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2017年8月27日 (日)

「アニメロサマーライブ2017」3日間参加

 夏の定番ライブとして定着し、今回で13年目の開催となるアニメロサマーライブ(以下、アニサマ)。自分は今ではアニメソングを多く聴いて知っているとは言えない為、豪華な出演者と言えども知らない歌を心底楽しむというのは敷居が高いということから、これまで参加したことは殆どありませんでした。

 2014年、「アイドルマスター」のメンバーがアニサマに出演、しかも765PRO ALLSTARSだけでなく、シンデレラガールズやミリオンライブ!からも参加するという非常事態。「これは参加しなければ!」と思い、他の出演者が誰かなんてことは気にもせず申し込み、参加が確定。これが自分のアニサマ初参加となり、知らない歌や然程触れていないアーティストも多い中で思ったよりも楽しめ、目に耳に留まったパフォーマンスも多くあって、また機会があれば参加してみても良いかな?と思えるものになりました(自分の中の敷居が下がった感じ)。

 2015年は「アイドルマスター」関連の出演はあったものの、出演者のバランス的に少々敷居が高く感じて不参加。この年は「アイドルマスター」と「ラブライブ!」のコラボがあって大きく沸いた様で、それは見届けたかったかな…とは思ったけれど。

 そして2016年は自分的に明示的に田所あずささんを応援し始めていたり、テレビを買い替えてタイムシフト録画が出来る様になった関係で気軽にアニメを多数観てみたりしていて、その田所あずささんがアニサマにソロで出演すると言うからには見守りたいと思った他、その日の出演者が丁度観ていた作品の主題歌を担当されたりして歌まで知っている方々も多かったことも手伝って2年振りに参加を希望し、無事に参加が叶いました。偶然にも「シンデレラガールズ」もその日の出演がアナウンスされ、自分的にはかなり手応えのあるライブになりました。やはり知っている歌の方が気持ちは上がりますね(笑)。

 ここ数年は3日間開催となっているアニサマですが、「参加したい!」と強く希望する日が3日間の中に複数あることは無く(知っているアーティストの出演日がばらけると参加意欲が下がる)、元々「この人が出演するなら絶対行く!」というレベルで応援しているアーティストが多くない自分にとって、そもそも出演することも稀という状況ですから尚更です。しかし、2017年はちょっと様子が違い、第一弾の発表時点で「Pyxis」と「アイドルマスターミリオンスターズ」という自分の中では「見守らなくちゃ!」という気持ちが湧き上がるアーティストが出演しており、更には「アイドルマスターSideM」も名を連ねているという、自分にとってはかなり素晴らしい顔ぶれ。しかしながら、全員違う日に出演するということから熟考を重ね、初日(PyxisとTRUEさん)と2日目(ミリオンスターズとfhana)を申し込み、チケット確保することとなりました。

 後に追加アーティストの発表がなされ、2日目には「キラキラ☆プリキュアアラモード サマーセッション」が加わり、初日には「ClariS」が加わったりと、自分的には楽しみが増すアーティストが追加となって嬉しい限り。特に2日目の「プリキュア」では宮本佳那子さんの出演が決まり、復帰してからこんなに大きな舞台で彼女のパフォーマンスが体験できるなんて最高です。2日目はミリオンスターズ目当てで決めた参加ではありますが、裏テーマ的に”宮本佳那子さんの復活を見守る”ということが命題となりました(笑)。

 開催日が迫る中、3日目のチケットを余らせている友人から相談があって、結果的に3日目も参加することになり(汗)、初の3日間連続参加(元々の2日連続も初の経験だったのに(笑))が確定。その2週前には「シンデレラガールズ」の5thライブで同会場に来ていることから、こんなに短期間にさいたまスーパーアリーナに通うのも初めてという、何とも慌ただしくも凄いスケジュールを組んでしまいました…(実はアニサマ後も続くんですが、それはまた別の話ということで…)。

 開催日が近づく中、もう付け焼刃的に知らない出演アーティストの曲の予習をしても極端に楽しさが変わる訳ではないと理解しているので、とにかく「楽しむ!」という気持ちを持って臨むことだけを考えて、自分の初”アニサマ3日間通し”の幕が上がりました。
 ちなみに、3日間通して諸注意は「けものフレンズ」の新作映像が担当してくれていました。朽ちたさいたまスーパーアリーナが登場したり、結構凝ったフィルムになっていました。

■1日目:17/44 (39%)

 出演アーティストはそこそこ分かるのと、唄われるであろう楽曲も恐らく半分くらいは分かるんじゃないか?という状態だったので、それ程心配していなかった初日。しかし、そこはアニサマですからどんなサプライズが用意されているのか分かりません。まぁ、何が来ても楽しむ心構えを忘れずに!…と思っていたら、開幕からサプライズ! 告知されていなかったSOS団の登場で「ハレ晴レユカイ」が披露されるとは!! 作品にも歌にも特別思い入れは無いけれど、当時の過熱振りは良く覚えているし、周囲の声援の大きさからも大成功のサプライズでしょう。2017年のアニサマが「THE CARD」という副題を付けていることで、1枚目に切ったカードが結構なパンチの効いたものだという事からも、この後どんな展開が待っているのか全く想像出来なくなりました(笑)。流石に茅原実里さんが出演するからと言ってSOS団に結びつけることは私には出来ないかな。
 その後も怒涛の勢いで進行するセットリストは、自分が曲まで知っているアーティストが比較的続いて、PyxisやClariS、はっしーにTRUEさん、Minamiさんまで! それぞれのステージが一曲入魂的ステージなので、こちらもそれに対する礼儀としての全力応援で返していると序盤なのに既に汗だく…っていうか、会場内暑すぎ!!
 初日で印象に残ったのは、田村ゆかりさんとOxTがコラボして歌った「バラライカ」(笑)。「きらりん☆レボリューション」という作品は少なからず応援していた?し、今でも意外に楽曲は方々で歌われていたりするので不思議な感じです。で、ここでもまさかのバラライカ。原曲を唄った久住小春さんも喜んでいることでしょう(笑)。
 その他ではPyxisがカバーした「プラチナ」とTRUEさんとMinamiさんがカバーした「DreamRiser」という意外且つ納得なカードと、友人が見事に予想的中させたmotsu兄さんの登場と田村ゆかりさんとで歌う「You & Me」でしょうか。はっしーの「ユー&アイ」に対抗する意味もあったのかもしれませんが、多彩で楽しいステージでありました。後は「BanG Dream!」から出演のRoseliaの演奏も含めたカッコ良さに「本業が声優」ということを忘れてしまうくらいでしたし、「ラブライブ!サンシャイン」からのAqoursは、μ'sで築いた世界は踏襲しつつも彼女たちの世界もちゃんと持っていると感じられて素直に凄いな、と思えたことも特筆しておきたいところです。あ、OxTのステージで野球繋がりということからPyxisが登場し、恒例の(?)トスバッティングでサインボール飛ばしをやっていたことも残しておきましょう(笑)。

■2日目:17/45 (38%)

 初日同様、出演アーティストはそこそこ分かるのと、唄われるであろう楽曲も恐らく知っているという状態だったので、お目当てのアーティストをメイン据えつつ楽しみきる準備が出来ていた2日目。本命のミリオンスターズと命題の宮本佳那子さんが出演する日ですから気持ちも上がる訳ですが、初日が思いのほか楽しめたので2日目もそういう楽しさに期待!
 2日目は開幕から最後まで手堅く進んでいる印象がありました。出演メンバーから友人が予想していた組み合わせや披露楽曲などがかなり的中していて、そういう意味でも観客の期待に応えた形で進行したライブだったのかな?と思います。そんな中で自分の本命である「ミリオンスターズ」は大トリ1つ前を立派に務め、その名とパフォーマンスをしっかりとアピール出来たのではないかと。ただ、直近で配信された「シアターデイズ」からの出展曲で固めると思いきや、表題曲「Brand New Theater!」以外は全てゲーム未実装曲という展開(一応、イベント中である「Shooting Stars」は選曲されたけれど)には驚かされましたが、それでも「ミリオンライブ!」の楽曲の多彩さを魅力として伝えることには成功した…と思っています(笑)。
 そして待望の「プリキュア」ステージは、オープニングを駒ちゃん、2ndエンディングを宮本佳那子さんがそれぞれフル披露し、後はプリキュアの6人を加えての1stエンディングをライブ仕様で一緒に唄う流れで最高のステージを披露してくれたと思います。中でも復活した宮本佳那子さんの大舞台てでの晴れ姿! 最初、ポップアップで飛び出して来た時に驚くと共に、元気な姿を目の当たりにしてちょっと目頭が熱くなっていました。堂々たる歌唱は勿論、観客のリードや全身でステージを楽しむ姿など本当に気持ちが真っ直ぐ伝わって来て、心から「良かった!」と言えるものでした。そんな彼女をこれからも見守って行きたいです。
 その他ではfhanaがやはり自分にとって唯一無二のステージを届けてくれて、fhanaにとって特別な存在の「ムーンリバー」、最新曲「Hello! My World!!」に加え、ダンス動画再生回数1,200万回を超えた「青空のラプソディ」を皆交えて歌い踊っていた光景を見届けることが出来て本当に嬉しかった。fhanaの4人は本当に個性派ぞろいで楽しいアーティストだと再認識。
 本命以外では、奈央ぼうの1stアルバム発売&武道館ライブ決定に驚かされ、冗談の様なユニット「Minorin Mimorin」が見れたり、スフィアがまさかの「Super Noisy Nova」を唄ってくれたり、i☆Risのパフォーマンスにちょっと驚かされ、蒼井翔太さんの男性とも女性とも取れる独特の存在感に驚かされ、DJ KOOさんがキンプリと組んだり、氷川きよしさんの突然の登場とその歌唱、トーク、コールそれぞれが激アツで楽しくて…と、何だかんだ言って2日目も自分的にに満額楽しむことが出来たと言える手応えに大満足でした。

■3日目:06/43 (14%)

 行く予定は無かったのに行くことになった3日目。出演アーティストとしてはほぼ全て分かるのに、披露されるであろう楽曲を殆ど知らないという3日目。自分にとっては、最もどこまで楽しめるか未知数のステージとなる3日目。唯一の拠り所となるSideM以外の楽しみ方が鍵となるこの日、結果的に「楽しもう!」と思って知らない曲でも臨めば、曲展開が分かりやすかったり、1番を聴けば2番以降は比較的会場と一緒になって楽しめる、といった術をこれまでも積んで来ていることもあって、思ったより楽しめたかな?という手応えは得られました(流石に初日や2日目と同じ汗の量にはなりませんでしたが(笑))。
 SideMの登場がほぼ序盤だった為、終わってしまった後はどう乗り切ろうか本気で心配しましたが(笑)、たまに知っている曲があったり、知らなくてもステージのパフォーマンスを見たり周囲の熱量を感じていたりするだけで楽しかったり感心したりすることも多いので、何とか乗り切れたという感じです。本当に沢山のアーティストが居て、沢山の楽曲がリリースされているんだなぁと感じると共に、それぞれにファンや支持する人も多く付いていることが改めて凄いな、と思いました。その中に於いてSideMはまだまだ会場を湧かせられていない(逆に言えば、これからもっと湧かせられる!)と感じたので、10月からのアニメ放映で多くのファンが付いて、素晴らしい楽曲に触れる機会が作られたら嬉しいな、と思いました。今回のアニサマ出演でのパフォーマンスはメドレーながらも、ポテンシャルは見せつけられたのではないかな?と。
 その他では、それぞれ熱量の高いステージで楽しませてくれていて、奥華子さんは「一番のヒット曲!」として「お部屋探しMAST」を弾き語り、活動を重ねて来た貫禄すらあったミルキィホームズやWake Up,Girls!も目に留まり、流石の熱量だったLiSAさんや水樹奈々さん、ZAQさんの”夢”への想いを語るトークなど、それぞれに印象深いものはありました。その中で最も特筆しなければならないのは、カーテンコールの際に皆でテーマ曲である「Playing The World」を唄う中、内田雄馬さんと内田真礼さんの姉弟が肩を組んで歌っている仲良し姿がカメラに抜かれて、会場大盛り上がり!ということでしょう(笑)。その二人を引きはがそうとするすみぺもいい味出してましたし、3日間のグランドフィナーレに相応しいピースフルなシーンでした。

■総括

 3日連続さいたまスーパーアリーナに通う事も然ることながら、毎日5時間クラスのライブ(しかもフェス)を全力で駆け抜けるという経験も初めてなので、これを毎年10年以上続けている友人の凄さが改めて分かりました(笑)。初日と2日目は自分も掻いた汗の量が中々に凄く、アイマス10周年ライブの2日間の次に数えても良いくらいの実感です。それだけ楽しめたということだとは思いますが、これまで参加した2回よりも入場時のセキュリティや場内の監視なども含めて割と厳しく、あからさまな迷惑行為や度を越した応援、スマホ利用などはかなり潰してくれた様でしたから、それが快適さを生んでいたのかもしれません。
 3日間で座席位置はそれぞれ異なり、自席の周囲に居る客層もそれぞれでしたが、フェス形式の宿命とも言える「自分の関心が高いアーティストのステージは目一杯はしゃぎ、それ以外は地蔵ないし着席して暇そうにする」という人がそこそこ目立っていたことがとても残念でした。自分も良く知らないアーティスト、全く知らない曲は各公演半分以上な訳ですが、それぞれ楽しむ気持ちを持って臨むことで発見出来るものがあったり気に入ったりすることもあるので、折角現地参加しているのですから、満額楽しむ姿勢で臨んでくれたらな…と願わずにはいられません。それだけの価値あるパフォーマンスを全てのアーティストが届けてくれているのですから。
 それと、ライブハウスでのオールスタンディングライブでありがちな、地下アイドル系では定番(?)な応援スタイルは、あまり見かけなかったのが不思議でした。会場規模が大きいから薄まっただけなのかもしれませんが…。その分、と言っては何ですが、サビに入るとUOグルグル、DメロになるとUO投入といった、いつの間にかテンプレ化している楽曲イメージやアーティストカラーにそぐわないUOグルグル勢がとても多く、3日目は自席の周囲がこういった客層で固まっていて、眩しいの何の(苦笑)。そうした客層はSideMの時はかなりの数が地蔵だったり…。まぁ、自分の楽しみを極端に阻害された訳では無いので良いのですが、2日目は座席範囲を超えた手振りや振りコピで自分の視界がかなり遮られたので、ガードを固めつつ牽制しなければならなかったのは辛かった(大抵、こうした行為をしている輩は若い奴が多い)。初日は前列の輩が通路側であることをいいことに中々やんちゃに飛び跳ねて視界に目障りだったのが本当に嫌でしたね…。結局、暴れたい奴は自分のご贔屓アーティストの時だけ「自分が楽しければそれで」ということで目一杯暴れるのが、とても嫌な参加意識なんですよね。これはアニサマに限らないけれど、アーティストによってそういう輩のオンオフが激しいからこそ目立つんでしょうけれど。それでも3日とも楽しみの方が勝った(そこまで実害被らなかった)のが良かったです。

 来年以降の参加はスケジュール次第ではありますが、また興味があって見守りたいアーティストが集う日があれば参加したいな、と思っています。この3日間を駆け抜けた、関係する全ての方々にお疲れ様でした!

【付録:セットリスト】

 → アニサマ公式サイト

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