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2017年5月22日 (月)

2017 AUTOBACS SUPER GT Round 3 SUPER GT in KYUSHU 300km

Img_2033s  2016年4月。震度7という巨大な地震に飲み込まれた熊本県。

 過去にオートポリスへ足を運んでいたのが偶然「4年に1回」というサイクルになっていて、次のタイミングが丁度2016年だったこともあって、今回は意図的に「4年に1回」のサイクルを守るべく(笑)、開催が決定していたSuperGT第3戦に行く計画を立てていました。しかし、そこに起きた大地震の影響によりオートポリスのコースや建物への被害は勿論、サーキットまでの周辺道路へのダメージにより「延期」ではなく「中止」となり、オートポリスでのレース観戦を諦めることとなってしまいました…(涙)。「2016年にレース観戦」という意味であるなら、他のレースを観に行くことも出来ましたが、目的は「レース観戦」ではなく「オートポリスに行く」ことなので(笑)、復旧後に開催されるレースを観戦しに行こう。そう決めて2016年を終え、2017年のSuperGT開催概要が発表されることを待っていました。

 2017年のSupoerGT開催概要が発表され、第3戦にオートポリスの名前が入っていて一安心。後は開催予定の5月までにどのくらい周辺道路も含めて復旧するか、オートポリス自体も2016年10月から営業は再開しているものの設備などがどこまで回復するのかなど、実際にチケット販売が始まるまで祈るしかありません。

 SuperGTも第2戦が5月頭に終わって、無事第3戦のチケットが発売となりました。これで余程のことがない限り、オートポリスが中止になることは無い。往復の移動手段と宿の手配を整えて準備完了! 後は当日を待つのみ。どうやら天候の心配も要らないくらいに快晴らしいという、これまでの台風や濃霧の心配が必要だった秋開催とは違う気候であることも改めて感じました。

 前回熊本入りしたのは2012年10月。5年も経つ上に震災後ということもあって変わっている部分もあるだろうと思っていましたが、最も「変わった」と感じたことは「くまモンの露出が圧倒的に増えている」ということ(笑)。ゆるキャラグランプリの王者となったのが2011年ですから、まだまだ知名度の低い頃だったと思います。それが今は復興シンボルとしての位置づけもあって、元気の源の1つとも言える感じまで成長していたくまモンにちょっと感動。到着した熊本空港も今年の2月に完全復旧したばかりということもあってか(震災ダメージの大きかった益城町にあるので、色々と大変だったと思います…)、とても綺麗な印象でした。外に出ると陽射しは強いものの、心地よい風が吹いていて東京よりも涼しく感じました。

Img_1668s_2  熊本空港(阿蘇くまもと空港)からレンタカーにて直接オートポリスへ。途中のコンビニでご当地アイス「ブラックモンブラン」とドリンク「ヨーグルッペ」を購入して堪能。レース観戦以外の目的の1つを果たす(笑)。
 オートポリスへ向かう導線となる阿蘇菊池スカイラインなどの道路は復旧していたものの、1車線しかなかったり工事中だったり、地震の爪痕を感じることはありましたが、どちらかと言えば復旧して綺麗になっている方に目が行きました。5年前に比べて道も綺麗で広くなった印象のところも多く(前回と空港から向かう道は同じだと思うけど…)、”人の力って凄いな”というのを改めて感じました。

Img_1676s  オートポリスに到着し、先ずは前回から変わったところなどをチェックしながらコース1周。すると、オートポリスの象徴とも言えるロイヤルルームに全く活気が無い…っていうか、東棟がそもそも跡形も無い。シンボルでもある表彰台のあるビクトリータワーも無い。ロイヤルルーム西棟も立ち入り禁止となっていて、よくよく見ると天井は剥がれ落ち、室内は瓦礫の山。建物の外周も配管剥き出しのところもあって痛々しく、ここでも地震被害の大きさを感じることとなりました。ロイヤルルーム東棟跡地はテントが張られ、そこを「ロイヤルガーデン」として位置付けて優先エリアとして機能させていたみたいですが、やはりホームストレートの観戦エリアが立ち入り禁止になってしまったのは残念(ゴール後、各車の雄姿の写真も撮れないし…)。それでも、レースに支障のない状態まで復旧させてくれたことを考えると、観客としてはレースそのものをキッチリ楽しんで声援を届けることが使命であろうと気持ちを新たに、腹ごしらえということで「おおいた”味力”フェスタ」と「ご当地うまかもんストリート」で色々食べて、ご当地料理を堪能(あか牛ハンバーガーや肉巻きおにぎり、うどん等)。

Img_1698s  腹ごなしにまたサーキットを歩いているうちにSuperGTの予選が開始されたので、グランドスタンドに移動して観戦。GT500クラスのQ1、GT300クラスのQ1のタイムアタックでそれぞれ上位半分のチームがQ2へ進出して最終ポジションを決定するノックアウト方式。それぞれ果敢にアタックしているのが分かるくらいで、攻めすぎてコースアウトしてマーシャル出動しまくりでした。
 特別「このチームを!」とか「このドライバーを!」というご贔屓を持たずに観戦しているというスタイルの自分ですが、前回拠り所としたイカ娘フェラーリは既にチームとして参戦していないので、いつもの様に成績が振るわないカウンタック勢に声援を贈ろうかな…と思っていたら、カラーリングで目を引いたau TOM'Sを気に掛けることに(そこに中嶋一貴氏の名前を発見)。2016年よりBMWからメルセデスに変わったグッドスマイルレーシングも要チェック(片山右京氏がチーム監督になってから初のレース観戦ですし)。

 SuperGTの予選を終えると始まったのはF-4の第5戦決勝。F-4が走るのを間近で初めて観ることになりましたが、十分に速いマシンだと感じました。オートポリスの観戦ポイントのお陰もあるかもしれませんが、迫力のあるバトルを近くで観ることが出来て面白かったです。オートポリスの攻略の難しさを改めて感じられる攻防は、これから成長して行くドライバーにはとてもプラスになったのではないかな、と思えたレースでした(最年少は17歳ですからね)。

 オートポリスを後にし、宿に行く途中にある大観峰で絶景鑑賞。夕方とはいえ見渡せる阿蘇の山々と麓に広がる街の景色は正に絶景。大パノラマで目の前に広がる風景を見るとその自然の凄さに圧倒されました。本当に見渡す限りの大自然。日本の景色じゃないみたい。季節によっては雲海が広がるとか。そういう時期に機会があれば見てみたい風景ですね。

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 宿泊場所が違っていたら出会えなかった光景なので(特に周辺を観光するという目的を持っていない為、全く調べてもいなかった)、そういう意味でも折角遠方に来たんだから多少なりとも観光的意味合いを意識しても良いのかな?と思った次第。まぁ、タイムスケジュール的に昼間は全く使えないという状況なので、なかなか難しいところはありますが…。

Img_1997s  今回の宿は牧場に併設されている施設なのですが、これがまた異国情緒満載。建物と見渡す風景だけで判断すれば完全に国外と見紛うほど。これまでオートポリスを訪れた何回かで利用した宿でここまで非日常を感じられる場所は無く、色々と驚くことばかりでした。最も驚いたのが夜、空を見上げたら眼前に広がる星空。周囲に外灯がある為に漆黒の闇ではないのですが、それでも探す必要もなく真上にハッキリ見える北斗七星。その大きさにも驚きました。

 日が変わって決勝当日。宿泊場所から30分程度のところにオートポリスがあるので、それ程焦らずに朝食を食べてゆっくり出発。以前はゲート入場で渋滞があったのですが、今回は全然渋滞が起きずにゲートに到着。しかし、空いているということはなくて、決勝日のゲートオープンが前日の夜10時だったために、結構な人が前日から車中泊していたということでした(汗)。渋滞緩和手段としてはとても有効だと思います。朝来た人には駐車場所に選択肢が無くなって行きますが…。それでも今回、サーキット内に置けたので文句なし!(昨日とエリア的には同じ場所になる、ジェットコースターストレートから続くコーナーを一望できるところ)。

 流石決勝日、昨日の予選日よりも圧倒的に人が多い。SuperGTの観客の特色として、老若男女入り乱れて家族連れも多いというのが挙げられます。やはり、本格的なレース(ちゃんとした国際レースですから当たり前)が、低価格のチケットで楽しめるというのはあると思います。下手な遊園地よりも格安(2日通しで6,000円くらい。ピットウォークなどのオプションも10,000円しない)。それでいて市販車ベースのスーパーマシンが2クラスで40台以上走り、勝者にはウェイトハンデを処し、常にレース自体を拮抗させるようにルールが設けられている他、スポーツマンシップに則る規定があって、走行などモラルを逸脱するとペナルティポイントが課せられるなどの健全性も惹きつける要因でしょう。ちゃんと支持されて歴史が積まれていることもそうですが、2年振りとなるオートポリスの観衆の熱量はとても嬉しいものでした。決して交通の便が良いと言えないサーキットながらも、皆で盛り上げようという気概に溢れている。そんな空気にこちらもあてられていた様に思います(笑)。散々歩き回って(コース1周半くらい)お昼飯ということで、今日は広島焼を選択。九州じゃないけれど(笑)、出来立てでとても美味しかったです。

Img_1869s  スタートアップ走行前、地元の警察署の白バイとパトカーが交通安全祈願でコースを1周し(西部警察さながらの光景(笑))、GTカーのウォームアップが行われた後、地元の和太鼓披露、国家の独唱、市長や議員さんの挨拶を経て、出走するチームとドライバーを紹介する映像がライブモニターに流されます。その後、各車コースインして1周まわってグリッド到着。GT300のポールポジションカー、GT500のポールポジションカーがそれぞれ最後にコースインし、グリッドに着いた各車の間を抜けて定位置へ行くという演出も、以前観た時とは違っているような気がします。色々と新しい試みをしているのは、観客を飽きさせない様にするだけでなく皆で盛り上げて行こうという気持ちの表れだと思うと、スタート間近で盛り上がる気持ちを更に熱くさせてくれました。

 最初にマーシャルカーが先頭を走り、全車その後を追って走行開始。1周し終える直前にマーシャルカーがピットロードに入り、シグナルが赤から青に変わった瞬間から、SuperGT 2017 Rd.3 AUTOPOLISが開幕!

Img_1845s  のっけから激しいレースで、スタート間もなく接触事故によるマーシャルカー出動で追い越し禁止状態で数周。トップは折角の独走状態がリセットされてしまう展開もあって、本当にコース上の何処でもバトルが起きている状態の全く目が離せないレース展開。スピンしそうになったマシンにカウンターを当てて立て直す場面もあったり(まるでゲームみたい)、接触やピット作業により明暗が分かれたり、だましだまし走ったり、脱輪したり、最後の最後に0.009秒差で追いつけなかった攻防があったり、色々な波乱もありました。
 グランドスタンドのライブモニター前で観戦し、レース展開が落ち着いたら場所を変えて観戦するつもりだったのですが、次々と色々なところで起きるバトルから目が離せず、目の前ではスリップストリームからの第一コーナーへの侵入攻防等が繰り返し行われ、GT500とGT300との団子状態もひっきりなしに起きているため動くことが出来ず(笑)、結果的にグランドスタンドで全てを見守ることになりました。陽射しが強く、日陰エリアは満席だったことと、日向エリアは写真も撮りやすいこともあって敢えて日向エリアに居たのですが、2時間もその場に居る予定は無かったので(汗)、腕は火傷に近い日焼けとなりました…。

Img_1958s  最終的にGT500クラスの1位となったのは、そのカラーリングが目に留まり声援を贈っていたau TOM'S。中嶋一貴選手が後半のドライバーだったのですが、良く頑張ったな、という攻めと我慢を両方実践していたのが印象的でした。グッドスマイルレーシングも結果は残念ながらも完走を果たし、自分が今回所属していた(スバルの応援チケットを購入した)と言えるスバルも僅差で優勝は逃したものの、最後の最後まで熱い走りで観客を沸かせてくれましたし(グランドスタンドはスバル応援エリアからの観戦で、対象のマシンがグランドスタンド前を通過する時に応援フラッグを振ったりして一体感があったので楽しかった)、レース内容も含めてこのSuperGT第3戦オートポリスを楽しみきれたと思います。5年振りながら、やっぱりレース観戦は現地で味わってナンボだな、と感じることも出来ました。

Img_2016s  帰路の途中、再びコンビニに寄って購入したのは「トラキチ君」。「ブラックモンブラン」と同じ竹下製菓の商品。こちらも懐かしさを感じる味で、最後の最後まで九州地方を満喫…と思ったら、帰りの熊本空港の新たなフードコートで目に留まった「不知火やきそば」も食して、レース観戦以外の部分も限られた時間の中で満喫出来たかな、と思います。

 初めてオートポリスに足を運んだ1991年から25年も経っていることに驚きですが、今回で5回目となるオートポリスは「帰って来た」と思えるほどに馴染んだサーキットでありました。自分がレース観戦で遠征したサーキットの中では最多で(鈴鹿よりも多い)、旅行を兼ねた気分転換という意味でもその機会を大事にしています。4年のサイクルを守る為、次回は3年後に行く計画が立てられれば良いな…と思っていますが果たして…?

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