« 2018年4月 | トップページ | 2018年6月 »

2018年5月

2018年5月26日 (土)

「村川梨衣 2ndRiELiVE ~梨の季節~ 『RiESiNFONiA』」参加

 村川梨衣さんの2ndライブ「RiELiVE ~梨の季節~ 『RiESiNFONiA』」に参加しました。

 村川梨衣さんのソロアーティスト活動に興味が無かった訳ではないものの、物凄く熱量が上がる切っ掛けも特に無かったために昨年行われた1stライブには行かなかった(翌週田所あずささんの水戸公演参加が控えていたことと、結局1stアルバム「RiEMUSiC」を手にしなかったのが理由)ので今回の2ndライブが初のりえしょんワンマンライブへの参加となりました。

 1stライブから2ndライブまで約1年、何故今回は参加するに至ったのか。大きな理由は昨年末に参加したライブ「Holy Party Night」での体験と、その準備の為に1stアルバム「RiEMUSiC」を聴いて手応えを感じたから。ずっと自分の中心にあった「アイドルマスター」関連があまりに大きく広がり過ぎて追いきれなくなった為、コンテンツに囚われず「自分が今、本当に聴きたい音楽」を聴くように変化した中での出会いでした。

 音楽制作がZERO-Aということで、自分が積んで来た中でPyxisや山崎エリイさんの音楽があり、今回のりえしょんの音楽もまた、彼女の持ち味を引き出しつつ挑戦した面も感じ取れたことで「1回ちゃんとライブ体験してみても良いかな」と思っていた中に発売された2ndアルバム「RiESiNFONiA」(今回はちゃんと発売日に購入)が想像を超える仕上がりで、「これは是非とも体験したい」と高まったことから参加を決めて無事にチケット確保。晴れてライブ当日を迎えられました。

 2ndアルバム発売記念の招待イベントにも当選し参加した、自分にとって初のりえしょん単独イベント「RiETiON Premium Live Party!!」がライブへ向けて良い弾みを付けてくれたこともあって、ライブまでの間にしっかりと楽しんで準備することが出来ました。ライブの3日前にリリースされた5thシングル「Distance」もキッチリ聴き込んで、初参加のライブとなるのに特別不安は無く全力で楽しむ気満々!(^^) そんな中でも唯一不安なのはサインライトの切り替え。りえしょんの希望や過去の実績などからも結構細かく「この曲はこんな感じで」というのが決まっている様子で、初参加としてはどこまで自分が反応速度を上げられるかが分からない。ただ、アイマス系ライブへの参加経験値で対応出来るであろうと信じるのみ(なので色切り替え1本で対応することを考えず、単色複数の持ち込みで対応することに)。

 ライブ開催当日。物販は気張って行かずとも到着時点で売っているものの中から購入できるものを選ぶというスタンスで、物販終了30分前くらいに現地到着を目指して行動開始。
 会場となるパシフィコ横浜は一時沢山足を運んでいたものの、最近はパッタリ。最後に来たのが約5年前のアイマス8周年ライブ横浜公演以来(^^;; かなりご無沙汰ではありますが、行き方はちゃんと覚えていました(笑)。久し振りに見る国立大ホールの佇まいに懐かしさを感じつつ、ガラガラの物販コーナーへ。すると、マフラータオルは売り切れ、Tシャツも選択の余地がほぼ無いという状況で、噂の武器たちは全て残っているという予想外の展開…って、タオル持って来て無いんですけど…(>o<)。まぁ、フェイスタオルくらいは持っているので何とかなるかな…。ということで、速攻で物販ミッション終了。開場まで1時間くらいは海を見ながらのんびり待ち、定刻17:00を過ぎた頃にホール内へ。
 5年振りのパシフィコ横浜は外観やロビーこそ懐かしいものの、ホール内は新鮮さを感じるくらい。座席は1Fのきもち前寄りの中央付近でステージが肉眼で十分に見えるくらいの距離で初参戦の自分には勿体ないくらいの位置。ステージ上は4本の柱が青白い光を放ち、その光にぼんやりと照らされたドラムやキーボード等のバンドセットが静かに演奏の時を待っていました。客入れBGMは何かのサウンドトラックの様で、例えば「テイルズ オブ」や「グランディア」等でタイトル画面が表示されている時にスタートボタンが押されるのを待っている時のような音楽(笑)が流されていて、場内はライブが始まる時の感覚よりも演劇が始まる時の様な雰囲気たっぷり。
 座席に着く前に場内では今日のライブ中で「虹をりえしょんにプレゼントしよう」という有志の企画チラシが手渡され、事前にその活動を知っていたこともあって「喜んで参加させて頂きます!」と受け取りました。内容としては「Re:Emotion」が流れた時に座席を7ブロックに分けてステージから縦に7色の虹を再現しようというもの。歌詞の中にある「70色の虹」にちなんだものではありますが、りえしょん自身もそのイメージを思い描いていることが語られているからこそ、イメージではなく形として届けたい。偶然にもパシフィコの座席ブロックが7つある奇跡。これがライブ中に完成した時、きっと会場が1つになる。その自分もその力になれるなんて光栄の極みです(^^)。
 開演までの間、何度か諸注意アナウンスがあったのですが、活舌が悪い方のか焦っていたのか「演出の都合上」が「えんしゅつのちゅごうじょう」と必ずなっていたり、途中言葉が飛んで意味が分からなくなったりして、別の意味で印象に残りました(^^;;

 開演定刻となりステージ暗転。バンドメンバーの方々がステージ入りしそれぞれポジションへ。そして始まる「Graceful」の前奏、続いて姿を現す我らがりえしょん! ステージが明転してライブ開幕!!

 今回の2ndライブは2ndアルバム「RiESiNFONiA」が中心である…と言うより、そのものと言っても良い内容であると思っていただけに(1stアルバムの曲も色々混ぜてセットリストを組むと2ndアルバムとして創り上げた世界観がブレる気がするので)開幕曲の「Graceful」は当然の流れ。アルバムの収録順に展開しても良いと思いますが、そこはどう構成して来るのでしょうか。ちなみにりえしょんは、白と黒のトップス、真っ赤なスカートというロックスタイルの衣裳を身に纏っていて、とてもお似合い。可愛いしカッコいい。

 1曲目を終えてMCに入るのかと思いきや、続けざまに「水色のFantasy」へ。アルバムと同じ流れをこのまま続けるのかな? 2曲目が終わってMCに入るのかと思えば「ぶち上がる準備は出来てるか!?」とりえしょんに煽られて始まる「レクイエム -Requiem-」で一気にヒートアップ! 柔らかく始まったライブも3曲目で一気に爆発させ、りえしょんの持つ歌の表現の多彩さを初手から味わうことに。ピンク、水色、そして赤と1曲ずつ染まる会場のサインライトが音との一体感をしっかりと演出出来ていて気分も高揚しました(^^)。

 連続で3曲を歌い終えたところでMC。トークは完全にりえしょんで、これまでパフォーマンスしていたのは”村川梨衣さん”というのが言い得て妙。りえしょん独特の緩急のあるトークは、こちらに投げかけて反応を得たいのかと思えば全く別のアプローチに転じて思わず笑ってしまう、ラジオ等でお馴染みのりえしょんの姿がそこにあり、これは一度味わったら癖になるトークだなと再認識。このパフォーマンスとMCのメリハリ感(?)は田所あずささんにも似ている気がします(りえしょんの方がギャップ凄いけど(笑))。

 「ガンガン行きます!」とライブ再開すると、始まったのは「Re:Emotion」。会場全体が「ここだ!」という空気に変わり、一斉にブロック毎に割り当てられた色のライトを掲げると、パシフィコ横浜に出現する縦割りの虹!(のはず!) 自席からではその全体を見渡すことが出来ないのでその光景の全貌は分かりませんが、左右を少し見るだけでもブロック毎に色が分かれているのを感じられるくらいでした。パフォーマンス中、出来上がったであろう虹に反応することはなかったりえしょんですが、きっと届いているはず!

 「Re:Emotion」の後奏で一旦ステージ袖に捌けたりえしょん。バンドメンバーも捌けたので「衣裳チェンジ?」と思ったら次の楽曲がオケで流れ始め、りえしょんだけ前奏で戻って来るとハンドマイクを持たずにインカムモード。ここから怒涛のダンスパフォーマンスが展開! 「Night terror」「月のlx」「硝子の扉」「光のイグジット」と歌唱だけでなく、りえしょん渾身のダンスパフォーマンスで各曲の世界観を表現。CDよりも感情が乗っていると思える熱量の高さも相まって見守るこちらにも力が入り、時に胸が苦しくなるくらいに感情を揺さぶられ瞬きや呼吸を忘れるほどに魅入られました。特に「硝子の扉」は個人的に最上級で、心を鷲掴みにされました。まさかここまで喰らうなんて想像していなかっただけに「あぁ、これはハマったな…」と実感しました(笑)。

 4曲立て続けのダンスパフォーマンスを終えて舞台袖に捌けたりえしょん。今度こそ衣裳チェンジかな?と思っていた中で始まる「どんな時にRiEMUSiCを聴きたくなる?」というTwitterで募集したアンケート結果の紹介(勿論録音(笑))。色々なエピソードや印象を紹介してくれましたが、総じて聴き手の”好き”が詰まっていて、ライブの小休止をテンション落とすことなく楽しく待つことが出来ました(^^)。

 再登場したりえしょんが身に纏うのは白基調のファンタジックな虹モチーフ(?)の衣裳。その衣装にとてもマッチした雰囲気の「恋するパレード」を披露。「1stアルバムから?」と思ったものの、よくよく考えれば2ndアルバム初回限定盤Aに付属のBlu-rayに「恋するパレード」のMVが収録されていたな、と気づき「あぁ、なるほど」と。ちなみにまだインカムのままで、引き続きダンスパフォーマンスを披露。先程とは打って変わって可愛らしさが滲み出ていて、観ている者を魅了。しかし、ここからいきなり雰囲気が一変。舞台袖に捌けたりえしょんが手にして戻って来たのは扇子。そして、最もその披露の瞬間をワクワクして待っていた「Bright」が! CDだと折角の歌唱のボリュームが控え目で収録されていたものの、このライブでは流れている楽曲を圧倒するボーカルに加え、扇子での殺陣を披露するりえしょんが強烈に目と心に焼き付き、息を呑んでそのパフォーマンスを見守るだけでした。その迫力たるや、ライブというよりもミュージカルそのもの。そのまま「辿り着く物語(せかい)は」へ続き、恐らく今日のライブの山場と思しき2曲の披露にただただ圧倒されました。正直予想以上のものを体験させて頂けました。

 怒涛の楽曲披露が続いて、久し振りMCタイム。再び村川梨衣さんからりえしょんにバトンタッチ(笑)。あれだけ激しいパフォーマンスが続きながら、涼しい顔しているりえしょんに驚かされつつ、本当にこのMCタイムでの不思議空間を楽しめるのが唯一無二の存在だな、と感じていたところに「残すところ後2曲となりました」とりえしょんからの衝撃発言! 会場中物凄いボリュームの「えーーーーーー(ToT)」という悲痛の叫びが。ここまでの体感10分くらい?と思えるくらいにあっと言う間。でも、りえしょんの「終わりがあるから次が始まる」という言葉に深く感銘を受ける会場の皆とパシフィコさん(笑)。ということで、最後に向けて煽りに煽るりえしょんですが「最高の声出す準備は出来てるのか!?」「本当に出来てるのか!!??」という、よくあるライブの掛け合いに於いて最後に放ったのが「今日の夜は何食べるのかな?!」と投げかけ、口々に返すしかないズッコケモードに「ごめんごめん」と一際笑顔が連鎖する会場の一体感も心地よく、最後は「Tiny Tiny」と「帰れない場所へ」を続けて披露。本当に2ndアルバム「RiESiNFONiA」を軸にしたセットリストだったな、とここまでの流れで実感。既に満足度で言えば100%に到達しているライブに、初参加ながらここまで楽しめていることが嬉しくてたまらない。

 ライブ本編を終え、ありがとうを伝えながらステージを後にするりえしょんとバンドメンバー。そして余韻に浸る間もなく勃発してしまう(苦笑)アンコールコール。それはすぐさま”りえしょん”コールとなり、走りそうになるコールを極力正しいリズムでクラップし続けて何とかギリギリ走らずに済み、しばらくしてバンドメンバーがステージに戻って配置に着くと、コールも一際ヒートアップ。そして改めてりえしょんがステージに舞い戻り、流れて来たのは「Anytime, Anywhere」! 「ここから1stライブもプレイバックか!?」と冗談は過りましたが(笑)、1stに参加しなかったからこその想いもあって、この貴重な機会を満額楽しむだけでした。ちなみに、ライブTシャツの様な別デザインのトップス(ピンク)に白黒のスカートというラフな衣装で登場したりえしょんは、最高の笑顔を僕らに届けてくれました(*^^*)。バンドメンバーはライブT各色。

 唄い終えてMCへ。「アンコールありがとう。みんなの声、届いてたよ!」と嬉しそうなりえしょんが、次に触れた話題が「そういえば、さっき…奇跡が起きてたよね…?」と言うが早いか、会場に改めて掛かる虹! 改めてその光景に触れたりえしょんの喜びの声を聞き、ひと際大きな歓声に溢れる会場。きっと誰もが「良かった」「嬉しい」を感じていたと思います。しっかりとりえしょんに届けることが出来たのも、企画・準備を進めて形にしてくれた発起人の方々と、それを形にしてくれた多くの皆さんが居たからこそ。参加した者として、関わった全ての方々に改めて感謝の気持ちが湧きあがり、沢山の”ありがとう”を込めて拍手を贈りました。
 続いて発売されたばかりのシングルの話となり、「ヒナまつり」チームで一緒の中島ヨシキさんと河西健吾さんから「パシフィコ、温めておいたから」と言われたエピソードも語られ(丁度、週頭に「アイドルマスターSideM」のイベントがパシフィコで行われた)、作品に携わるメンバーが仲良しであることを語りつつ、ここで新曲「Distance」の披露! 「楽しい!」という気持ちが溢れている歌唱と笑顔に、会場中に繋がれる笑顔の連鎖。
 再びMCとなり、ここでバンド紹介。バイオリン、キーボード、ドラム、ベース、ギターとそれぞれがプロフェッショナルなところを”残念な曲”をベースに披露(笑)。りえしょんに「その曲、先祖から”残念”を受け継いでるんですけど」と言われながらも、プロのパフォーマンスでその印象を拭い去るのが素晴らしく、良くあるバンドメンバー紹介とは違ったやり方(ビートを刻んで各ソロが乗っかるタイプじゃなく、一人ひとり自由)というのが個性的だな、と。
 そして再び「次が最後の曲です」という本日2度目の衝撃通告!(ToT) 本編の時と同様かそれ以上の客席からの驚嘆に「始まりがあるから終わりが」と言った後、「あ、いや逆!終わりがあるから始まりがある!」と完全に格言化したりえしょんからのお言葉を頂戴し、最後は「みんなと一緒に唄いたい!」ということで選曲されたのは「Baby, My First Kiss」! りえしょんの記念すべき1stシングルの1曲であり、りえしょん楽曲の中でも掛け合い部分がシンプルに楽しめると感じる1曲。今日のライブの集大成で締め括りの一体感を全身で味わいつつ、この光景を胸に刻んで行きました。

 公演の全てが終了し、バンドメンバーも前に出て来て締め括り。大きな拍手で感謝を伝えてお見送りした後は、残ったりえしょんに対しても大きな拍手で感謝を伝えてお見送り。「3rd、4th…と続けられる様に頑張ります!また梨の季節でお会いしましょう!」と約束してくれたりえしょんの表情からも今日のライブを全力で楽しんだことが伝わって来ました。初参加の自分が全力で楽しむことが出来たのも、ステージ上のパフォーマンスや演出も勿論あると思いますが、観客側が創り上げた空気の力もあると感じています。「良いライブを創りたい。一緒に楽しみたい」という根っこがあるから虹を掛けることが出来ただけでなく、各曲のサインライトの色の統一感やコール等の一体感(自席から通路を挟んだ横に迷惑ジャンパーは居たけど(苦笑))は特筆したい部分です。よくある型にはまったオーイング+クラップ二拍とか家虎は存在せず(咲クラや走るクラップは一定数居たけど…)、UOグルグル系は全然居なかった。全体としてストレスを感じることがなく、寧ろ十分な一体感を楽しむことが出来たのが嬉しかったです(^^)。今後も機会があるなら是非参加したい、そう思えたのは収穫でした。

 最高の2時間を創り上げた、関係する全ての方々に感謝を。

【付録:セットリスト】

  1. Graceful
  2. 水色のFantasy
  3. レクイエム -Requiem-
  4. Re:Emotion
  5. Night terror
  6. 月のlx
  7. 硝子の扉
  8. 光のイグジット
  9. 恋するパレード
  10. Bright
  11. 辿り着く物語(せかい)は
  12. Tiny Tiny
  13. 帰れない場所へ
     
    (アンコール)
  14. Anytime,Anywhere
  15. Distance
  16. Baby, My First Kiss

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2018年5月20日 (日)

「Pyxis 3rd Anniversary Party 2018 ~Alice & Alice~」昼夜参加

 豊田萌絵さんと伊藤美来さんの二人ユニットであるPyxis結成から早いもので3周年。結成のその瞬間に立ち会うことは残念ながら出来なかったものの、StylipSからのご縁で注目し声援を贈って来た二人であり、今でも自分の中で重きを置くユニットの記念すべき日。そんな”Pyxisのお誕生日”をお祝いするイベントに参加して来ました。

 昨年はSuperGTの観戦に熊本まで行っていた関係上、2歳のお誕生日をお祝いする場には居られなかった(イベント開催日が後出しだった)ので、ある意味久し振りのイベント参加。最近、Pyxis関連のライブやイベントがある日にどうしても譲れないイベント事が重なってしまうことも多く、昼夜両公演に参加するのも久し振りです(2017年1月のライブ以来…!)。

 今回の会場のなるのは新宿BLAZEということで、バリバリのライブハウスだけに今回は着席スタイルじゃなくてオールスタンディングなのは間違い無さそう。まぁフルライブじゃないとはいえ、ライブコーナーがあることを考えるとオールスタンディングには不安を覚えてしまう印象はありますが(苦笑)、そこは集う皆さんを信じるしかありません。取り敢えず、前方中央付近に行かなければそこまで辛い状況にはならないはずなので、後はオーディエンスの反応を許容できるか否か…だけ(^^;;

■先行物販~昼の部

 イベント当日は快晴。ただ日陰だとちょっと肌寒い。それでもお誕生日イベントの当日が晴れというのは嬉しい限り(^^)。これまで通り、物販開始の1時間前現着を目指して行動開始。今回、いつもより物販時間が30分くらい長めに取られている気がするので「物販終わったら食事の時間も無く入場」という悪夢は見ないで済むと思っていたら、開始時刻が20分ほど遅れる始末(苦笑)。原因は分かりませんが、定刻を守る様な努力はして欲しいなぁ…。

 今回は3日後に発売を控えた3rdシングル「LONELY ALICE」にちなんで、タイアップ作品である「ありすorありす」にちなんだグッズのTシャツやタオル、ブルゾンのデザインがPyxisの二人をアリスに見立てたものになっていてなかなかお洒落。

 開始40分ほどでミッションを終え(バーコード読み取りの端末使用に進化(笑)…って前からでしたっけ?)、昼の部開場までの1時間半で昼食タイム。このくらい余裕があるのは嬉しい。ゆっくりと昼食をとった後は開場に合わせて会場前へ。

 丁度歌舞伎町の広場では出店があるタイプのイベントが行われていた為、新宿BLAZE入場の為の列形成のスペースがかなり狭く、一般の歩行者も通れる様にしなければならないことからも結構ごった返していた(せめてざっくりでも番号位置を示して並ばせていたらもう少し狭いスペースでもスッキリ入場させられたんじゃないかな…と)ものの、番号呼び出しは比較的スムーズに行われた印象。

 会場に入るとやはり座席無しのオールスタンディング(当たり前か)。今回は特にわんぱく広場も無く完全フリーということで、どの場所を確保するかは楽しめるか否かの死活問題。基本的には見た目で判断出来ることが多いので、その辺りを読み解いて2ブロック目中央左付近に位置取り。入場整理番号から想像していた位置よりも良い場所に着けた気がするけれど果たして?!

 客入れBGMはディズニー風…っていうかディズニー? 「ありすorありす」だけではなく、「不思議の国のアリス」「鏡の国のアリス」もイベントモチーフになっていることを予感させる演出は、今日のイベントがどんな内容になるのかを期待させるに十分なものでした(^^)。

 諸注意アナウンスが流れた後、開演定刻少し過ぎ場内暗転。「トキメキセンセーション」のライブで開幕! タオルを振り回して登場するお二人は「不思議の国のアリス」のキャラクターをモチーフにデザインされた衣裳を身に纏って可愛さ全開。イベントとはいえ、最初に会場を温めるに相応しい1曲が投入され、「あぁ、Pyxisのイベントに来た」という実感を存分に味わいました(今ではイベント以外でこの歌は殆ど唄われないですし)。

 歌を終えて最初のご挨拶。衣裳の話に展開し、ここで「不思議の国のアリス」のキャラクターをベースにしていると解説。萌絵さんが「わたし、何に見える?」と問いかけると「分かりませーん」と返って来て「え!?誰がどう見てもうさぎでしょ!」と楽しそう(笑)。胸の中央にあるハート型が印象的な三月うさぎです(*^^*)。一方、美来さんは帽子屋モチーフで凝った帽子の装飾と胸の大きなリボンにチラ見せ腹出しショートパンツ姿。自分でアピールした綺麗なおみ足は健在(*^^*)。お二人ともお立ち台に立って後ろの方にも見せて行くスタイルで、会場中の”可愛い”を一身に浴びていました。

 そんなトークの中、響き渡る良く知った前奏。「ハッピーバースデー」を会場で合唱しつつ、二段重ねのバースデーケーキが入場。「♪Happy Birthday Dear Pyxis~」とお誕生会であることをしっかりとアピールし、ひと際大きな声で飛び交う”おめでとう”と共に、割れんばかりの拍手。もう3年も経ったかーという思いや着実にここまで歩んで来た二人への労いと感謝が入り混じった感情で声援を贈りました。

 客席側との記念撮影をした後、そのまま退場してしまうケーキさんの上の苺をつまみ、お互いに「あ~ん」と食べさせる微笑ましい光景にほっこりしつつ(萌絵さんは口の周りに付いたクリームを美来さんに取るおねだりも(*^^*))、ケーキさんを皆でお見送り。大歓声でした(笑)。

 そして突入する最初のコーナーは「商品争奪双六対決」。ステージ後ろの幕が開き、隠れていた双六のマスとなるパネルが登場。各パネルには「不思議の国のアリス」の挿絵と企業名が載って、ステージの両端には「START」「GOAL」のパネルも。ここで、進行を助けてくださる方となる案内人「チェシャ」をステージに招き入れるため、皆でチェシャコール。すると登場したのは被り物をしたセカンドショット社長の小泉さん! 先週自身のプロデュースとなる番組の合同イベントを行ったばかりで、また今週もPyxisにお付き合い頂けるなんて「セカンドショットはPyxisに甘い」という噂を実感できる会場になること必至(笑)。小泉さん曰く、被り物は説明もなく机の上に用意されていた「あぁ、これ被って出るんだな」と受け止めたそうです。しかし、顎のバンドが止められない状態だと説明(笑)。

 そんな協力な助っ人が登場したところで「Pyxisの歴史は対決の歴史でもあります!」とこれまでの勝敗を説明しながら美来さんと萌絵さんの二人の闘志に火を付けてくれました…が、美来さんが10勝6敗1分でリード!と言った後、萌絵さんが自分の勝敗を言ってくれるのを待っていたらそのまま進行してしまったので「わたしのは!?」とツッコミを入れたら、小泉さんにも美来さんにも「美来さんの逆だから」とツッコミを返されてズッコケた感じでゲーム開始となったのが印象的でした(^^)

 Pyxisの3周年をお祝いして縁のある企業様から商品が用意されたので、それを美来さんと萌絵さんで対決するスタイル。双六と言ってもサイコロではなく、ここはアリスにちなんで1から3の大きいトランプカードが用意され、それを引くことで進行。止まったマスの企業様の商品獲得のため、各種チャレンジをクリアしたらその商品が獲得出来、取れなかった場合は次のチャンスに回り、取れた場合は次のそのマスに止まっても何も無しというもの。

 協賛企業はゲーマーズ、セカンドショット、オンキヨー、テイチクエンタテインメント(呼び忘れて観客から指摘された小泉さん。「後で正式に謝罪を」という一幕も(笑))、ゼロエー、文化放送、スタイルキューブの各社1マス(スタイルキューブのみ3マス)。マスの中にドクロマークが1つ存在するも、内容は止まってからのお楽しみ…ということで、先攻後攻のじゃんけん勝負! あいこスタートする仲良し振りは健在でしたが、最初は萌絵さんの勝利で双六開始!

 萌絵さんは順調に進み商品も獲得、美来さんは牛歩且つ萌絵さんが獲得済のマスに止まるといった実りの少ないターンを重ね、更にドクロマークにも止まってしまう散々な状況。商品として、ディズニーランドのチケットや高級牛肉、お二人が好きそうなCDや本など色々あって、それが本来欲しい方に渡らなかったりする光景が楽しく、獲得チャレンジとして挟み込まれるクイズ(3rdライブのセットリスト3曲目は?とか。でも見事正解する美来さん流石!)やゲーム(「落下するバトンをキャッチ」では萌絵さんが余所見している時にバトンを離した美来さんに猛抗議する場面も(笑))、対決(ババ抜きの最後のターン)も併せてとても潤沢に時間を使ったコーナーでした。

 中でも相性診断として、お互いを思ってカードの束にそれぞれ1枚ずつ入れたカードをシャッフルして、お互いのカードが隣り合ったら最高の相性、間に他のカードが入れば入るほどパーセントが下がるというゲームをしたところ、何と隣り合って相性100パーセント! これは観客だけでなく、本人たちも驚くくらいの凄さ。自分もちょっと感動して胸が熱くなった瞬間でした(*^^*)

 ちなみにこの相性診断、今回協賛してくれたオンキヨーさんの商品獲得のゲームだった訳ですが、これまで何かPyxisと一緒にやって来たことってあったっけ…?と思ったら、今回発表された「コラボイヤホン」の販売決定というニュースを持って来てくれました!(^^) ハウジングデザインも美来さんと萌絵さんをイメージした宝石とカラーを取り込み(ちゃんと立ち位置に合わせてる。説明ボードは間違っていたけど(笑))、パッケージもちゃんとデザインしてくれている感じでハイレゾイヤホンのエントリーモデルとしては良いかな?と。オンキヨー担当の方のノリも良くて、結構盛り上がったのが印象的でした(笑)。

 個人的に一番印象に残ったのは、萌絵さんのチャレンジの時に限り、流れるBGMがアリスの「チャンピオン」だったこと(爆笑)。萌絵さんも「そっちのアリスかー」と楽しそうでした。商品の中にもアリスのベスト盤CDがあったりしましたし。「不思議な国のアリス」のマニアックな本があったりと、美来さんと萌絵さんにちなんだラインナップが揃っていたものの、昼の部の商品の殆どは萌絵さんが獲得(ドクロに止まった美来さんは、ディズニーチケットも奪われてやさぐれモード)。そのまま先にゴールした萌絵さんの勝利となり、美来さんは萌絵さんの通った焼け野原を通過しただけになってしまう”完敗”でした(途中、美来さんの低迷っぷりに引くカードに手心が加えられたくらい(笑))。

 萌絵さん勝利で幕を閉じた双六対決。次の準備の為にお二人は一旦捌けて、ステージ上の諸々を片付ける時間はいつもの上映かな…と思っていたら、司会の小泉さんは残ったままでスタイルキューブ社長の野口さんを呼び込み! 何と急遽実現した「セカンドショット×スタイルキューブ」の社長対談にちょっと驚き。何を話すのかと思えば、ちゃんとPyxisについてのお話し(笑)。ここでも基本的には「野口社長に聞く美来萌絵対決」の様なもので、「どちらが○○か」という形式で一問一答。「良く食べるのは?」「食べるのが早いのは?」「物忘れが多いのは?」といった内容で進行する中、意外にも「どちらが」という回答は少なめで、普段応援している私たちが色々なところで見聞きする美来さん・萌絵さんの印象と全然変わらず、逆に言えばそれだけ素の状態でいつも活動してくれているんだな、と嬉しい気持ちが大きくなりました(*^^*)。本人たちの性格的なものもあるでしょうけれど、事務所に所属してからの育てられた環境的なものも大きくあると思うだけに、改めて野口社長には感謝しなければならないなと思った次第。

 ロフトプラスワンでのイベントかと錯覚するような雰囲気の中、準備が整ったということでライブコーナーが開幕! 1曲目は勿論(?)明後日に発売を控えた「LONELY ALICE」を披露。MVで着用していた専用衣装を身に纏い、MVで観たままの振り付けで歌い踊る美来さん、萌絵さん。キラキラの笑顔で生初披露という緊張感をも楽しんでいるのを感じて、コールも少しずつ形になって行くくらいの一体感が生まれていました。フルコーラスを聴くのも初めてですが、もうすっかり馴染んだ中村彼方さんの詞と山口朗彦さんの曲はしっかり楽しむことが出来ました。
 「LONELY ALICE」を唄い終えて、それぞれに感想を交えたトークと振付に関しての解説。随所に二人が考案して取り入れたポーズなどがある(ウサギのポーズは萌絵さんが、おサルさんのポーズは美来さん等)とのことで、そういった視点でも楽しんで欲しいという話から続いて、カップリング曲の「流れ星ハーモニー」の話になり「聴きたいですか?」との問いに反応薄い会場に対し「聴きたくないのー?いっぱい練習したんだけどなー」とは萌絵さん(*^^*)。ということで、出し惜しみ無く「流れ星ハーモニー」も披露!
 ラジオ等でしか聴いただけなのですが思っている以上に印象に残っていたのですが、ライブとして体験して初めて「?」と思った拍の難しさ。変則の拍子が展開しているみたいなので、これは聴き込まないとダメだなと。広がりのある楽曲と歌詞の世界観が心地よく、披露を終えた後のお二人のコメントも「Pyxisにぴったり」「インスト激押し(萌絵さん)」とお気に入りの様子でした(^^)。
 そして、キュートな恰好ながらもバシッとカッコ良く決めてくれた「Pinkie×Answer」、2ndアルバム表題曲ながらも意外と聴く機会が少なかったからこその熱量を生み出した気がする「Pop-Up Dream」と続き、会場も一気にヒートアップ。パフォーマンスも流石のお二人を堪能(*^^*)。

 そして無情の「次の曲がラスト」が宣言されて「やっとエンジン掛かって来たのに!」という悲痛の叫び声で埋め尽くされる場内でしたが「また次のライブが開催出来るように頑張る」と言ってくれたPyxisのお二人の想いを受け止め、最後は二人のPyxisとして歩みを始めた1曲でもある「Jewel」で締め括り。アルバム未収録ではあるものの、Pyxisのお誕生日には必ず歌ってくれるこの曲は「初心に帰る」という意味もあるのかもしれないな…と、自分がPyxisに声援を贈り続ける理由に向き合う機会にもなりました。

 ということで、美来さんからは自身の4thライブとバースデーイベントのお知らせを、萌絵さんからは猫ムックの発売についてのお知らせをそれぞれ済ませて最後はステージの右、左、真ん中で観客全員と目を合わせるように「ありがとう」を伝えてステージを後に。終演アナウンスが流れ、昼の部は終了となりました。双六対決が意外と長かったこともあって、予想よりも長い(丸々2時間の)イベントでした。退場時には恒例となったお二人からのメッセージカードを頂き、その後先程の告知内容が載ったチラシを頂きました(3rdライブの時と異なり、別々に頂くことに。袋に一緒に入れるとカードを落としてしまう事を配慮したのかも(3rdライブの時は何枚も拾ったので…))。

 ちなみに、昼の部のミート&グリートは落選でした(3番違い…(>o<))。夜の部はどうかな…。

■休憩~夜の部

 夜の部まで1時間半ほどあるので、あまり会場から離れないところで落ち着ける場所を探してそちらで休息。夜の部開場時刻に合わせて戻ると昼公演よりもちょっと人が少ない印象。チケットの整理番号も50番くらい早いということからも、昼の部の方が参加者が多かったのかも。程なくして入場し(この時点で夜のミート&グリートが落選であることを知り涙(ToT))、昼の部と然程変わらない位置取り(今回はステージ右寄り)。周囲を見ていると、夜の部の方が賑やかな印象。客層が少し変わった…?とちょっと不安(^^;;

 定刻ちょっと過ぎて夜の部開始。基本は昼の部と同様で変わった部分は…

  • 双六の商品およびマス目のお題とその過程・結果。商品はディズニーチケットの他、小泉さん曰く”引くくらい大量の”QUOカードの束、美来さん向けの「アリス」関連や萌絵さん向けの昭和歌謡関連などもまた別のものがあったりしました。
    ゲーム的には、「LONELY ALICEのMVで3カット目には何が映っているか」といったクイズに見事正解する美来さんだったり、「三代目J Soul Brothersのメンバーでないのは?」の三択クイズに直感で正解する萌絵さんだったり、3秒ストップウォッチでは小泉さんが開始の合図に失敗してぐたぐだな結果になって仕切り直したり(結果美来さんの勝利)、小泉さんの差し金でドクロマークにまんまと誘導された萌絵さんだったり(これでディズニーの目録を美来さんに奪われた(笑))、そのドクロマークに美来さんも止まってしまいQUOカードの束を奪った萌絵さんだったり、オンキヨーコーナーでは昼の部で獲得したハイレゾイヤホンに合わせてハイレゾプレーヤーがプレゼントで用意されたり、その為の相性診断ではカードの束から1枚カードを引き、同じマークで数字も連番なら最高というもので、これまた最高を引いた!…と思ったら数字は1つ違ったけどマークは同じという抜群の相性を夜の部でも見せ付けてくれたり(萌絵さんは最初「数字も連番!」と認識するも、JとKはアルファベットは連続してるけどトランプの数字だと1つ抜けてる(笑))、夜の部は美来さんが先行し商品獲得も順調で萌絵さんが後追いになりましたが、ゴールは萌絵さんが先に到達して勝利!
    しかし、最後の未獲得商品総取りとなる「ミッツ・マングローブさんの叔父は?」で萌絵さんは回答チャンスを活かせず、美来さんが答える直前に思い出すという悔しさ滲む敗北を喫し、試合に勝って勝負に負けた感のある夜の部の双六対決でした。
  • 小泉社長と野口社長の対談に於けるお題。「女子力高いのは?」「荷物が多いのは?」「テンション高いのは?」といった内容が、何故か美来さん・萌絵さんではなく、野口社長ご自身の話に展開し、内容が完全に野口社長解体新書になっていました(笑)。観客側のノリがその流れを作ったものの、Pyxisの話も色々掘り下げて欲しかった気もする(^^;;
  • ライブのセットリストは同じでしたが、昼の部と比べて観客側のノリがちょっと悪い方向に激しい印象でちょっと残念。これはライブに限らず、前半の双六対決でもその片鱗は見えていたので(苦笑)、もう少しTPOが弁えられるファンが増えて欲しいな…と改めて感じた次第(群れていると気が大きくなって節度の無い反応が多くなるのは本当に嫌。ステージ上のお二人はあまり拾わないから良いものの、それでも空気が悪くなる様なものは控えるべき)。

 という感じで、基本は同じながらもその時々で違う内容だったのでどちらも楽しむことが出来ました。

■まとめ

 昨年は熊本に行っていたこともあってお祝い出来なかったPyxisのお誕生日を今年はちゃんとお祝い出来て嬉しかったです。美来さんも萌絵さんもPyxisというユニットを大切にし、楽しく活動しているのを感じることが出来て、自分の中にある”Pyxisを応援する”という軸に対する気持ちの確認も出来て良かったです(^^)。
 「StylipS(step two)を最上級の力で応援する!」と決めて、そこから活動が縮小して今では完全休止状態。そんなStylipSの活動がまた形になる日を願っているだけに、その派生ユニットとも言えるPyxisにも全力で声援を届けたい。それが自分の軸の1つになっているからこそ、Pyxisへの想いも他のコンテンツ系とは少々違う訳で…。今後も多方面で活躍されるであろう美来さんと萌絵さんがいつまでPyxisとしての活動を続けられるかは分かりませんが、これからも自分に出来る形で全力の応援を続けて行こうと思ったPyxis 3歳のお誕生日でした。楽しいひと時をありがとうございました(^^)。

【付録:セットリスト】

  1. トキメキセンセーション
  2. LONELY ALICE
  3. 流れ星ハーモニー
  4. Pinkie×Answer
  5. Pop-up Dream
  6. Jewel

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2018年5月12日 (土)

「山崎エリイ 21時まで起きてます◇」イベント昼夜公演参加

 山崎エリイさんのFRESH!での動画配信番組「山崎エリイ 21時でも起きてます◇」の初のイベント開催がアナウンスされ、「参加したい!」と即断即決した今回。第一回から欠かさず観ている番組だし、番組の有料会員だし、エリイさんのファンクラブにも入っているんだし、当然と言えば当然な訳ですが、個人的にイベント被りが無くて良かった…というのが本音(^^;; まぁ、実際被ったとしても今回のイベントの上を行くものはあまり存在はしないんですけどね(笑)。

 ファンクラブ先行抽選で昼夜どちらの部も当選し、後は当日を待つだけ。会場となる発明会館は行ったことがない場所だけど、然程遠くないのは嬉しい限り。先行物販とかあるのかと思いきや、商品数も少ないし開場してからの販売ということで早めに会場へ向かう必要が無いのは楽で良いですね(^^)。

 開場10分前くらいに到着し、特に入場待機列なども無かったので入口周辺で迷惑にならないところで少し待っていると、定刻になって入場開始。列の最後尾へ並んで電子チケットの認証を済ませ、そのまま物販列へ。10分くらいで終了したので、ガチャのくじを確認して(残念ながら当たりは無かった…)座席へ。昼夜どちらも似たような席でしたが、3列目と5列目の端の方で視界は良好。250名ほどの会場ということで考えれば自分には勿体ないくらいの席でした。客入れBGMは「全部、君のせいだ。」
 座席にはチラシとアンケートが置かれていて、昼の部は1st写真集のタイトル「ナイショだよ?」にちなんで「あなたのナイショの話を」、夜の部は番組コーナー「ねほりはほりエリイ」のお題が問われました。昼の部は悩みに悩んで締切ギリギリに書き殴って提出、夜の部は割とすんなり書いたものの大した内容じゃなかったかな(^^;;

 開演5分ほど前にエリイさんの影アナが。昼の部はアンケート記入中での完全な不意打ちだったのと会場が静かだったことも手伝って、どう反応して良いのか迷う人多数(笑)。反応が小さいことを心配して「起きてますかー?」と何度もエリイさんに言わせてしまいましたが、反応が大きく返って来るようになって「良かった、誰も居ないのかと思った」と安堵の声。初のイベントだけに多少の緊張もあるみたいでしたが、楽しみにしている気持ちが声に溢れていた気がしました。
 夜の部では昼の部の経験を活かせた人も多かったのかエリイさんの影アナへの反応は最初から元気! 逆に昼の部を終えて食事をとったことで眠くなったとはエリイさんの弁(笑)。でも今は目が覚めた!と夜の部も楽しむ準備は万端のご様子でした。

 昼夜どちらもほぼ定刻開演。進行も含めて放送中の番組そのもの。イベントと言うより公開収録と言って良い内容で(実際夜の部はFRESH!で生配信された模様)、冒頭挨拶~番組コール、エリ起き名場面を振り返る、1st写真集オフショット(メイキング)鑑賞会、「エリイが○○してあげる」「エリイの知らない世界」「ハタチになってもやるべきこと」、会場アンケートトーク、プレゼント抽選会という流れで昼夜共に進行しました。

 名場面集は昼夜内容こそ異なるものの、エリイさんが自身で放送を重ねて来ている事実が流れているだけなのに、「やめてー!」と自身の言動が恥ずかしくて思わず顔を伏せたり笑ったり赤面したりという感じで、映像も勿論ですがエリイさんの生の反応を観れたことが最高でした(*^^*)。

 1st写真集のオフショット上映会も昼夜で違った内容となっていて、それぞれで着用していた衣装やシーンについて挑戦したことや裏話など色々と聞くことが出来ました。普段は絶対に出さないおでこを全開にする覚悟や風が強くて大変だったシーン、ウィッグ装着は時間が経つとどんどん頭から浮き上がってしまうのでしょっちゅう抑え込んでいたこと、”ないしょ”のポーズをそれぞれの衣裳でやっているなど写真集の発売が待ち遠しくなるコーナーでありました。

 「エリイが○○してあげる」は昼の部が「エリイが可愛いセリフを言ってあげる」、夜の部が「エリイが朝、起こしてあげる」で、放送で観ている以上に生声のパワーを体感出来ました。何より、エリイさんのリアクションが何から何まで可愛い(*^^*)。投稿した人たちの上手さや欲望、シチュエーションの好みも垣間見えて面白かったです(妹属性のシチュエーションが多かったことから、エリイさん曰く「私も妹でお兄ちゃんが居るけれど、そんな可愛い反応したことが無い」と解説)。投稿された中には会場で観覧している人たちをオーディエンス的に使うものもあって「エリイのこと好きー?」「好きー!」のキャッチボールは皆ノリノリで印象的でした(笑)。ちなみに、エリイさんは放送でやるよりも時間が長く感じた様で(実際は同じくらいの時間だったそうですが)1つ終える度に「まだあるのー?」と、観客を目の前にして演じることでの気恥ずかしさもあってか大変そうでした。普段のスタッフさんを前にして演じるのとは違うそうです(笑)。

 「エリイの知らない世界」ではテーマを「自分に足りないものは”勇気”」として、それに纏わるチャレンジを。勇気が試されるということで、昼の部は「箱の中身は何だろな?」でブラインドボックスに手を入れて中身を当てるチャレンジ。1回目はブロッコリーだったのですが特徴は捉えながらも不正解、2回目は冷えピタでだったのですが、昼の部は不正解、夜の部は正解という結果ながらもエリイさんの勇気、しかと見届けさせて頂きました!(笑) 尚、箱の中身を当てたとしても特に商品とかは用意されておらず、エリイさんとスタッフさんの「え?」と「え?」が混ざった空気がちょっと面白かったです(^^)。
 夜の部はジェンガXLを使用して10本積み上げられるかをチャレンジ。「全部、君のせいだ。」をBGMに唄いながらドンドン抜いて積み上げてを重ねて行くエリイさんに「おぉ」とどよめく客席。割と難なく10本目に到達した感があって、クリア…と思いきや最後に乗せた1本でバランスを崩して倒壊。「もう1回!」と積み直してリスタートするもの、こちらは早々に失敗。とても悔しそうなエリイさんの生の反応がとても可愛かったです(*^^*)。

 「ハタチなってもやるべきこと」では、昼の部は明日が「母の日」ということで、お母さんに手紙を贈ろうということで、PCにて手紙の文面入力(笑)。以前もエリ起き内で文書作成やりましたが今回は特別時間を競うものではないため、エリイさんがお母さんに対する日頃の感謝の気持ちがキチンと形に出来るかが重要。苦労しつつも完成した手紙をエリイさんが朗読して拍手喝采(^^)。内容的に「二十歳過ぎてこの内容はどうなの」と言うエリイさんでしたが、素直な文面がらしくて良かったと思います!
 夜の部はエリ起き関連のクイズを出題。こちらは3問中2問正解すれば賞品が獲得出来る!ということから張り切るエリイさん(笑)。「マグロのもみあげ」や「きゅうりの差し入れ」など、僕らでも分かるものやエリイさんしか知り得ないものも含めて、エリイさん自身も印象深かったのか記憶が確かなようで既定正解数をクリアした全問正解! 手渡された目録を開けると賞品は何とディズニーランドのペアチケット!ということでエリイさん大はしゃぎでガッツポーズ。事務所の先輩である巴奎依さんからのビデオ出題もあって、エリイさんとディズニー行ってオススメされてハマったアトラクションである「スカットルのスクーター」の話に加え、巴さんが所属するA応Pの告知もさらっとする辺りが流石と言うか(笑)。

 最後は開演前アンケートを読んで答えるコーナーとして予めスタッフさんが選別したもの10通ほどを順番に読みながら進行。昼の部では1st写真集「ナイショだよ?」にちなんで「あなたのナイショの話」、夜の部ではいつもはスタッフさんが用意する「ねほりはほりエリイ」のお題を、ということで沢山エリイさんのトークを楽しむことが出来ました(*^^*)。昼の部では自分が悩んで「えいっ」と殴り書いたものが読まれ焦り(^^;;、時折こちらに振ってくれる視線や会話に恐縮するばかりでしたがとても光栄且つ幸せな時間でありました。夜の部は採用とはなりませんでしたが、家族でカラオケに行って良く歌うもの(男性歌手)のお話しが聞けて「あぁ、豊田萌絵さんと一緒に昭和歌謡系のイベント&ライブやってくれないかなー」と強く思いました(笑)。

 全てのプログラムが終わったところでお知らせ事項をエリイさんから。何かな…と思ったら「2ndシングル8月に発売決定!」と非常に嬉しいお知らせに会場が祝福の声で埋め尽くされました(^^)。しかも、既に制作中で発売に合わせてリリースイベントも予定しているとのことでした。皆の喜ぶ顔を見て安堵したというエリイさんですが「また皆に会えるのが楽しみです!」と喜びの声を生で聞けた嬉しさが滲み出ていたのが印象的でした。これは本当に楽しみ!(^^)

 最後は座席番号でのプレゼント抽選会(夜の部は抽選会前に放送終了)。昼の部では番組でいつもエリイさんの後ろに置いてあるリーフ柄のクッションにサインを入れたもの、夜の部ではエリイさんが好きなお茶にちなんだ急須にサインを入れたものを各1名様に。昼の部は同じ列だったものの惜しくもハズレ、夜の部はかすりもせずではありましたが、当選された方には心からのおめでとうを込めた拍手を贈りました!

 何だかんだと盛り沢山の内容で、通常の番組進行と同様で且つ同じくらいの時間とは思えないくらいのボリュームに感じた今回。昼の部も夜の部もまったりのんびりな割には時間経過が凄く早く感じる(これはエリ起き自体がいつもそう感じられるけれど)満足度・幸福度の高い素敵な時間が過ごせました。とにかく生でエリイさんの一挙手一投足が見られるという貴重な機会で、その破壊力の絶大さを身を持って体感。本当にひたすら”可愛い(*^^*)”という感想しか出て来ないほどの癒しを頂けました。

 エリ起きのイベントは今後もあると思うので、機会があるならばまた参加して一緒に楽しめたら嬉しいな、と。次にエリイさんにお会いするのは1st写真集の発売記念イベントですが、当選してくれた嬉しいな…。
 ということで、今日参加された皆様とこうしてイベントを形にしてくださった関係者の皆様、そして何より素敵な癒しを届けてくれたエリイさん。ありがとうございました&お疲れ様でした!

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2018年5月 6日 (日)

【終了報告】PS3版 テイルズ オブ ゼスティリア (TOZ) 180311+隠しダンジョンとアフターエピソードも

 「テイルズ オブ ゼスティリア」終了。取り敢えず、無事にやり切れて良かった(笑)。発売順としては最新作「テイルズ オブ ベルセリア」から戻った訳ですが、物語的には後の話ということでPS4からPS3になっても特別モチベーションに影響は無く、「ゼスティリア」発売当時の色々な雑音に影響されることも無く、自分なりの感想がしっかり持てたのも良かったです。褒められない部分が多すぎるけど(笑)。

  • 本編プレイ
    2015/09/15~2018/3/11
    ラスボス前セーブ 66:29/スレイ Lv.80
  • 隠しダンジョン(ザ・カリス)プレイ
    2018/03/11~2018/05/06 (ザ・カリスVIIクリアまで:未完)
    ラストセーブ 89:/スレイ Lv.103
  • アリーシャアフターエピソード「瞳にうつるもの」プレイ
    2018/03/25~2018/04/02
    ラスト戦闘前セーブ /アリーシャ Lv.99

■発売日に購入してクリアに3年…

 ソフトが発売されたのは2015年1月22日。「テイルズ オブ」の20周年を迎える年に発売された本作は、その宣伝なども含めて相当に力が入っている作品と感じ「折角だからしっかりプレイしたい」と思っていたこともあって、腰を据える時間的捻出が出来ずに時間が経ち(裏で「英雄伝説 閃の軌跡II」をプレイしていて、こちらもなかなか進まくてクリアに8ヶ月ほど掛かってしまったのも原因の1つ)、やっとプレイ開始したのは発売から既に8ヶ月ほど経過した頃でした。

 本当なら「ゼスティリア」が発売された年に行われた「テイルズ オブ フェスティバル2015」に「ゼスティリア」のキャストも出演することから、少なからず触りだけでもプレイして参加するつもりだったのですが、プレイ中の「閃の軌跡II」が終わっていないことからそれもせず、ネタ的にしっかり消化出来なかった反省もあり、とにかく「閃の軌跡II」が終わってからちゃんと「ゼスティリア」はプレイしよう、そう思ってそこから3ヶ月が過ぎました。

 ようやく「閃の軌跡II」をクリアし、発売から8ヶ月経ってようやくプレイ開始! しかし、いざプレイを始めてみると何だか色々と「うーん…」と思う部分があって気持ちが乗らずに放置してしまい、結局再開の糸口が見えたのは次作の「テイルズ オブ ベルセリア」が発売され(こちらも途中で放置)、そして「テイルズ オブ ゼスティリア」のTVアニメーション「~ザ・クロス」の放映が終了し(こちらは取り敢えず全話楽しんだ)、そこから気持ちが乗って放置していた「ベルセリア」をクリア(最初は「テイルズ オブ フェスティバル2017」への参加に向けて再開しただけなのに、最後はプラチナトロフィー獲得まで(笑))したところでようやく戻って来ました(苦笑)。

 TVアニメ「~ザ・クロス」の感触が結構良かったことに加え、発売当初散々辛口意見がぶつけられていたゲーム版について自分もプレイを終えて答えを出したかったし、「ベルセリア」の世界から1000年経った世界をちゃんと見たいという思いも強かったことが、2年半前に止まったままの自分のプレイを再開するための背中を押してくれて、途中若干の放置を挟みつつも(苦笑)何とかクリアまで漕ぎ着けることが出来ました。

■先ずは全体感

 随分と色々と言われている「ゼスティリア」ですが、プレイをし終えての感覚は「まぁ、これはこれで」と思うくらいの作品ではありました。ただ、20周年を迎える年にリリースされた作品として考えると、「挑戦」は認めるものの「完成度」は決して高くは無いな、と。寧ろ粗が目立ってしまい、そこが著しく作品の魅力を低下させている気がしてなりません。

 ただ、自分にとってプラスに働いたのは次作「ベルセリア」のプレイを終えていたこと。プラチナトロフィーを獲得したくらいにプレイした「ベルセリア」の”世界が進んだ結果”を目の当たりにすることになった「ゼスティリア」は、様々なものを感じられる要素があって、TVアニメ「~ザ・クロス」よりも地続きの世界を味わうことが出来ました(なので、ゲーム版の物語の方が個人的には好きかも)。

 15周年記念作品「テイルズ オブ エクシリア」は素材は良いのに調理に失敗という感じのゲームでしたが(厳密には続編「エクシリア2」の存在もあって「エクシリア」の良さにも気付けたと言えるから、単なる調理の失敗だけでは無いのですが)、「ゼスティリア」は全く新しい発想で料理をしたけど本来目指したものには到達出来なかった何とも当初の志を貫けなかったゲームという感じでしょうか。これまでの「テイルズ オブ」を踏襲しつつ、「フィールド上でのシームレス(?)エンカウント」「術・特技・奥義の三すくみ」「神衣」などのチャレンジをした結果が全て「本来、シリーズが持っている爽快感や楽しさを殺してしまった」という印象で、全ては調整不足と言うか詰めが甘いと言うか…。これらは開発中に問題点として挙がってしかるべきだと思うレベルで”完成”としてしまったことは、かなり勿体ない気がします。良くある「発売日ありきでの開発切り上げ」がもたらした結果だとしたら、プレイする側からすれば納得できる理由ではないですからね…。その印象はストーリーにも少なからず影響を及ぼしている気もして、なかなかに難しいテーマを取り上げたことが更に完成させるのを難しくした感もあります。だからなのか「ゼスティリア」単体としてのキャラや世界の掘り下げや説明が足りない印象があり(自分は「ベルセリア」をプレイしていたから世界の成り立ちが分かっていたので端折られている印象はそこまで感じずに済みました)、更には世界のスケールが小さい(結局、二国間の対立構造でしかない)。見聞を広める”旅”という感じで出発したはずなのに、目先の問題(通れないから問題を解決せざるを得ない、迂回せざるを得ない)で二国をうろうろしているうちに根本原因であろう災禍の顕主を倒しに行った…的な、何とも導師と天族御一行がお使いしていた印象が強い。その割には実際に歩き回るフィールドはとても大きくて、セーブポイント間移動なる便利仕様があるのに、ガルドをぼったくられる始末(苦笑)。割引させる為にはその加護天族が守る範囲内で戦闘を行い、GRADEを稼ぐ必要があるので実質余程ガルドに余裕が無いと使う気になれない(貧乏性?)。だから実際に歩いてみると、行ける世界の小ささと序盤は都合よく色々と迂回させられていたと感じてしまった(遊ばせる側としては本来感じて欲しくない感覚のはずなのに)。

 まぁ、細かいことは各お題で綴るとして、全体感としては「新たなシステムを模索したものの詰めが甘く、制作期間の関係で詰め切れなかった中途半端な仕上がりの作品」という印象が残りました。素材となった世界観やキャラクターは良いと思うだけに、納得行くまで開発出来たのであればどんな感じに仕上がったのかな…と思わずにはいられません(かと言ってTVアニメ「~ザ・クロス」の物語が正解だとは思っていません)。これがもし「納得の行く仕上がり」だと言うならば、携わったプロデューサーやディレクターには「ユーザがプレイして”楽しい”って感じると本当に思いましたか?」と改めて聞いてみたいですね。

■物語

 導師として世界を巡るも、穢れに染まり始めた世界(天族への信仰心が失われ、加護天族が存在しなくなったことが原因)で、強い穢れに染まって憑魔と化した人を浄化して(戦って倒して)、各街に加護天族を配置して清浄化して次の街へ…という流れが基本と言えると思いますが、結局登場するのは二国であり、その二国の争いの現状に関して現場的思考と政治的思考とが交錯する中を、その時々で判断・行動する動機が「導師として」という事にも繋がらない感じがして、全体的にプレイヤーである自分の感情への揺さぶりが少ない印象でした。

 結局、主人公であるスレイや行動を共にする天族や従士が見分を広げて成長するタイプの物語では無かったし、仲間と共に試練を乗り越えて行くタイプの物語でも無かった様に思います。世界の在りように直面し、その時々の気持ちで進んではいるのですが、それぞれが行動を共にする原理が割と薄く(ある場面を乗り越えるために取り敢えず一緒になったら、そのままずっと一緒だった感じ?)、「テイルズ オブ」ではお約束の決選前夜のイベントはドラマチックに盛り上げてくれはしたのですが、それは演出の上手さであって胸に響いて来るものが大きかった訳では無かったことからも「そこに至る過程の見せ方、掘り下げ方が不足している」と感じます。

 根幹を成す「穢れ」と「浄化」についてや「人間」と「天族」の関係性、そして「導師」の役割といったものが説明不足なだけでなく、ゲーム中に発生するイベント毎にさらりと「え…?」と感じる発言を伴うものがあったり、描写としても「それはちょっと…」と思うものがあったりと、重たい話をしている割にはパーティが明るかったりすることもあって、プレイヤーの捉え方によっては緊張感が無いだけでなく気持ち悪く感じることがあるかもしれないと思いました。特にパーティ内に加わるロゼが元々暗殺を生業としていながら穢れていない、という描写に於いて「悪と認識した奴だけ殺るという”世界のため”という純粋な想いだから」というのは、あまりにも感情面を端折り過ぎ。更にはずっと近くにデゼルが居たから、神衣の素養もあったというのは都合よく設定された様にも感じてしまいました。また、天族でありながら穢れずに災禍の顕主に心酔していたサイモンの描写や最初の敵として出て来たルナールの存在も、その行動原理が物語の構成パーツとして足りない気がします。最も掘り下げられて描かれたのはアリーシャで、物語が”ボーイミーツガール”的にスタートしたのに、結局一緒に行動した時間が序盤だけで、政治家として孤軍奮闘する道を選んだ…というか選ばせたというか、世界の行く末を案じて彼女にしか出来ない戦いをするのは良いものの、物語として「最初の出会い」は全然大事にされていない感じがしたのは残念ではありました。

 ローランスとハイランドの二国の緊張がピークに達して全面戦争に突入した際、ドラゴンが現れて戦場が混乱状態になっているところにスレイが駆け付け、両国の代表とも言えるアリーシャとセルゲイも協力してドラゴン討伐したことで戦争が休戦、和平に向かって行く流れは、その前段階も含めて色々と短絡的に物事が動きすぎていると感じたものの、穢れた権力者の実行スピードと導師の浄化対応のスピードが絶妙ならば可能なのかな…くらいに思うことで気になりませんでした(笑)。

 結局「穢れ」というのは単純に考えて「負の感情」だと思いますが、どう考えても「人の道」とは言えない行為を純粋に行う場合は穢れない、世界にとっては「穢れを生む」ことが問題だから、浄化の名の元、その存在を消す。穢れだけを消すつもりが、殺めてしまった場合は「力不足だった」と言うだけで特に迷うことなく次へ進む。浄化する力を持つ導師が、諸悪の根源として描かれた災禍の顕主であるヘルダルフを浄化するという旅であった今回、その図式は比較的序盤から示されたままで、ヘルダルフがどうして災禍の顕主となってしまったかの断片を見せられ、自分の出生の秘密(?)にも辿り着いた。そして現在の導師のスレイが出した答えが「殺すことで浄化する」というのは、全然物語としてスレイに試練的要素が無かっただけに(唯一あったとするなら、ヘルダルフとの最終決戦に於いて育ての親であるジイジ(天族ゼンライ)がスレイに穢れを生ませる為にヘルダルフに取り込まれ盾にされたことかな…)、色々と重い話を積んで来た割には、出した結論が「旅して出したものとは思えない」と感じたのは自分だけでしょうか…(汗)。

 まぁ、それでも細かいことを気にせず起きたことを1つ1つ切り取って楽しむ分には、ドラマチックには描いているし、これはこれでこの作品の個性なんだと思えば、作品自体否定するほどではないかな、と思います(単に好みに合わなかっただけと自分は済ませられる)。

 そういった細かいシナリオ部分を抜いても思っている以上にこじんまりとした世界であったことは「ベルセリア」をプレイした後だからこそ、「あれ?行ける場所これだけ?」と思ってしまいました。中央にグレイブガント盆地があって、その左右にローランスとハイランドの国があり、それぞれの国に大きなフィールドが3つずつあるくらいの広さで、そこを事あるごとに行ったり来たりするシナリオで、ストーリー上迂回せざるを得ない流れもあったりして、本当にプレイ時間を引き延ばされているだけに感じてしまうくらいでした。

 そんな不満ばかり目立つ「ゼスティリア」において、やはり「ベルセリア」をプレイしたからこそ繋がっている(物語として回収出来ている)箇所は「おぉ」と思うものが多くあり、その点は楽しめたと思います。ロゼの秘奥義がランゲツ流であったり、語り部としてのメーヴィンの存在であったり、ムルジムが登場したり、ノルミン天族のフェニックスがエドナをちゃんと見守っていたり、アイゼンとザビーダの約束に結末が体験出来たり、各地に「ベルセリア」の世界を感じられるものが残っていたり(ローグリンやアルトリウスの玉座は1000年の歴史を感じられたし、カースランド島(ドラゴン化したシルバの亡骸がそのまま残っていた)からザ・カリス(隠しダンジョン)はほぼそのままだし、マオテラスの現状も含めて「ベルセリア」を先にプレイしていることでプラスに転じた要素は多いと思います。「ゼスティリア」制作時に既に「ベルセリア」の骨格は出来ていたのかな?と思う程の内容に驚かされもしました。

 ただ、エドナとアイゼンの関係が先に語られた「ゼスティリア」に於いて「ドラゴンになった兄を救う方法を探す」ということで行動を共にする様になったエドナが、「アイゼンを救ってやるには殺すしかない」という結論を出したスレイや最初からそれを約束していたザビーダの言葉に「方法は無いと思っていた」と言わせてしまうシナリオは、結果が同じでももう少し何とかして欲しかったかな…。

■システム

 全体的に挑戦し過ぎて色々と問題があるシステムだったと思います。特にバトルがエンカウントした地形そのままで始まるのは、試み自体は否定しないけれど完成したものは酷いものでした。その全てと言っても過言では無い「カメラワーク」の酷さはプレイヤーが100%感じるものだと思います。これが何故テストプレイで駄目出しされなかったのか不思議でなりません。だだっ広い場所で戦闘するには大きな問題にならないですが(それでも苦笑モノだけど)、狭いところだとカメラがどういうロジックでこのアングルを見せているのか等、操作している側が現状を把握できないほどに劣悪なカメラワークです(その間は、スティックもボタンも適当に操作するしかありません)。

 で、そのLMBSですが今回は”神衣”という、人間と天族が1つになって特殊な能力を得るシステムで、一見色々と出来そうな気がしたのですが結果としては戦略を狭めて単調なバトルになっただけで、面白いとは言えないものでした。パーティは人間2人に天族4人で、バトル中は人間2人に天族2人しか出られない為、神衣をすると戦闘参加者は実質2人になってしまいます。しかも、神衣中は連続技は3段+秘奥義の4段が最大で、必ず仕切り直さなければならないので爽快感がありません。融合した天族の属性によって地水火風の技と見た目が変わるのは最初のうちは多彩で楽しい感じはあるのですが、後半は敵も強くて神衣になることが前提のバランスなので常に2人しか戦闘に参加していない感じが寂しく、更にはより多くの敵を攻撃出来る技を放つことに終始しがち(敵が一斉に呪文を唱え始めるとどうにもならない為)。なので、エンカウントしたら取り敢えず敵の詳細を見て、弱点属性の天族と神衣、後は全体攻撃等をただ放ち続ける(または距離を保って遠方からチクチク技を放ってダメージを与え続ける)”作業”となります。

 ボス戦などは操作していないもう片方の人間+天族にも頑張ってもらいたいところですが、AIが作戦を無視しているのではないか?と思うくらいに役立たずで(苦笑)、神衣じゃないと危ないのに個別に戦っているし、死にそうでもアイテム使わないし(こっちを助けてもくれない)、自分が神衣して一人で戦っているシーンも多かったです(戦闘不能になった天族は退場して自動的に回復するので、その点は時間さえ稼げればアイテムで復活させなくても満タンになったら勝手に復活するのは良い)。術を妨害して欲しいのに全然出来ていないし、敵がちっとも減らないし、本当にAIの駄目さ加減はシリーズ随一じゃないかと思うくらいに酷い。

 雑魚戦は神衣でなくても大丈夫な場合もありますが、ゲージを溜める為には常に神衣でいては駄目だったりするので、必然的に個別に戦う必要が出て来ます。その際、特技、奥義、術というのが三すくみの関係で定義されていて、有効な攻撃を通すにはその辺りを考慮して攻撃を選ばなければならなかったり、色々効果的に行うにしてもいちいち敵のパラメータ等を確認し、それに合わせて技を出すという”作業”となってしまうのでプレイしていてあまり爽快感が無く楽しくない(^^;; しかも、敵は硬いし攻撃にイラつくし(敵が一斉に術を詠唱始めた時、こちらの技や術で防げない場合、一斉に放たれて瀕死になったり、気絶して追い打ち喰らって瀕死になる)、敵が集中的に一人を狙ったり、動きの速いやつがウロウロと動き回って全然戦えなかったり、ちょっかい出されてこちらの硬直時間が長いし、状態異常がウザいし(異常を解除しないと回復出来ないし)、そうかと思えば、神衣で全体技を放ってそれが弱点突いていた場合は単調に技繰り返すだけで終わったりする。バランスとして苦痛を感じても良かったと思うことは殆どありません(苦笑)。
 RPGを構成する「フィールド移動」「戦闘」への文句が多い今作、最初に目立ったマイナスポイントとして「戦闘時のカメラワークが悪い」という点や、「武器強化のシステムが良く分からない」という点、そして「(到達時点で)開けられない宝箱が点在する」(後で探しに行く気になれない/そもそも何処にあったか分かるようなシステムになっていない)、いちいち加護天族にグレード奉納しないとフィールドが便利にならない(だだっ広いフィールド移動の一助として「セーブポイント間移動」があるのに金を取る…)、無駄に広いフィールドとそれをしょっちゅう往復させる時間稼ぎ的シナリオ都合(中途半端に自由度の高いので、やれることがいきなり増える割には敵が強い/先に攻略すべき場所がある等で攻略出来ないなどだだっ広いマップに於ける無駄足が多く、結局行ったり来たりが物凄く発生し、面倒だからとセーブポイント間移動を使おうとするも結構なガルドを取られてしまうので結局歩く羽目に。しかも通常のスピードだと遅いので、戦闘を適宜続けて速駆けを使わないとやっていられないけれど、戦闘が面倒だから避けたいのにフィールド移動中で敵に見つかると延々と追われ、逃げられずに戦闘に突入してしまうこともある(苦笑))、普通の敵だと思ってエンカウントすると変異憑魔で全滅させられたり、スキットはセーブポイントか宿屋宿泊でしか発生しないので、序盤は気付かない他、道中の旅感も薄いし、初戦闘の敵の場合は特長などの説明が戦闘中に(しかも緊張感なく)行われるし、チュートリアルとか上手く配置されていれば、システム的な理解を深めてもう少しストレス無く楽しめたかもしれないのに、本当に仕上げが甘い。まぁ、これだけイライラが積み重なった中で、プレイ時間が比較的短めだったのでどうにかエンディングまで到達出来た、という感じです(苦笑)。

■アリーシャの扱い

 アリーシャは本当に微々たる期間のパーティメンバーだったのが勿体なかった(ロゼとのヒロイン論争は正直どうでも良い)。発売前に期待させる部分からの落胆が評価の差になった事故みたいなものかな…と。政治を取ったアリーシャの戦い方も理解出来るので(Xbox360版ヴェスペリアのフレンみたいに、別の道を歩んでも一緒に戦っている感は好き)、個人的には「ザ・クロス」よりも好きな点もあります。ただ、停戦後に急速にローランスとハイランドが和平に動き始めた中で、様子を見に行くサブエピソードは、結局声も掛けずに最終決戦へ赴く流れになってしまい「もう関係無い」的な扱い方は「もう少し描き方があったんじゃないかな」とは思いました(苦笑)。
 それを埋めるべく、ダウンロードコンテンツとして配信(しかも有料…(-_-))された「アリーシャアフターエピソード」は、エンディング後の”アリーシャ視点の物語”でありつつ、ロゼとの関係を”仲間”として補完する救済措置的側面も見て取れるもので、そのやり方として気持ち晴れやか…という印象ではありませんでしたが、ロゼという年の近い女の子の存在がアリーシャの年相応の反応を引き出し、「ゼスティリア」としての物語の結末として描かれているのは良かったと思っています。だからこそこれは有料コンテンツとして配信するのではなく、本編終了後に皆が等しくプレイ可能なものにすべきだったのではないかと。
 サクッと終わるくらいの内容かと思いきや、結構しんどい攻略を強いられる羽目になり(特にラストダンジョンは敵が多いし強いしフロア数沢山あるしボスと思しき敵の前にセーブ出来ない(クイックセーブは出来るけど))…(汗)。通路が狭い部屋の入口とかでエンカウントするとカメラワークは最悪だし、不用意にデンジャラスエンカウントなんて起きようものなら逃げるしかないし(まともに戦闘出来ない)、本編攻略中の悪いところが凝縮されてプレイ中にキレた印象も強く、物語はまぁ良いとしてもゲームとしては結構なストレスを感じてプレイしていましたね…(^^;; アリーシャが神衣出来ないため、ゲームバランスとしてもかなり悪いことが原因かも。
 尚、アフターエピソードのクリア後セーブは、始める時に使用したセーブデータのセーブ位置に戻るので、どのタイミングで始めても損はしないです(使用したり取得したりしたアイテム、各キャラの成長・経験はそのまま継続し、クリア時点の状態で戻って来ます。アリーシャのレベルがそのままスレイのレベルになります)。

■隠しダンジョン(ザ・カリス)

 クリア後、対ヘルダルフ最終戦の手前の扉前に出現する転送ポイントから行ける様になるカースランド島。「ベルセリア」でも出て来たこの場所は、ドラゴン化した聖隷1号シルバと戦った場所でその跡が残っていたりして歴史を感じてしまう訳ですが、マップは基本的に同じで、島の各先端部分にある塔を1つずつ攻略するだけの様なので然程時間が掛からないだろう…と思っていたらこれが大間違い(苦笑)。
 塔は8つあってそれぞれ2層になっており、1つ1つはそれ程広くなくマップも難しくないものの、配置されている雑魚が非常に強い。クリア直後のレベル80くらいでは4つ目が限界で、細々とやり残したサブエピソードを寄り道し、レベルが5つくらい上がって何とか5つ目をクリア。しかし、6つ目はどうにもならず、途中「アリーシャ・アフターエピソード」に寄り道して、レベルが10くらい上がって6つ目、7つ目のクリアに漕ぎ着けたものの、最後の8つ目はどうにもらなず…。基本、経験値稼ぎとが作業なので嫌いだし、この「ゼスティリア」の戦闘はやらずに済むならやりたくない程なので余計に辛い。敵の強さで特に酷いのは天響術。詠唱が速く、出現した敵が一斉に唱えた場合、こちらがそれを止められない場合(敵が分散している中、こちらの天響術に対する鋼体とか持たれていると止められない)、一斉に喰らって瀕死か戦闘不能なんていうのが普通にあって、クイックセーブしないと攻略している最中に全滅してやり直しという地獄を味わいます…。この「ザ・カリス」に限らず、本編中でも嫌だなと思った敵が最強になって登場している訳ですから本当に最悪。アフターエピソードでもラストダンジョンは強い敵ばかりで、しかもアリーシャは神衣が出来ないから辛い戦闘ばかりというストレス続きでしたから、ずっとそれが継続するこの「ザ・カリス」は正直楽しくない(苦笑)。
 いつものお楽しみ要素としての”外界から来る「テイルズ オブ」シリーズの誰か”は、今回ソフィとジェイド。個別に撃破はしたものの、最後は二人がかりでの戦闘になるんだろうな…と(結局、8つ目は雑魚戦で全滅してしまう為到達出来ず…)。クリアまで漕ぎ付きたかったけれど、多分もうやらない(^^;;

■役者陣とアニメ

 キャストの顔ぶれはいつもの「テイルズ オブ」同様、新人、中堅、ベテランが上手くチームを組んでいる感じで、それぞれとても個性的に機能していたと思います。今となっては、松来未祐さんが魂を吹き込んでくれたライラの存在、そしてそれを見事に受け継いでくれた「ザ・クロス」の下屋則子さんに感謝の想いでいっぱいです。
 決戦前イベントはかなりドラマチックに作られていた(過去「テイルズ オブ」の中でもトップレベルの盛り上がりと思えた)ものの、それ以外は「なかよしパーティ感」の漫才的やり取りが強く、全体的にスレイの意志が希薄に感じるくらいあっさりしていた感覚も残り、逆に天族御一行は良くしゃべっていたこともあって、スレイが言い成り的に受け止められてしまう部分はもう少し上手く演出出来たんじゃないかな、と(その点「ザ・クロス」の方が上手だったかな)。
 全体的に各キャラの掘り下げが足りないと感じ(途中退場してしまうデゼルなんかは特に)、「ベルセリア」をプレイしているからこそザビーダの言動に納得出来たている部分があると感じるくらいなので、「ゼスティリア」単体では色々と分かり辛い作りになっていたかな…と。その最たる部分は、ヘルダルフの過去を見せられるムービーが順不同でポツポツ攻略の中で流れる為、結構印象に残り辛いこと。クオリティは流石のユーフォーテーブルですが、もっと「ここだ!」という時に流れた方が効果的だったんじゃないかと。

■音楽

 ここ最近の「テイルズ オブ」の中ではとても耳に残るものがありました。特にグレイブガント盆地と試練神殿の楽曲は特筆したいくらい。でも、作品を代表するメロディとして「これ」という1曲が存在しない感じなので、そこは残念(ベルセリアには「ベルベットのテーマ」があった)。
 オープニング主題歌もSuperflyを起用したのは良いものの、物語が暗めなことを反映したからなのかアニメーションも含めて結構煮え切らない感じの仕上がりだったので、好みが分かれそう。ゲームをプレイしてエンディングを迎える頃には慣れましたが、自分は「好き」とは言えないかも…(^^;;

■その他

 世界観や出て来る名前等も含めて、ベルセリアをプレイしていたからこそ、その後の世界がどうなったのか、という視点(地理的なもの遺跡、かつて仲間であった者が辿り着いたものや子孫なども含めた世界全体)で細かく楽しむことも出来たのは良かったかな、と思います。リリース当時にプレイしたらこういう気持ちにはならなかったかもしれない(特に戦闘のカメラワークに因るゲーム崩壊は笑って済ませられないレベル)と思うだけに、上手いタイミングでモチベーションを保つことが出来て良かったです。PS4版がリリースされており、PS3のダウンロードコンテンツもそのまま引き継ぐみたいなので敢えて初めからPS4でプレイする選択肢もあったとは思いますが、PS3版でプレイした意義はそれはそれであると思うので(久し振りに「テイルズ祭り」している感覚があった(笑))そこは別にいいかな、と(いずれPS4版は入手したいとは思いますが、またプレイしたいかと問われれば…ねぇ?(笑))。

 あ、プラチナトロフィーは目指しません。というのも「難易度ハード以上で○○」とかが多く、ノーマルですらイライラが頂点に達していたのに何が楽しくて難易度上げてプレイするの?という感じですし、その他にも良く理解していないシステム関連だったり作業を強いられるタイプのものだったり、全く頑張る気になれない項目だし、現時点で十分お腹いっぱいなので…。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2018年5月 4日 (金)

「TOKYO GAMETAKT 2018:オーケストラで奏でる名作RPGの音楽」公演参加

 昨年、「ルナ -ETERNAL BLUE-組曲」がプログラムに入ったことから足を運んだ「ゲームタクト2017」。作曲者である岩垂徳行氏自ら編曲し直し指揮棒を振り、思っていたよりも大編成のオーケストラで蘇った「ルナ -ETERNAL BLUE-」の音楽は、大きな感動を胸に届けてくれました。未プレイの作品も多かったものの、作曲者自らが演奏に加わったり指揮したりと見応えも聴き応えも十分なもので満額楽しむことが出来、「来年もあるなら是非聴きたい」と思えた公演でした。

 2017年末に「グランディア」が発売20周年を迎え、その楽曲を「ゲームタクト2018」で演奏するという情報が出て「今年も行く!」となった訳ですが、2018年に入って直ぐに「Japan Game Music Festival」が開催され、小規模編成のバンドアレンジではあるものの、「ルナ -SILVER STAR STORY-」と「グランディア」を岩垂さん率いるバンド「JUSTIN'S」にルーナ役の氷上恭子さんも加わり、これまた大きな感動を頂きました。その続きとなる今回の「ゲームタクト2018」での「グランディア」は、ファンサイトで募集した投票で決まったトップ曲が編曲されるということで楽しみにしていました。事前公開されたプログラム上には未プレイの楽曲も多かったものの、昨年同様きっと楽しむことが出来るだろう、そう思えるだけの演奏を昨年体験しているので不安は全くありませんでした。

 今回足を運んだのは「ゲームタクト2018」の中の公演「オーケストラで奏でる名作RPGの音楽」。目当てとなった「グランディア」は前半のトリで演奏されました。指揮をする作曲者の岩垂さんはタキシード姿も板について超カッコいい。普通に音楽家に見えます(笑)。事前に公開されているので何が演奏されるのかは分かっていましたが、昨年と同規模のオーケストラ編成ながらも凄く熱量を感じる演奏は「グランディア」の持つ魅力を十二分に伝えてくれるものでした。「世界の果て」に辿り着いた時のワクワク、「うみねこ亭」でまだまだわんぱく小僧で母親にお盆チョップ喰らっていたジャスティンの日常、リーンの決意と愛、そして全ての冒険の日々を蘇らせてくれる「グランディアのテーマ」。どれも自分の中に色褪せずに輝き続ける珠玉の楽曲たちであり、ゲーム発売から20年経って今、こうして演奏されているという事実に胸が熱くなります。ゲームタクトの奏者は雇われ奏者ではなく、熱意を持って参加してくれた人たちであり、だからこそそれぞれの楽曲への想いや作曲者の方々と一緒に創るステージへの誇りや感謝が演奏からも伺える訳で、だからこそ辿り着く心が動くんだな、と改めて感じました。
 岩垂さんの指揮も年々堂に入っていて滅茶苦茶カッコ良く、親しみやすさも健在でした。「うみねこ亭リリィ」のところでは「一緒にやってください」と首や手を動かす振り付をレクチャーしてくれたり、他の演目で奏者としてトロンボーンを吹いたりのお手伝いや、各奏者と一緒に創っていることを楽しんでいることが伺える言葉や行動が本当に素敵でした。

 その他は殆ど「耳にしたことはある」「知らない」に分類されるものだったりするのですが、ゲスト奏者、ゲストボーカルなどもあってそれぞれ聴き応えがありました。「大神」は琴、三味線、尺八といった和楽器との協奏を楽しませてもらったし、熱いパフォーマンスだったチェロの方々やチューバの方々も刺激を貰えたし、今年もゲームタクト流のオーケストラ演奏を満額楽しませて頂けて嬉しかったです。今年は昨年よりもプログラムのバランスが(スマホ系ゲームは別カテゴリになったので)良かった印象で聴きやすかったです。

 来年以降も是非継続して欲しいと思える演奏会。願わくば岩垂さんだけで1公演(「グランディア」や「ルナ」だけで2時間の演奏会)を開いて欲しいな、と今年も思いました。それはそれとして、今年もこうして実現させ、素晴らしい演奏を聴かせてくださり本当にありがとうございました!

【付録:演奏曲目】(記述が無いものは、指揮:後藤正樹(敬称略))

  1. 『クロノ・トリガー』より
     「予感」
     「クロノ・トリガー」
    『クロノ・クロス』より
     「CHRONO CROSS ~時の傷痕~」
  2. 『ファイナルファンタジー・クリスタルクロニクル』より
     「はてしなき空」
     「はじまりの村」
     「旅立ち」
     「怪物の輪舞」
     「命の水」
     「年に一度のお祭り」
     「笑顔いっぱいの時間」
    ※ゲスト・奏者:谷岡久美
  3. 『ペルソナ』シリーズより
     「全ての人の魂の詩」
  4. 『WILD ARMS 2nd IGNITION』より
     「ワイルドアームズ2メドレー」
     「荒野の果てへ」
     「WILD ARMS 2nd IGNITION~どんなときでも、ひとりじゃない~」
     「1st IGNITION」
    ※指揮:なるけみちこ、奏者:谷岡久美・中條謙自
  5. 『グランディア』より
     「世界の果て」
     「うみねこ亭リリィ」
     「リーン愛のテーマ」
     「グランディアのテーマ」
    ※指揮:岩垂徳行
     
    (休憩)
     
  6. 『大神』より
     「始まり」
     「両島原 其の一」
     「両島原 其の二」
     「シャチ丸のテーマ」
     「Reset」~「ありがとう」バージョン~
     「太陽は昇る」
    ※和楽器:ファミ箏
  7. 『MOTHER2』より
     「平和のテーマ (Because I Love You)」
     「オネットのテーマ (Sunrise & Onett Theme)」
     「ツーソンのテーマ (Boy Meets Girl (Twoson))」
     「スリークのテーマ (Threed, Free at Last)」
     「フォーサイドのテーマ (The Metropolis of Fourside)」
    ※ピアノ:サカモト教授
  8. 『ラジアントヒストリア』より
     「-HISTORIA-」
    『ラジアントヒストリア パーフェクトクロノロジー』より
     「落花流水」
    ※ゲスト:下村陽子、ボーカル:霜月はるか
  9. 『ポケットモンスター 赤・緑』より
     「~オープニング~」
     「マサラタウン」
     「トキワへの道-マサラより」
     「戦い(VSジムリーダー)」
     「自転車」
     「チャンピオンロード」
     「ラストバトル(VSライバル)」
     「~エンディング~」
    ※ゲスト:増田順一
  10. 『ファイナルファンタジー』シリーズより
     「メインテーマ」
     
    (アンコール)
     
  11. 『LIVE・A・LIVE』より
     「メガロマニア」
  12. 『MOTHER2』より
     「EIGHT MELODIES」

| | コメント (0) | トラックバック (0)

« 2018年4月 | トップページ | 2018年6月 »