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2018年12月

2018年12月23日 (日)

「山崎エリイ SPECIAL LIVE ~夜明けのシンデレラ~」昼夜公演参加

 山崎エリイさんのSPECIAL LIVE「~夜明けのシンデレラ~」に参加しました。副題の通り、2ndアルバム「夜明けのシンデレラ」を軸にしたライブとなるのは間違い無いと思うと楽しみでしかないライブ。初の昼夜2公演というチャレンジもちゃんと見届けたい、そう思ってどちらも申し込んだ結果、両公演当選(^^)。後は当日を待つばかり。

 2ndアルバムが発売されてから2週間くらいずっと聴き続け、色々なことを感じられる様になり、1stアルバムも含めたリリース済楽曲たちも頻繁に聴いている自分としては、特別ライブへ向けて何かをするという必要の無いくらいに自分の中では熱量を高く持っているアーティストの1人である山崎エリイさん。2月以来のフルライブで、どんなステージが体験出来るのか。

 開催当日が迫って来て、物販情報も解禁。今回は豊富なラインナップで素直に「欲しい!」と思うものが多く、出費が嵩んでいる現状からすると非常に厳しい(^^;; しかしながら、これも応援の1つの形。無理のないレベルで臨ませて頂きます!

■物販

 開催当日。物販が10:00からということで、前日忘年会で結構飲んで酒が残る体に厳しいながらも起床して会場へ。電車が遅れていた関係で予定より10分ほど遅れて開始20前くらいに到着。100人くらいは並んでいる感じでしたが、これなら1時間くらいで終わるかな? 終わった後は開場まで結構時間が余るからどうしようかな…それより、パラついて来た雨、大丈夫かな…なんて考えているうちに定刻を過ぎて物販開始。
 始まったは良いけれど、全然進んでいる気配が無い(^^;; 商品種類が多いことや最初の方に並んでいる方の購入点数が多いことに加え、1点1点確認しつつ商品を取りに行って金額を購入者と一緒に確認しながら、最後に再度確認計算するというなかなかに非効率な対応だったことで時間が掛かっている模様…。注文票やバーコード端末など導入しても良かったのではないかと思いつつ、順番が来るのを待つのみ。2,000円毎に1回引けるくじ、というのも紙ではなくガラポンで、これまた時間が掛かる方式だなぁ…と思っていると、聞こえて来る「○回、回してください」という回数がえげつない(^^;; 自分の予定では5~7回引けるかな…くらいなのに、普通に18回とか26回とか聞こえて来ることに、皆さんの本気が垣間見えました。聞こえて来た中には47回というのもあって驚くばかり(^^;; ただ、回数が多いからと言って特賞が当たる訳でもなく、数回の人に特賞が当たっている感じが諸行無常だな…と。
 何だかんだ言って2時間くらいで物販ミッションを終えられて安堵。くじは7回の権利を獲得するも全てブロマイド賞で予想通り。何よりもお腹空きすぎてかなり辛い状態だったので、速攻で空腹を満たす行動開始(笑)。この季節の中華まんは沁みる…そして、その後にちゃんと食事へ(爆)。

 今回の会場となるAiiA 2.5 Theater Tokyoは初めて行くところ。今年の夏にNHKホールに行った際、この会場が脇にあるのを全く気付かなかった自分ですが、行って意識すると普通に見えました(笑)。
 オールスタンディングで無い固定座席の会場ということで、ワンドリンクも無く開演までに入場すれば良いというのは良いことずくめ(^^)。エリイさんのパフォーマンスを味わうにはオールスタンディングである必要は無いと思うので(勿論、ライブ中は立ってはいるのだけれど(笑))、今後も実施するならホールであって欲しいと切に願います。

■公演

 今回は昼夜の2公演。ソロライブの同日2公演の場合、セットリストが大きく変わることは殆ど無いと思いましたが、本公演もその点は予想通りでした。しかし、やはりライブは生もの。昼と夜では色々と感じるものも変わって「両方参加して良かった!(*^^*)」と素直に言える素晴らしいコンサートでした。
 ライブではあるけれど、コンサートとも言える。更には演劇とも捉えられるほどの構成は本当にエリイさんならではと感じるし、単に可愛いだけじゃない部分でしっかり魅せてくれるのも強い個性だと思います。そして、1曲1曲物凄くしっかりした振付が入っていて、クラシックバレエの経験が活きた動きや演出が数々のシーンを印象付けてくれるのもエリイさんならでは。それらを可能にしているのは、彼女が持つ高いパフォーマンス力とそれを裏付ける真摯に取り組む姿勢と素直で感謝に溢れた心。それを余すことなく表現し伝えてくれたと感じた今回のステージ。構成が同じなので、所感は昼公演、夜公演を1つに綴ろうと思います。

 ホールに入り、驚いたのが自席の位置。昼も夜も2ブロック目の最前列で、昼公演はほぼ真ん中という好位置(^^)。目線的にもステージが真正面に見える感じで文句なし。客入れBGMがエリイさんの楽曲のオケをずっと流しているというのがとても新鮮で、逆にオケの素晴らしさに触れられて「アルバム曲も全曲オケでリリースして欲しい!」と思ったくらい。とても良い。
 ステージを見ると、2ndアルバムのジャケットにあったシャボン玉をモチーフにした透明の大きな玉が10個ほど吊り下げられていて、背景の壁を演劇場の様にカーテンが覆っています。特別ギミックは無さそうなシンプルなステージですが果たして…?

 待機中に諸注意アナウンスがあり、いつもの内容ではありますが、ここで「そう言えば」と気づいたことが。エリイさんはホリプロ所属なので、ライブの参加規定に「サイリウム、ペンライトの使用禁止」というのがあったよな…(^^;;と。でも物販でライトを販売しているくらいですから、今日のライブは禁止じゃないよね…?と思ったら、「25cm以下のものに限り有効」という案内がなされ一安心(笑)。オールスタンディングライブじゃないからこその対応なのかもしれませんね。観客が振るライトが効果的に演出に繋がるものもありますし、少なくともエリイさんのライブでは使える方が嬉しいかも(^^)。
 開演時間が近くなって諸注意アナウンスの2回目では、それまで流されていた客入れBGMが無くなり、「より目立つ様にBGM無くしたのかな?」と思ったら、アナウンス終了後に再開されたBGMが「ラズベリー・パーク」であることに意図を感じ、「これが終わったら開演になるのでは?」と思っていたところ正にその通りに! まるで演劇を観劇に来た様な感覚になるほどの開演前演出にちょっと感動。

 「ラズベリー・パーク」のオケが終わると客電が落ちて暗転、オープニングが始まりました。今日の公演専用楽曲とライトが織り成す幻想的な雰囲気に気持ちが高揚して行きます。そして、ステージ後ろのカーテンの隙間からステージへと歩みを進める人影が1つ…。

 ステージが明転し、青いマーチングっぽいデザインの衣裳に身を包んだエリイさんが現れ、流れ始めたのは「a little little thing」。2ndアルバムのリード曲でありオープニング曲ということからも、これ以上無い完璧な選曲! エリイさんのアーティスト活動2周年イベントとの時に初めて生歌体験したこの曲ももうすっかり馴染んでいて、エリイさんのパフォーマンスそのものを楽しむ余裕がありました。これがまた全てに於いて”可愛い”としか言えないくらいの可愛さで、笑顔とキュートな振付に喰らいまくり(*^^*)。夜の部では揺れるおみ足の筋肉に目が行く様になり(笑)、エリイさんの一挙手一投足を堪能しました。

 続けて「星の数じゃたりない」。先の2周年イベントで人気投票1位になったこの曲がもう投入されるとは!! 1曲目のポップさを引き継ぎつつ、疾走感を上げて皆の熱を心地よく引き上げてくれました。

 更に当たり前の様に3曲目へ突入。「Steady」は8月に発売された新譜でリリースイベントに参加したものの、ライブコーナーのあるものでは無かったので今回が初体験。これがまた卑怯なくらいに可愛くて(*^^*)、特に夜の部では曲終わりに指でピストル作って「パーン」と客席に向かって撃って来て、悶え死にそうでした(笑)。

 するとまだMC入れずに続くことに驚くと共に4曲目の「未完成のキャンバス」へ。こちらは2周年イベントの際に初披露されたので一度体験しているのですが、2ndアルバム発売前ということもあって聴き込みが満足なレベルに達していなかったこともあって、今回の体験とは受け取るものが全く異なりました。ここまで何度も思いましたが、各楽曲の持つ世界観をしっかり唄とダンスで表現しているエリイさんがとにかく可愛い(*^^*)。

 これ以上続いたら悶え死ぬんじゃないかというタイミングでようやくMC。緊張からの胃の痛みで朝5:45分に起きたと語るエリイさん。1日2回公演ということや、2ndアルバム曲の初披露もあり、クリスマス要素も含めた構成という盛り沢山なライブということで結構なプレッシャーもあった様で、確かに開幕から4曲連続というのは想像していなかったので、この先の展開もどんなサプライズがあるのかと期待に胸が膨らみます(^^)。
 で、衣装の話になって「ナポレオン風」という表現をしていて(デザイン案の時、「ダックテールにしてください」とお願いしたそうです)、2ndアルバム「夜明けのシンデレラ」のモチーフカラーでもある紺を取り入れた、今まで着なかったタイプの衣裳とのこと。客席の反応は勿論「可愛い!」の嵐(*^^*)。当然「回ってー」が飛び出すのは仕方が無いけれど(^^;;、昼の部ではエリイさんが「じゃあ、皆さんも回ってくださいよ?」と言って回り始めるも、客席は誰一人として回らない(爆)。回り終えて、その状況に気が付いたエリイさんが「最初から裏切りですか?!」とオチが付いたところで、そろそろ次の曲へということで。結構駆け足感があるのは、それだけ詰め込んだ内容になっているということなのかも。

 ここの曲は昼と夜で異なっていて、昼の部は「Zi-Gu-Za-Gu Emotions」、夜の部は「ドーナツガール」をそれぞれ披露。「Zi-Gu-Za-Gu~」では1stライブの時にやった振付講座を経ての披露で嬉しかったし、どちらも好きで聴きたかったのでとても至福(*^^*)。とても甘い時間で満たされた気分。

 その甘さをちょっと引き締める「My Twilight」、そして力強さに満ちた「Starlight」と続き、開幕からの可愛くて甘い感じから少しずつ雰囲気を変えて来た印象。それがとても自然で、物語性も感じられるのが素晴らしい! ここまで1曲も印象が被らずに個々の楽曲の世界観をしっかり楽しめているのは特筆したい点。

 ここで舞台が暗転し、エリイさんが舞台袖へ消えると、場内に流れ始めたのはエリイさんのステージでは恒例となりつつある朗読コーナー。今回は、小さい頃に無くしてしまったお気に入りのキーホルダーのお話し。探して見つからなくて帰ったら、バッグの中に入っていたというエピソードから、その時々で見つかったり無くしたりしたものに対する沢山の感情を抱きしめて来た中で辿り着いた”今”を見つめる様な、おとぎ話とは異なるテイストのお話しは、切なさや寂しさも感じる雰囲気は、次へのステージの布石にしっかり繋がりました。

 朗読の終盤、ステージに吊り下げられたシャボンが左右に開けます。そしてステージにスポットが当たり、後ろ側のカーテンが切って落とされ、バレリーナと見紛うエリイさんがステージの高い場所に立っていました。始まった「Flowery Dance」と共に始まる鋭さの光るエリイさんのしなやかで力強い踊りと歌唱。その重苦しい雰囲気を完璧に演出するパフォーマンスに息を呑むほど魅了され、先程までの”可愛く甘い”という印象は全くなく、”綺麗で冷たい”という別ベクトルの雰囲気にステージが支配されました。昼の部ではカーテンが1箇所落ち切らずに残ったままになってしまったのですが、そんなアクシデントもものともせず、エリイさんがしっかりステージに集中して乗り切ったことは、これまでの経験値の賜物でしょう。少しハラハラしましたが、そこを回避してからは観客側も一気にステージの雰囲気に飲まれて行くようでした。

 もう「Flowery Dance」が来たらその雰囲気を引き継ぐならこの曲しかないだろう、そう思っていた「cakes in the box」へと続き、自分の中の熱が一気にアップ。エリイさんの楽曲の中では最も好き、と言える「cakes ~」なだけにこの秀逸な流れは最強レベル。1stライブの時に喰らった衝撃とまた異なるエリイさんのパフォーマンスにただただ惹き込まれて行くだけでした。

 そこから更に「十代交響曲」「星屑のシャンデリア」と続き、熱量の高い鋭さが炸裂する楽曲が続き(ここでバレリーナの様なオーブを外し、肩か露出したドレスへ)、そのパフォーマンスレベルの高さに心底驚かされました。解釈をアップデートした「絶望と格差」を突きつけて来た「十代~」、その雰囲気を完璧に受け止めて夢と現実の狭間に落とす「星屑~」の世界観の表現は本当に凄かった。

 そして、それらが序章とでも言わんばかりにここで投入されたのが2ndアルバムで一番のチャレンジとも言える「Vivid my world」。まさかのラップを盛り込んだこの曲は、ラップパートを作者の藤原隆之(Fzi)さんが唄うもので、初めて聴いた時は衝撃を受けました。「これは賛否が分かれるかもな…」と感じたこの曲も、逆に「ラップパートは僕らが担当!」と意気込むくらいに受け入れられたのが分かるほどラップパートの観客側の声は大きく、一緒にビビッドな世界を楽しむことが出来たと思います(^^)。夜の部ではここにサプライズが仕込まれて、まさかのFziさん本人が登場!! それで一緒になってラップを唄い、昼の部よりも熱量と完成度の高いラップとなり、とても印象深いステージになりました。

 こんなにも熱い歌を5曲連続披露して、やっとMCへ。息一つ切らしてないエリイさんに改めて「凄ぇ」と思いました。昼の部では僕らのラップを褒めてくれたエリイさん。そして衣裳が変わったことへのコメントや、バレエモチーフの流れや「山崎”ワリイ”」モードの話などにも触れ、夜の部ではFziさんのサプライス登場についての話やFziさん自身が「Vivid my world」の秘話(最初はラップが入っていなかったこと。急に話が湧いて本当に入れることになったこと。そのため、この曲が受け入れられるか心配でエゴサーチしたこと等)も興味深く、更には僕らのラップに「完璧でした!」と合格も出してくれた上、「俺が出れない時は頼んだぞ!」と託されたくらいでした(^^)。

 熱量の高いブロックを終え、次は…「山崎エリイ個人初めての曲で思い入れがあります」と前置き。「Dreamy Princess」であることは瞬時に分かったものの、「王子様を探しに行かなくちゃいけないので、そちらに行っても良いですか?(^^)」と、エリイさん恒例の練り歩きタイム!!(*^^*) 「…どう考えても自分の目の前を通る(^^;;」ということで少し緊張が走ります。しかし何より衝撃的だったのは昼公演。自分の座席位置ほぼ目の前にお立ち台が運ばれて来たのです。「…え?!」と思うが早いか、練り歩いて来たエリイさんがその台の上に立って360°回りながら結構な時間唄うじやないですか! 手を伸ばせば楽勝で触れられるほど接近した状態だったので、少し身を引いて見上げていたくらいなのですが、それでも目のやり場に困るほどに近くて(お渡し会よりも近いんじゃないかと)、それでもその何とも言えない時間を堪能し、練り歩きを見送りました。夜の部も目の前を通り過ぎましたが、昼の部の印象が強すぎて逆に寂しさを感じるくらいでした(^^;;

 エリイさん恒例の練り歩きを終えて、ステージに戻っての曲終わりに手のひらを口元にかざして投げキッスの様な仕草があって、これは喰らいに喰らいましたね(*^^*)。そこから、繋がる「シンデレラの朝」。2ndアルバムで強い印象を残したこの1曲が本編ラストとして選ばれた流れが完璧過ぎて感動しまくり。エリイさんの表現する世界がとても心地よく、1つ1つの言葉が胸に届く感覚は本当に唯一無二と言えるくらい。唄の最後、昼の部ではちょっと涙を見せていたエリイさんでしたが、ステージ中央の段へ歩みを進め「幸せは1つだけじゃない。みんなの分もちゃんとあります」と語りはじめ、その想いを紡いだ後に「バイバイ!」と手を振る中、幕が閉じてお別れとなりました。

 エリイさんの言葉が胸に沁みる中、鳴り止まない拍手から繋がる「アンコール」コール。演劇を観終えたような感覚でいたので、拍手のままでも良かったのにな…と思わなくもなかったですが(^^;; 揃っているのか揃っていないのか良く分からないコールではありましたが、比較的声を出している人は多い印象だったのは良かったです。

 しばらくすると場内暗転しアンコールステージ開幕。もう「これしかない!」と思っていた「ラズベリー・パーク」の始まりです。衣裳を変え、ステージ袖からゆっくり登場したエリイさんは既に「ラズベリー・パーク」の世界を創り始めていました。ゆったりと語る様に歌い、その時々の気持ちを乗せて情景を描写する様に言葉を紡ぎ続けるエリイさんに誘われ、どんどんと世界に惹き込まれて行きます。CDで聴いた時よりも生の感情が伝わって来るようで、夢と現実の間を彷徨う感覚は独特のものがありました。唄い終え、静寂が訪れて一呼吸置いてからの拍手喝采。9分もある楽曲世界を素晴らしい表現で体験させてくれたエリイさんに心から拍手を贈りました。

 「アンコールありがとうございます!」とMCに入るエリイさん。「皆さんの思い描くラズベリー・パークになっていましたか?」と問われて大きな拍手を得たエリイさんは安堵した様にトークへ突入。クリスマス風味の赤と黒のチェックに緑のアクセントがある衣裳を纏って、「クリスマスということで、皆さんにプレゼントがあります」ということで、お知らせを2点ほど。
 1つ目は折角ファンクラブを作ってもらったので、もっとファンの人たちとの距離を近くしたいということで、イベント企画が通ったこと。しかも、群馬県にあるロックハート城で行うということで「城でやります!」と大はしゃぎなエリイさん(^^)。歌にトークに…2ショット写真も企画してるとのことで、是非とも参加したい!…とは思いましたが果たして?!(どうやって現地行こうかとか終演後に調べてみたら、その間にFCメルマガが来て、どうやらバスツアーみたいだということが分かり、更に定員が厳しそうだな…と(^^;;)
 もう1つは、来月1月から放送される「デートアライブIII」のエンディングテーマを担当することが決まり、その歌をここで最速披露します!とエリイさん。
 「Last Promise」は初めて聴く曲ながらもキャッチーさがあり、ポップさもカッコ良さもある、意外にエリイさんのこれまでの楽曲には無かったタイプの曲で、観客の反応は上々。今から発売が楽しみになる1曲は、素敵なプレゼントになりました(^^)。

 唄い終えると、エリイさんがこれまでのこととこれからのことを語り始めます。仕事を始めた頃のこと。21歳の今、出来る様になったこと。辛くて大変だった時、「もしかしたら仕事が合わないんじゃないか」と言われたこと。でも自分で選んだ夢は諦められなかったこと。沢山の人の支えがあって今この場に立てていること。多くの人への感謝をこれからも届けられる様にこれからも精一杯仕事に向き合って行くこと。そんな真っ直ぐな気持ちに触れ、エリイさんをこうして応援していることが誇らしく思えました。そして、これからも強くエリイさんを応援して行こうと決めた瞬間でもありました。彼女ほど”感謝”という言葉が真っ直ぐに響く人は居ないかもしれません。

 決意表明の様なエリイさんの言葉を受け止めた後は、ライブの最後の曲へ。メジャーデビューとしての最初の楽曲でもある「全部キミのせいだ」という最高の1曲で締め括り、気持ちが一つになった会場との心地よいコール&レスポンスも含め、心から楽しむことが出来ました。この曲途中で、エリイさんからのクリスマスプレゼントでもあるサインボールが用意され、ステージから投げるだけでなく、再度客席側に降りて来てくれたことがまた嬉しくて、エリイさんがファンを大切に想って、そして一緒に楽しみたいという気持ちが伝わって来ました。
 唄い終えた後は、客席1人1人に感謝を伝える様に手を振ってまわり、「皆さんは私を愛してくれますか?」の様な問い掛けもあって、大いに沸いた会場に笑みを浮かべたエリイさんの表情がとても印象的でした(*^^*)。

 沢山の笑顔と感謝の拍手に見送られて退場するエリイさん。こうして2時間の公演が終了しました。

■最後に

 改めて、エリイさんの創る空間の心地よさ、そしてパフォーマンスと表現力の高さ、構成の妙、エリイさんが紡ぐ1つ1つの言葉に宿る真っ直ぐな気持ちをそれぞれ受け止め、感じ取ることが出来た今回のライブ。自分が明示的に応援し始めたことに間違いは無かったと確認出来ただけではなく、更に気持ちを入れて行きたいなと思えたことが嬉しかったです(^^)。今後、どんな活躍をしてどんな世界を体験させてくれるのか。益々楽しみです!
 ライブ参加者もそれ程悪目立ちする輩もおらず、楽しみを阻害されることが無かったのは良かったものの、前方真ん中辺りで飛び跳ねていたのが何人かは居たのは頂けないですね…(一応、ホリプロルールでも諸注意の中にも「ジャンプ禁止」は明言されていたし、周囲と一緒に飛ぶならまだしも、数人が飛んでいるだけなら自粛して欲しいな…と(後ろの人の視界を塞ぐ迷惑行為ですからね))。それでも十分に平和な現場だな…とは思いますが、エリイさんが誇れるファンでありたいと、改めて思ったからこそ気になる点ではありました。

 素晴らしいステージを創り上げた関係する全ての方々に、心からの感謝を。

【付録:セットリスト】

  1. a little little thing
  2. 星の数じゃたりない
  3. Steady
  4. 未完成のキャンバス
  5. 昼:Zi-Gu-Za-Gu Emotion
    夜:ドーナツガール
  6. My Twilight
  7. Starlight
  8. Flowery Dance
  9. cakes in the box
  10. 十代交響曲
  11. 星屑のシャンデリア
  12. Vivid my world
  13. Dreamy Princess
  14. シンデレラの朝

    【アンコール】
  15. ラズベリー・パーク
  16. Last Promise
  17. 全部キミのせいだ

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2018年12月16日 (日)

「AZUSA TADOKORO LIVE 2018 ~RESOLVE~」参加

 田所あずささん(以下、親愛を込めて”ころ”)のライブ「AZUSA TADOKORO LIVE 2018 ~RESOLVE~」に参加しました。

 ころのライブは昨年12月以来ということで1年振り。2018年は昨年と比べてころのアーティストとしての個人活動自体が控え目だったので、1年分の熱量をぶつけられるという意味では丁度良いくらい。新譜が7月に出た「RESOLVE」だけなので昨年末のライブ以降で増えた楽曲は3曲。今回はアルバムが発売された訳でも無いので、どんなライブになるのかな…とぼんやり考えていた中で迎えたアーティスト活動5年目。そこでころ本人のビデオメッセージに「次のライブは活動5年目を統括するようなものになると思う」とあって、「おぉ!!」と一気にテンションが上がり、楽しみな気持ちが何倍にも膨れました。

 自分はFC枠での申込で無事に当選し後は当日を待つだけだったのですが、その後のチケット販売も順調で昨年と同じ会場である今回のライブは、一般販売で即Sold Outを達成。着実にファンを増やしている結果とも言えるでしょうから素直に嬉しく思います(^^)。

 ころの楽曲は常日頃から比較的聴いていることもあって、ライブが近いからと敢えて予習復習する必要が無いくらいに血肉になっていると言える現在、前日が能登有沙さんのイベントであったことからそちらに注力(その前は山崎エリイさんの新アルバムに注力)し、本当にライブ当日にやっと”ころモード”に切り替えた訳ですが何の不安も無く、ただただ楽しみな気持ちだけが膨れ上がっていました(^^)。

 当日は物販開始が14:00ということから、その30分くらい前に現地に着ければ問題無いかな?と行動開始。現地到着後、待機列の最後尾に着く頃に雨がパラついて来て、そのうち無視できないくらい降って来たものの、大きな影響を受ける前に室内エリアに列が進んでくれて助かりました。ただその後も結局大降りにはならなかったみたいで良かったです。

 物販が開始されてから1時間ほどで順番が来て滞りなくミッションクリア。ツアーじゃないこともあるので、売り切れへの懸念もあっただけに無事に終えられて良かった(^^)。ちなみに、当初はTシャツだけしか買わないつもりだったのに事前情報で「5000円以上お買い上げの方にはレシートに田所あずさからのメッセージ(2種)が」なんて書かれてはタオルも追加するしか…って、結局レジ直前で「彩こんぶ」も追加してしまうくらいのテンションでありました(笑)。

 物販を終えて必要最低限の装備にして荷物をロッカーに入れた時点で開場時間まで1時間ちょっとという微妙な時間(^^;; なので、軽食でも取って時間を潰せればと思ったものの、丁度おやつの時間だからなのかフードコートの広場は人でいっぱい(^^;; 建物の上階にも飲食街はあるので向かってみるもなかなか「コレ」というものも無い上に混んでいるので、「どうしようかな」と思うが早いか目に入った「ガンダムベース東京」というガンプラ総合施設。「そう言えばTVCMで見てるのに行ったこと無い!」と覗いてみることに決定。展示や販売している内容なども

含めてなかなか充実した施設。この後ライブに参加するんじゃなかったら、もっとじっくり回ってアイテムも幾つか買って帰りたいくらいでした(笑)。

 そうこうしているうちに開場時間を迎えて入場列へ向かうと、まだまだ自分の整理番号は遠いので屋内で待機。時間を置いて再度列に向かうと近い番号になっていたのでそのまま入場列付近に留まり、そして入場。ドリンクは目に入った水を選択するも、その他のペットボトルドリンクもあった様で…(^^;;

 ホールに入り、2ブロック目中央の柵に近い場所を確保(出来るだけ豹変しなさそうな人の近くを選択…(笑))。昨年は一段高いところの柵付近に居たので高さが無い分少し前になりましたが、肉眼で確認出来るくらいの距離でもあるので問題ないかな、と。Sold Outだった昨年も場内はぎゅう詰めにならなかったし、今年も恐らく問題無いでしょう!

 開演を待つ間に諸注意のアナウンスがあって、その中に「サイリウム禁止」というのを聞いて「そういえばそうだった」と改めて認識しました。というのも「今回、5年間を統括するライブならば、初期の頃の歌だったらライトがあった方が良いかな?」と持ってこようと思ったくらいだったので…(結局持って来なかったけど(笑))。

 開演定刻を少し過ぎた頃に場内暗転。オープニング曲が流れ始め、バンドメンバー「あずさ2号」がステージIN、スタンバイ。そして、大歓声の中姿を現すころ! Twitterでは「今回のセットリストは予想出来ないようなビックリ箱」と言っていましたが、全曲は出題範囲だと、確かに予想は難しいです。ただ「アーティスト活動5年」という節目に相応しい、ということであるならは1stアルバムからの出典も多くあるのは間違い無いでしょう。そういう意味では1stアルバム1曲目「Hello My Revolution」は開幕にピッタリだと思うし、ころが20歳のお祝いに贈られたバラード曲「ツボミノコエ」は外さないよな…と予想はしていますが果たして?!

 ころがステージのセンターに着き、いよいよ開幕!

 開幕曲は…「ヒカリになって」!! なるほど、1stアルバムじゃなく、アーティスト活動としての1曲目か!!と、何れにせよ久し振りの披露に会場も滾る!! 最近のタドコロックから入った人達はどうか分かりませんが、自分的には素晴らしいスタート!!
 そこから続くのが「レッドラズベリー」とか!! 「残存エレジー」とか!! 昨年体験出来ると思ってた中で披露されなかった楽曲が続けて来るという個人的に熱い展開に上がりまくるテンション!! 初披露の2曲は自分的にコールもしっかり決まり、文句なしの楽しさ。そして、既に結構な汗(^^;;

 最初のMCが始まった途端、ころが「あーーーーーー」と早速の失敗を匂わすものの、特に何かあった様に見えなかったので、会場もステージも割と「?」な空気だったのですが、「みんな気付いてないなら言わなくて良いか!」ところ。結局「そこまで反応しておいて言わないの?」ということで説明する流れとなり、「喉を万全な状態にするために直前までトローチを舐めてたんですけど、口の中にまだ残っている状態で歌い始めました!」と説明を聞き沸く会場(笑)。きっきまでの熱の源とは思えないこの緩さもころライブの持ち味(^^)。最初から楽しいMCで良い雰囲気と流れを作って、次のブロックへ。ちなみに、トローチは間奏中に噛んでいたそうです(笑)。

 続いたのは「SHAKA BOOM」と「スキライ」。最新シングル「RESOLVE」のカップリング曲で、ラップ調の「SHAKA BOOM」と比較的素直なポップス系の「スキライ」という、タドコロックの中に於ける極端なベクトルの2曲はとてもメリハリが効いている上、シングルをヘビロテしている中で出会う流れなので全く違和感なし! 開幕からの流れを全然殺さずに駆け抜けられている感覚が心地よいです。

 2回目のMCではころのお兄さんの話になり、「急に母からLINEが来て、兄の結婚について何か聞いてる?」と確認されて「全然知らない」と。で、その兄からタイミング良く「今度のライブ、チケット2枚用意しておいて」と言われたという話が続き、「普通結婚する時ってお互いの家族に挨拶しに行ったりしません?」と、相手の顔も名前も知らない状態に「これが普通?」と問いかけた先は、既婚者のしんちゃん! 「普通は挨拶行くと思います」と金髪のままご挨拶に行ったエピソードも語ってくれました(^^)。そういうことから「実は兄の結婚は嘘なんじゃないかって思ってます!」と話を終える頃には次への準備が整いつつあって、恒例のアコースティックコーナーであることが分かりました。
 そこでもう1つ話題があって「今日、祖母が来ていて楽屋に来てたんですけど、そこにランティスの井上社長(現バンダイナムコアーツ副社長)が挨拶に来てくださって」と話し、衝撃のエピソードが飛び出します。「井上さんを見た祖母が『緒方(恵美)さんですか?』と声を掛けたんです!人違いどころか性別も違うし!」と(笑)。「そんな祖母が『あなたの曲は早くて何言っているが全然分からない』と感想をくれたので、これから唄う歌は祖母へ向けて歌いたいと思います」と前振り。この歌はこの先展開する「声優×昭和歌謡曲」というニッポン放送の吉田尚記アナが仕掛けた企画での1曲だそうで、作詞が売野雅勇氏、作曲が筒美京平氏という本物の昭和歌謡のレジェンド! その名前を聞いた時に「おぉ!!」と声が出てしまいましたが、周囲は意外と控えめ(^^;; それだけ客層が若い、ということなんでしょう。ただ、名前でピンと来ない人達も、代表作を挙げると「おぉ!!」に転じたくらいですから、その凄さが端的に知ってもらえて良かったです(筒美京平さんの代表作で「木綿のハンカチーフ」はどよめき少なめでしたが…(^^;;)。

 アコースティックの最初は「あなたの淋しさは、愛」。件の昭和歌謡曲ですが、てっきりカバー曲を歌うのかと思ったらがっつり新曲で驚きました。ただ耳にするメロディから何から本当に”昭和歌謡”そのもの。これならころのおばあさまも楽しんで頂けたことでしょう(^^)。
 続いて、ころが”歌”というものに興味を抱く切っ掛けとなった、自分のお金で初めて買って何度も何度も聴いた思い出の1曲をカバーするということで披露された、スキマスイッチの「藍」。当時の気持ちを振り返りつつ、情感込めて唄うころが印象的でした。
 更にもう1曲、まさかのアコースティック披露に選曲されたのは「忘れらんねえよ」の柴田隆浩氏がころのために書き下ろした「ころあるき」。意外な選曲だと思いましたが、とってもアコースティックにもハマって「♪明るく元気に」の楽しい掛け合いも出来て最高でした(^^)。

 ころの持ち味の1つでもあるアコースティックでの表現力を堪能した後は「結婚をすると言う兄へ愛の歌を届けます!」と、「DEAREST DROP」を情熱的に披露。タイアップだからというのもあって他のタドコロックとは違った雰囲気の歌ですが、ころの持っている表現力の高さを強く感じられる1曲。
 そこから雰囲気を一変する「世界が終わったあとの夜」。でもこの歌もしっかりと”愛”の唄なんですよね。世界観の違いはあれど、ころを通して伝わって来る”愛”がとても心に沁みてとても味わい深い時間になりました。

 唄い終えて一区切りした後はバンド紹介! ベースのしんちゃん、ドラムのMIZUKIさん、ギターの長澤くん(何故か不安なメロディを奏でる(笑))、バンマスでギターのジョンさんと続き、ころにバトンが戻ると聴こえて来るフレーズはどう聴いても「ギミーシェルター・ブライトネス」! ころがコール&レスポンスを始め、マイクを向けられたジョンさん、長澤くんも続き、上がりに上がったところで会場一体となって「this play hos come! gimme! gimme! gimme!」!! この歌は3rdアルバムで最も滾って好きな歌ではありますが、会場全体でここまで爆上がりになるとは思わなかったくらいの凄まじい熱量! コール&レスポンスも気持ち良く、溜めるところは溜めて弾けるところは弾けるというメリハリも他にくらべて仕上がっている印象で、今日一の盛り上がりでした。Dメロの部分「よーいよい」の部分、先走って頭の「用意用意」のところで入れている人が多かったのは気になるところだけど(^^;;
 そしてその熱量を持ったまま「ストーリーテラー」に繋ぎ、物凄い熱量が一体となって”最高レベルのライブでの一体感”を味わうことが出来てとても気持ちいい!(^^) その証として(?)ドリンクでヘルシアを飲んでいる訳でもないのに両腕まで噴き出る汗! 汗掻きレベルは2018年で2番目(笑)。去年同じ会場でのライブでは全然と言っていいほど汗を掻かなかったので驚きです。

 「ストーリーテラー」が終わった後、「みんなまだまだ声出せますか!?」ところが観客を鼓舞し、そのボリュームが最高潮になった時「これがラスト!」と始まったのは「RESLOVE」! ライブの副題にもなった最新シングルの表題曲は、とても熱い1曲で「バキ」という作品の世界観と繋がっているからこそのテーマがあり、唐沢美帆さんの紡いだ詞と、ころの表現力のハーモニーは凄いな、とどちらも応援している自分にとっては至高であり背筋の伸びる1曲。

 一気に畳みかけた本編が終わり、ころとバンドメンバーがステージを後にしてから少し間を置いて始まった「アンコール」要求コール。今回、始まるまでの時間は良かったのですが、始まってからが結構残念で(苦笑)、声を出している人が観客数に対して圧倒的に少ない(^^;; これは「アンコールが当たり前」という悪しき文化に染まってしまった結果なのかな…と思ってしまいましたが、周りに恥じぬよう最後まで声を出し続けました(複式での発声で喉を壊さない様に(^^))。

 やはり5分くらいはどうしても掛かってしまうこのアンコールまでの時間(^^;; 何とか凌いでバンドメンバーが入場・スタンバイ。コールは「あずさ」コールになり、主役であるころの登場を待つ会場は、少しずつテンションを上げて行きます。その期待に応えるよう、ころが登場して始まったのは…「スキミ→▼」!! これは超意外でしたけど、よくよく考えれば「少し早いクリスマス」なんですよね(*^^*)。なので、ちょっと牧師っぽい上着を羽織ったころがトナカイ(金成さんと保坂さん(笑))を引き連れてムードを演出。過去に聴いたことが無いほどの可愛い歌い方に徹するころと、袋からサインボール(?)を投げるトナカイが強烈な印象を残してくれました。唄の世界観が「好き」という気持ちに溢れたものだったこともあり、ころのお兄さんを祝福するくだりもあり、曲終わりには関係者席に居るころのお兄さんに観客が振り向いて「おめでとう」を投げ掛ける祝福の嵐が炸裂! その歓声の大きさに思わず立ち上がってお辞儀を返すころ兄(^^)。どうぞお幸せに!!

 「スキミ→▼」を唄い終えると、羽織っているものを脱ぎに一旦舞台袖に消えるころ。その間はトナカイ二人が繋いでいるのですが、「いい歳したおじさん二人が」と自虐トークながらもどこか楽しそうでした(^^)。
 軽装になって登場したころ。「スキミ→▼どうでしたか?」と感想を尋ねつつ、お兄さんの結婚の流れで客席に「今年結婚したよ、するよって人!?」と問い、フェイクの人も沢山居たので(苦笑)、キッチリそこはころが叱る(笑)。で、本当の人たちには最高の祝福の言葉を贈り、「兄の結婚よりも嬉しいよ(^^)」と嬉しさを表現していました。

 ここから幾つかのお知らせということで、先ずは「今日の模様がCDテレ朝チャンネル1にて来春放送されます!」。これに「トローチ噛んでるの分からない様に編集して欲しい」と要望を出すころ(笑)。更に「コントライブやります!」と昨年好評だったコントライブの再来に沸く会場。昨年発表された時のきょとん感はありませんでした(笑)。そして流れは新曲「リトルソルジャー」へ。来年からの「転スラ」エンディングとして起用されたことに「これからの『転スラ』の展開にちゃんと貢献出来る様に頑張ります!」と宣言し、宇宙最速披露!! 自分は「転スラ」を観ていないものの、しっかり聴きたいと思わせてくれる1曲でした。発売日が楽しみ!(^^)

 今回は「アーティスト活動5年目」ということで、副題の「RESOLVE」が意味する”決意”をライブとして表現したかったと語るころ。その最後を飾る曲が始まりました。

♪明日の私
  輝いてゆけ
  続く未来へ
  I say Hello…

 静まり返った会場にアカペラで唄うころの声が響きました。1つ1つの言葉を丁寧に紡ぎ出す姿にこの歌への想いも感じ取れ、胸が熱くなりました。

 この「DREAM LINE」は、自分がころのアーティスト活動を応援すると決めた思い入れの強い1曲であり、ロックに大きく舵を切ってからはこの歌が披露される機会も減っていたので、まさか今日ここで、このタイミングで聴けるなんて思っていなかっただけに、歌い出しを聴いた瞬間に目頭が熱くなり、手を合わせて「心から…ありがとう…!」と深々と頭を下げてしまったくらいでした。

 アカペラが終わってバンドの演奏が加わると同時に祝砲が放たれ、銀テープの舞う光景とその中で「DREAM LINE」を唄うころの姿、心で一緒に唄う「DREAM LINE」、その全てがこの場に居られることの幸福感に繋がり、言葉では表現できないほどの感動を噛み締めていました。ころにとっての1stシングルが、5年という活動期間の集大成を飾り、そして次へ向けての第一歩として選ばれたこと。そして、その歌が自分ところを繋いでくれたこと。それが本当に嬉しくて…。

 「DREAM LINE」を唄い終え、「泣いてくれている人もいて、こっちも泣きそうになったよ!」と嬉しさを伝えてくれたころ。「今回はアーティスト活動5年ということで集大成なものにしようと選曲しました!」と言う通り、集大成であり次への一歩を感じることが出来たステージでした。数あるタイアップ曲も敢えて除外し、タドコロックとしての激しいナンバーも控え目だったセットリストではありましたが、1つ1つの歩みと成長を感じられるという点では完璧だったとも言えるセットリストだったんじゃないかと。

 最後はメンバー全員が並んで、1人ずつご挨拶。長澤くん、しんちゃん、MIZUKIさん、しのぴー、ジョンさん、そしてころの順。ころは皆から「活動5年目おめでとう」の祝福を受け、ころのエピソードを話してくれましたが、MIZUKIさんの「いつ着替えるの?」といつもころに聞いて来たり、腹筋が割れて来たころのお腹を触ろうとしてお尻を掴んで来るという、流石なエピソードがとても良かったです(笑)。今回、久し振りのライブということで緊張していたというころに対し、色々なアドバイスをくれたというジョンさんも「もうNEXT DOOR開いちゃったんじゃない?!」ところの成長振りに驚いている様子でした。チームとしても纏まっているあずさ2号、これからも楽しく熱いライブを創る力になって欲しいと思いました。そして全員からの「ありがとうございました」と、バンドメンバーが袖に下がった後のコール&レスポンス「○○でしょうがなーい!!」もしっかり決めて、観客全員に心からの「ありがとう」を伝える様に手を振って、途中女性エリアに「キャーーーッ!!」て言ってとリクエストしたりする自由なころが素敵で(笑)、最後は会場全員で「キャーーーーーッ!!」と歓声を上げてころをお見送り。今回のライブは終演となりました。

 ほぼ1年振りのころのライブでしたが、アルバム発売という枠があった訳ではないからこその自由度があり、本当に5年分の集大成であり、成長を感じることが出来、次への一歩も感じることが出来た良いライブだったと思います。2018年、自分的にもライブビューイングが多くて現地で全力で挑むフルライブが少なかったこともあって(フルライブであっても楽曲的に全力で弾けられるタイプじゃないものも多いので)、とても気持ち良く全力で挑めた数少ないライブでした(今年は他に7月のTUREさんのライブだけかも?)。
 自分はころを最初から気に留めて応援していた訳ではありませんが、それでも1stアルバム発売時から気に掛けていたことを考えると、自分としてもそれなりに年数を積み上げていたんだな、と感じます。これからも楽しみながら、ころへの声援を届けられたら嬉しいです(^^)。

 素晴らしいライブを創った関係する全ての方へ、心からの感謝を。

【付録:セットリスト】

  1. ヒカリになって
  2. レッドラズベリー
  3. 残存エレジー
  4. SHAKA BOOM
  5. スキライ

    【アコースティックコーナー】
  6. あなたの淋しさは、愛
  7. 藍 (スキマスイッチ:2006年)
  8. ころあるき
     
  9. DEAREST DROP
  10. 世界が終わったあとの夜
  11. ギミーシェルター・ブライトネス
  12. ストーリーテラー
  13. RESOLVE

    【アンコール】
  14. スキミ→▽
  15. リトルソルジャー
  16. DREAM LINE

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2018年12月15日 (土)

「能登有沙 Arisa Collection 2018 ~ぁりがとう!!~」参加

 年の瀬も近づきつつある11月末に舞い込んだ能登有沙さん(以下、のっち)のバースデーイベント開催の報。2016年末にのっちの100曲ライブに参加して以降、決して多くは無いのっち関連イベントへの参加が出来ずにいた自分としては、今回はやっと巡って来たチャンス! ということで、チケット申込受付開始と共に速攻で手続きを完了し、取り敢えず確実に参加可能な第2部と打ち上げへの参加が確定。後は当日を万全の状態で迎えるだけ(^^)。

 のっちのことはずっと気に掛け、自分的に物凄く熱を入れている訳では無いながらも応援して来たつもり。出会いとしてはStylipSの、しかも伊藤美来さんからの繋がりで辿り着いた縁。1stライブツアーに参加するために観たBlu-rayの映像で、歌(ユニゾン、ハーモニー含む)やダンス(個々だけでなくフォーメーションも含む)に衝撃を受け、最高レベルに楽しんだライブ以降は「StylipSを全力で応援する!」と決めてファンクラブに入会したくらいに自分を動かすパワーがありました。しかしながら、それ以降StylipSの活動が収束気味になり、メンバーの1人である松永真穂さんが事務所を退所したことで更にStylipSの活動が収束。解散や活動休止は名言されていないながらも事実上の休止状態がとても寂しく、だからこそStylipSのメンバーそれぞれの活動をちゃんと応援する!と決めて現在に至ります。

 StylipSが収束気味になり始めた頃から、のっちの活動は裏方仕事が多くなった印象もあり、のっち本人が唄い踊る場面は全然見ないながらも、そののっちの能力を存分に反映させたモーション技術やライブでの振付などは、自分のメインストリームでもある「アイドルマスター」関連に注がれており、それらに触れては「のっち自身のステージに参加したい!」という思いを強くして行きました。初めて参加したのっち自身のライブは2016年末でしたが、そこから丸2年は再度燻っていた「のっちがステージを支配するライブ」への参加欲求がやっと満たされる。

 当日に向けて10日前くらいから、通勤往復のお供はずっとのっちの歌でした。聴いているうちにどんどんテンションが上がって行き、「これは何としても第1部も参加しなきゃ!」と当日の予定を何とか確保し、申込期限ギリギリではありましたが何とかチケットも確保。そこで驚いたのがチケットの整理番号。先着順で振られているその番号が何と30番台…(^^;; 「え!?そんなに少ないの!?」と驚きと共に、現在ののっちの世間的注目度の低さに寂しくなりました。同時に「これまで以上にもっと精力的にのっちを応援する!」と心に決めた瞬間でもありました。

■第1部

 イベント当日。自宅からの最寄り路線が人身事故で運転見合わせになっており(^^;;、ターミナル駅まで歩くことに。駅に到着してホームに上がって直ぐに来た電車に乗ったら噴き出る汗(>o<)。現地に到着する前に余計な汗を掻いたものの、予定よりも少し早く会場到着。間もなく開場定刻となり、整理番号順に入場開始。自分は恐らく最後尾だろうと思ったら、他にも同じように間際にチケット獲った方が居て「ギリギリで獲ったんで私の方が後だと思います」と番号確認し合うも「大差ないですね(笑)」と笑い合うようなアットホーム感を得て入場。

 StylipSを応援し始めてから良く来る様になった初台The DOORSですが、今回初めてパイプ椅子が並べられている光景を見ました(^^;; でも、ここに来ている人は生粋ののっちファンとも言える訳で、だからこそのアットホームさなんだろうな、と。座席はある意味どこでも良かったので(笑)、そのまま物販列へ(前回「荷物になるから」と昼公演終わった後に購入しようと思ったら希望商品が売り切れてしまっていた反省を踏まえ)。新作グッズの中からチョイスして購入しるつもりだったのに、結果的にチョイスせずに全て購入(笑)。気が付けば物販に結構な列が伸びていて、サクッと買えた今回の判断は正解(^^)。そのまま空いている席に着き、開演の時を待ちます。その間にのっち宛の色紙が回って来たのでありがたく参加させて頂きました。

 開演時間が近くなり、諸注意を影アナでのっちから。呼び掛けに反応の薄い会場に「もういい歳だしねー」と言いつつも、通常運転ののっちを確認出来てワクワクが高まります(^^)。

 定刻、そして開演!!

 ステージに現れたのっちは赤と黒のドレスを纏い、とてもカッコ良くもあり可愛くもあり、個人的に超好み(*^^*)。開幕は4thアルバムから「タイムカプセル」。スクリーンには当時のMVが流され、ステージ上ののっちと収録当時ののっちが同居し、それだけでとても味わい深い演出。最初は座ったままの観客側ものっちのパフォーマンスに当てられ、立って声援を贈る形に。

 今回のイベントが決まった後、「これまで自分の歌をあまり披露してあげられなかった」と語っていたのっちだけに、このイベント開幕曲はその意味も反映した「タイムカプセル」しか考えられない。そんな気持ちになりました。 続けて「High Speed Motion」が披露され、自分がまだのっちを知らない時代の楽曲をライブで楽しめていることがちょっと不思議な感覚(厳密には2年前の100曲ライブの時に体験してはいるものの、ショートバージョンであることに加えて自分自身の聴き込み経験も浅かったので、受け止める感覚が全く違う)。

 MCが始まるとすぐさま着席する観客側を見て「早いなぁ」と笑いながら「歳には勝てませんよね」とフォロー(?)しつつ、のっちの飾らないトークは続きます。MVの若い自分のこと、今回の衣裳のことに触れ、とにかく”可愛い”に結実する流れが素敵(^^)。
 続いて「次はみんなに一緒に踊って欲しいです」と「ほしのわ」の振付レクチャー。「トゥトゥ、トゥトゥトゥーワァ」の部分でサクッと覚えられる内容だけれど、みんなでやると楽しい気持ちになれる振りなのが流石のっち先生(^^)。

 「ほしのわ」はスクリーンにMVが流され、これまたステージ上ののっちとシンクロしているのが素敵に映り、しっかりとその光景を心に焼き付けました。続く「おやすみ星」も「ほしのわ」から繋がるイメージがあったので心地よく楽しむことが出来ました。
 ちなみに「ほしのわ」の振付の中で「ワァ」の部分は自分の人差し指と親指で輪っかを作って両手で繋ぐところがあり、事前に「繋ぐ部分は隣の人や両隣の人とも繋いだりしてもOKです!」と促したものの、全員が1人でやっている状況でした…(^^;;

 ライブパートを一区切りし、ここで小休止なコーナーへ。MCとして同じ事務所の後輩、奥山敬人さんを呼び込んだところ…片手にバースデーケーキを載せながら、「♪ハッピーバースデー トゥーユー」と唄い始め、観客側も一緒に唄ってのっちの少し早いお誕生日をお祝い(^^)。ローソクが立っていた訳でも無いので火を吹き消すような流れもなく、のっちに見せて喜んでもらった後はそのままステージ袖へ退場(笑)。そのタイミングでスクリーンにはのっちの誕生日をお祝いするビデオレターが映し出され、現れたのはPyxisのお二人! 伊藤美来さんも豊田萌絵さんもStylipSのメンバーであり、ある意味でのっち先生の愛弟子でもある二人からのメッセージは「20代最後の」という言葉が強調されていましたが(笑)、今では仕事で一緒になることも少なくなった3人でしょうから、萌絵さんの言った「今度ご飯行きましょう!」は是非とも実現させて欲しいな、と思ってます。

 ということで改めてコーナー。「能登マイケル 魂のイングリッシュ復習」ということで、のっちの映像配信番組「ポニテ倶楽部」のコーナーで扱った英語を出題し、ちゃんと覚えているかを確認するクイズのお時間へ。全5問の出題ではしっかり覚えているものもあれば、そうでないものもあって、出題に対するヒントが必要ならば50/50、テレメッセージ、オーディエンスから選択できるという、某有名クイズ番組と同じようなシステム(笑)。しかも、全問の中でではなく、各問題毎に全て使えるという素晴らしい仕様!
 今回、即答えられるものも敢えてテレメッセージだけは必ず使用し、その回答者が同じ事務所の高橋菜々美さんだったのですが、これがまた微妙なヒントながらもとにかく可愛い(*^^*)。のっちもMCのKTも悶えていたのが印象的でした。オーディエンスに委ねた時は二択を外したり、個人を指名しようとすると皆目を合わせない様に俯くというガード振りながらも(^^;;、そこはのっち先生の上手いトークで言葉を引き出し、KTの巧みな切り返しも加わってキッチリみんなが楽しくなるコーナーになりました(^^)。直訳と意訳の判断、難しいなぁと改めて思った。
 コーナーが終わってKTからかんたんな告知があって退場。残ったのっちにより、ライブステージの後半戦突入です!!

 先ずは「明るさと暗さの両極端な2曲を」ということで「greed city」と「ほぼ健全少女宣言」の2曲を。確かに極端とも言える雰囲気の違う2曲ですが、のっちのパフォーマンスを介すると連続披露でも気持ちと熱が乗ったまま楽しめる。のっち自身が拘り抜いたセットリストなだけに、観客テンションも意のままに操れるからこそ”ステージの支配者”と言われる所以なんだな、と感じました(^^)。
 次に続いたのは、のっちの恋バナ(同級生のLINEグループがあって、当時好きだった相手から最近結婚報告があったとのこと)から想いが込められた「ミント」、「Jeweling Heat」を経て、「何度も披露する機会があって、都度その時の最高のものを届けて来たけれど、未だに正解が分からない」と前置きし、「今日は今日で最高のものをお届けします!」と披露してくれたのが「Blue Moon Dream」。自分の中にも「のっちと言えばコレ!」というくらいに少ないライブ参加の中でも聴けている歌ですが、細かな表現は確かに都度違っている気もします。今回、こうして”今”にアップデートされた「Blue Moon~」が聴けたのはとても嬉しかったです。

 イベント副題「ぁりがとう」の説明しようと思って忘れてた!と”ぁ”が小さい文字なのは「昔、母音を小さく書くのが流行ってね、私も自分のことを”ぁりは~”なんて書いてたから」と話してくれました。そして次が最後の歌とのことで、静かな「えーーーー」が響く会場。そして語り始めるのっちの”歌”に対する想いと「凄く良い歌なのに、全然歌ってあげられなかった。だから、今回この歌をここに持って来ました」という言葉。事前にのっちがTwitterで「Spica.」の振付を一緒にやって欲しい旨をつぶやいていたこともあり、「Spica.」が来ると思って構えていると、のっちが口にした曲名は…

 『フォーチュン・レター』

 …その名前を耳にし前奏が始まった途端に目頭が熱くなって涙が溢れそうになりました。

 この歌は自分がStylipSの中で最も好きで想い入れがあり、2015年に初めて参加したStylipSの1stツアー東京公演で体験したその時の思い出は、今でも前奏を聴くだけで感動のスイッチが入ってしまうくらい。ライブとしてはその時聴いてから出逢うことは無く、今の活動状況を考えてもきっと再会することは無いだろう…そう思っていました。だからこそこのタイミングでこの曲が聴けるなんて不意打ち過ぎます…。

♪シアワセとか大事なものは
  エアメールみたいにね 突然には来ない
  積み重ねていくモノだって
  きっと教えてくれてたんだ

 「フォーチュン・レター」の冒頭の歌詞が、自分が応援して来た時間にリンクし、のっちのパフォーマンスを観て、その紡がれる歌声を耳にし、自分も声は出さずとも一緒に唄い、どんどんその歌詞が胸に入り込んで来て胸いっぱいになり、結果的に想いと共に涙も溢れてしまいました。こうして再会出来たことは本当に嬉しくて、選曲してくれたのっちに、そしてこういう機会に参加出来たことへの感謝は絶対に忘れない。

♪「これからもよろしく」
  届けたい Fortune Letter

 僕ものっちに応えたい。

 …届いたよ、Fortune Letter。

 唄い終えたのっちが「本当は4人で、私は一番右側で歌いたかった…!」と想いを伝えてくれたことも心から嬉しかったです。

 ライブを終えて、締めの挨拶を述べて惜しみない拍手に見送られて退場するのっち。少し間があったので「もしや?!」とアンコール要求コールを始めるものの、客電点いての終演アナウンス…(涙)。残念だけど次の公演もあるし、まぁ仕方が無いか…と思ったらお見送りがある様で、会場を出るに出られず(笑)待機。すると、しばらくして上だけ着替えたのっちが裏から登場し、出口にスタンバイ。参加者一人一人にサンキューカードを手渡ししながら、言葉を交わす時間も大切にしてくれました。
 自分はのっちと直接お話しするのは今回が初めて。特別緊張することなく「フォーチュン・レターと再会出来て凄く嬉しかったです!」と、最低限の内容は伝えられたので悔い無し! もうちょっと色々話せば良かったな…と思わなくもないですが(^^;; 目の前にしたのっちがとても小柄で、ステージ上では大きく見えるだけにとても印象的でした(*^^*)。

■第2部

 日も暮れて辺りが暗くなり、陽射しのあった昼間にくらべて寒くなって来た時間。定刻通り開場となり、第1部と違って速攻でチケット確保したので整理番号は1桁。今回は物販も寄る必要が無いので、そのまま空いている席へ。折角なので最前列を確保してみました(座席あるのでライブ中に攻め込まれる心配も無いですしね(^^))。

 基本的には第1部と同様の構成ではありましたが、内容はかなり違いました。

  • ライブは「ほしのわ」「おやすみ星」「Blue Moon Dream」以外全て違う曲を披露。開幕曲は「カゼノツバサ(MVあり)」で、MC(「ほしのわ」の振付講座含む)を挟んで3曲連続披露。前半の締めは「プライマル」で、後半に繋げる流れ。
  • ライブ前半を終えてからのコーナーはパネルクイズに変わり(ロゴが「ベルサイユの薔薇」みたいだとサビを唄い始めるのっち)、MCは第1部と同様の奥山敬人さん。「ブログ・Twitter」「映像」「記事」の3ブロックから、それぞれ10点・20点・30点の全9問を時間の許す限りチャレンジし、獲得ポイントに応じた商品をのっちが総取りするルール(これが誕生日プレゼントになる)。ここでも観客席へ回答のヒントを訪ねられるシステムは健在。一斉に目を合わさない様にするのも健在(^^;; 今回は観客を直接指名するものでなく、今回は「○○な人」というあぶり出し方式で、一番可笑しかったのが「ファンクラブ会員の人」という質問に対象が0人だったこと(爆)。質問が会報の中に書かれた内容についてだったものの、みんながちゃんと目を通していないことが明白になって(?)、ちょっと寂しい空気になりました(^^;;;;
  • ポイントの最高ランク商品は高級牛肉でしたが、お誕生日会の主役ということで最後の1問はポイント4桁の大盤振る舞いで見事正解し、全商品を無事GETしたのっち!(^^)
  • ちなみにクイズを始める前に「トーク中は英語禁止」というルールが設けられ、1ミスにつきからあげクン1個というのっちとKTの勝負も併せて行われて、結果20対20の引き分け。お互いにからあげクンを(5個入りなので)4つ奢り合うことで決着(笑)。
  • コーナー終了間際で「おめでとう」のビデオレターが。今回はハロプロエッグ時代ののっちの同期・仙石みなみさん。これにはのっちも驚いていました。メッセージの中に何度も「のっちも30歳に」的な言葉が出ていましたが(一応まだ29!)、戦友とも言える人の祝福の言葉を嬉しそうに観ているのっちが印象的でした。
  • 「BanaCAST」のプロモーションについては、イメージキャラクター「ミライ小町」の完全新作映像がこの場で初公開され、のっちが今後関わり続けるであろうこのコンテンツをこれからも注目して行きたいな、と思いました。
  • ライブ後半は「Blue Moon Dream」で再開し、待望の「Spica.」披露(ただ、振付は特に求めず。でも僕はやった)。そこからは基本的にアゲアゲの構成で「深夜あにめーしょん」「初恋レボリューション「雨上がりSunny Drops」」と3曲続けて披露。「初恋レボリューション」は観客席に「もっともっと!」とジェスチャーで声出し要求しタオル回しも。
  • ライブも残すところ1曲となったところで、のっちから「皆さんにお伝えしなければならないことがあります」と少し緊張も見て取れる表情に一瞬張り詰めた空気になる場内。のっちから伝えられた内容が「今年いっぱいでスタイルキューブを退所し、来年からはフリーで活動を続けて行きます」ということでした。会場は突然の知らせにどう反応して良いか分からない感じの空気ではありましたが、総意としては「のっちが自分で決めたことだし、これからも応援して行くことに変わりはない!」ということでしょうか。「これまで私はずっと良い子でいました。今回はわがままを通してもらいました」「何かあった時はきっと周りの皆が手を差し伸べてくれると思うので、やれるだけのことをやってみます」とのっちの想いを直接聞き、イベント副題に込められた”ぁりがとう”も一緒に受け止められた。それは本当に良かったです。ただ、1つ心残りというか「あぁ…」と思ったのは「StylipSがこれで完全に消滅する」ということ(ToT)。でも、のっちの「これからもっと新しい景色をみんなと一緒に見られるように頑張ります!」というのっち自身の未来の方が大切。その来るべき日にまたStylipSのステージを体験出来たら、それが一番嬉しい(^^)。
  • 最後の1曲は今ののっちの気持ちを余すところなく伝えてくれたと感じられた「NEXT STAGE」。のっち自身の作詞でもあるから余計にそれを感じたのかもしれませんが、「上手に言えないから歌にするよ 支えてくれたみんなありがとう」からの歌詞はとても心に刻まれました。これから紡がれる本物へと変わるストーリーをしっかりと見守って行きたい、と決意を新たにした瞬間でした。
  • 第2部のステージが終演し、のっちがステージ袖に下がった後、何とも言えない空気が会場に残ってはいましたが(^^;;、特にアンコールを叫ぶこともなく、終演アナウンスが流れてお見送りの案内がされるのをじっと待つことしか出来なかったこの時間の感覚はとても印象に残りました。
  • 第2部のお見送りは、扉を出た階段下ではなくホール内の出口付近で行われました。自分としては「NEXT STAGE、確かに受け止めました。これからも一緒に楽しんで行きましょう!応援します!」が直接伝えられただけでも幸せです。

■打ち上げパーティー

 第1部・第2部と終えてからは、打ち上げパーティーと称した会へ。先程までイベントを行っていた空間で行われるささやかな会だと思っていたので、開場定刻となり入場した先に広がる光景は想像通りのものでした。椅子が片付けられて丸テーブルが3つほど用意され、その上にはポテチやポップコーン、クッキーやチョコレート等のお菓子が盛り付けられた大皿。ドリンク付でアルコールも提供されるということで、普段飲まないカクテルを選択。適当にテーブルに着いて、開演の時を待ちます。その間、近くのファンの方と談笑。

 定刻となり、マネージャーの高橋さんの司会で、野口社長とのっちも呼び込まれてご挨拶&乾杯! 冒頭、野口社長からの挨拶の後、退所を決めたのっちも含めて、スカウト前(ハロプロエッグ時代、大学時代)、面接時の印象、入所した時の立ち位置、これまでの活動、新しい事へのチャレンジ、退所の相談と決意といった沢山の事と想いを聞くことが出来て、改めて今日この場に居て話が聞けたことに感謝。中でものっちが「もう少し何か出来たんじゃないかと心残りなのがStylipS」と切り出し、その現状について野口社長も「皆の中でもそうだと思うけど、こちらもちゃんとしなくちゃいけないって思ってる」と述べ、色々これまでも動いて来たけど、その都度壁があって。今ではその壁だった人も皆いなくなっちゃったけど」と語られました。「いつとは約束出来ないけれど、ちゃんとしなくちゃいけないと思ってます」と、StylipSについて触れて状況と思いを語ってくれて、ずっと心の中のしこりだった部分が少しだけ解消出来たことは本当に嬉しかったです。「来年からはフリーになるとは言え、関係が無くなる訳でも何かあった時に手を差し伸べない訳でもないし、戻りたいなら戻って来ても構わないし。うち、結構出戻り組が多いんです」という野口社長の言葉も何気に嬉しかったです。
 のっちの素直で周囲を気遣い、時には自分の気持ちを殺してしまう”良い子”な部分がアイドルとして飛躍するのを邪魔していたのかもしれないこと。逆にダンスやモーションといったクリエイティブな仕事への取り組みは周囲からの信頼や安心感を得られている結果も含めて凄く適性があること。それは応援している僕らも感じている部分もあっただけに納得できることも多くあって、何故”能登有沙”という人を応援しているのかを改めて知る機会にもなりました。

 トークがある程度区切れたところで、のっちへのプレゼントが到着。野口社長が依頼していたもので、ギリギリ間に合ったというそれは大きな封筒に入れられていました。その袋から取り出したのは、のっちが学生時代に1ファンとしてファンレターを出したことがあるくらいに好きな「スレイヤーズ」のイラストを担当したあらいずみるい先生からのイラストボード! 描かれたのっちが着用しているのは今日のイベントTシャツで「デザイン公開したのつい最近ですよね?」と、忙しい最中にここまでしてくれたあらいずみ先生に「家宝にします!」と心から喜んでいたのっちの笑顔は最高でした(*^^*)。

 のっちがとびきりの笑顔になったところで集合写真を1枚。その後はお土産コーナーということで全然予想していなかったのっちとの2ショットチェキ! 1人1人がステージ上でのっちと2ショット。ある程度はポーズなどのリクエストにも応えてくれるようで、更にはチェキにサインも入れてもらい、その間に少しお話しも出来るという、この上無い程のお土産!(^^)

 順番が決められて自分の番が回って来るまではステージの撮影風景を見つつ周囲と談笑。とても良い方々が沢山いらっしゃって、ファン歴もバラバラながら「のっちを応援している」という根っこで話をしているので、とても気持ち良く楽しい(^^)。

 自分の番が近くなって来た頃、ステージ上でマフラータオルを横断幕的にのっちと一緒に持っている人を見かけて「その手があった!」と、今日自分が使ったStylipS・1stツアーのマフラータオルを使うことに。「フォーチュン・レター」に再会出来た喜び、のっちの一足早い誕生日を祝う気持ち、そして新たにフリーとして活動して行く輝く未来を祈る気持ち…沢山の気持ちを持ってのっちとの2ショットに臨みました。
 ステージに上がる前に階段の傍らに居たマネージャーの高橋さんとお話しするタイミングがあって「いつもありがとうございます」と言われて「こちらこそ」と言ってしまいましたが(笑)、確かに認識されるくらいに顔は合わせているけれど会話は今回が初めて。またこういう機会があったら嬉しいな、と。
 で、自分の番がやって来て「よろしくお願いします!」とのっちに一礼。「こちらを一緒に持って頂けますか?」と広げたマフラータオルを見て「このタオル、良いよねー」とのっち。撮影する際に改めてのっちが小柄であることが分かり、高さを少し合わせるために屈んだところでパチリ。「宛名はどうします?」と聞かれて伝えた後は「のっちさんがStylipS・1stツアー東京公演の最後に言った『もっと大きい箱でやりたい』という言葉を今も忘れていません。いつかこの夢が叶えられるようにこれからも応援し続けます!!」と伝えられ、のっちからも決意の言葉を聞くことが出来て最高のお土産を頂けたことは、僕にとっても宝物です!(*^^*)

 その後はテーブルに戻り他の方の撮影が終わるまで談笑の続き。気が付けばあっと言う間に全員との撮影を終えて、最後に再度集合写真を。1枚はチェキで(笑)、その後はスマホのカメラで。最後は「おつのっち!…からの~ウーパールーパー!!」の定番コールで締め。打ち上げはお開きとなり、ここでも最後はのっちのお見送りということで、1人ずつハイタッチしてお別れ。自分は「お疲れ様でした!これからも一緒に楽しい時間を作りましょう!」とハイタッチし、手を振って会場を後にしました。

■最後に

 急遽参加を決めた昼公演で「フォーチュン・レター」に再会し、夜公演でのっちのこれからを本人から直接聞くことが出来た上、打ち上げではのっちのこれまでとこれからを野口社長とのっちの対談で聞くことが出来て、今日丸々1日のっちとの時間を楽しむことが出来た本当に密度の濃い日になりました。こういう貴重な機会を頂けたこと、そしてそこに参加することが叶ったことは本当に嬉しく、改めて”能登有沙”という人に注目し、これからも応援して行きたいと思えたのは今の自分にとって物凄い価値でした。イベントとしてはかなり小規模ではあったものの、本質的に参加人数や規模に左右されない価値ある時間を皆さんと共有出来た喜びは筆舌に語り尽せません。
 こうした素晴らしい時間を創ってくださった関係する全ての方に感謝を込めた”ありがとう”と、のっちの30歳という節目の誕生日を祝福する”おめでとう”、輝かしい未来を信じての祈る”これからもよろしく”の言葉で、本投稿を締め括りたいと思います。

【付録:セットリスト】

第1部 第2部
1. タイムカプセル カゼノツバサ
2. High Speed Motion ほしのわ
3. ほしのわ おやすみ星
4. おやすみ星 プライマル
【コーナー】能登マイケル 【コーナー】パネルクイズ
5. greed city Blue Moon Dream
6. ほぼ健全少女宣言 Spica.
7. ミント 深夜あにめーしょん
8. Jeweling Heat 初恋レボリューション
9. Blue Moon Dream 雨上がりSunny Drops
10. フォーチュン・レター NEXT STAGE

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