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2018年9月30日 (日)

「響け!ユーフォニアム 公式吹奏楽コンサート ~北宇治高校吹奏楽部 第3回定期演奏会~」神奈川公演 昼の部参加

 「響け!ユーフォニアム」の演奏会イベントである「北宇治高校吹奏楽部 第3回 定期演奏会」(昼の部)に参加しました。

 洗足学園の前田ホールで開催されたスペシャルイベントで初めて聴いたフレッシュマンウインドアンサンブルの生演奏。自分が学生時代、吹奏楽部に席を置いていたことがあるだけに色々なことが実感として響き、とても楽しんで、しかも感動したこの機会。それが定期演奏会という形で翌年企画され、また聴くことが出来る喜びに震えた第1回目は昼夜公演への参加が叶い、TVシリーズ第1期・劇場版をベースにした楽曲の演奏とTRUEさんの歌唱にとても胸を熱くしたことを今でも覚えているくらい。しかしながら、第2回は京都公演のみとなり参加が叶わなかったことが残念で堪らなく、「今後も京都だけだったりするのかな…」と思っていたところに第3回のアナウンス、しかも神奈川公演もある!ということで喜んだのも束の間。何と開催日が伊藤美来さんの4thライブと被ってる!(^^;; ただ、演奏会は昼夜開催で、美来さんのライブは夜だけということで「昼公演なら参加可能では?」と場所と時間を確認すると、結構ギリギリなスケジュールだけど不可能ではないことから昼の部のみ申し込むことに。結果、無事に当選して晴れて参加となりました(^^)。

 今回の会場はよこすか芸術劇場。初めての会場ですが、しっかりしたホールで演奏会という内容には文句なしの環境。2年振りの演奏会参加で、フレッシュマン・ウインド・オーケストラの皆さんや指揮の大和田先生、TRUEさんの歌唱と完璧な布陣に加え、後から発表されたゲストMCとしての北宇治カルテットの3名(安済知佳さんを除く)がゲストという情報に歓喜(*^^*)。今回はどんな演奏や内容で楽しませてもらえるのか、当日が近づくにつれて増して行くワクワク感を楽しみつつ送る日々。直前に物販情報が出たもののアイテム数は少なく、そこまで気張る必要は無いだろうと思うも売り切れはやはり心配なので(^^;;、開場の1時間半前を目途に現地へ向かうスケジュールを立て臨みました。

 開催当日、台風24号の接近により交通機関の運行に関する発表が朝から色々とあって、横須賀という海に近い場所での開催となる今回の演奏会もその影響を心配していたところ、夜公演は中止(実際は12/24に振替)がアナウンスされ、取り敢えず自分が参加する昼の部は予定通り開催ということで一安心(発表された時は既に移動中でしたから)。

 殆ど乗ったことのない電車だったこともあって乗り換えも含めて予定通りに行けるかな…と心配はありましたが、ほぼ予定通り現地に到着。物販開始時刻から2時間以上経過している時間だったのでガラガラだと思ったら結構な列!(^^;; 「どれくらい掛かるかなぁ」「売り切れたりしないかなぁ」とか思っている内にどんどん進んで無事終了。種類が無いのとレジが4箇所もあったので速い訳です(^^)。開場までの40分くらいは暇になってしまいましたが…。

 開場時間を5分ほど過ぎたところで開場。自席は4階席ながらも正面最前列ということでそこそこの位置(視線的に柵が邪魔で背筋を伸ばして座っていなければならないけど(^^;;)。しっかりとしたホールなので音響的に文句無しではあろうけど、やはり壇上の皆さんの表情は見られなさそう(>o<)。亜利沙のオペラグラス、持ってくれば良かった…(笑)。

 定刻5分前くらいでも座席が埋まっていない状況に「これは開演も少し押すかな…(^^;;」と思っていたら案の定定刻を5分ほど過ぎたところで開演。終演時間に影響出なければ良いなぁ…と思いつつ、梯子するとは言え先ずはこの演奏会を満額楽しむ!!

 洗足学園音楽大学フレッシュマン・ウインド・オーケストラの皆さんがステージ入りし(編成的にかなり多い印象!)、大和田先生がステージに登場。そのまま恒例の開幕曲「Starting the project」の演奏へ。演奏の迫力がこれまで以上に感じられるのは編成に由るものなのか会場の音響に由るものなのか分かりませんが、とにかくとても良い!!(^^)

 オープニングを終えると次は真っ白なドレスを身に纏ったTRUEさんがステージに現れ「DREAM SOLISTER」のウインドオーケストラVer.を披露。何度か聴く機会に恵まれているこの曲・歌唱ですが、今日のTRUEさんの表現はとても表情豊かに聴こえて、言葉が心に流れ込んで来る印象。いつもながら凄い声量でオーケストラの演奏に全く負けない存在感を放っていました(^^)。

 開幕2曲が終わり、ステージに登場したのは北宇治カルテットの3名! 朝井彩加さん、黒沢ともよさん、そして豊田萌絵さん。それぞれ青、ピンク、黒のドレスを纏っての余所行きモードがお似合いで素敵(*^^*)。やはり演奏会、緊張感を持ってトークをするのかな…?と思いきや、想像以上に緩いトークが逆に新鮮に映り(笑)、そういう感じも作品を通じて長く付き合って来たメンバー同士だからこその”ユーフォ感”を感じました(^^)。MCとして吹奏楽経験者でもあり、川島緑輝役でもある萌絵さんが会を回すということで、その手腕も楽しみ! あ、ここではチューバ君も応援に駆け付けてくれて、これまで以上に動けている印象で驚きでした(笑)。

 今回の演奏会は「響け!ユーフォニアム」という作品での人気曲を集めたベスト盤的な内容に加え、初披露となる「リズと青い鳥」から、作中では第三楽章を中心にしていた部分を全四楽章全て演奏するという話もあって心の中でガッツポーズ! 大和田先生へ「今日の仕上がりは如何ですか?」という質問をすると「最高の状態です!」との返答もあり、これから始まる演奏がこの上なく楽しみになりました(もう既に開幕2曲でその仕上り具合はビンビン伝わって来ていましたけど(^^))。

 トークを終えて「暴れん坊将軍のテーマ」「RYDEEN」「学園天国」「宝島」と続けて披露! これらの曲はやはり作品を語るには外せない、場面場面を彩った印象深いものばかり。その演奏熱量もノリも最高レベルで、特に今回はブラスセクションの厚みがとても良いバランスで自然と体が動いてしまうくらいの心地よさがありました。

 4曲終えた後は再度北宇治カルテットが登場してのMCタイム。各曲の話を当時のアフレコ現場での話や作品の中での思い出を交えて仲良しトーク(*^^*)。ドレッシーな恰好とはギャップのあるお茶の間トークがとても良い感じに肩の力を抜いてくれて、演奏会ではあるものの変な堅苦しさが無いのは萌絵さんの話術のなせる技なのかも。「RYDEEN」の話では音響監督の鶴岡さんのモノマネが飛び出したり、各曲でソロを担当した方とのやり取りだったり、色々楽しませてくれました(^^)。

 トーク中、中央に2本のマイクスタンドと譜面台が用意され、話の流れも麗奈…っていうか、ここに居ない安済知佳さんに(笑)。「さっきLINE来ててさー」みたいな会話も含めて麗奈の存在感をアピールしつつ、今日この為にお呼びしたゲストのユーフォニアム奏者さんをステージにお招きし、「愛を見つけた場所」をユーフォとトランペットで演奏した後は全体で「響け!ユーフォニアム」を。第2回に参加出来なかったので、こうして「響け!~」が聴けたことがとても嬉しく、奏でられるメロディを1つ1つ胸に刻みました。

 休憩15分を挟んでの第二部。奏者の皆さんがステージに現れ、定位置に着いた後は全体チューニング。準備が整ったところで大和田先生が登場、開幕は「リズと青い鳥」で開始!

 劇中では作品テーマにも重なる第三楽章がクローズアップされ、その他の楽章はBGMとして部分的に使われることはあっても組曲としては聴けなかっただけに、今回はとても贅沢な環境で「リズと青い鳥」そのものを味わえるというのが至高の喜び(^^)。
 第一楽章は柔らかく、第二楽章は弾むように。一気に第四楽章まで聴かせてくれるのかと思いきや、微妙な間が空いてからカルテットの皆さんがステージに登場。MCコーナーになりました(^^;; 丁度、あやチューが青いドレスを着ていたことから鳥の役となり、ともニャがピンクのドレスで髪型も似ているということでリズ役を、みたいな話が展開(笑)。トーク内容は全然脱線しないのに内容が結構緩くて楽しいのですが、その辺りを上手く本筋の流れに持っていく萌絵さんのMC振りに驚いたりしているうちに、後半の楽章へ。

 第三楽章は正に「リズと青い鳥」の軸となる楽曲だけにとても強い印象が残りました。オーボエとフルートの掛け合いやそれを支える他のパートの関わり方など、自分の学生時代が強く思い出され、とても臨場感がありました。そこから繋がる、壮大なテーマを奏でる第四楽章。各楽章を繋いで体験することで味わった「リズと青い鳥」の世界、大満足(^^)。

 もう演奏会も終盤ということで、締めのMCとして登場したお三方でコンクール演奏楽曲の2曲に纏わるトークが展開。沢山のバージョンを演奏したということで大和田先生を交えたりしながら、「ユーフォと言えばコレ!」という楽曲への想いを語って行きました。

 「ユーフォ」関連での演奏会の度に必ず聞いている「プロヴァンスの風」と「三日月の舞」ですが、今回は初めから「ブラスセクションが厚い」と感じていたことから、とても迫力があって生演奏を聴く醍醐味を堪能。何度聴いても、各パートが活きる箇所で劇中の映像が頭を過り、現実世界とアニメでの世界が融合している感覚が生まれます。そういう意味では「プロの演奏家や楽団にアニメの曲を演奏してもらう」というものではない「響け!ユーフォニアム」の演奏会は、リアルな学生が携わり続けているからこその作品リアリティがあるんだなぁと改めて感じました。

 演奏を終えて拍手喝采の中、一旦舞台を後にする大和田先生。鳴り止まない拍手は勿論アンコール希望の証。間もなく再登場した大和田先生が指揮台に立ち、構えた腕の一振りで始まったのは「トゥッティ!」。アンコールに相応しい1曲として定番化している感じですね(^^)。イタリア語の音楽用語で「全部」という意味のこの曲、正に”合奏”の楽しさを感じられるものでした。

 「アンコールありがとうございます!」ということで始まるMCでは、自分たち「北宇治カルテット」が歌唱したこの「トゥッティ!」の思い出を語りつつ、「未だオーケストラバックで歌ったことないよね」「私たちがこの素敵な演奏を壊しちゃうかもしれないし」という話もありましたが、こちらとしてはそれでも期待したいところ(^^)。次が本当に最後の曲ということでTRUEさんを再度お呼びして、「ユーフォ」が持つ沢山のテーマを形にした主題歌「サウンドスケープ」を披露! 強い気持ちが入った歌唱が会場中に響き渡り、「DREAM SOLISTER」以上の熱量を感じました。TRUEさんの歌唱は本当に凄い。

 全てのプログラムを終え、改めてステージ上に(チューバ君含めて)全員揃ったところでトーク&お知らせタイム。2019年4月19日に公開が決まった新作劇場版「響け!ユーフォニアム 誓いのフィナーレ」の新キービジュアルが初公開(ポスターを持っていたのはチューバ君)。世界最速先行の前売りチケットも物販で販売していることをアナウンスし、これで終わりかと思いきや、新たに「ユーフォトコンクール」というTwitterキャンペーンを開催するということで、そちらの説明が。「こういうシーンやシチュエーションが見たい」という写真を撮って投稿すると、選ばれた写真を実際に京都アニメーションさんが「ユーフォ」の世界に置き換えてポスターにしてくれるというもの。例を挙げて話を弾ませつつ、今日の演奏会の写真を撮って投稿しようという流れでオーケストラの皆さんをバックにポーズをキメてパシャリ。締め括りにゲストMCの北宇治カルテットの皆さんやTRUEさんからコメントを頂いて昼公演は終了。緞帳が下りる訳ではないので、皆さんが退場するまで拍手でお見送り。
 最後の挨拶コメントでは、長く作品に携わることで「お久しぶりです!」と言い合える仲間が増えたことが嬉しいという話や、奏者の学生さんの中にユーフォに携わっている期間が同じ”ユーフォ同級生”の話も出たりして貴重なお話しもあった他、新作劇場版へ向けての意気込みも感じることが出来て益々期待が高まりました(*^^*)。

 夜公演が中止になった関係もあるのか、予定公演時間を20分ほど押して終演となりましたが、来春の劇場版公開への第一歩となるイベントでもあったことを考えると順当な時間だったかな、と。今日の演奏会を体験し、新たなキービジュアルが公開されたことでの気分的高揚感もかなり増している自分としては、満額楽しんだ上に公開までのワクワク感のお土産付なのですから「最高だった」としか言えない充実したイベントでした(^^)。

 11月には京都で、12月には今日の夜公演の振替があり、公開日に向けて盛り上げて行く流れの第一歩に立ち会えたことに感謝。この先も定期演奏会が継続するならば、次は新作劇場版の音楽を楽しめると思うと、今から楽しみでなりません! これからもこの「ユーフォ愛」に包まれた大切な時間を、奏者の皆さんやキャストの皆さん、多くのファンと共に楽しんで行ければと思っています。

【付録:プログラム】

  1. Starting th project
  2. DREAM SOLISTER (歌唱:TRUE)
  3. 暴れん坊将軍のテーマ
  4. RYDEEN
  5. 学園天国
  6. 宝島
  7. 愛を見つけた場所 (ゲスト奏者:)
  8. 響け!ユーフォニアム
     
    (休憩)
  9. リズと青い鳥 第一楽章「ありふれた日々」
  10. リズと青い鳥 第二楽章「新しい家族」
  11. リズと青い鳥 第三楽章「愛ゆえの決断」
  12. リズと青い鳥 第四楽章「遠き空へ」
  13. プロヴァンスの風
  14. 三日月の舞
     
    (アンコール)
  15. トゥッティ!
  16. サウンドスケープ (歌唱:TRUE)

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2018年7月 1日 (日)

『ヴァイオレット・エヴァーガーデン』フィルム&コンサート 参加

 2018年、最初から興味を持って視聴した「ヴァイオレット・エヴァーガーデン」という作品。1月から3月まで放映された全13話を観終えて、描かれた内容の持つ普遍的な感動がメディアを購入する後押しとなり、自分としては久し振りのアニメ作品のBlu-ray購入となりました。

 一番最初にこの作品を知る切っ掛けになったのが昨年夏に参加したTRUEさんのライブ。その時のMCで興奮気味に語るTRUEさんが印象的だったことから「どんな作品でどんな歌が提供されたんだろう」というところから始まった興味は、放映が開始されてから少しずつ積み上がる「いいな」という気持ちへと変化し、オムニバス的に各話が展開しながら軸となる大筋のテーマがしっかりと描かれる流れに好みの演出や圧倒的な映像美と素晴らしい劇伴が加わって、好んで観ていた「世界名作劇場」的なものも感じるという、個人評価としては近年稀に見るほどに高い作品でした(厳密に言えば、過去を断ち切る部分で必要だったエピソードの描き方には不満が残りましたが…)。

 Blu-ray第1巻が発売され、作品イベントへの優先申込シリアル封入というのは最近良くある仕様ですが、そのイベント詳細の基本となる開催日時も会場も載っておらず、今回公式サイトや申込ページ等いくら探しても見つからず、なのに申込締切日だけはしっかり記載されている状況に焦る(汗)。しかし「参加したい!」という気持ちの強さもあってリスク承知で申し込み。先行申込締切近くなって開催概要が発表となり、NHKホールだったり、メインキャスト勢揃いだったり、楽しみなことこの上ない。結果無事当選を果たし、後は当日を待つのみ(リスク承知で申し込んでいただけに、これで落選だったら「そりゃないだろ!」って怒っただろうなぁ)。

 イベント開催概要が発表され、タイトルが「フィルム&コンサート」となっていて、DVD/Blu-rayの最終巻に収録される新作エピソード(#4と#5の間の話)が先行上映されること、メインキャストとボーカル担当が出演することは告知されていたものの、それ以外はどんな内容になるのか全く分かりません。まぁよくある作品系イベントだとトークショウや朗読劇などが定番ではあるけれど、”コンサート”と明示されている以上はライブ的なものもメインだろうから、となるとちゃんとした演奏が聞けたりするのかな?と想像するも、当日行けば分かることですからワクワクして待つことに(^^)。

 開催当日、数日前に解禁された物販情報を確認し「開場前はチケット所持している方にのみ販売」となっていたので、そこまで気張らなくても開場1時間くらい前で十分だろうと判断。パンフくらいで良いかなと思いましたが、劇中で印象深いアイテムであるブローチがペンライトになっているものがラインナップされていたので興味津々。予定通りに会場に到着し、何も品切れず全ての選択肢が揃っている状態だったので、興味を持ったものを取り敢えず購入。…しまった、ブローチデザインのライト、立体物だと思ったら平面のアクリルプレートが発光する最近流行りの安いやつだった…!!(^^;; まぁ、イベント参加の記念品として割り切ろう…。

 ちなみに、会場となるNHKホールに来たのはいつだろう…?と調べてみたら、10年くらい前に「アリソンとリリア」のイベントに当選した友人に誘われて行ったのが最後のようでした。なので、懐かしいという程来ている訳でもないので(笑)ある意味新鮮。渋谷から会場まで歩いただけで汗だくになるほどの快晴には体力奪われたものの、会場周辺には日陰も多くあって心地よい風も吹き抜けてくれていたので開場までの時間は然程辛くなかったです。
 定刻通りに開場し、スムーズに入場。ホールに入ると然程多くはありませんでしたが、もうイベント事ではすっかり定番になったファンからのフラワースタンド展示。一際大きく真っ赤なものは子安さん宛(笑)。近年、イベントでお姿を拝見することは稀でしょうから、それだけに力の入ったフラスタだったのかもしれませんね。数年前に「テイルズ オブ フェスティバル」で子安さんが出演した機会にも参加出来ているだけに、自分は意外と子安さんをイベントで見れている方なのかも。
 開場してから間もなく入場したこともあって座席に着いてからの待ち時間が1時間近くあって少々暇ではありましたが、パンフレットを眺めたり(映画のパンフレットみたいな堅実な作り)、同席した友人と話しているうちに開演時間が近づいて来ました。すると、緞帳が下りていてどんなステージか分からない場所からチューニングする音が漏れて来て、「生演奏があるとは思っていたけれど、これは本当にオーケストラ演奏が聴けるのか!?」とちょっと興奮。イベント開催が決定した時、場所や日時が明らかにされていなかったのは、もしかしたらこのNHKホールが空く日にちで調整していたのかもしれませんね。

 開演時間となり、ブザーが会場内に響き渡り、緞帳が上がります。するとステージ上に現れたのはフルオーケストラ! 想像以上の編成に驚くと共に、本格的なコンサートとして始まったイベントそのものに「普通のよくある作品イベントだと思っててごめんなさい」と心の中で謝りました(^^;;

 演目は「ヴァイオレット・エヴァーガーデン」のテーマ曲でもある「Theme of Violet Evergarden」でスタート。繊細で雄大な作品の楽曲をしっかりとしたオーケストラで、更には素晴らしい音響のNHKホールで味わえるなんて思っていなかっただけに、物凄く心に響いて来ます。そんな贅沢な環境で味わう作品世界。続いて真っ白なドレスを纏ったTRUEさんが登場し、オーケストラ演奏による主題歌「Sincerely」を披露。スクリーンにはオープニング映像も流れ、自ら紡いだ詞で作品世界へ誘うように心を込めて歌うその姿に胸が熱くなり、危うく泣きそうになってしまうくらいでした。「響け!ユーフォニアム」の時にも吹奏楽団の演奏で主題歌披露を体験していますが、TRUEさんの歌唱は作品毎に込める想いによって表現が変わるので本当に凄いです。魂が伝わって来る、それがストレートな感想かもしれません。

 唄い終え、TRUEさんが舞台袖に下がると次の楽曲演奏へ。沢山のシーンが蘇る劇伴のメドレー、結城アイラさんによる「Believe in...」(9話エンディング)が披露され、気が付けば「イベントに来た」という感覚は無くなっていて「コンサートを聴きに来た」という気持ちでしかありませんでした(笑)。
 そんなタイミングで演奏が終わると、本日の出演者の皆様が登場。メインキャスト7名、歌手2名、作曲者1名、指揮者1名、オーケストラ54名の総勢65名という豪華すぎる内容に改めて驚きました。本気で用意されたイベントなんだな、と背筋が伸びる思いです。それは、出演者の皆さんがドレスやタキシードを纏って登場しているから、より格式高く感じてしまうというものです。(笑)。

 ヴァイオレット役の石川由依さんの進行にてイベントが始まりましたが、少し緊張の色も見えつつ、心強いメンバーに支えられてイベントそのものを楽しんでいる感じがとても良かったです(^^)。出演者それぞれからの挨拶があり、子安さんや浪川さん、そこに戸松さんも加えての一癖も二癖もある方たちも正装で出演している以上、大人しくしているしかないことを嘆きつつも(笑)、楽しいひとときが創れるようにと想いや意気込みも伝えてくれました。

 そして先ずはということでエクストラエピソードの上映開始。本編4話と5話の間の出来事ということでしたが、最終回を観終えてから味わうことが前提となっている作りが機能し、最後はずっと熱くなっていた目頭から涙が溢れてしまうくらい喰らってしまったエピソードでした。早ければ2日後には観れる訳ですが(笑)、NHKホールという特別な場所で多くのファンの方と初解禁を共有出来たことはとても嬉しかったです。エピソード終盤、バイオレットが様々な人の想いを知るシーンを経て綴った歌詞がオペラで歌われるまでの流れと結びの言葉は本当に胸を打つもので、その歌をTRUEさんが唄っていることから今日は生で聴けるかもしれない…と思うと心が震えて来ました。

 上映終了後、キャストの皆さんが再度ステージに登場し、ここで特別ゲストとして石立太一監督が登場! 監督を交えての作品トークへ。司会は作品的出番が少ないからか(笑)、浪川さんが担当。台本に極力沿って進行することを肝に銘じているようで、閉じてあるところが深すぎて台本の文字が読めなかったりしたアクシデントにも負けず、しっかり目に進行してくれました(^^)。
 先ずは上映を終えたばかりのエクストラエピソードのお話しを。エピソードとして時系列が戻ることによる表現が難しかったと語る石川さんや、最終話を経たからこその演出であったという石立監督のお話しは印象的でしたが、他のキャストの方が登場部分が少なめだったこともあって、この段階ではなかなか会話に加われなかった感じが残念ではありました。それでも、代筆の題材について相談されたアイリスの結論の一言や、ベネディクトのR&B的な作詞センスなど笑いどころ(?)のエピソードはここぞと盛り上げてくれました(^^)。
 次は各キャストが選ぶ名シーンということで、事前に各々がピックアップしたシーンを映像で流し、その選出者が理由をトークする…という流れ。結果的な順番として、ヴァイオレット役の石川さん(10話:アンの悲しみを受け止めるヴァイオレット)、ホッジンズ役の子安さん(9話:罪は消えないけれど)、カトレア役の遠藤さん(6話:一緒に星を見てくれるかの返事)、アイリス役の戸松さん(4話:名前の由来)、エリカ役の茅原さん(9話:ヴァイオレットへの手紙)、ヴェネディクト役の内山さん(12話:ヴァイオレットを救う)、ギルベルト役の浪川さん(9話:心から愛してる)という流れとなり、それぞれ自分の演じた役で印象的なシーンを選ぶのかと思いきや、遠藤さんだけはヴァイオレットのシーンを選出し、石川さんの演技をとても称賛していたのは印象深かったです。
 それぞれのシーンを解説する中で印象に強く残ったトークとしては、10話のエピソードは感情が溢れて泣いてしまう箇所が多かったということで、石川さんはシーンを駄目にしてしまわない様に震える手を押さえて演技していたこと、他のキャストの方は泣いても良いように収録ブースの外に出て待機したことについてや、ヴァイオレットに「生きてて良いのでしょうか」と聞かれて感情が溢れるホッジンズの演技プランを色々と考えてぶつけた子安さんのプロ意識とその役者眼が完璧だったという監督との興味深いエピソード、原作の読後感を映像として落とし込む為に最後の1カットを文章にしているという監督の選択、作品のキーとなるギルベルトの「愛してる」の演技について「他にあるだろ」音響監督(ヨータ・ツルオカ氏(笑))と言われただけで、そのディレクション意図を読み取って修正した浪川さんに「流石だな」と思ったという監督や常に浪川さんにプレッシャーを掛けて来る子安さん(笑)など、制作側のプロ意識のぶつかり合いを垣間見ることが出来たトークは実に楽しく密度の濃い時間となりました。

 トークを一通り終え、監督はここまでの参加ということで。キャストの皆さんもここで一旦退場し、代わりにオーケストラの皆さんが再登場してセッティング、チューニング、そしてコンサート再開。

 聴けることを信じて疑わなかったTRUEさんのエクストラエピソードの印象深い1曲が披露され、先程観た映像もシーンとして流されたことで再び感情が揺さぶられて大変でした(笑)。でも、TRUEさんの込めた魂をしっかり受け止めるために一言一句を心で受け止めながら聴くことで、本編中とはまた違った印象で受け止められたので良かったです。演奏も劇伴のメドレーを入れつつ、作曲者であるEvan Call氏自ら指揮をする演奏もあり、作品に込めた想いを直接届けてくれたのは嬉しかったです。茅原実里さんがエンディングテーマ「みちしるべ」を、結城アイラさんが最後を飾る「Violet snow」をそれぞれ披露し、今日のコンサートで余すところなく「ヴァイオレット・エヴァーガーデン」という作品の世界観がしっかりと耳と心に届いたことを感じられて胸いっぱいでした。

 演奏を終え、一際大きな拍手で包まれた会場。ステージに再びキャストと歌い手の皆さんが登場して情報コーナー(京アニショップでの限定受付品のご案内)と最後のご挨拶。作品に携わることで表現したものの大きさや拘り、幸せに加え、この先も作品が続くことは既に発表されていることもあって「これからも応援よろしくお願いします」という皆さんの言葉は意気込みとしても受け取ることが出来ました。浪川さんは回想でしか出演していないため、新作でどの程度活躍の場があるのかということで、少しトーンが落ちた感はありましたが(笑)、物語の最初の切っ掛けを作った人物ということで、その点はこの先も影響を与え続けて欲しいな、と。

 ステージ上からキャストの皆さんとオーケストラの方々が大きな拍手で見送られ、最後の一人が退場した後も大きな拍手が続いていたことからも、今日のイベントが素晴らしいものであったことが分かりました。「今日は特別新情報は発表されなかったな」と思っていたところ、最後の最後でスクリーンに映し出される映像。そして…遂に発表された新作の情報!! 「2020年1月・劇場版全世界同時上映」が大写しになった瞬間、湧き上がる大歓声!! 後1年半も先ではありますが、純然たる続編となる”愛”を知ったヴァイオレットの物語。楽しみ以外の何物でもありません。公開されるその時が今から本当に楽しみです!!

 最後の最後で大きな情報が解禁され、拍手喝采の中に終演アナウンス。大興奮のままイベントが終演となりました。2時間40分という予想以上の大ボリュームとなったイベントは、大満足の内容で楽しさと喜びと感動で溢れた素晴らしいひとときでした。参加出来たことに改めて感謝すると共に(実際、狭き門だった様ですし…)、今後の展開も見届けつつ、その時々の応援が続けられたらと思いました。

 素晴らしいイベントを企画・実施してくださった関係者の方々、素晴らしい演奏を届けてくれたライデンシャフトリヒ交響楽団の皆様、充実のトークと歌声を届けてくださったキャストとシンガーの皆様、そして石立監督、本当にありがとうございました!!

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2016年1月23日 (土)

【備忘録】2015.10.14~2016.01.23

 もう追われているだけの日常。
 取り敢えずの備忘録です。

 10/14 (01) 「THE IDOLM@STER CINDERELLA GIRLS ANIMATION PROJECT 2nd Season 05」
 10/21 (02) 「THE IDOLM@STER MASTER ARTIST 3」10~11
 10/21 (03) 「THE IDOLM@STER SideM ST@RTING LINE」05~06
 10/28 (04) 「THE IDOLM@STER LIVE THE@TER DREAMERS 02」
 10/28 (05) 「THE IDOLM@STER CINDERELLA GIRLS 2ndLIVE "PARTY M@GIC!!"」Blu-ray BOX
 11/11 (06) 「THE IDOLM@STER MASTER ARTIST 3」12~13
 11/11 (07) 「THE IDOLM@STER CINDERELLA GIRLS ANIMATION PROJECT 2nd Season 06」
 11/18 (08) 「THE IDOLM@STER CINDERELLA MASTER」036~040
 11/25 (09) 「THE IDOLM@STER CINDERELLA GIRLS ANIMATION PROJECT 2nd Season 07」
 11/26 (10) 「THE IDOLM@STER CINDERELLA GIRLS G4U!パック」Vol.6
 12/02 (11) 「THE IDOLM@STER LIVE THE@TER DREAMERS 03」
 12/06 (12) 「REGZA 50Z20X」購入
 12/13 (13) 「響け!ユーフォニアム」番外編先行上映会
 12/16 (14) 「THE IDOLM@STER MILLION LIVE! 2ndLIVE "ENJOY H@RMONY!!"」LIVE Blu-ray "COMPLETE THE@TER"
 12/23 (15) 「THE IDOLM@STER LIVE THE@TER DREAMERS 04」
 12/23 (16) 「THE IDOLM@STER CINDERELLA GIRLS G4U!パック」Vol.7
 01/09 (17) 「Miku's Adventures 2015 メモリアルグッズセット」発売記念イベント

 仕事やその他も色々あり過ぎて、全然余裕がありません(苦笑)。その中でアイマス界隈の動きに着いて行くことも厳しくなって来た感覚が生まれています…。そんなストレスの中に於いて、一番楽しみにしていたと言える今年4月に参加したミリオンライブ!の2周年ライブのBlu-ray。ここに焦点を当てて乗り切った年末年始。金銭的余裕も無いのに、ストレス解消的意味も含んでのテレビ買い替え。凄く割り切って、所有していたメディア類やホビー関連の大量処分。2016年も駆け抜けて終わっちゃいそうですけど、積み重ねた何かが良い結果に繋がったら嬉しいなぁ…。

 そんな中から。

■(12) REGZA 50Z20X 購入

Img_7030s 楽しみにしていた「ミリオンライブ!」の2周年ライブのBlu-rayや、今年最高のライブを味わった「アイマス」10周年ライブの映像メディアが発売されるまでには!と、特別具体的に考えていた訳ではなかったテレビの買い替え。今の場所に越して来てから初めて大画面液晶テレビを購入し、買い替えた回数で言えば既に3回(Beautiful Face 32L400V→37Z2000(HDMIが理由)→46ZX9000(LEDが理由))。いくら安くなって来ているとは言え、2004年から2009年で3回も買い替えている状況は流石に…と思っていたら、前回購入してからもう6年くらい経とうとしていることに驚き、「4Kテレビも随分安くなって来ているよなぁ…」と、家電量販店で製品を見たり、価格.comでちょっと値段を確認してみたり。後は背中が押されるのを待つばかり、という状況にいつの間にかなっていました(笑)。
 そんなタイミングで学生時代からの長い付き合いの友人宅に遊びに行くことになり、4Kテレビを購入したことを聞いていたこともあって、10月に発売された「シンデレラガールズ」の2周年ライブのBlu-rayを持って行き、4Kテレビが今の自分に必要かを見極めることにしました。結果として色々と感じるものがあり、タイミング良くREGZAの新製品も発表。「流石に新製品に即購入するほど予算は無いけど、このテレビを買いたい!」と決めた機種は、50Z20X。これまで使用していた46ZX9000と製品のサイズ自体は然程変わらないので問題無くレイアウト出来るというのも選定した大きな理由。その他は4Kであることは勿論、これまでの選択理由でも重要視していた「ゲームモードの搭載」も条件クリア。マイナス面としては「2画面モード非搭載」と「録画用HDD別売り」の2点だけだったので、まぁ許容範囲内ということで。後は一番重要なお値段が予算内に収まること。その予算内に収まる様になったら即購入してやる!(逆に言えば、それまではずっと買えない…)
 そんな声が届いたのか、年末商戦だからなのか。発売された10月末から1ヶ月ちょっとで予算内に収まる様になってしまいました(笑)。このまま待てばもうちょっと値下がりするのか、または値上がりしてしまうのか。前回46ZX9000を購入した時も年末だったのですが、購入してから半月くらいで6万くらい落ちたショックを覚えているので、流石に今直ぐには…飛びつきました!(爆) もうそういうテンションだったのと、欲しい時が買い時!(笑) 楽しみにしている「ミリオンライブ!」の2周年ライブBlu-rayの発売も翌週に迫っているんですから当然の選択です!

入替前(46ZX9000設置状態) ということで購入して配送が確定した後、設置を改めて検討していた時に初めて気付いたことに驚愕。実は、現在テレビが設置してあるテレビ台の幅では新しいテレビは置けないのです…!(汗) フレームの大きさばかり気にしていたので、スタンド部分がこれまでの中央台座型から両脚型になっていることを全く気にしていなかったのです。今更気付いたこととは言え、これは死活問題です。テレビ台を替えるにしても、設置している空間がパズルのようにハマっているために、そんな都合の良い規格の台は無いし、それを自分で作る余裕も無い。

入替後(50Z20X設置状態) 考えに考えて出した結論は、「足りない幅や高さが補えれば良いじゃない」ということ。つまり、その幅と奥行に足りる板を用意し、その板が周囲に干渉しない高さにすれば良いということで、必要な寸法を測って一番近いホームセンターに行き、必要な資材を調達。即席でもこれがバッチリ決まって、無事に設置を完了! 50V型という大きさながら、本体重量が16kgという軽さもあって、一人で軽々持ち上げられるのでとても楽でした(46ZX9000は33kgもあるので余計に楽に感じた)。
 後に専用HDDも購入して、タイムシフト録画も体感。今までの「録画予約」という概念が無くなり、「基本必要なものは全部録画出来ていて、必要があれば残す」という考えになって世界が変わりました。必要なチャンネルの必要な時間帯を選択してタイムシフト録画出来るので、私みたいにテレビ朝日、テレビ東京、TOKYO MXがあれば他のチャンネルは不要という人なら容量が節約出来る(その分を必要なチャンネルの録画容量に当てられる)のも良いですね。BSまでタイムシフトに対応してくれたらもっと嬉しいのですが(笑)。
 「ミリオンライブ!」の2周年ライブBlu-rayも、ソースがハイビジョンなのか、これまでのライブBlu-rayと比較してもとても綺麗で、この4Kテレビの高画質とマッチして物凄く贅沢な映像体験を味わえましたし、今回の買い替えは自分としてもベストなタイミングだったと思います。2016年6月に発売が決まったアイマス10周年ライブのBlu-rayをこのテレビで観るのが楽しみです!

■(13) 「響け!ユーフォニアム」番外編先行上映会 参加

 10月に「響け!ユーフォニアム」のイベントに参加してから、自分の中で確固たる地位を築いてしまったこの作品。イベントに参加する前から既に、自分が購入したTVシリーズのBlu-ray史上最も沢山、しっかり観ています(購入したら直ぐ観る、コメンタリーも聞く、映像特典も観る。これを全巻。本編視聴は何回も)。そんな勢いがある中、最終巻に収録される番外編の先行上映会があるとのことで応募してみたところ見事に当選! 狭き門なのに当選するという有り難い結果に、作品へのご縁感じつつ当日を楽しみに待つことに。
 もう3日後には最終巻が発売されるタイミングでのイベント上映ではありますが、映画館のスクリーンで観られるという贅沢仕様な上、北宇治カルテットの4名が揃ってのトークが楽しめるという至福の時間が大勢のファンの皆さんと共有出来るというのは嬉しいですね。
 上映された番外編は、コンクールに参加出来なかったメンバー「チームもなか」、その中でも葉月にスポットを当てたエピソードで、本編の裏側のエピソードながらも、とても胸に来る素敵エピソードでした。細かい感情の動き、これまでに積んで来たちょっとした話が活きる演出など、”番外編”と言っていますが全然番外編じゃなく、テレビ放映されなかったことが悔やまれる話でした。こんなに満足度の高い”番外編”は、過去に自分の観た作品の中には無かった様に思います。そんな満足度の高いエピソードを劇場の環境で鑑賞出来るなんて…最高のひと時でした。
 北宇治カルテットのトークも30分程度ではありましたが、番外編主役とも言えるあやちゅーを中心にしつつ、いつもの北宇治カルテットの緩くて自由なトークを花を咲かせていて、とても楽しませて頂けました。特に制作が決定している「劇場版」展開予想コーナーで、ボックスに入っているキーワード(人物とシチュエーション)を引いてトークするコーナーでは、「緑輝」が「悩む」とか「麗奈」が「語尾がニャンになる」など色々炸裂し、もえばすは勿論、ちかぺもともにゃも大活躍で、きちんと作品愛がベースにあってはっちゃける様が印象的でした。

■(17) 「Miku's Adventures 2015 メモリアルグッズセット」発売記念イベント

 2015年10月に参加したみっくのバースデーライブ。色々な意味で印象に残るものでありましたが、映像化が叶わない分、こうした写真集的なものでも振り返れるというのは嬉しいものです(映像よりも瞬間を切り取っているからこそ味わえるものがあるので、個人的には映像だけでなくこうした写真集も常に欲しいと思っています)。その時に初披露された新曲「妄想リアライズ」のCDまで付いているのですから至れり尽くせりです(CDは音量が小さいのが残念ではありましたが)。
 そのメモリアルグッズの発売を記念してイベントが開催されるとの情報が入り(一応、スタイルキューブのFCメンバーですし(笑))、折角の機会なので1回くらいは直接お話しすることが叶えばな…と思っていたので、このチャンスを掴むことに。今後、こういう機会が得られる保証もないですから「最後の機会」くらいの気持ちで臨もうかと。
 イベント会場は新宿アニメイトの地下2Fのイベントスペース。恐らくこの会場は初めてじゃないかな? 時間にして1時間程のイベント構成で、トークコーナー、ライブコーナー、そして特典お渡し会という内容。トークは写真集については勿論、そのライブ当日の裏話や、年明け初イベントということで年末年始の伊藤家の話、お渡し会を熱望したことなど多岐に渡り、みっくを間近で見るのは初めての自分ではありましたが、良く知っているみっくそのままの空間が広がっていて楽しかったです(笑)。
 ライブコーナーでは「妄想リアライズ」は勿論のこと、「Dear Honesty」も唄ってくれたことは嬉しかったですね。ライブ会場では無いので座ったままではありましたが、近くで見守れたことはとても価値ある時間でした。
 お渡し会は、いつもの通り言いたい事は纏めるものの、いざ目の前に行くとやはり多少(?)の緊張はするもので(初めてお会いするので余計にそう)、満点付けられるほどでは無かったけれど、伝えたいことの6割くらいは話せたので良しとします(笑)。にしても、やはりキラキラしていて眩しかった!
 …「救急戦隊ゴーゴーファイブ」、別れ際にお薦めしたけど、きっとスルーだろうなぁ…(^^;;

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2015年10月24日 (土)

「響け!ユーフォニアム」スペシャルイベント参加

Dscf4536s 2015年4月に放映が開始された「響け!ユーフォニアム」。吹奏楽部でユーフォニアムを担当する主人公の物語ということを放映前チェックで気付き、かつて吹奏楽部に所属していたこともある自分的興味もあって「取り敢えず観てみるかな」と録画予約。とは言っても原作を知っている訳でも無いし、アニメを観る習慣もあまり無いので録画したまま放置していたところ、アニメ好きの友人が「経験者なら楽しめると思う」というオススメがあって視聴してみたところ、掴みは悪く無くその時点で溜まっていた数話を消化したところで気に入って、そこからは毎週楽しみに観る様になった作品です。
 最初、出演するキャストとして黒沢ともよさんが目に入り、「ドキドキ!プリキュア」の主題歌や「アイドルマスターシンデレラガールズ」にて彼女を認識した身としてはそれだけで興味が湧いたものの、制作が京都アニメーション、シリーズ構成が花田十輝氏と言う、自分的に相性が悪いスタッフや制作スタジオということが二の足を踏ませました。それでも、観てみると京都アニメーションの拘りが随所に観られる映像、花田色を薄めてくれた(?)シリーズ演出の山田尚子さんの存在、演奏シーンの緊張感のある空気や楽器作監が置かれた説得力のある映像と拘り抜いた演奏…と、惹き込まれる要素も多くあって素直に「良い作品だな」と感じられました。
 そういう前提がある中で、主演の4名が演じるキャラが担当する楽器を実際に練習し、それをお披露目する機会を用意するという話を聞いて「そんな簡単に上手い演奏が出来るとは思えないけれど、頑張った証は見届けたい」と思ったら、映像メディア1巻にそのイベントの先行申込シリアルが封入されるということで迷わず予約。作品自体も気に入っていたので(イベント申込シリアル目的だけでなく「全巻購入しても良いかな」と思えた)、久し振りのメディア購入作品となりました。

 そして申し込んだ先行イベントは残念ながら落選…(涙)。「見届けることは無理なのか…」と諦めていたらイベントが2回まわしとなり、夜の部の先行申込シリアルが2巻に封入される!ということで、まだチャンスが! で、結果的にこちらが当選して晴れてイベント参加が叶うこととなりました。

 イベント当日。夜の部ということで、ゆっくり会場入り出来ると思っていたら「チケット所有者のみへの販売」「夜の部の物販整理券は朝9:00から配布(開始は13:00)」と、高いハードルを突き付けられてしまったので、目的達成出来ない可能性を排除する為に整理券配布に合わせて現地入りする事に決定。

Img_6457s 現地に着いて、整理券を無事に入手した後、物販開始までファミレスで時間を潰し、物販開始に合わせて会場へ向かい、目的を達した後は夜の部の開場までまたファストフード店で時間潰しという、何とも勿体無い時間の使い方をしましたが仕方がありません。そういう時間も楽しみ(苦しみ)つつ、何とか乗り切って会場へ。
 会場となる洗足音楽大学の前田ホールは、言わばキャンパス内の講堂。なので、通っている学生さん達がそれぞれの楽器を持ち運んでいる姿を見て、不思議と「いいな」と嬉しい気持ちになりました。一応、自分も学生時代に吹奏楽をやっていた端くれですから、音楽に打ち込んでいる姿に重ねる物があったのだと思います。特に女性は皆さん可愛らしく見えました(笑)。

Img_6468s 会場入りしてフラワースタンド等を一通り見た後で座席に着くと、舞台上を見るには少々遠いものの、音楽を聴くには丁度良いかな?と思える席で、ステージ上に配置されている譜面台やパイプ椅子をに「イベントに来た感じがしない(演奏会に来たみたい)」という不思議なテンション。「参加出来ただけで満足」という気持ちだったので、後は北宇治カルテットの半年間の成果をこの目で見届けられれば文句無し…と思っていたら、自分が想像している以上に素晴らしいイベントとなりました。

 作品本編で流れた吹奏楽パートの演奏を担当しているのが、ここ洗足学園音楽大学のフレッシュマン・ウィンド・アンサンブルの皆さん。その迫力ある生演奏が聴けた中に「三日月の舞」がありました。劇中でも最も重要と言える場面で緊張感の演奏がなされたその曲は、テレビから聴こえて来たその音とは別次元の感情の揺さぶりがありました。吹奏楽をキチンとしたホールで聴いたのも随分と久し振りでしたが、自分が部活で演奏していた頃の感覚(本番までの過程や舞台裏での諸々の事まで)が演奏を聴きながら勝手に湧き上がって来るくらいに同調していました。その他にも開幕の「Starting the project」、主題歌「DREAM SOLISTER」の吹奏楽演奏に乗せてTRUEさんがフルコーラスを歌い上げ、朗読劇の中で「RYDEEN」が演奏され、エンディングでは「トゥッティ!」の吹奏楽演奏で最高潮に盛り上げた結果、スタンディングオベーションが湧き起るくらいでした。

 このスタンディングオベーションは、フレッシュマン・ウィンド・アンサンブルの演奏だけで起きたものではなく、イベントそのものに対して最高潮に盛り上がったからこその現象だと感じていて、その立役者はやはり作品そのものであり、その作品をしっかり彩ってくださったキャストの皆様の、イベント中のサービス精神旺盛なお題トークであったり、根底にあった”作品愛”であったりするのは間違い無いでしょう。北宇治カルテットの4名は勿論、先輩3名に加えて、肩身の狭い(笑)先生と秀一という9名がイベントに駆け付けてくれたことも嬉しかったです。だからこそ出来た話もあったり、朗読劇で描けたエピソードがあったり、大真面目にちょっと恥ずかしい演技をしてくれたり…。女性陣はドレッシーな衣裳で、華やかに舞台上を飾ってくださったのも素晴らしかったです。

 何もかも自分にとっては最高だったのですが、最も素晴らしく胸を打ったのは北宇治カルテットの楽器演奏。昼の部が初披露だった訳ですが、自分が参加した夜の部だからこその感動があり、お守りのお話も含めて、本当に心揺さぶられました。彼女たちが演奏した「DREAM SOLISTER」は、演奏の技術的な部分だけ切り取ってしまえば勿論拙く「人に聴かせる」という演奏とは言えないものであったと思います。しかし、その奏でた”音楽”は、彼女たちの想いを確かに音符に乗せて会場の隅から隅まで届けられていたと思います。演奏に胸打たれて目頭が熱くなるなんて、プロの演奏でもなかなか無いことです。それを半年間全力で挑んでこの日のこの本番のステージを迎えた彼女たちは本当に立派でした。演奏を終えて、それぞれのコメントは安堵の気持ちは大きかったと思いますが、それぞれの楽器が奏でた音が、キチンと合奏となって”音楽”を生んでいたからこそ個々の胸にも響くものがあって、自然と涙が溢れて来たのでしょう。そして、それを見守るスタッフや先生方、そして観客として会場に居た私たち。多くの言葉は必要無く、彼女たちの演奏で本当に全てが伝わったと思います。これを受けて続く「トゥッティ!」の生歌唱(こちらはオケ)は楽しい気持ちで満たされていました。

 純粋に作品が好きな人が多く集まるイベントの場合、「誰か目当て」ということが無いことから会場の一体感があって自然と温かいイベントになることを、とても久し振りに感じました(勿論、作品にもよるでしょうけれど)。自分が「響け!ユーフォニアム」という作品が好きであることを再認識した、掛け値なしに素敵なイベントでした。

■セットリスト

  1. Starting the project/洗足学園音楽大学フレッシュマン・ウィンド・アンサンブル
  2. DREAM SOLISTER/洗足学園音楽大学フレッシュマン・ウィンド・アンサンブル with TRUE
  3. RYDEEN/洗足学園音楽大学フレッシュマン・ウィンド・アンサンブル
  4. 三日月の舞/洗足学園音楽大学フレッシュマン・ウィンド・アンサンブル
  5. DREAM SOLISTER (Instrumental)/北宇治カルテット
  6. トゥッティ!/北宇治カルテット
  7. トゥッティ!(Instrumental)/洗足学園音楽大学フレッシュマン・ウィンド・アンサンブル

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2013年9月27日 (金)

「フレッシュプリキュア!」全50話視聴完了

 先日「Yes!プリキュア5 GoGo!」を観終えてから、友人から薦められた他作品の視聴を挟み、「プリキュア」シリーズ視聴としては少し休憩を挟んで(笑)次のシリーズの視聴を開始しました。

 選択したのは「フレッシュプリキュア!」。実は「プリキュア」シリーズについて色々漁っていた最中、もっとも(見た目主体の)第一印象が悪かったのがこの「フレッシュ」で、歴代主題歌の中でも一番パッとしない感じ、キャラクターデザインも「ん?」という印象だったこともあって、視聴への腰が重くなりそうな予感もしていました。しかしながら、「敵幹部がプリキュアになる」という情報(勿論、詳細は知らない)がそれらを一蹴する力となり、興味が強くなって次のターゲットに決めました。

 シリーズ視聴開始前に既に3話まで観ていたものの、正確な印象を持つため第一話から視聴開始。音楽が佐藤直紀氏から高梨康治氏に変わったり、キャラクターデザインが「美少女戦士セーラームーン」も担当していた香川久氏になって頭身が上がったり、プロデューサーが鷲尾天氏から梅澤淳稔氏に変わったなど、様々なリニューアルが行われた1作ということもあって、自分が観て来た流れ(スマイル→ドキドキ→ハートキャッチ→プリキュア5→5GOGO)でも、印象こそ「プリキュア」でありながらも、様々なさじ加減に違いを感じるくらいでした。

 先ず、プリキュアになるまでの流れ、変身シーン、戦闘や必殺技などのシリーズ的に絶対避けられない要素に関して、プリキュアなる流れはこれまで同様すんなり受け入れられたものの、変身や必殺技という作品を盛り上げるのに大きなウェイトを占める要素に「ん?」という微妙さを感じる始末(汗)。変身はバンクの使い勝手は良さそうなものの、あまりカッコ良くない(変身アイテムをかざしたりせず、携帯電話を鍵で開けてトラックボールを回すと髪飾り等が解けて体は光を放ち…変身空間にダイブすると衣装が身に纏われる…って、文章で説明しようとすると結構カッコ良さそうに思えるかもしれませんが(笑))。必殺技は動きが地味で今一つ盛り上がりきれない…。そんな私にとってマイナス要因になる大きいハンデを持ってしても惹き付けた要素が、敵組織「ラビリンス」の幹部である「イース」の存在。初戦でプリキュアに作戦を邪魔されてから、その正体を知って変身前の人物(桃園ラブ)に”東せつな”を名乗って近づき、変身アイテムを奪おうと作戦を重ねて行くも、その中で桃園ラブの優しさや考え方などに触れて揺れ動く心の描き方と、最終的にラブの前でイースである正体を明かして最終対決をする流れへの持って行き方はとても上手く、それをプリキュア恒例の22話から24話の中盤の盛り上がり(新たな力を得る)に綺麗に持って来たのが本当に素晴らしかったです。これまで私がみた「プリキュア」のシリーズにおいて、中盤までの運びが最も上手かったのではないか、そう思えるくらいです(唐突さが全く無いので)。
 ちなみに、その中盤に行くまでの流れで、プリキュアとなったラブちゃん、美希たん、ブッキーの親友三人の関係性や個性の描き方や、新たな力を得るまでの過程の描き方も上手く、かなりへちょいと思った必殺技も序盤でキュアスティックが登場していきなりカッコ良くなり(笑)、キュアピーチ、キュアパイン、キュアベリーがスティックを生み出して技を発動するエピソードが別に描かれたことで物語の起伏として飽きさせない様にもなっていたので、1クールを終える頃には変身シーン以外は全ての要素(キャラクター、物語運び、演出群など)に文句は無くなっていました(寧ろちょっとしたギャグ要素が新鮮で、「セーラームーン」を彷彿させる感じがかなり好みに変わって来ていました)。そういえば、変身時の掛け声「チェインジ、プリキュア!ビートアップ!」の「チェインジ」という言葉を耳にしたのは「人造人間キカイダー」以来かも?(笑)

 流れを楽しめた要因として、ラブが1話で助けた人気ダンスユニット「トリニティ」のリーダーであるミユキが、トリニティに憧れているダンス好きのラブのコーチになり、美希や祈里も合流してユニットを結成し、ダンス大会の優勝を目指すというもう一つの主軸とも言えるエピソードもプリキュアになってラビリンスと戦う一方で着実に積んで行き、その流れの中で「ダンスとプリキュアの両立」「四人目のプリキュアの存在が示唆される中で、それがミユキではないか?という展開(フェイク)」「強敵が現れて四人目を早く見つけたい一心でのミユキへ相談(プリキュア加入依頼)から理解者へ」という、無駄のない役割配置と物語進行も、「フレッシュ」を支える土台がしっかりしていたからなのだろうと思います。

 これまで私が観て来た「プリキュア」は、小さなエピソードを重ねて進行し、全50話の物語として大きな話を動かす為の前準備的な話が数話あるという構成が多く、小さなエピソードで強く印象に残るものというのが然程多くは無かったのですが、今回の「フレッシュ」はこれまで観た中ではかなりのエピソードが強く印象に残るものになっていました。敵側の作戦も「ちょっと恐いな」と思うものもあり(戦闘終了後、破損した建物が修復されないというのも結構痛々しかったですし、サウラーの作戦は本質的な恐さがありました。「子供が好きなものを世界から消してしまう」という作戦では”お母さん”という存在を消してしまう、時計を止めて「明日」が来ない様にしてしまう等)、絆や希望といったことに対して向き合う瞬間も多くあったと感じています。

 舞台となるクローバータウンの温かさとその成り立ちもそうですが、登場人物を絞ってそれぞれにしっかり印象付けが行われているのも、最終的に胸に響くエピソードの下地としてしっかり意味を持っていました。「家族」「友情」「絆」「感謝」「諦めない心」など、真摯に真っ直ぐに描いた物語は「プリキュア」の本質からはブレないながらも、他プリキュアとは違う作品テンションの高さで50話を駆け抜けた様に思います。

 やはり「フレッシュ」を語る上で欠かせないのはラビリンスの幹部「イース」から転生した「キュアパッション」の存在。「ラビリンス」という組織が「総統メビウスの為に!」という行動理念は最初から描かれていながら、「不幸のゲージを満タンにしてインフィニティを手に入れる」という目的以外のことは分からない状況で、イースが最後の戦いに赴いた時に「ラビリンスに所属している者の寿命までも管理されている(書き換え自由)」という残酷な事実が突きつけられた衝撃。キュアピーチとイースの1対1の対決でイースが気付いた大切なもの。しかしプリキュアに破れた瞬間に書き換えられたイースの寿命…。そんなイースに起きる妖精アカルンが起こした奇跡!この辺りは何度も観たくなる、とても印象の強い名シーンだと思います。「キュアパッション」として転生したせつなが、「幸せ」を司るプリキュアになっている意味や、それまでの自分の行いが招いた事実を目の当たりにしながらも、逃げずに向き合ってせつなとして生きる覚悟には、胸が熱くなりました。
 もう1つは、最終戦闘に行く前に正体を打ち明けるくだりのラブたちとその家族のお話。「プリキュア」という存在が世間一般に認識されている世界観の中で、自分の娘が「プリキュア」という存在で、無事に戻って来れる保証が無いところへ向かおうとするその瞬間の親と子の心情の描き方です。ここまでのエピソードが活きる演出は、「フレッシュ」屈指の名場面だと思います。
 その他にも、ラブの名前の由来に関係するお祖父さんの話、ラブのお母さんの話、せつながラブの家に住む様になってから本当の”家族”に至る流れ、新たに加わったせつなが、美希や祈里との心の距離を縮める流れ…と挙げれば全部挙げてしまいそうなくらいにグッと来たエピソードは多くあります。ドーナツ屋のオヤジとしてのカオルちゃんの別の顔や、お笑い芸人であるオードリーが本人役で登場するアクセントも上手く本編を彩るものとして機能していたと思いますし、季節エピソードも効果的に使用し(特にクリスマスの話をラストバトル直前に持って来た意味は大きかった)、印象付けに一役買っていたと思います(舞台として学校は出て来るものの、ラブの学校以外は殆ど描かれず、クラスメートのエピソードは基本的に腐れ縁の大輔とその友達である裕喜と健人のみだったものの、それぞれラブ、美希、祈里と関わらせているために、ちゃんとした存在感はあった)。

 新アイテムや新技の投入タイミングも絶妙だった様に思います。前述したキュアスティック(ピーチはロッド、ベリーはソード、パインはフルート)の別々の登場、キュアパッションが加わった事により登場したハープ(ハピネスハリケーン)、クローバーボックスの入手、その力が解放されて使用する「ラッキークローバー・グランドフィナーレ」など要所要所でメリハリの効いた演出で観ている方のテンションを上げ続けてくれたと思います。最初の頃の必殺技の淡白さは一体なんだったのだろう?(笑)と思うくらい、「グランドフィナーレ」はカッコ良く映りました。

 敵組織がどんな目的で何をしようとしているのかは割と最初の頃から明かされていて、「プリキュア5」の様にキーアイテムを奪いに来るのが目的で無く、「スマイル」の様にとにかく人を襲えば何かしらのゲージが溜まる(怪物の名前も「ナキワメーケ」「ソレワターセ」等。1回だけ勘違い作戦で全く不幸のゲージが溜まらない回があったりして、その展開は新鮮にも感じた(笑))ので、成果の大小は別としても回を追うごとに着々と進行して敵側が最初の目的を達成し、次の段階にシフトする様になった時、シフォンを巡る展開に変化。敵組織も最高幹部が出て来て戦いは激化。それでも、初期の頃から出ているサウラーやウエスターは何処か憎めない存在としてずっと居て、そう感じている理由がラストに結び付く流れも個人的に好み(「ハートキャッチ」の幹部も似たところはあるものの、普通の人として登場する分、どこか身近に感じる)。敵幹部としてその他にノーザやクラインも登場しますが、その印象は然程残らなかったものの、今回は敵組織について「説明不足」と感じることも無く、単純な善悪の位置付けでは語れないものであったことが作品の奥行きを出していた様にも思います。結局、ラストまで観た中で滅びなかったキャラクター達にはそれぞれ魅力を感じるに至れたことが作品そのものを「好き!」と思える力になっているのだな、と思いました。

 ちょっとした恋愛要素や「ドラゴンボールZ」ばりの最終戦闘(笑)なども作品に程よいスパイスとなっていましたし、「ラビリンス」に乗り込んでからの展開は、「ラビリンス」という世界の状況、総統メビウスの正体と目的、敵幹部の実態、ウエスターとサウラーの最期、ドーナツがもたらした個への目覚め、プリキュアのピンチに駆け付けた人物、みんなの想いが形となったホワイトハートを用いてパワーアップするキュアエンジェル、そして全ての想いを乗せて放つ「プリキュア・ラヴィングトゥルーハート・フレッシュ」!…、書いているうちに胸が熱くなって来るくらいです(笑)。展開に新鮮味があったとは決して言えないものの、「フレッシュ」が創った「プリキュア」の新しい風は、今にもしっかり生き続けていることが良く分かりました。
 決戦を終えて危機が去った後の展開も作品を印象付ける大きな要因となっています。終盤は重い話ながらも、ずっとその中にあってちゃんと進行していたラブたちのダンス大会への参加。全てを終えて臨んだ決勝戦の行方(披露されたのはCGダンスをベースに作画された映像で、これがまた良かった!)、せつなの取った行動、ラブの恋愛の行方(?笑)、第一話からラブが言い続けて来た「幸せ、ゲットだよ!」の言葉が締め括る物語を全て受け留めるエンディングテーマ「H@ppy Together!!!」。そんな隙の無い演出群には、第一印象での悪いイメージは何も残っていませんでした(既に変身は…カッコ良いとは思わないまでも(笑)、結構好きになれていましたし、ラブちゃん可愛いし、主題歌「Let's フレッシュプリキュア!」はノリノリだし、エンディング「H@ppy Together!!!」は目頭熱くなるし…現時点で自分の中の1、2を争う「プリキュア」です)。でも、ラストの演出に「H@ppy Together!!!」を使うならば、そのままエンディングに入ってしまった方が綺麗だったのではないか?と思うのは私だけでしょうか…?(汗)
 その他では、サブタイトルの背景が毎回違っていたり、DVDの映像特典に収録されていたので分かりましたが、毎週エンドカードが凝っていて、こういうのも嬉しい拘りでしたね。

 キャラクターデザインは初めて見た時に頭身が高いのは問題なかった(というより寧ろ好み)だったのですが、目の感じがちょっと好みでは無かったのに本編中では気にならなくなったことを考えれば、慣れの問題なのかもしれませんね(「アキハバラ電脳組」ですら慣れた訳ですから(笑))。寧ろ、ラブちゃんはとても良いキャラクターで、本質的な部分は「セーラームーン」の月野うさぎ的だった様に思います。名前の「ラブ」というのも最初は「え?」と思っていたのですが、お祖父さんの思い出の回で名付けた想いに触れてからは好きになれました。
 音楽も高梨康治氏に代わったものの、私にとっては初めに馴染みになった音楽の方なので、寧ろ「来た!」と感じる楽曲も多かったです。サントラを聴いて改めて思いましたが、「フレッシュ」は印象に残る楽曲が「スマイル」並かそれ以上多く感じました。恐らく初めて「プリキュア」を担当したことで気合が入っていたのかもしれないことと、物語の展開が熱かったというのもあって、特に必殺技関連はノリノリのビートで聴かせてくれました(「プリキュア・ビートアップ!」「新たなパワー、キュアスティック!(悪いの悪いの飛んでいけ!)」「プリキュア・ハピネスハリケーン!(吹き荒れろ、幸せの嵐!)」「ラッキークローバー・グランドフィナーレ!」は、絶大な作品貢献を果たしたと言えると思います(ギター冴えまくり!)。その他にも、決意、緊迫、戦闘といった楽曲だけでなく、日常曲にも印象的なものが多く、総じてとても完成度の高いサウンドトラックだと思いました。

 TVシリーズのエンディングを観た後、色々あって間を開けてしまったものの、ようやく劇場版「おもちゃの国は秘密がいっぱい!?」を鑑賞。

 街中からおもちゃが消える事件が発生。子供達の悲しむ姿を目の当たりにしたラブたちは必ず取り戻すことを約束し、いざおもちゃの国へ!ということで始まった冒険は、「子供は飽きるとおもちゃを捨ててしまう」「捨てられたおもちゃの悲しみがおもちゃの国を作った」という、これまた本質的に色々と考えさせられるエピソード。ラブも大切にしていたうさぎのぬいぐるみ(ウサピョン)を大切していながら、押入れの奥にしまったままにしていた後ろめたさも抱えつつ、おもちゃたちの傷ついた心に触れて悲しむも、子供達の想いとおもちゃたちの想いの橋渡しとして、真っ直ぐに気持ちを届けるという、とても「フレッシュ」ならではの愛に溢れたエピソードでした(茶目っ気も活きてましたし、ラブが弱さを見せた時に仲間が奮い立たせる演出も良かった)。
 驚いたのは、TV本編に先駆けてキュアエンジェル(ホワイトハート)が登場していたこと。「みんなの想いの力がプリキュアに奇跡の力をもたらす」という流れは、映画としては「ミラクルライト」を使う演出があるので”お約束”とも言えますが、「フレッシュ」ではTVシリーズもその流れとなったことをどう捉えるかは人によって賛否ありそうですが、「みんなで幸せゲットだよ!」というのが主軸にある「フレッシュ」では、それで良かった様に思います。ラストのウサピョンを繕ったラブの気持ちも素敵でした。
 映画ならではのスケール感がありましたし、バンク類はTV版をベースに豪華な色彩・発色になっているように感じ、それに合わせて劇伴も一層豪華になり、それはテーマソングにも言えていて、映像演出的にはせつなの出番も多くあって、より「みんな一緒に」という印象になったのも嬉しかったです。
 これまでTVシリーズを観終えて劇場版を観ると、ちょっと消化不良で終わっていたので、今回は文句なしに楽しむことが出来ました。

 そんなこんなで、今回も所感を書き殴ってみましたが、観る前とは全く異なり「フレッシュプリキュア!」という作品がとても楽しめただけでなく、とても好きになりました。想像している以上に様々な要素が高次元で調和した、プリキュア史上で確かにその名を刻んだ作品になったと思います。Blu-rayが出るなら欲しい!

 残る「プリキュア」は4作。もう折り返しましたから、ある意味ゴールは見えましたね(笑)。一応、「ドキドキ!プリキュア」の放映が終わる頃には残りを観終えられれば…と思っています。現段階で次は「ふたりはプリキュア」を観るつもりです。

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2013年8月25日 (日)

「Yes!プリキュア5 GoGo!」全48話視聴完了

 「Yes!プリキュア5」を観終えて間もなく、続編である「Yes!プリキュア5 GoGo!」の視聴を開始。だれる事無く、寧ろ勢いを持って全48話を観終えることが出来ましたので、所感を残しておこうと思います。

 前作「Yes!プリキュア5」は初の5人チームということもあり、各所で「美少女戦士セーラームーン」を彷彿させる部分もありましたが、特別それを意識することもなく1本の作品としてキチンと楽しむことが出来ました。しかしながら、1本の物語として最終回を観終えた時の満足感が不足していたのも事実としてあり、キャラクターの掘り下げや関係性の描き方は文句無しだった半面、「ナイトメア」という敵組織の描き方、のぞみとココの別れの描き方など、物語の骨格部分に物足りなさを感じたことがその”満足感不足”に繋がったのだと思います。でも、そのまま新シリーズに繋がるということで、一旦、他作品を観てから戻って来ても良いかな?と思った中でそのまま継続したのは、本放送の時と同じ流れで新たなのぞみ達の物語を楽しむことにプラスして、決着のついていない「のぞみとココの想いの先」ということも含めて、全てを見届けたい思いが他シリーズを観たい気持ちを上回ったからでした。

 物語が始まってオープニングフィルムを観た時に、新たな物語を感じさせるワクワク感があるだけでなく、そのスピード感やカット割など明らかに「5」よりも進化・パワーアップしていると感じ、更には「おぉ、ブンビーが出てる!」などの副次的情報も得て(笑)、第一話のオープニングを観た時点で作品へのテンションは大分高まっていました。作中でも、最も「おぉっ!」と思ったのは勿論(?)メタモルフォーゼのシーン。「5」でプリキュアの力を返却しているのぞみ達が新たに力を宿す時、元々の力にキュアローズガーデンからの力がプラスされてパワーアップし、腕時計型から携帯電話型に変身アイテムが変わり、映像のパワーアップも凄いものに(特にレモネード!)。今回、衣装が変わっても動画に影響しない様なバンクになっていたことも特筆したい点でしょうか(笑)。ちなみに、変身後のコスチュームは「5」より圧倒的に今作の方が好み。これまでの蝶に加え、バラがアクセサリーに取り入れられているのもポイントが高く、可愛さと凛々しさが同居するシンプルながらも抜群のデザインだと思います。

 「5GoGo!」の第一話を観始めて感心したのは、その新たな物語の始め方。何も違和感無く、大きな流れに直ぐに乗せてしまった(のぞみ達を巻き込んでしまった)手腕はお見事でした。

 パルミエ王国再興の為に国民たちと自分たちの国に戻ったココ達とのぞみ達を再会させるきっかけ、新たな敵との邂逅、新たにまたプリキュアとして闘う使命や理由、敵が狙いプリキュアが守るアイテムの存在とその価値、新たなキャラクターの立ち位置、当面の目標など、新たな物語を始めるのに必要な情報をあっと言う間に伝えてくれました。つまり、直ぐに「5GoGo!」の物語を楽しみ始められたという訳です。

 ココたちとまた逢えたことを喜ぶのぞみに対し、また危険に巻き込んでしまったと悔いるココの気持ちの対比も上手く、新キャラであるシロップを中心に据えて、のぞみ達5人やパルミエ王国の3人との関係を少しずつ重ねて行くことでお互いの理解を深めて、物語を進行させたのも綺麗な物語運びでした。これは「5」に登場しているメンバーの掘り下げを殆ど必要としないからこそ出来る方法であり、それだけ「5」がしっかりのぞみ達の絆を描ききっていたのだな、と改めて感じる部分でありました。

 序盤で新参入を果たす美々野くるみの存在も良い感じで刺激を与えてくれて、正体がミルクであることが分かるまでの数話の運び方・匂わせ方も丁度良く、くるみのキャラクターが憎めない感じのツンケン具合なので、のぞみとの他愛の無い喧嘩があっても、ミルクの姿の時に比べると柔らかくなった印象です。個人的に、くるみの登場は「5GoGo!」で最も成功した変更点の1つであると感じるくらいでした。

 そう思う一方で、「5」同様敵組織の描き方は不満が残りました。「エターナル」という、組織の目的として価値の高いものを全て略奪(組織用語では「没収」)して保存、コレクションするのが目的という点では「5」の「ナイトメア」よりは分かりやすいのですが、殆ど登場しない館長(ボス)、その館長に忠誠を誓うアナコンディ、幹部としてのスコルプ、ネバタコス、シビレッタ、イソーギン&ヤドカーン、ムカーディアの、それぞれの思惑や関係性の描き方は希薄であり、それでも一番印象に残るのがスコルプとブンビーとの意思疎通部分というのが何とも…。館長がキュアローズガーデンに拘る理由(それ以外の価値無き物を消し去ろうとする理由)も然程描かれず、アナコンディが館長に思いを寄せつつ、フローラに嫉妬していることなどはラストの方で描いたくらいでしかなく(途中ほんの少し匂わせる描写があったかな?程度)、その辺りは物語のアクセントとしては物足りなさを感じてしまいました。それでも「5」と比べて幹部の活躍のさせ方はそれぞれ印象が残った(唯一、ムカデーン&ヤドカーンは理解し辛かった(汗))ので、その点は良かったと思います。特にシビレッタの「童話の中に引きずり込む」という戦闘方法は、その使用される童話によって色々なシチュエーションがあって楽しめました。

 敵の繰り出す「ホシイナー」という怪物は、「5」の「コワイナー」と同様にその素となる玉を様々な物にくっつけることによって怪物と化すのですが、割とそのモチーフとなる物に関係ない形状だったり、湖や山、雷といった対象物とは規模や形式が違うものからも姿を形作るため、逆にあまり怪物として印象に残らなかったりしたのは、エピソードと密接な関係を持つものだけに惜しいかな、と思います(敵を思い出すとエピソードが分かるくらいの方が気持ち良いですね)。でも、戦闘の迫力や構図のダイナミックさの良い部分は「5」から引き継いでいたと思います。

 全48話として定番の22話~24話付近にある「プリキュアが新たな力を手にする」というピンチから立ち上がる流れは今回も健在だったのですが、「5」が本当に絶望的な状況だったことに比べると、今回はそこまでピンチになった感が無かったために、少々盛り上がりに欠けた印象だったのは贅沢な悩みでしょうか(笑)。ピンチの要因がシロップの裏切りで、本心からの裏切りで無い(ある意味、シロップ自身の心との戦いだった)ことは観ている方も分かっていたことと、ローズパクトはしょっちゅう一旦敵の手に渡っても比較的容易に取り返せていた(笑)こともあると思います。

 そんな中盤の盛り上げが足りなかった感覚がありながらも、全体的として見たら小粒なエピソードが沢山あって、全体的に「5」よりも安心して楽しめた様に思います(作画の安定感の影響も大きくあるかもしれません(笑))。特にうららに絡むエピソード(#4、18、33、40)やりんちゃん関連(#15、27、41)は好みでしたね。こまちやかれんのエピソードにも良いものが多く(#5、9、16、19、20、36、37、42)、探偵やクイズ番組(しかも前・後編)などのバラエティー色豊かな構成が今のプリキュアに繋がっているのを感じて、正に”原点”を観た感じでした。敢えて挙げてはいないのですが、のぞみの話は全てを通して描かれており、シロップやくるみの絡め方も含めて「みんながのぞみを慕う理由」に繋がって行く構成がとても気持ち良かったです。そういう流れの中で最も好きなのが#36、37のクイズ編。優勝商品としてのトロフィーに拘る皆の気持ちや、かれんに譲ったくるみの気持ち、そして最後はくるみの名前も刻んでもらえたのが、私も凄く嬉しかったです。#26の大都会でプリキュアが活躍した回も、最終回に掛かる流れがあってとても良かったです。

 全体の流れにおいて、のぞみ達5人の絆の深め合いと、夢の実現に向かって直向に頑張る姿、ココやナッツ、ミルクが現在の自分の状況に悩んだり迷ったりしながら前進する姿は、「5」を観ているからこそ味わえるものだったと思います。そういう意味でも、「5」の後日談として観ても充実した内容だと言える気がします。ただ、「5」が1年を描いていながらまた新たな1年として今作が描かれていたので、学年が上がっていない点を意識すると少し不思議な感覚は残りましたが(笑)。

 シロップが少しずつのぞみ達に心を開き、ラストに向けてシロップの失った記憶の真相にも迫る訳ですが、フローラの思いを受け継いだシロップが辿り着いた気持ちを石化したプリキュア1人1人思いを語る47話のシーンはとても響くものがあり、これが今作のテーマなんだな、と明確に理解出来た瞬間でした。種から花を咲かせることを、人の命、育てる心、込めた気持ちといったことに結び、種には無限の可能性があること、育てる心が可能性を広げるとしたその語りは、個人的に凄く好きな比喩。花の種を世界中にまわすことは命を届けること。キュアローズガーデンの別名が「命の庭」ということが47話で分かりますが、花の命が司る人の命の煌きが失われようとした時、メルポを通してプリキュアに応援する気持ちの手紙が届けられた流れは、とても王道で好みの展開。人の想いを具現化する様なキュアドリームの力は本当に「大いなる希望の力」の象徴だな、と思わされるものがありました。希望の赤いバラと奇跡の青いバラの力により、プリキュアとミルキィローズの合体必殺技「プリキュア・ミルキィローズ・フローラル・エクスプロージョン」を放ち、全てを浄化するのもラストバトルのフィニッシュとして盛り上げられていたと思います。

 展開という意味では、「5」から引き続いて登場していた敵キャラであるブンビー。ナイトメアからエターナルに転職するも、ずっとお茶を入れるかプリキュアに破れて報告書を書くかしかない三下的扱われ方で、プリキュアのリーダーになると言ったり滅茶苦茶な言動もありましたが、最終的にプリキュアを助けたその行動はとても印象深く残るものになりました。その後、普通に人に役立つ仕事をする会社を立ち上げ、かつての上司だったカワリーノみたいな新入社員を迎えて、奔走する姿が最後に描かれてちょっと嬉しかったです(笑)。

 ラストバトルを終え、エピローグにBパートを丸々使ったのも話の纏め方としては良かったと思います。それが更に、「5GoGo!」#1や「5」#1を彷彿させるシーンも入っていたりして「おぉ」と思わせてくれたのは嬉しかったのですが、平穏な日常を取り戻した中で、特にパルミエ王国とのぞみ達の世界に隔たりも無くなったことから(普通にシロップが残っていることで、各国間の行き来が出来る状況なので)、絶対的な「別れ」というものを描く必要が無くなってしまったのは、決着から目を逸らした様にも思えてちょっと残念ではありました。それでも「5」から今作までの97本のエピソードを観終えて、「のぞみ達の夢はこれから大きな花を咲かせるんだ」と思ったら、この形での着地だったとしても良い様にも思えました。エピローグの中でのぞみが「花の種と夢は似ている(ゆっくりと時間を掛けて育てて、後に大きく綺麗な花を咲かせるということ)」が「5GoGo!」の物語の本質なんだろうと思います。青いバラをフローラに返却しようとしたミルクに対し、「私は種をあげただけ。育てたのはあなたです」という部分も、何気ないシーンではありましたが本質なんだと思います。そんなエピローグに、「5」「5GoGo!」通して初めて入れられた挿入歌「明日、花咲く。笑顔、咲く。」は、そのタイトルだけでとても素敵なのですが、この歌の効果を殆ど感じられなかったのは残念。そういうこともあって、ラストは比較的あっさり終わってしまった感があるので、もう少し余韻に浸れる、感情に訴えかける様なラストが欲しかったです。折角、97本観て辿り着いた物語なのですから…。

 歌という点ではうららの新曲「ツインテールの魔法」は、個人の好みとしても披露する場面としてもとても良かったと思います。その他、場面を彩った楽曲群に関しては「5」を踏襲しているものもあって、完全に新規となったのは大きく敵組織関連、ミルキィローズ関連、シロップ関連ではあるのですが、それだけでも「新しさ」を感じられるものはありました。特にミルキィローズ関連曲は大いに場面を盛り上げ、気持ちを高揚させてくれたと思います。「5」からそうですが、意外と主題歌のインストアレンジが少なく、あったとしてもエンディングの方というのが意外と言えば意外。もっと多用してくれても良かったのにな、と思わなくもありません。でも、オーケストラならではの迫力や厚みのあるサウンドは、作品にピッタリ合っていたと思います。
 それと、「5」「5GoGo!」と続けて観て、何だか胸に響くものがあったのが「ガンバランスdeダンス」。特に「5GoGo!」の「~希望のリレー~」は時折、スッと胸に入って来る歌詞があり、胸が熱くなることもありました。これはかなり意外でしたね。素直に響く歌は、恐らく時代を超えると思うので、そういう意味でも3世代も受け継がれた「ガンバランスdeダンス」は、その素養を持っていたのだと感じています。

 完全に新作、という意味では冒頭に書いたコスチューム変化に合わせた技のパワーアップですが、「5」までの技は一切使わない代わりに、より各キャラにあった飛び道具が用意されており、その中でもレモネードがチェーン、ドリームに至っては何と自ら突っ込む技になったのは意外でした。特にドリームは、回転こそしませんが超電磁スピンくらいの印象がありました(笑)。

 全員の合体技も変わって、まさかのフルーレ(私にとっては「アクマイザー3」のジャンケルや「星獣戦隊ギンガマン」の星獣剣にしか見えない(爆))。かといって剣としては全然使わずに、剣から放つ衝撃波がバラの形を作る訳ですが、それでも剣先を5人が合わせて上に掲げるシーンは格好良くて個人的にとても好きなカットです。「5」と違ってこの合体技「プリキュア・レインボー・エクスプロージョン」は後半で結構使用されたので、ちゃんと印象に残って盛り上がる反面、「5」のそれと比較すると「ここぞ!」感は減っていました。どっちが良いか、というのは難しいところですね…。

 ミルキィローズ関連は全て新規ですから、当たり前ですが全て新鮮。変身も必殺技もプリキュアとは異なる描き方で魅力を出せていたと思います。「花を咲かせましょう」のくだりが「花咲か爺」の台詞に聴こえてしまう問題はありましたが…(汗)。使用するアイテム類もちょっと古臭く感じましたが、CG技術の古さ故にそう見えたのかもしれませんね。

 そういえば、今回は拠点となるナッツハウスも新装したのですが、場所が街中から街外れの湖畔(公園?)になり、敵も当たり前の様に直接ここに攻めて来るので、「光子力研究所」や「南原コネクション」状態だったのが可笑しかったです(爆)。その分、エピソードとして学校に絡むことが少なかった為、「5」でも準レギュラーだった増子さんやおタカさんですらあまり出番が無く、逆にお笑い芸人のたむけんが出て来たのには驚いた…っていうか、これはプリキュアの伝統なんでしょうかね?(汗。劇場版「5」のザ・たっちや、「スマイル」のFUJIWARA等) 何れにせよ、登場人物的には少な目だった気がします。それでも先に述べた通り「バリエーションが色々あって」と感じるのですから、脚本や演出で十分楽しめたということですね。

 そんな感じで、安定した内容で楽しむ事が出来た「5GoGo!」ですが、そのパワーアップぶりには確かに驚いたものの、その準備のために「5」の終盤のスタッフが手薄になった可能性があるかもしれませんね(もしそうなら、それはそれで問題だとは思いますけれど)。「5」を観終えた時に続編に期待したものと、実際に放映された内容は同じ方向ではない部分も多くありましたが、キャラクターの魅力は十分に楽しむことが出来たのでそれだけでも最終的には結構満足しています。

 テレビシリーズ本編終了後、「5」同様に余韻を感じつつ劇場版「お菓子の国のハッピーバースディ♪」を鑑賞。のぞみの誕生パーティをみんなが祝ってくれるという始まりに、準備の間居眠りしていたのぞみを優しく起こすココが「眠り姫」の話を持ち出しつつ、それが終盤に生きてくる演出(しかも、敵に操られていたココを目覚めさせるのが、ドリームのキスであるという、眠り姫と逆の立場になっているのが良い)が一番気に入った点ではありますが、黒幕が最後の最後まで出て来なかったり、戦力分断されて個別に戦っていたルージュ・アクア組とレモネード・ミント組がピンチの中で、ドリームの心の呼びかけに応して復活するシーンなど、「5」同様王道的な展開を含みつつ、ミラクルライトの声援を受けてシャイニングドリームに変わり、フルーレ全色を1つにしたスターライトフルーレを持って、ムシバーンと一戦交えた展開もなかなかでした(本編ではフルーレを剣として使ったことが無かったので)。

 テーマとして「美味しいお菓子に巡り会う」ということを語るに、「どんなに美味しいお菓子も、それを感じる心が無ければ本当の美味しさは分からない」「一人で食べるよりも、皆と食べるお菓子の方が何倍も美味しい」という、「5GoGo!」本編と近しい内容を感じました。

 ラストは、デザート王国が救われたこととのぞみの誕生日パーティを一緒にやっている様を、スケッチブックに描かれたイラストをめくって行きながらのスタッフロール。個人的にはここはチョコラがめくって行かずに、もっと大写しにしてくれた方が良かったかな…と。テーマ曲が何故に高橋ジョージさんを起用したのかも謎で、これまた余韻に浸るはずの映画が微妙な感触で終わってしまったのは残念かも(汗)。

 それとは別に、映画本編に入る前にちょ~短編」として「オールスターズ」が入っていて、これが単体として長編になったものが「DX」シリーズなんだと理解。これがオールスターズの起源なんだなぁ、と映画ならではのお祭り的発想が、これまた今も継続しているというのは(この短編フィルムからでは今もオールスターズが続くなんて思えないので(笑))凄いことなんだと思いました(短編を後で観れば良かったかな(爆))。

 ということで、「5」と「5GoGo!」を併せた97本ものエピソードを存分に堪能出来ました。これで新規に消化した「プリキュア」は4本。残り5シリーズのうち次は何を観ようか決められないでいるのですが、急がないでのんびり観て行けたら、と思っています(年内全消化は色々あって難しいので諦めました(笑))。

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2013年8月11日 (日)

「Yes!プリキュア5」全49話視聴完了

 「プリキュア全シリーズ消化」を目指し、シリーズをレンタルしまくっているここ最近。「スマイル」「ハートキャッチ」と順調に消化した中で、第三弾はどのシリーズにするか悩みました。結局、その見極めをする為に未見のシリーズである「ふたりはプリキュア」「ふたりはプリキュア Splash☆Star」「Yes!プリキュア5」「フレッシュプリキュア!」「スイートプリキュア」(継続モノは除く)の1枚目(3~4話)を全て観た上で「これ!」と決めたのが「Yes!プリキュア5」。理由は大きく2つ。「今に繋がる新たなプリキュアの開祖である」「スマイルのキャラクターデザインと同じ川村敏江さんであること」。ぶっちゃけ、他のどのシリーズも続きが気になってしまっていたのでどれでも良かったのですが(笑)、仲間が増えている途中というのもあって、元々全シリーズの1話を観る前から漠然と「次はプリキュア5かな」と思っていたこと(これが先に述べた2つの大きな理由)が後押しした結果となりました。

 で、そんな訳で観始めた「Yes!プリキュア5」も順調に消化して視聴完了となりましたので、ここに所感を綴っておこうと思います。

 第一印象は「凄くセーラームーンみたい!」というのと「流石に少し古さを感じる」というものでしたが、観終わってみると「なかなかに痛快で面白かった!」と言える作品だと思いました。ただ、「スマイル」「ハートキャッチ」と比べると、色々と物足りなさを感じてしまう面もありました。でも、それがいちいちマイナス要素だと感じることもなく、これが「プリキュア5の痛快さを生んでいる」と思えば、結構”些細なこと”として片付けられる程度のことだったので、そういう意味では普通に最後まで楽しめたのは間違いないと思います。それが、最終回でのぞみが語った「夢」に繋がったことで、急に目頭が熱くなってしまった要因だと思います。

 物語としては、主人公である夢原のぞみが、妖精(というより、別世界「パルミエ王国」の住人)のココと出逢うことで始まり、そのココが住む「パルミエ王国」の復活を実現するために、ドリームコレットに「ピンキー」と呼ばれる妖精(55匹)を集めることが目的で話が進み、「何でも1つ願いが叶う」というドリームコレットを狙っている敵組織(パルミエ王国を滅ぼした張本人)「ナイトメア」から、ココやドリームコレットを守るために伝説の戦士「プリキュア」となって戦い続ける日常を描いたものとなっていて、大きく「スマイル」や「ハートキャッチ」と異なっていると感じる箇所はありませんでした。なので、すんなりと「プリキュア」として観ている自分が居ました(笑)。

 それでも、違いとして挙げれば色々あって、「仲間が全員同じ学校だけれど学年がばらけている(主人公は2年、仲間は同級生1名、下級生1名、上級生2名という構成)」「妖精(というか、パルミエ王国の生き残り)2名が、人間の青年姿に変身して日常を送っている(しかも1名はのぞみの学校の先生として)」「変身に妖精の力は必要無い(スマイルと一緒)」「敵が会社組織の様な縦社会」「登場人物がとても絞られている(学校が舞台になることも多いのにクラスメイトは殆ど描かれず、名前があってレギュラー的に登場するのは新聞部長、学食のおばちゃんのみ。各主人公の周りも家族描写も少なめ)」「主人公とパルミエ王国のココとの恋模様がちょっとある」「街並みがかなり欧風」「場面を彩る挿入歌は使用されず」など、これだけ違えばやはり別モノですね(笑)。

 今回、パルミエ王国のメンバーのうち、ココとナッツが小動物姿と青年姿を代わる代わる使うものの、基本的には”導き手”でありつつ”守られる存在”という2つの立場を持っていたのが一番物語進行上大きく違うと感じたところで、普段おっちょこちょいでドジなのぞみの強さをより克明に描くためにとても効果的に使われていた様に思えました。そして、そののぞみに惹かれて集まった仲間4名の心の描き方もかなり丁寧で、その流れは正に「美少女戦士セーラームーン」を彷彿させるもの(特に「劇場版R」)がありました。
 5名のそれぞれの交流、喧嘩やすれ違いを描いて到達した絆の強さは、49本を重ねた価値のあるものでした。のぞみとココの惹かれ合う関係性、こまちとナッツの惹かれ合う関係性、のぞみとりんの親友関係、うららがのぞみを慕う理由、こまちとかれんの親友関係、りんとかれんの対抗心、かれんとミルクの信頼関係、夢を追ううららとこまちに対するりんとかれんの対比…といった日常の積み重ね方もバランス良く描けていたと思います(5人の結束という意味では「スマイル」を超えた感覚があったかも。それぞれの魅力も高いレベルで描けていたと思います)。
 「プリキュア」恒例と言っても良い、23話での大ピンチ、24話で新たな力を得る部分もなかなか盛り上がり、ちょっとしたすれ違いから仲間同士の絆に亀裂が入り、その結果心の闇に囚われる(自分に負ける)仲間4人に対し、最後まで決して諦めずに仲間に手を差し伸べ続けたのぞみの強い心は、観ている私が「スーパー戦隊」シリーズを観ている気分になれたくらいに熱いものがありました(笑)。
 ちょっとした部分で気になったと言えば、途中から現れたパルミエ王国のココとナッツのお世話係であるミルクの存在。素直になれないその言動は何かとトラブルの種になりやすく、その役割を持たせ過ぎたかな?と思わなくもありませんでした(「セーラームーン」で言うところの最初の頃のうさぎとちびうさの関係に似てる)。もう少し、愛らしく描いてあげることも出来たのではないかなぁ…と思うと、ちょっと可哀想にもなりました。その分、かれんと良い関係が描けていたので救いではありましたが。
 別の視点では、敵組織側が結局何だったのか、最後まで良く分からなかったのも気持ち悪い点でした。組織色があって上司と部下で仲が悪かったりするのは特に問題ないのですが、その組織が何のための組織であり、殆ど姿を現さないトップの「デスパライア」の目的や、徹底的に忠誠を誓うカワリーノの真意、やり手の部署としての幹部だったハデーニャとブラッディの活躍のさせ方、最後まで中間管理職の何物でもないまま終わってしまったブンビーや、頑張っていたギリンマとアラクネアに比べ、何だか敵としても全然魅力を感じなかった終始やる気の無いガマオなど、そういった組織で最も恐かったのがコワイナーの声(最初の頃「コワイナ~」と幽霊の様に声を出す敵自体に「恐っ」と思ったくらいです(笑))というのも何だか。

 ラストでデスパライアと対話で解決の道へ行ったのぞみ(これには驚きました(笑))と、それに呼応するかの様に皆がデスパライアに手を差し伸べる結果となり、それでこれまでの行いを悔いる(?様に見えた)デスパライアの存在も「そんな理由でパルミエ王国は滅ぼされたのか」と思ってしまうほど。ナイトメアという組織で、常に一般社員の様に無言で座席に着いていた面子が実は絶望しきって心を失くしたパルミエ王国民だったというのも、余計に「ナイトメアという組織って?」と結果的に思ってしまう要素でしたね。のぞみ達の絆の描き方が丁寧に感じただけに、余計に敵組織側が何も描けていないことが浮き彫りになった感じです。

 結局、最終局面で敵にドリームコレットを奪われ、1度しか使えない願いすら使われてしまって絶望的な状況の中、のぞみの言葉やココの呼び掛けでパルミエ王国民に希望が戻り、「ドリームコレットが無くても、みんなが居れば王国は再建出来る!」という結論に辿り着いたのは嫌いではないのですが、ラストバトルを終えて自分達の世界に戻って来たのぞみとの別れが待っているココやナッツ、ミルク達のその後のやり取りがとても淡白だったのは気になります。エピソードとして、それまで「別れの時が近づいて来ている」ということを意識させるものを積んで来ていたのに、「え、それで終わり?」というラストシーンはちょっと勿体無いな…と。まぁ、結局もう一年延長して「GoGo!」に繋がる余裕があるからなのかもしれませんが、「ナイトメア編」として一区切りするのであれば、ちゃんとした幕引きをして欲しかったです。それでも、ラストで全員が絶望を跳ね除けて希望に変えたところ(りんやかれんの夢が語られ始める場面)を受け、最後の最後にのぞみが語った自分の”夢”。これは、49本の物語を積んでココとの思い出を沢山作って来たからこそ響くものであり、実はこれまで「プリキュア5」を観ていてグッと来るエピソードは殆ど無かったのに(うららの歌手デビューの話は良かった!(笑))、最後の最後でのぞみの夢を聞き、油断していたこともあって「ブワッ」と来るものがありました。あれは少々卑怯だと思います(笑)。それでも、ラストへ向けての盛り上がり、という点を考えると今ひとつ盛り上がり切れなかった感覚は残りましたね。

 ストーリーと関係無いところで言えば、戦闘がとても規模が大きくてスピーディなものが多く、特別訓練を受けたメンバーでないにも関わらず、それぞれが戦闘のプロの様な身のこなしで数々の戦闘を重ねていたのは驚きでした(笑)。必殺技のバリエーションがとても少なく、「ここぞ!」という時にしか使わなかった5人の合体技「プリキュアファイブエクスプロージョン」の登場回数も限られていたので、「プリキュア5」の戦闘の魅力は肉弾戦にあるのだな、と。これは最近のプリキュアには無い傾向なので、これはこれで新鮮に映りました。

 新鮮と言えば、BGM。今回、プリキュア音楽の開祖である佐藤直紀氏の楽曲に触れた訳ですが、なるほど。これは高梨氏の楽曲とは違った良さがありますね! 特に直球勝負の楽曲群は戦隊シリーズのBGMを聴いているみたいでした(高梨氏が中川幸太郎氏で、佐藤氏が佐橋俊彦氏の様な感じ?(笑))。個人的に一番「おぉ」と思ったのは、テレビ朝日のバラエティ番組「シルシルミシル」でしょっちゅう流れているBGMが「りんのテーマ」や「うららのテーマ」だと初めて分かったことです(爆)。ここ最近、プリキュア関連楽曲を沢山聴いているため、こういった副次的効果が生まれています。それだけ、耳に馴染んで覚えやすい名曲に溢れているというとですよね。
 主題歌系のアレンジは良くあるものの、今回の「プリキュア5」はエンディング曲「キラキラしちゃってMy True Love!」の名アレンジが多くあって、原曲を考えると凄いことだなぁと感動。それらの曲が彩った場面は本当に名シーンが多くあったと思います。

 名シーンを彩ると言えば、演じる役者の皆さんもとても素晴らしかったと思います。特に普段は少年役が多い、三瓶さんや竹内さんが主演を務めており、そのピッタリな演技には驚かされっぱなしでした。伊瀬さんや永野さんもしっかりハマッていましたし、とても久し振りに演技自体を聴いた前田愛さんも、その演技には驚かされっぱなしでした。これまで観た「プリキュア」もそうでしたが、本当に1年間をやり切れるチーム編成なんだな、と「テイルズ オブ」のキャスト編成にも似たその顔ぶれに、グッと来るものがありました。
 携わるスタッフもシリーズを2本+放送中1本を観ているだけあって、随分と知った名前を見る様になり(っていうか、昔から携わっている人は、結構変わらずに携わり続けています)、例えば脚本や演出などは観終った後に担当者を見て「あぁ、なるほど」と思うことも多々ありました。本数を重ねることで、そういう楽しみ方が出来る様になって来たかもしれません。

 もう一つ、作画に関しては結構綱渡り感があったのが、「スマイル」「ハートキャッチ」とは異なるところでしたね(汗)。かなり駄目だと感じたのは1本(9話)だけで、危ういシーンが散見された回は数本ありましたが(散見されても、とても良い作画と混じった回もあったりすする)、最終的には何とかなっていた(そこまで駄目の烙印を押さずに気にせず観られた)と思います。その一方で、変身する時のフィルムは普通バンクだと思うのですが、変身前の衣装や髪型によってそのバンクの冒頭部分がいつも新規の動画を含んだ作画になっていて、その本数の多さは逆に驚きました(それだけ拘っている/作業を簡略化することを優先していないということ)。他のシリーズでもそういう回はあったと思いますが、「プリキュア5」では「また変わってる!」と印象に残るくらいの回数だったので、そこは特筆しておきたいと思います。

 そんな感じで一通りテレビシリーズを堪能した後は、余韻に浸る意味合いも含めて劇場版「鏡の国のミラクル大冒険!」も鑑賞。

 映画で初めて「ミラクルライト」を使用した映画だったらしく、最初の説明部分のフィルムが結構長く、その分本編がちょっと短い?と感じましたが、テレビシリーズの延長として楽しむことが出来ました。映画ならではのスケール感というものはあまり感じなかったものの、テレビシリーズに埋め込まれても不思議で無い「自分の分身である負(ふ)のプリキュア」とそれぞれが闘うという、「スマイル」にも「ハートキャッチ」にもあった展開が「プリキュア5」では映画に用意されていたのが、「おぉ」と思わせてくれました。
 自分に打ち勝ってクリスタルを破ったルージュ、レモネード、ミント、アクアに対し、友達になろうと全てを受け止め、ダークドリームと一緒に出て来たドリーム。そして、そんなドリームのピンチに自らを楯にして消えたダークドリームが初めて見せた心からの涙。その涙に応える様に、決意するドリームの眼差し。そして「スーパープリキュア」で、泣く子も黙る「ファイブエクスプロージョン」!(笑)。終盤はお約束ながらも熱い展開(王道な展開と言えるもの)が用意されていて、そこはしっかり楽しめました。
 また、そのダークのメンバーが、西村ちなみさん、長沢美樹さん、釘宮理恵さん、皆口裕子さん、木内レイコさんなど、今のプリキュアに繋がる面々も居たりして興味深く観ることが出来ました。
 逆に、ゲストのメインキャラとしてミギリンとヒダリンという鏡の国の兄弟をザ・タッチが演じていて、それが正直なところ「う~ん…」という感じだったので、その点はちょっとマイナスでした。話としても全体的にこじんまりしており、先に述べた通り「映画」というよりは「テレビシリーズの延長」という感じだったことからも、満足度よりは物足りなさが残りましたね(映画の終わり方も余韻を楽しめる感じでなかったのもマイナスでした)。それでも一応、映画ならではの「スーパープリキュア」と熱い展開が観られたということで良しとします(笑)。

 ということで、「Yes!プリキュア5」視聴完了で雑多に感想を書き殴って来ましたが、取り敢えず3作品目を観終えてホッとしています。これなら年内に後2~3作くらいは行けるんじゃないか…って(笑)。
 次の作品は別作品に飛んでしまおうかと思ったのですが、映画を観て少々物足りなさを感じてしまったことと、結局物語が続いているということを考えると、そのまま継続してココとのぞみの夢の続きをこの目で確かめたいかな、と思います。

[2013.08.19追記]

 観終わって間もなく、「Yes!プリキュア5」のBD-BOX化がアナウンス! 先見の明があった訳ではないものの、あまりにタイムリーだったので驚きました(笑)。でも、前後編の2BOXで、定価ベースだと8万円(!)。これは余程好きでなければ買えない金額ですよね…。

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2013年7月20日 (土)

「ハートキャッチプリキュア!」全49話視聴完了

 先日、「スマイルプリキュア!」を全話視聴し、現在放映中の「ドキドキ!プリキュア」もテンション落とさずに観続けられている今、「全プリキュア視聴完了」を目指して行動を起こし始めています(笑)。

 そして、その第一弾として、友人が全巻持っていたことからも一気観が可能な「ハートキャッチプリキュア!」を選択。視聴開始してから1ヶ月くらいでしょうか。無事に全49話を観終えることが出来ましたので所感を残しておこうと思います。

 シリーズの中でも人気の高い「ハートキャッチプリキュア!」は、これまた東映の人気シリーズだった「おジャ魔女どれみ」シリーズのスタッフが集結して創り上げた新たなる「プリキュア」ということでしたが、「おジャ魔女どれみ」のシリーズも数えるほどしか観ていない私にとっては前提知識はゼロと言っても良いものでした。それでも映像から受ける印象は正に覚えている「おジャ魔女」そのもの。「プリキュア」シリーズに対しても語れるものを持っている訳ではない私が感じた「ハートキャッチプリキュア!」を全話観終えた時の感想は、「絵柄が可愛らしい割には内容がハード。物語の骨格が割と大人向けっぽいが、根底にあるテーマは”プリキュア”そのもの」というものでした。

 序盤はつぼみとえりかの二人でずっと戦い、中盤でいつきを加えた三人に(#23~)。最初から登場してはいるものの、ずっと謎だったキュアムーンライトに関するエピソードを少しずつ積みながら、劇的な復活を遂げるのは終盤近く(キュアムーンライト復活の#33は本当に盛り上がりました)。敵組織にも視点が多くあり、幹部の三名、司令官的位置付けの博士、その裏に居るより大きな存在、そしてダークプリキュア。こうした配置からしても、物語の構成がメインターゲットの子供に分かりやすいとは言えないかな…と思う反面、ドラマが色々と展開する部分においては「スーパー戦隊」で私が好きなタイプに当てはめられるということもあり、物語として楽しんだのは間違いありません。ただ、それだけの厚みを持っていながらも敢えて掘り下げなかったのか、敵側の細かい部分(敵ボスであるデューンの憎しみの根幹、三幹部選出の背景、サバーク博士周辺(ダークプリキュアを生み出す部分、月影家周辺含む))、ダークプリキュアがムーンライトに固執する根幹(月影博士を巡り、本物がどちらか白黒付けるというものならば、そう意識する最初の目覚め部分)など消化不良に感じる部分もありました。色々なドラマがあったからこそ、逆にエピソードが分散しやすくなっていて、視点が多方面に振られたことでの切り替えの難しさも感じられました(伏線として機能している為、その当該エピソードを見逃した場合のリスクに繋がりますし)。しかしながら、主人公周辺の掘り下げはなかなかに丁寧で(特にクラスメート)、ゲストとして終わる事無く、デザトリアン化されたエピソードが終わった後もその後を描きながら積み重ねて行く様が、ココロポットに「こころの種」を集めるが如く終盤に掛かって来る(その集大成が、砂漠化した地球でプリキュアにエールを贈る人々に繋がっている)のが、とても気持ち良かったです。

 本放送当時に観て記憶に残っている回は#7、15、22、38、43と5本しかなく、キュアサンシャインに絡むエピソードだったり、ハートキャッチオーケストラ初登場回だったり、「スマイル」の時と同様、変なポイントを押さえた視聴だったのが不思議ですが(笑)、ラストは結局観なかったというのがその当時の私のテンションだったのでしょうね。強烈に後押ししてくれる様なエピソードを観ていなかったというのもあると思いますが、同時期に「海賊戦隊ゴーカイジャー」を観ていた事を考えれば(こちらは録画していたというのもありますが)、もう少し観ていても良さそうなものなのに…と思ったりしました。

 最初に観たシリーズが「スマイル」ということもあり、それと比較して感じる箇所も多くありました。

 先ずは「プリキュア」が過去から連綿と繋がっている存在であり、つぼみの祖母が「キュアフラワー」であることもあって、未熟なプリキュア達を導く立ち位置に居たり、孤独に戦っていた「キュアムーンライト」の良き理解者だったり、薫子さんの存在の大きさや安心感。そして歴代プリキュアが繋いで来た歴史があっての今。「過去から未来へ」という部分が強く意識されていた様に感じた部分。
 次に「妖精」の位置付けが、変身する為に必要な存在であること。それに加えて、途中からは妖精がマントになって一緒に戦っている部分が演出されたこと。
 そして、敵に「スナッキー」という一般兵に該当する存在があったことで、幹部、司令官などの顔ぶれも揃っていたことで敵が「組織」として機能している様に感じたこと。
 これら3つに関しては、完全に「スマイル」では無かったことであり、作品として「プリキュア」というシリーズで括れたとしても、骨格や肉付けは全然違うのだな、というのが分かって面白かったです。仲間が増えるタイミングも、「スマイル」では5話で全員揃い、途中で増えることもなく5人と妖精の絆を積んで行ったことに対し、「ハートキャッチ」ではつぼみとえりかの二人の時間がとても長く(初代「ふたりはプリキュア」への回帰も意識したのかな?)、その期間が若干冗長な感じもしました。えりかの存在に結構特殊な印象を受けつつ、つぼみとの対比でとてもバランス良くパートナーとなっていたのがちゃんと観られたという点を考えると、つぼみとえりかの間を描く長さはこれで良かったのだろうと思います。その後、いつきが加わって三人になってからは賑やか・華やかになって終盤へ向かい、初めから積んで来たゆりの話に決着を付けるのをラストバトルにまで持って来た事は、畳み掛ける演出と相俟ってかなり効果的に機能した様に感じました(それでも、つぼみとえりかの繋がりの深さを感じはしても、いつきやゆりのそれは少々薄くも感じる弊害?はありました)。全話の中で描きたい物語が色々ある為に、一方が一段落するまでは他方が放置気味になっている様に感じることもあったので(特に中盤から終盤に入る辺り)、ほぼ一話完結で伏線も多くない「スマイル」では感じなかった印象が残りました。

 「スマイル」と比べて一番強く感じたのが、「劇伴の印象が薄い」ということです。それでも、本放映を殆ど観ていなかったのにも関わらず、今回の全話視聴で最初から覚えていた変身時のBGMは代表的なBGMとして作品を彩ってくれたと思います。逆に、今回は日常系のBGMがあまり印象に残らず、その為か各話あっさり観ていた様にも思います。また、挿入歌も結構使われていたのですが、効果的と感じたのが1曲しかありませんでした。しかしながら、その1曲である「HEART GOES ON」が流れたシーンは3つとも素晴らしく、作品を一気に盛り上げるのに大きく貢献していたと思います(ただ、最初にファッションショーで流れて間もなく、本編中で初スーパーシルエット披露時に流れる展開で使われたので、ベクトルの違う盛り上がりのシーンで同じ曲なのは勿体無いかな)。その他、演出手法として結果を先に描き、話が進行している途中で経過を描くことも多く、そうするだけでも要所を締めることが出来るのだな感じました。

 「スマイル」のアカンベーと比べて、「ハートキャッチ」のデザトリアンは、心の声を吐露する形で暴れまわるため、絵柄の割にはかなり重たい内容を含む場合も多く、それでもそういった事を受け止め理解するという演出の中で大切なことを語るというのは「プリキュア」らしいと思いましたし、それに絡む様に花言葉が用意されていたのも印象深いものがありました(花言葉なんて私の中では「花の子ルンルン」以来かも?(笑))。
 戦闘シーンは肉弾戦が多く、スピーディで迫力のある映像だったと思います。そんな中で、技名に「パンチ」と付いていながら、お尻だったりおでこだったり、時には全身だったりするのも面白く、そんな特徴的とも言える「パンチ」のシリーズがラストバトルで「拳」を使う。しかも、胸をこつんと打つ感じなのに、愛で打ち抜くその演出がとても印象に残り、パンチのバリエーションはこの最終回に繋ぐための布石だったのかと思うと驚かされます。

 それと、別の意味で印象に残ったのは、ココロの種が生まれる瞬間の演出。初めて観た時に「ちょっと下品かな…」と思っていたら、私の他にもそう感じた人が多かったからなのか、途中から変更されていましたね(笑)。やはり、お尻を向けて「ぷりぷりぷりりーん」と言って黄色い水玉が弾け飛んでは駄目だった様です。調べてみたらこの件、何やらBPOに苦情が入って話題になっていたのですね。

 その他では、鎌倉が実名で出て来たり、かかずゆみさんがゲストで登場した回があったり、私個人としても「おぉ」と思うエピソードがあって、多方面で楽しめた49本となりました。ただ、平均的に楽しんだものの、突出して「このエピソードが!」と言える回は、思ったほど多くなく、目頭を熱くさせる瞬間は1~2回あるか無いか(しかも終盤に集中)くらいだったのは意外でしたね(「スマイル」は割と平均的にあったので余計にそう感じました)。でも、その数少ない1回に当たる「父親を失い、怒りと憎しみで戦おうとするキュアムーンライトに、キュアブロッサムがそれでは駄目だと必死に言い聞かせる」シーンの台詞「悲しみや憎しみは誰かが歯を食いしばって断ち切らなければならない」は、とても大切なことを語っていたこともあって強く印象に残りました(内容は別として「トップをねらえ!」の5話で、ノリコがカズミを叱咤する時に似ている)。

 後は最終回のBパートを丸々後日談に使ったり(つぼみの妹が生まれ、いつきのお兄さんが回復し、いつきは髪を伸ばして女子の制服を着ている等が観られたのは嬉しい)、つぼみのモノローグに「私達が戦った軌跡は忘れられてしまうでしょう」とある中で、つぼみがプリキュアとして活躍した時代から時間が経過してしまった後を映して(記念写真の色褪せだけでそれを表現)、その頃の想いを繋ぐ子(誰かは分かりませんが、つぼみの妹さんか娘さんかな?)が出て来たところで物語がクローズするという演出は、とても「ハートキャッチプリキュア!」の物語を引き立たせた上で、キッチリ着地出来た証だと思います。エンディングとして、とても綺麗だったと思います(アプローチは全く「スマイル」と異なるものでした)。

 本編視聴後、映画「花の都でファッションショー…ですか!?」も視聴し、その映画の出来には頗る感心しました。というのも、つぼみ、えりか、いつき、ゆりとオリヴィエとの各々のやり取りに、短い時間ながらも全員の魅力を詰め込んでしっかり表現出来ていたと感じたからです。これは、公開時期がテレビ本編で最終試練を乗り越えたタイミングだったからこその言葉の重みもあり、映像の綺麗さや作画の素晴らしさは(特に百面相するつぼみの愛らしさは最高レベル)、本当に飽きさせずに、ゲストキャラクターのサラマンダー男爵やオリヴィエの役者陣(藤原啓治さんと大谷育江さん)も完璧な布陣で、個人的にかなり気に入った劇場作品になりました。テレビシリーズがあってこその映画ではありますが、個人的にはテレビシリーズよりもこの映画の方が好きかもしれません(笑)。

 そんなこんなで、取りとめも無く書き殴ってしまいましたが、「ハートキャッチプリキュア!」を観終えることが出来て、この作品が多くの人に支持された理由も感じられましたし、そういった外部要因に左右されることなく、自分の見方で楽しむことが出来たのはとても良かったです。これで、9作品中2作品を観終えた訳ですが、このペースで行けば年内に半分くらいは消化出来そうな手応えですので、引き続き楽しんで行ければと思います(…って「プリキュア」だけになってしまわない様に注意しなければ…(笑))。

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2013年6月23日 (日)

月刊「アニメージュ」2012年12月号と楽譜と新聞(笑)

Dscf4105 先日「プリキュア」に関連する雑誌や楽譜を入手したのも束の間、更に追加されましたのでご報告しておこうと思います(笑)。

 1つは月刊「アニメージュ」2012年12月号、1つは「楽しいバイエル併用 プリキュアオールスターズ ピアノソロアルバム」、そして「プリキュア新聞」の3つが今回入手した冊子群です。恐らく、これで現段階では一区切り…かと(汗)。前回の2冊も満足度は高かったのですが、今回の3冊も総じて満足度が高いものでした。

 月刊「アニメージュ」2012年12月号は、巻頭特集に「スマイルプリキュア!」があって、表紙はプリンセスフォームのハッピーとピースの描き下ろし。クライマックス直前の本作に対し、劇場版「絵本の中はみんなチグハグ!」を主題にTVシリーズも含めてのメインキャスト5名の対談と、大塚隆史ディレクターと川村敏江さんによる「ふたりはプリキュア」から始まったシリーズ全て(この時は「スマイル」も終了前なので8作。にプラスして劇場版オールスターズ3本も含めて)のプレイバックと対談、劇場版監督の黒田成美さんのインタビューを掲載。24ページにも渡る内容に大満足。そして「スマイル」の設定資料も掲載され、付録には「スマイル」のトランプまで付属。付録も含んだ形で入手するのが多少大変でしたが、きちんと手にできた事はタイミングの良さもありますが嬉しかったです。

 「楽しいバイエル併用 プリキュアオールスターズ ピアノソロアルバム」は、先日入手したヤマハミュージックのものとは違い、馴染みのあるドレミ楽譜出版という安心のクオリティで、全128ページというページ数に見合った「ふたりはプリキュア」から「スイートプリキュア♪」までの全作OP・EDの楽譜がフルコーラスで掲載(但し、「ガンバランスdeダンス」などのバリエーション系は基本の1つのみ掲載。発売時期の関係で「スイート」の「#キボウレインボウ#」は掲載ならず…)、「オールスターズ」の主題歌(DX3まで)も掲載されており、この楽譜が発売された時期で最大限の努力をした結果が凝縮されていると感じました。これを見てしまうと、ヤマハミュージックのものは物足りなさ(EDが少ない、TVサイズ譜である等)を感じてしまいます。でも、双方の譜面に同じ曲が掲載されていても、それぞれアレンジが異なるので、そこは読み比べ、弾き比べる面白さもあると思うので個人的には2冊目の譜面として満足です。

 そして「プリキュア新聞」。日刊スポーツが編集した「プリキュア」だけに特化した新聞は、32ページという紙面に隅々まで「プリキュア」づくしの大ボリューム。とても分かり易く「10年」という歳月を積み重ねて来た「プリキュア」を紹介しています。TVシリーズ、劇場作品は勿論、主人公と妖精が全て網羅され、キャストのコメントも載っています。まるで図鑑の様な見る楽しさに加えて読む楽しさもあり、塗り絵の1面や見開き1枚分のポスター(って新聞ですが(笑))も付いており、これで1部300円というのは文句なく「マストバイ」だと思います。「2013年春号」とあるくらいなので、次の発行もあるのかな?と思うと今後も楽しみな新聞です。

 現在放映中の「ドキドキ!プリキュア」も盛り上がっており、奇しくも私が「スマイルプリキュア!」に一目置く様になった強い印象を残した回と同じ22話に、熱いエピソードを挿んで来ました。次回放送が楽しみに出来る素直な作品は、いつの時代も良いと感じられるものですね。

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2013年6月17日 (月)

月刊「アニメージュ」2013年4月号と「やさしく弾けるみんなのピアノ プリキュアオールスターズ」

Dscf4103 先日「スマイルプリキュア!」を全話観終えたことを受けて、全「プリキュア」視聴に向けて動き始めた感じの私ですが(笑)、その皮切りとして手にした2つの雑誌があります。それが月刊「アニメージュ 2013年4月号」と、「やさしく弾けるみんなのピアノ プリキュアオールスターズ」です。

 「プリキュア」系の雑誌やアイテムが微妙に増え始めた最近、写真にある様な色合いのものが増えており、部屋の一角が随分と華やかな印象を受けるようになりました(笑)。

 アニメージュ」の方は、バックナンバーではありますが入手に苦労した1冊で、私に向けている様なタイミングの「プリキュア10周年」を特集した号となっています。歴代ピンクが表紙を飾り、その折り返しには他の全プリキュアが勢揃い。ポストカードやB5版下敷き4枚、17ページに渡る特集記事は、福圓美里さんと生天目仁美さんの対談や、大塚隆史氏と黒田成美さんの対談がメインの読み応えある内容で、アニメ雑誌の特集ボリュームとしては満足行く内容ではないでしょうか(アニメ誌を購入したのはいつ以来だろうか(笑))。映画「プリキュアオールスターズ NewStage2」を中心に、「スマイル」チームと「ドキドキ」チームの共通設問への回答もあって、私には丁度良いレベルの編集内容で楽しめました。

 もう一冊の楽譜は、私がPC-88やX68000でMMLやMIDI等で音楽を楽しんでいた頃はよく購入していたピアノ譜で、全シリーズの主題歌をほぼ網羅していてくれたので「アニメージュ」と一緒に入手。
 「ほぼ網羅」と書いたのは、半分くらいののエンディングが収録されていないから(収録されているのは「ムリムリ?! ありあり!! INじゃな~い?!」「ワンダフル↑パワフル↑ミュージック!!」「#キボウレインボウ#」「イェイ!イェイ!イェイ!」「満開*スマイル!」「この空の向こう」という状況。現時点の私としは問題無し)。それでも、10年分の主題歌が網羅されているのは括りとして満足行くものでした。弾ける様になったら証として貼れるシールも付いており、「スイート」「スマイル」「ドキドキ」の3作品については、OPとED共にフルサイズの譜面になっている…と思ったら、やはりTVサイズの収録で残念。でも、手軽さを考えればこれでも十分かな…と。是非「歌声人」で唄わせたいです(爆)。
 調べたところ、もう一冊「プリキュアオールスターズ」のピアノ譜が発売されており、そちらは歴代OP・ED(「スイート」まで)は載っている様なので、必要に応じて入手しようと思います(…っていうか入手する!(笑))。ちなみに、今回購入した楽譜はヤマハミュージックメディアのものですが、もう一冊の方は昔から馴染みのあるドレミ楽譜出版なので、そういう意味でもそちらが本命!?かも。

 私が歴史のあるシリーズを掘り返そうとする時、何故かタイミング良く「シリーズをまとめた特集」などが出ています(笑)。出逢うべくして出逢っているのかもしれないなぁ…と思う今日この頃。

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