレストークを。最初にベースの信ちゃんから「本屋に行って雑誌買う時、レジの人が研修中の札を付けていたので、バーコードスキャンしやすい様に1冊ずつずらして出したら、揃えて”トントン”って…」というディストレスを披露。信ちゃん曰く「心が狭いだけかもしれないけれど」と言っていましたが、とっても良く分かるディストレスで結構な共感を得ていた気がします。
 その他、ギターの長澤トモヒロさんが”世界で一番可愛く「お茶」って言う”ところが大絶賛していて、全員で一言ずつ「お茶」という流れがあって、風貌からは想像しなかった結構可愛い声を放つ長澤さんに会場大興奮でした(笑)。

 次はアコースティックコーナーです!と「EMOTION」が来て、本日不在のバンマスである神田ジョンさんの楽曲を熱唱し、リリイベとは違った生バンドならではの熱量にこちらも気持ちが高揚しました。「コーナー」というからには数曲続くのかと思いきや、続いたのは「孤独な惑星」で、出だしこそアコースティック感があるけれどだんだん熱を帯びて盛り上がって行く流れは全然アコースティックじゃなかったけれど、これが逆に”タドコロックの本質”的なものを感じることになりました。

 MCでは新番組のヒロインを担当する他、主題歌も担当しているということでフルサイズのMVも公開されていることから、世界最速の生披露「DEAREST DROP」!! ここ最近のバリバリのロックサウンドとはまた違った世界観で、ころの持つ表現力も活きたまた新たな魅力を味わうことが出来て満足。CDリリースされたら聴き込んで、5月の千秋楽である東京公演ではより全力で楽しめる様に準備する!

 バンドメンバー紹介(ソロ演奏含む)を挟み、ここからは一気に4曲をぶちかます!ということで、”茨城が生んだロックスター”と信ちゃんに紹介されたころが歌うのはその名の通り「絶対的RockStar」! そして「Straight Forward」「It's my CUE.」「運命ジレンマ」という、強烈なロックサウンドを全力全開でぶつけて来ました。勿論、観客側も負けていられず、熱量を持ってそのまま声をぶつけまくります。それぞれの曲で、ギターやベースのソロプレイも前に出て披露し、その近さにテンションアップ! ころもかなり近くに居たけれど、周囲の動きが激しくてまともにそれを伺うことが叶わないながらも、全くマイナスに思うことなく楽しんだと感じるのはそれだけステージがパワフルだったことにあると感じています。

 正に駆け抜けたと言って良い13曲が終わって本編終了。そして、興奮さめらぬ場内は一呼吸整えてから「アンコール」要求タイムへ! ちょっと長かったと感じた(汗)アンコール要求コールも報われて、アンコールへ突入!

 先ずはラストスパート前の準備運動として「イッポーツーコー」を披露! これもリリイベで1回聴いているものの、やはり生バンドは熱量が違います。山本陽介さんの持つ世界観の1つを表現したステージは、本当にロックスターへの道を駆け上っていると感じられるものがありました。

 MCではグッズの話もあって、くじでパペットが予想以上に当たっていたことに驚いて「ちょっと当たり過ぎちゃってない?」と心配するころでしたが、各地で当選数量を限定しないで放出してしまったのでしょうか(笑)。まぁ、凱旋公演ということで良しとして頂ければ。ころからも「みんなが楽しんでくれればそれが一番」というお言葉を頂戴しましたし(^^)。
 それと斜め上の「コントライブに参加します!」の告知に凄く変な反応をした客席にころご立腹で、納得の反応が返って来る(テイク3)まで告知をやり直すという不思議な光景(笑)。しかも、告知した割にはどこでやるか等の情報は一切無しで「ネットで見て!」という雑な告知は何とも、らしいというか。

 最後の大爆発、「Boom!Boom!」から「純真Always」へ! ころ自身が熱量高かったのか楽し過ぎたのか、どちらも曲入りを間違える!(笑) そんなのも笑い飛ばすくらいに物凄い熱量で渦巻く会場内は凄かったとしか言えない爆発力がありました。「Boom!Boom!」は、ころが「タオル回すの禁止だけどこの曲はOKっ!」という、主催者側の決まりよりも主役ルールが適用され(笑)、ロックなステージの全力ライブを前に”ノリと勢い”を大切にした判断に感謝しつつ、ルールの匙加減の難しさ(主催は安全を担保するために禁止する訳ですから)を感じました。逆に言えば「こいつらは安心かな」と判断してもらえたのであればファン冥利に尽きますが、ひっちゃかめっちゃかに渦巻いた会場の熱量は下手をすると事故にも繋がりかねないので、ここは今後の課題でしょうね(現に今回、ホリプロルールからは「整理番号を無視した前方への割り込み」「ステージの駆け寄り」「押し寄せ」は完全に逸脱していたと思うし、でもある程度の”節度”を持ったはしゃぎは許容してくれた方が楽しさに繋がるし)。だからなのか「体調悪くなったら」という気遣いをMCの度に言っていた様な気がします。

 そんなこんなで熱い16曲を楽しみ、もうシャワー浴びたんじゃないかと思えるくらいに汗だくになりましたが(何せ、髪の毛から汗がポタポタ滴り落ちるくらい(笑))、それは会場全体がそんな感じで正に”ライブ!”という、”タドコロック”が目指す1つの形に手応えを感じられたステージでありました。最後のメンバーからの感想でも、信ちゃんから「初日でこんな熱量って、この先ヤバくない?」とか、しのぴーに「今まで何人ものアーティストをサポートしてますけど、こんな揉みくちゃなのは久し振り」とか、参加した者としては最高の誉め言葉を頂けて、ころが故郷に錦を飾った凱旋公演に来て良かったな、と感じられて嬉しかったです。掻いた汗だけのことはある!(笑)

 最後は定番の「しょうがなーい!!」の三連発で締め。ころ曰く「そろそろやめようかと思ってるんだけど」と、この「しょうがなーい!」を否定したのは驚きでした(笑)。僕はこれ好きですから続けて欲しいなぁ…ロック感は無いけれど。

 想像以上に体力を使ったライブで、開始直後は「乗り切るのは無理かも」と思うくらいに大変でしたが、何とかこなしきれました。こうやって鍛えられて行くんだな…と思いつつ、もう少し平和に参加したいという気持ちもあって、この辺り「皆が満足する」ライブをどんどん突き詰めて行って欲しいな、と思いました。本当の意味で”参加する”というライブの1つのあり方を示している、ころのステージは今後も参加出来るなら参加したいし楽しみたい。でも、あまりにひっちゃかめっちゃかで揉みくちゃになるのも辛い…。この辺りが上手くバランス取れたら嬉しいです。そうは言っても、今回文句なしに楽しみきったし、揉みくちゃな周囲に怒りがこみ上げる訳でも無かったのは、(こんな状態ではあるけれど)節度をある程度持って「みんなで楽しもう!」という気持ちが感じられたから。実際、(禁止されているからだけど)MIXなどのがなり声は無いし、無用なクラップや走るクラップもほぼ無かったというのは、ちゃんと音楽も楽しんでいると感じられたし、静かな曲は最後の一音まで聴ききってから拍手するなど、しっかりしてる。こういうところは他の現場でも見習って欲しいと思います。後は「巻き込まれたくない人は端とか後ろとかでなくてもちゃんと自分のペースで楽しむ」ことが出来て、逆に「はしゃぐために前に行ったなら二度と戻って来ない」を徹底するという周囲への”優しさ”があると嬉しいな。

 とにかく、無事に楽しめて本当に良かった! 凄い熱量のライブを体験させてくれて、それを「楽しかった!」と感じさせてくれた、このライブに携わった全ての方々へお疲れ様でした&ありがとうございました!(^^) 個人的には1stアルバム「Beyond Myself!」からの出典もまた取り入れて欲しいな、と思っています!

■付録:セットリスト

  1. スーパースタールーザー
  2. 1HOPE SNIPER
  3. 君との約束を数えよう
  4. spit out
  5. Fighter's high
  6. 孤毒ディストレス
  7. EMOTION
  8. 孤独な惑星
  9. DEAREST DROP
  10. 絶対的Rock Star
  11. Straight Forward
  12. It's my CUE.
  13. 運命ジレンマ

    【アンコール】
  14. イッポーツーコー
  15. Boom! Boom!
  16. 純真Always

【おまけ】

 ライブ後は水戸まで来てとんぼ返りなのも寂しいので、一泊して水戸観光。サブテーマにころのライブBlu-ray「Beyond Myself!」の映像特典の場所も巡ることも視野に入れてみました(笑)。

 週末が天候に恵まれない中で、桜が満開のタイミングで好天! 青空の下で綺麗な桜を堪能出来て、良い気分転換にもなりました(^^)。

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