書籍・雑誌

2013年9月11日 (水)

「ラジオdeアイマCHU!!」祝100回記念ムック本

Dscf4177 アニメイトTV枠で好評放送中のWebラジオ「ラジオdeアイマCHU!!」。数ある「アイドルマスター」系ラジオ番組の中で、私的に最も好みの番組です。気が付けば、前番組「ラジオdeアイマSTAR☆」からバトンを引き継いだ公開録音イベントから2年半が経とうとしている中、節目の100回を過ぎたということで記念本が作られるということで、コミケには行かない私としては一般販売してくれることはとても有り難く、しっかり予約させて頂きました。

 無事に発売日を迎えて手にしたものの、実は発売日を全く意識しておらず、たまたま友人からその話が出たので思い出したという体たらく(汗)。予約した安心感や副業(笑)の忙しさもありましたが、こうした日付を忘れていたことはちょっと凹みました。今後はちゃんとスケジュールに入れておこうと思います。

 ということで、無事に入手したので目を通した所感を。

 これまでの公開録音で制作されたパンフレットと同サイズ(A4)で、表紙はコート紙が使用されている点がパンフと異なる点。流石は記念本(笑)。明音氏の描き下ろしが嬉しい、ぷちどるたちが一際目を引く表紙ですから、店頭では探しやすいかと(予約だったので探してはいないのですが)。

 肝心の内容は、まさしく”記念本”と銘打つに相応しい充実の内容。これまでのアニメイトTV系Webラジオの生い立ち、「ラジオdeアイマCHU!!」の番組の歴史(各回でやった内容などが年表化され、各コーナー内容まで網羅)、更にはパーソナリティーであるお三方の対談も盛り込まれ、全24ページではあるものの(勿論オールカラー)、記念本としてでなく資料本としても価値高くまとめてくれていると思います。もう少し色々な切り口で攻めてくれても良かったと思わなくもないですが、対談内容が素敵だったので文句無しです!(笑) この三人の関係性が、アニメイトTV枠のアイマスラジオにおいて最長記録を更新している秘訣なんだな、と感じられました。正にそこが私自身も気に入っている点なので。

 一般販売とは言え、全国書店に並ぶアイテムではない為に入手が少し難しいかもしれませんが(ページ数で考えれば価格も安くはないですし)、「ラジオdeアイマCHU!!」を好きな方には必携と言える1冊ではないかと思うので、是非手にして欲しいです。そして、番組が更なる歴史を積み重ねて行けるように、私も出来ることをして行ければ…と改めて思いました。

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2013年6月23日 (日)

月刊「アニメージュ」2012年12月号と楽譜と新聞(笑)

Dscf4105 先日「プリキュア」に関連する雑誌や楽譜を入手したのも束の間、更に追加されましたのでご報告しておこうと思います(笑)。

 1つは月刊「アニメージュ」2012年12月号、1つは「楽しいバイエル併用 プリキュアオールスターズ ピアノソロアルバム」、そして「プリキュア新聞」の3つが今回入手した冊子群です。恐らく、これで現段階では一区切り…かと(汗)。前回の2冊も満足度は高かったのですが、今回の3冊も総じて満足度が高いものでした。

 月刊「アニメージュ」2012年12月号は、巻頭特集に「スマイルプリキュア!」があって、表紙はプリンセスフォームのハッピーとピースの描き下ろし。クライマックス直前の本作に対し、劇場版「絵本の中はみんなチグハグ!」を主題にTVシリーズも含めてのメインキャスト5名の対談と、大塚隆史ディレクターと川村敏江さんによる「ふたりはプリキュア」から始まったシリーズ全て(この時は「スマイル」も終了前なので8作。にプラスして劇場版オールスターズ3本も含めて)のプレイバックと対談、劇場版監督の黒田成美さんのインタビューを掲載。24ページにも渡る内容に大満足。そして「スマイル」の設定資料も掲載され、付録には「スマイル」のトランプまで付属。付録も含んだ形で入手するのが多少大変でしたが、きちんと手にできた事はタイミングの良さもありますが嬉しかったです。

 「楽しいバイエル併用 プリキュアオールスターズ ピアノソロアルバム」は、先日入手したヤマハミュージックのものとは違い、馴染みのあるドレミ楽譜出版という安心のクオリティで、全128ページというページ数に見合った「ふたりはプリキュア」から「スイートプリキュア♪」までの全作OP・EDの楽譜がフルコーラスで掲載(但し、「ガンバランスdeダンス」などのバリエーション系は基本の1つのみ掲載。発売時期の関係で「スイート」の「#キボウレインボウ#」は掲載ならず…)、「オールスターズ」の主題歌(DX3まで)も掲載されており、この楽譜が発売された時期で最大限の努力をした結果が凝縮されていると感じました。これを見てしまうと、ヤマハミュージックのものは物足りなさ(EDが少ない、TVサイズ譜である等)を感じてしまいます。でも、双方の譜面に同じ曲が掲載されていても、それぞれアレンジが異なるので、そこは読み比べ、弾き比べる面白さもあると思うので個人的には2冊目の譜面として満足です。

 そして「プリキュア新聞」。日刊スポーツが編集した「プリキュア」だけに特化した新聞は、32ページという紙面に隅々まで「プリキュア」づくしの大ボリューム。とても分かり易く「10年」という歳月を積み重ねて来た「プリキュア」を紹介しています。TVシリーズ、劇場作品は勿論、主人公と妖精が全て網羅され、キャストのコメントも載っています。まるで図鑑の様な見る楽しさに加えて読む楽しさもあり、塗り絵の1面や見開き1枚分のポスター(って新聞ですが(笑))も付いており、これで1部300円というのは文句なく「マストバイ」だと思います。「2013年春号」とあるくらいなので、次の発行もあるのかな?と思うと今後も楽しみな新聞です。

 現在放映中の「ドキドキ!プリキュア」も盛り上がっており、奇しくも私が「スマイルプリキュア!」に一目置く様になった強い印象を残した回と同じ22話に、熱いエピソードを挿んで来ました。次回放送が楽しみに出来る素直な作品は、いつの時代も良いと感じられるものですね。

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2013年6月17日 (月)

月刊「アニメージュ」2013年4月号と「やさしく弾けるみんなのピアノ プリキュアオールスターズ」

Dscf4103 先日「スマイルプリキュア!」を全話観終えたことを受けて、全「プリキュア」視聴に向けて動き始めた感じの私ですが(笑)、その皮切りとして手にした2つの雑誌があります。それが月刊「アニメージュ 2013年4月号」と、「やさしく弾けるみんなのピアノ プリキュアオールスターズ」です。

 「プリキュア」系の雑誌やアイテムが微妙に増え始めた最近、写真にある様な色合いのものが増えており、部屋の一角が随分と華やかな印象を受けるようになりました(笑)。

 アニメージュ」の方は、バックナンバーではありますが入手に苦労した1冊で、私に向けている様なタイミングの「プリキュア10周年」を特集した号となっています。歴代ピンクが表紙を飾り、その折り返しには他の全プリキュアが勢揃い。ポストカードやB5版下敷き4枚、17ページに渡る特集記事は、福圓美里さんと生天目仁美さんの対談や、大塚隆史氏と黒田成美さんの対談がメインの読み応えある内容で、アニメ雑誌の特集ボリュームとしては満足行く内容ではないでしょうか(アニメ誌を購入したのはいつ以来だろうか(笑))。映画「プリキュアオールスターズ NewStage2」を中心に、「スマイル」チームと「ドキドキ」チームの共通設問への回答もあって、私には丁度良いレベルの編集内容で楽しめました。

 もう一冊の楽譜は、私がPC-88やX68000でMMLやMIDI等で音楽を楽しんでいた頃はよく購入していたピアノ譜で、全シリーズの主題歌をほぼ網羅していてくれたので「アニメージュ」と一緒に入手。
 「ほぼ網羅」と書いたのは、半分くらいののエンディングが収録されていないから(収録されているのは「ムリムリ?! ありあり!! INじゃな~い?!」「ワンダフル↑パワフル↑ミュージック!!」「#キボウレインボウ#」「イェイ!イェイ!イェイ!」「満開*スマイル!」「この空の向こう」という状況。現時点の私としは問題無し)。それでも、10年分の主題歌が網羅されているのは括りとして満足行くものでした。弾ける様になったら証として貼れるシールも付いており、「スイート」「スマイル」「ドキドキ」の3作品については、OPとED共にフルサイズの譜面になっている…と思ったら、やはりTVサイズの収録で残念。でも、手軽さを考えればこれでも十分かな…と。是非「歌声人」で唄わせたいです(爆)。
 調べたところ、もう一冊「プリキュアオールスターズ」のピアノ譜が発売されており、そちらは歴代OP・ED(「スイート」まで)は載っている様なので、必要に応じて入手しようと思います(…っていうか入手する!(笑))。ちなみに、今回購入した楽譜はヤマハミュージックメディアのものですが、もう一冊の方は昔から馴染みのあるドレミ楽譜出版なので、そういう意味でもそちらが本命!?かも。

 私が歴史のあるシリーズを掘り返そうとする時、何故かタイミング良く「シリーズをまとめた特集」などが出ています(笑)。出逢うべくして出逢っているのかもしれないなぁ…と思う今日この頃。

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2013年3月27日 (水)

「アイドルマスター」関連コミック一斉発売

Dscf4055 2013年3月は、年に1回くらいはあるかな?という色々なアイテムの発売日が集中する月。そんな中、コミック類だけで一気に6冊も「アイドルマスター」に関連するものが発売されたのは今回が初めてではないでしょうか。少なくとも、私がこのコンテンツを追い始めてからは初めてだと思います。

 今回発売された多くは「アイドルマスター」を精力的に応援しているアスキーメディアワークス刊行の電撃系雑誌に連載されていたコミックの単行本。「アイドルマスター2」が発表されてから同時に始まった3つの物語のうち、「眠り姫」はそうそうに完結してしまいましたが、残る2つの「Colorful Days」は今回の3巻で完結、「The world is all one!!」は継続。「Colorful Days」はプロデューサーと出会う前の765プロアイドル達が織りなすハートフルコメディ、「The world is all one!!」は961プロから差し向けられたプロデューサーと春香・雪歩・響が組むユニット「SprouT」を中心に765プロの活躍を描く物語。どちらも私としては楽しんでいた作品なので、完結の際は有終の美が飾れているか楽しみなところ。以前の「Dearly Stars」のコミカライズに並ぶ作品になって欲しいです。

 そして、ぷちアニメ「ぷちます!」がフィナーレを迎えるということで、三号連続の表紙となった「電撃マオウ」2013年5月号は、「ぷちます!」の特集以外にも先日行われた冬フェスのレポートが載っていたり、絶好調の「ぷちます!」連載が載っているのは勿論(今回は久し振りに笑いのツボに来た(笑))、コミックス第5巻限定版に付属のDVD用ジャケットが付録として封入されています。このジャケット「DVD用」と謳いながらも、サイズはBlu-rayサイズ(汗)。他の連載作品を全く読まなかったとしても、個人的には”買い”でした。

 本命とも言える「ぷちます!」第5巻は4巻から然程間を空けずにリリース。連載で読んでいなかった話が殆どだったのでとても新鮮でしたが、何よりマンネリ感を脱して、今ノリノリの展開に感じられるのは凄いことです。今号の電撃マオウの連載を読む限りでは勢いは止まらず続いているので、今後も「アイドルマスター」の1つの方向性として存分に活躍して欲しいですね。
 第5巻は勿論、限定版もお目当ての1つ。付属のDVDは観たのですが、ぷちアニメ「ぷちます!」のメディアに収録されている新作と繋がっているということからも、3本収録されている話が「ん?」という状況だったりしているので、併せて観る必要がありますね。となると、全巻発売されてから一気に観るのが良いかもしれません。

 そして、月刊コミックREXにて連載中の「THE IDOLM@STER」の第1巻特装版。こちらはアニメ「アイドルマスター」のコミカライズということで、絵柄もとてもアニメっぽく描かれているので気になっていたもの。特典イラストカードは、「やよい」を狙ってちゃんとセブンネットに注文(笑)。特装版ということで、特典CDが付属。「かんなぎ」や「ゆるゆり」(って、私はどらちも知らないのですが)のカバー曲が収録されているため、音源を押さえる意味でも逃せませんでした。

 そして更に7周年ライブにて解禁された「Jupiter」のコミカライズ連載が単行本化されて登場。2冊同時発売ということで、こちらも勿論逃せませんでした。「THE IDOLM@STER -Jupiter-」と「D@YS OF Jupiter -THE IDOLM@STER-」の2冊がどんな物語を楽しませてくれるのか、期待したいところ。共に1冊で終わってしまっているのがちょっと寂しくもありますが、冬馬・北斗・翔太の3人の活躍が別の角度から見られるというのは間違いなく嬉しいです。

 そんなこんなで、まだ手にしただけで読めていないコミックが多いですが、読み終えたら何かしら感想は残したいな、と思っています。取り敢えず、「ぷちます!」は今回も(最新連載も含めて)面白かったということは残しておきます!(笑)

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2013年3月19日 (火)

「スマイルプリキュア!」コンプリートファンブック

Dscf4051 東映アニメーションの女児をメインターゲットに据えた看板アニメ「プリキュア」シリーズ。特別毎回観るようなこともなく、朝起きてテレビを点けた時に放映されていれば(”テレビ朝日っ子”なので(笑)、基本的なチャンネルは常にテレビ朝日なので)そのまま観ている、という作品に過ぎず現在に至ります。気が付けばシリーズも10作目を数え、基本的に例外はあれど1年に1回リセットをして直接的に繋がりのあるシリーズではないものの、10年継続しているということはそれだけの魅力があって、メインターゲット層にしっかり支持されているからこそ。10年も経てば時代も少なからず変わっており、それでも変わらないものもある訳で、同じ東映の特撮シリーズの「スーパー戦隊」や「仮面ライダー」など、メインターゲット層である子供をしっかり意識しつつも、大人にも楽しめる(素直に「いいな」と思わせる)ものを提供してくれていると感じられるのは制作側の努力の賜物だと思います。

 そんな「プリキュア」シリーズにおいて、断片的に観ていながらも自分の中に残るものがあり、結果的にそこそこ観てしまった作品があります。それが第9作「スマイルプリキュア!」でした。その「コンプリートファンブック」というものが発売されることを知り、興味を持ったので購入してみました。

 定価980円ということもあって、それ程期待する様なものではないだろうと思いきや、「キャラクターデザイン・川村敏江ギャラリー(15枚。内7枚は2013年カレンダーのもの)」「キャラクター紹介(プリキュア5名が1人4ページ+その他で4ページ)」「OP・EDカット集(2ページ)」「全48話ストーリーダイジェスト(2~3話で1ページという構成ながらもしっかり纏められている22ページ。ピースのじゃんけんも漏らさず収録(笑))」「劇場版プレイバック(2ページ)」「キャストインタビュー(プリキュア5名(福圓美里さん、田野アサミさん、金元寿子さん、井上麻里奈さん西村ちなみさん)で各2ページずつ。それぞれのキャストに対し、大谷育江さんからの一言も)」「最終回アフレコ漫画レポート(2ページ)」「劇場版オールスターズNewStage2紹介(3ページ)」「スタッフインタビュー(シリーズディレクター・大塚隆史氏、シリーズ構成・米村正二氏、キャラクターデザイン・川村敏江さん、プロデューサー・長谷川昌也氏・梅澤淳稔氏で構成された12ページ)」「設定資料集・アカンベェカタログ(3ページ)」という、なかなかのボリューム。しかも、全98ページ中82ページがカラーという構成で980円というのは非常にお得に思えます。何より、完全に大人向けと言って良いくらいの文字数も多い読み応えのある内容で、私としてはとても満足行くものでした。特にキャストとスタッフのインタビューは興味深い話が沢山聞けて、今後この作品を観る時により色々な楽しさを感じさせてくれることと思います。

 当時全話を欠かさず観た訳ではなく(今、レンタルで全話観始めているところ)、敢えて「ストーリーダイジェスト」はペラペラめくる程度で詳細は読まない様にしているものの、キャストやスタッフインタビューは全て目を通して分かったことは、「私が観るべくして観た作品だった」ということです。描こうとしているテーマ(「スマイル!」に込められた意味)、キャラクターの描き方のリアリティ(中学生の女子としての言動)、自分で考えて自分で決めて進んで行く成長、家族・友達・仲間への想い、敵側の描き方、エピソードの配置、魂が入った作画、全力で挑んだ演技、真剣勝負の演出…、断片的に観ていながらも心動かされた回が何度もあり(偶然にも(?)重要なエピソードは見逃さなかった)、結局完成された映像から沢山のものを受け留めらていたのだと感じます(自分の好みに合っていたというのも大きいとは思いますが)。より、作品への思いが強くなりました。

 「戦う少女モノ」という系譜で考えると、自分の中で大きく残るものがあるのは「美少女戦士セーラームーン」でありますが、その後も沢山の「戦う少女モノ」が制作された中に時々自分で拾う作品がありました(笑)。「東京ミュウミュウ」や「しゅごキャラ!」がそうなのですが、それらは映像メディアを購入するに至っていたりするので、今回も予算を確保して将来的にはメディアを持ちたいな…と思っています。その前哨戦としてのこのムック、作品が気に入っている方には是非手に取って欲しい!と思わせる仕上がりの1冊だと思います。

 にしても、今になって「プリキュア」のシリーズに目が行くとは思っていなかったので、自分自身驚いています(笑)。逆に言えば、しっかり作られている作品だからこそ結果的に目に留まったのだと思うので、アニメーションが大量に制作されて消費されて行く昨今、「スマイル!プリキュア」は確かに残る1作として自分の中でも大切にしたいです。

 ちなみに、現在放映中の「ドキドキ!プリキュア」も結構楽しめていたりします(笑)。

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2013年3月 4日 (月)

メガミマガジン2013年4月号「独占掲載!アイドルマスター」

Dscf4041 先日開催された「THE IDOLM@STER MUSIC FESTIV@L OF WINTER!!」の会場で発表された「アイドルマスター」の劇場版制作発表。そこで「次号のメガミマガジン誌上で速報掲載」されたので、以前アニメ化が発表された時の様な大々的な特集が組まれるのだと思い、発売されるのを楽しみにしていました。…って、結局お店に足を運べるタイミングがなかなか無くて、4日遅れとなりましたが(汗)。

 店頭でメガミマガジンを探すも見当たらず、「ん?売り切れるってことはないよなぁ…」と探すと、「ビビッドレッドオペレーション」が表紙のメガミマガジンっぽい雑誌を発見するも、てっきり表紙が「アイドルマスター」だと信じて疑わなかったのでそのままスルー(笑)。結局、その見かけた雑誌が探しているものだと気付くのに1分くらいは掛かりました。

 表紙の左下に然程大きく無く書かれた「独占掲載!アイドルマスター」が、特集の大きさを物語っている様な気がして、「もしかして、特集ってほどの掲載じゃないのかな…」と購入していざ表紙をめくると、凝ったピンナップ(メガミマガジン標準サイズが2つ繋がっている大きいサイズが表紙に隠されて織り込まれていた)が「アイマス」であり、アニメの最終回で着用していた「フォーエバースター☆☆☆」を身に纏った765プロアイドル勢揃いの目を惹くものでした。そのままめくると、映画のキービジュアル1枚と、2ページに渡って石原ディレクターと錦織監督とのインタビューが掲載されていました。劇場版を制作するに至った経緯や、その内容や方向性、現状報告と意気込みなどページ数の目一杯に語って頂いた内容は、流石にまだまだ詳細は明かされていないものの、より楽しみに「信じて待つ」という気持ちを膨らませてくれました。絶対に裏切らない作品になる、そんな気がします。

 そのままめくると、先日の冬フェスのレポートが1ページ(小さいながらも出演者の衣装写真も全員掲載)、今後発売予定の関連商品紹介が1ページ…で終了。表紙にも「独占掲載」と書かれただけで「特集」と謳われた訳ではないことからも、このくらいですよね(汗)。それでも、誌面巻頭な訳ですし扱いとしてはかなりの主役だとは感じました。しかし、この記事を読むだけに880円は高いかな…というのは、他の記事に全く興味の無い私として思わなくもありませんが、一応観ている「ビビッドレッドオペレーション」(アニメ「アイマス」と同じA-1Picturesの作品なので、スタッフに「アイマス」に参加した多くの人が関わっているので、その視点で観ると楽しい部分があります。ちなみに「ストライクウィッチーズ」は最初のシリーズの3話で好みに合わず脱落)の高村監督のインタビューがあまりにも真面目にお尻を語っているのが可笑しくて、そちらが読めたことも含めればまぁOKかな?(笑)

 話が逸れましたが、現時点での「アイドルマスター」劇場版について読める内容に加えて大判のピンナップが付いているということもあり、興味のある方は手にとってみるのも良いかと思います。「メガミマガジン」という誌面の性格が合えば、他コンテンツも楽しめるのではないかと思います。そうでない方は、「アイドルマスター」劇場版制作決定のご祝儀として…くらいの気持ちで(笑)。

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2013年1月 2日 (水)

リスアニ!Vol.11.1「アイドルマスター」音楽大全 永久保存版 III

Dscf3976 これまで2冊が刊行された「アイドルマスター 音楽大全」。1冊丸々「アイマス」の特集であり、しかも要素として最も大きな割合を占める「音楽」を中心にした、インタビューやレビューで構成されているという、私としては最も欲しいタイプの書籍(一字一句飛ばさずに読める冊子ですから(笑))。その3冊目が発売される、という話を聞いて楽しみにしていました。

 手にした3冊目の「アイドルマスター 音楽大全」は、表紙に「シンデレラガールズ」の島村卯月と本家765プロの天海春香の共演、ということは「シンデレラガールズ」の比重も高いことを伺わせていますが、どんな内容で楽しませてくれるのでしょうか。ようやく読み終えることが出来たので、ちょっとした所感を残しておこうと思います。

 先ず、ページを開いて目次を見ると、キャストインタビューとして中村さん、沼倉さん、今井さん、若林さんの4名の名前があり、その後、「シャイニーフェスタ」の紹介、開発スタッフ5名の座談会、錦織監督インタビュー、サウンドスタッフ(内田哲也氏、渡辺量氏、yuraさん)インタビュー、サウンドクリエイター(中川浩二氏、オノダヒロユキ氏、LindaAI-CUE氏、kyo氏、貝田由里子さん)座談会、楽曲解説(「シャイニーフェスタ」新曲4つと「初恋」の五章分)、「ぷちます!」特集(作品紹介、イイジマケン氏インタビュー)、「シンデレラガールズ」特集、同サウンドクリエイター(中川浩二氏、椎名豪氏、遠山明孝氏、kyo氏、佐藤貴文氏)座談会、同楽曲解説(CD化された10曲)、神崎蘭子中二病座談会、同コミカライズ紹介、同非公式用語集、同キャスト(五十嵐裕美さん、福原綾香さん、松嵜麗さん)インタビュー、7周年記念ライブスナップ写真集、衣装ギャラリー、スタッフ(石原章弘氏、浅野豪孝氏)座談会という多岐に渡る内容が収録された、160ページにも渡る読み物であることが分かります。

 実際に内容に目を通してみると、キャストの皆さんに関して765プロの4名は、7周年ライブを経験しての気持ちであったり、今後に向けての意気込みなど素敵な撮り下ろしグラビアも含めて楽しむことが出来、各スタッフのインタビューや座談会では「シャイニーフェスタ」の開発秘話や、楽曲の生まれた背景や苦労話、拘りのポイントなどどれも大いに楽しませてもらい、最初は「然程興味が強い訳ではないから…」と本誌の中でその構成ボリュームの割合が多いことを少し残念にも感じていた「シンデレラガールズ」の部分に関しても、キャストの3名の想いや、サウンド面の拘りなどを色々知る事が出来て個人的には読めてとても良かったと感じることが出来、何よりも7周年ライブでのあの「新たな歴史を創るに当たって」の背景的な部分を石原氏と浅野氏の対談で読めた事が嬉しく、160ページ目一杯に詰め込まれた「”生”の言葉」は十分に値段分の価値を感じることが出来ました。

 「アイドルマスター」を取り巻く環境は、アーケードゲームとして産声を上げた2005年には想像も出来ないくらいに変化を遂げました。その中で変わらぬ高いクオリティを保ちながらも時代の変化に惑わされることなく多彩に楽しませてくれている”音楽”の存在の大きさと、それが多くの人を魅了しているということを改めて感じる事が出来た本誌。ゲームとしての楽しみは、アーケード版もコンシューマー版の据え置き機や携帯機も、ソーシャル系もそれぞれが異なり、そこにアニメも加わって広がった「アイドルマスター」はそれぞれにファンが居るのは事実で、その良し悪しを主張しあう事に意味や意義を感じていない私ではありますが、それは音楽が繋ぐ「アイドルマスター」という世界が一番好きだからなのだな、ということも感じられました。そして、創り手がその時々の状況の中でトライ&エラーをして来たからこそ広がって来た世界があるということも。私は応援するべくして応援して来たコンテンツなのだな、と見つめることが出来ました。

 ということで、「アイドルマスター」としての音楽面を楽しんでいる方には十分に楽しめる冊子だと思うので、過去に発売された2冊も含めて、その時々を振り返る1冊として手元に置いて読み返したいと思います。

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2012年12月18日 (火)

「ギャラクシアン3 公式設定資料集」と「ワルキューレストーリーブック」

Dscf3972 ゲーム関連雑誌・ムックは昔から必要最低限を購入し大事に所有しているものが多いのですが、昔は今と比べて情報入手先が限定的だったこともあって購入漏れも多くあると思います。更には未だ気付いていない書籍もあると思うので、気付けただけでも良かったのではないか、と思うこともあります。取り敢えず、ここ最近でそういう「気付けた」本を2冊入手することが出来ました。

 1つは「ギャラクシアン3 公式設定資料集」。「ギャラクシアン3」について「PS3とかでHD化する様な話は無いかな?」と調べている中で偶然その存在を知った1冊で、PS版が発売された頃に出版されたのに全く気付いていなかったもの。今ではプレミア化してしまっているという現実に、当時気付かなかった自分に怨み節(涙)。

 もう1つは「ワルキューレストーリーブック」。ナムコの作品の中でも地味に好きな「ワルキューレ」関連の書籍は気付けば手にしており、以前、創元推理文庫のゲームブックの最終巻を入手したことで全てを手に出来たかな?と思っていたのですが、たまたま所有している「ザ・ナムコブック」を読み返していると、巻末の広告ページにたまたま目に留まった「ワルキューレストーリーブック」の文字(汗)。21年経って今頃気付いた!(爆)

 知ってしまったからには探して入手を試みることに。運良くどちらも然程苦労せずに手にすることが出来ました。

 「ギャラクシアン3 公式設定資料集」の方は、66ページ(うちカラー50ページ)のA4版ムック。「プロジェクトドラグーン」「ライジング オブ ガーブ」というPS版基準の内容で、設定資料としては「ゾルギア」なども網羅している内容で(でも「アタック オブ ゾルギア」としての扱いは無し)、SF作家の野田昌宏氏の小説や、関連スタッフの座談会など、設定資料以外にも読み物として構成されている誌面はUGSFのファンであれば楽しめる内容になっていると思います。何を目的として入手するかによっては物足りないムックになるかもしれませんが、これだけUGSFの世界観を1つに纏めたムックは貴重だと思うので、私は入手出来て良かったです。

 「ワルキューレストーリーブック」の方は、80ページ(うちカラー64ページ)のA5版ムック。サンドラがコアクマン、ズールと出逢い、そしてワルキューレと出逢う物語を絵本的に構成して読ませる部分は、「ワルキューレ」の画集の中にもイラストでしか載っていなかった部分や載っていなかった部分もあって、当時の公式資料としてはとても貴重に感じました。その他「マーベルランド大紀行」として各イメージボードが多数掲載され、誌面は小さいながらもこれまた添えられたコメントも併せて大変興味深く拝見させて頂きました。冨士宏氏のインタビューも13ページに渡って掲載されており、こちらもその当時の話も含めて「その時だからこそ話せる内容」もあると感じたので、これまた読めて良かったと強く思いました。

 今でも「絶対欲しい」と思うであろう書籍に出逢えていない可能性もある中、こうして今手にすることが出来た事は大変嬉しいことです。今後もそんな巡り合わせがあると嬉しいと思う反面、入手が難しいものに関しては知らないままで居たいな…と思う今日この頃です。

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2012年10月30日 (火)

「アイドルマスター」関連誌一斉発売!

Dscf3923 秋恒例、という訳ではないのですが、今年もやって来た感のある「アイドルマスター」関連書籍・雑誌のラッシュ。今回は同日にコミック3冊、雑誌1冊、ムック1冊の計5冊が発売となりました。

 発売された中の4冊がアスキーメディアワークスのものなのですが、それだけ力を入れてくれているということですから、こちらもその姿勢を受け留めて応援の意味も込めて(勿論、誌面そのものも楽しんでいるので)購入。店頭での特典目当てで、「ぷちます!」はゲーマーズで、電撃マオウとコミック2冊はアニメイトを選択しました。
 もう一冊は、こちらも「キャラ★メルFebri」などで都度特集を組んだりしてくれていた一迅社からの1冊ということで、アニメの総括本ということもあって、発売予告が出た時から楽しみにしていた1冊なのでこちらも購入(実はAmazonで予約していながら、店頭で見かけた時にまだ発送もされていなかったので即キャンセルして店頭で購入(笑))。

 そんな5冊、全て目を通し終えたので、掻い摘んで所感など。

 コミック「The world is all one!!」と「Colorful Days」は、それぞれ全く異なる趣の「アイドルマスター」コミカライズ作品ですが、前者は春香・雪歩・響のユニット「SprouT」を主軸に綴る物語を、後者は765プロの賑やかなちょっとした日常を楽しむことが出来る、ゲームとは違った手軽さが活きたコミカライズならでは魅力があって良い感じ。私自身、今でも何度も楽しんでいる「ディアリースターズ」のコミカライズ3作と併せて、ちょっとした時間を「アイマス」で埋めてくれる良質なコミックが増えるのは歓迎したいところ。これからも、どちらの作品も楽しみにしています(「ジュピター」の連載もコミック化されたら読みたいところですね)。

 「ぷちます!」の4巻は、半分くらいは連載で読んでしまっているだけでなく、スクラップして何度も読み返してしまっていた分、自分自身としての新鮮味は無かったものの、未読の回に好きな話が多くて十分楽しめました。それでも、Pの扱いやギャグの流れがパターン化して来た感じもあるので、今後の新たな展開に期待したいところです。それと、以前行われたローソンキャンペーンの4コマも全て収録してくれたのも良かったです(一応、ムック「アイマス For You!」にも収録されましたが、コミック側に収録してくれた方が読みやすいですからね)。

 「電撃マオウ 2012年12月号」は、「ぷちます!」のアニメ化記念ということで付録にDVDが付くことから購入。DVDは「ぷちます!」の0話、オープニングPV、キャストトーク、「シャイニーフェスタ」PVが収録されており、40分程もある予想以上のボリュームでした。その大半がキャストトーク(若林さん、沼倉さん、仁後さん、今井さん)で、「ぷちます!」のアニメ化についてだけでなく、ぷちどるで喜怒哀楽を表現して誰が一番上手いか?というコーナーがあって、電撃系恒例の出演者が演じるアイドルのイメージカラーの食材を混ぜたジュースを飲むという罰ゲームも付いていて、その辺りも楽しめる満足のDVDでした。
 「ぷちます!」のアニメは、0話(5分くらい)を観る限りでは、FLASHアニメ的な本当に手軽な感じのアニメで、原作のテンポは損なわずに表現されそうでした。年明けそうそうにスタートということで、楽しめるものになれば良いなと思いました。

 そして、アニメファンブック「BACKSTAGE M@STER」。急遽「特装版」の発売が決まって発売日が延期されましたが、無事に手にすることが出来ました(変形版であることはちょっと残念。また、特装版と通常版の違いがパッと見で分からないので、間違って購入してしまう場合があるので注意が必要)。
 内容は、キャラクター紹介、各話紹介、美術設定、アートワーク、ストーリーボード、台本表紙、劇中ポスター、収録曲、スタッフインタビューに加え、特装版では2012年夏のコミックマーケットで発売されたスタッフ本「荻スタ★メモリーズ」も全てではないとのことではありますが、大多数が収録されており、正に”集大成”な一冊になっています。
 ページ数が本編160ページ+荻スタ64ページと大ボリュームで読み応えは十分。一字一句飛ばさずに読むのはかなり大変でしたが、読んでみて残念に感じた箇所が散見されました…(苦笑)。
 その最たるは美希がプロデューサーを「ダーリン」と呼ぶ表記(!)。これだけで、どんなに凄い本になっていようと台無し。しかも、これが登場するページが10ページ目なので、残りの214ページに不信感が募ってしまいます…。取り敢えず読み進めると、レイアウト上の拘りとはいえ黄色地に白文字という部分があって読み辛かったり、台本表紙集の中に同じ絵があったり(恐らくミスでしょう)、色々と編集上の問題があったのは本当に残念。その他にも、どうせなら載せて欲しかった全話についての原画や絵コンテ(いくつかピックアップした回だけなので)といった不満はありますが、全体のレイアウト・構成は満足行くものでしたし、スタッフインタビュー(錦織監督、錦織監督×高雄統子さん、待田堂子さん、飯塚晴子さん、赤井俊文氏×松尾祐輔氏×川上哲也氏×山口智氏×田中裕介氏×林勇雄氏、菊田浩巳さん、中川浩二氏×神前暁氏×高田龍一氏、鳥羽洋典氏×石原章弘氏の8編35ページ)の読み応えと内容、荻スタ★メモリーズの内容が読めたことは本誌の圧倒的な「価値」ではあると思います。どうしてアニメ「アイドルマスター」があれほどの作品として完成したか。その理由が感じられる、別の感動が味わえる点は本当に良かったです(インタビューの中で多くの方が舛成さんの話をしているのが特に面白かったです(笑))。改めてアニメを観直すと、色々と感じるものが増える様に思います。どうせ決定版としてのムックを創るなら、もう少し時間を掛けてでも本当に「おおっ!」と手にした人が感じられるものにして欲しかったな…と思いますが、一応は満足です(明らかに間違った部分が目に入る度に「うっ」と思う瞬間があるのはやはり残念ですけれど…)。

 そんなこんなで手にした5冊。まだまだ「アイドルマスター」というコンテンツは元気だな、と確認出来たのは嬉しかったですね。気になるものがあれば手にしてみるのも良いのではないか、と思うものでした。

[2012.11.02追記]

 誤表記の多かったファンブック「BACKSTAGE M@STER」、一迅社が自主回収・改訂することが発表されました。そんなことになるなら、初めからもっとちゃんとチェックすれば良いのに…と思いますが(苦笑)、対応してくれるだけでも有り難いです。いくら着払で良いとは言え面倒ではありますが…。それにしても、手にした皆さんの反響(というか声)というのが如何に大きかったか分かる出来事ですね。

 http://www2.ichijinsha.co.jp/notice/2012/11/02/1395/

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2012年10月14日 (日)

「THE IDOLM@STER LIVE in SLOT! PERFECT COLLECTION」と「アニメザテレビジョン Vol.1」

Dscf3909 「シャイニーフェスタ」の発売も近づいて来る中、「アイドルマスター」関連の書籍・ムック類も色々と発売されて行くという、毎年の様に味わう内容的な楽しさと金銭的な苦しさ…。そんなタイミングが、また巡って来ました。

 今回手にしたのは辰巳出版の「THE IDOLM@STER LIVE in SLOT! PERFECT COLLECTION」と角川マガジンズの「アニメザテレビジョン Vol.1」です。こういう雑誌やムックは機を逃すと入手し辛くなったりするので(まぁ、そういうのは稀だとは思いますが…)、極力出来る範囲で早めに手にする様にしています。

 先ずは「LIVE in SLOT!」のムックから。

 「パーフェクトコレクション」と銘打つだけあって、オールカラー146ページの中には「キャラクター11人紹介」「ゲーム開始までの流れ」「声優インタビュー(中村さん×今井さん、仁後さん×長谷川さん×浅倉さんの2チームの組み合わせで10ページ。撮り下ろし写真もなかなか)」「アイマスシリーズの紹介(ゲーム、アニメ、ライブ、ラジオ、CD)」「ゲーム開発者インタビュー(2ページ)」「作曲者インタビュー(2ページ)」をはじめ、「パチスロのシステム詳細(スペック、ゲームフロー、フラグ解説、通常時の打ち方、変則打ち&リール制御、各種抽選など)」、「ライブモード詳細(ART解説、パチスロ開発者インタビュー)」、「パチスロ演出虎の巻」、「マイスロのススメ」と五章に分かれていて、写真も盛り沢山で分かりやすいです。攻略本やデータ集といった側面も満たしてくれているので、「アイドルマスター LIVE in SLOT!」に興味がある方には2,800円という価格でも満足度の高いムックではないでしょうか。インタビューだけ、パラパラとめくって眺めるだけ、という方には少々お高い一冊かもしれませんが…。私は年末くらいに実機導入を計画しているので(…と言っても、お値段が見合うのが大前提ですが(笑))、満足の行く一冊でした。

 次に「アニメザテレビジョン」。

 角川ということで、紙面の構成は「ニュータイプ」的です。巻頭特集は劇場版「魔法少女まどか☆マギカ」、またこの秋から始まった新作群の紹介や、声優さんのラジオ番組のパーソナリティ対談(中村さん×日笠陽子さん、沼倉さん×竹達彩奈さん)、そして巻末特集として「アイドルマスター」が15ページに渡って掲載されています。
 「アイドルマスター」の特集としては、「シャイニーフェスタ」の紹介と、これまでの「アイマス」ゲームヒストリー、原由実さんと浅倉杏美さんの撮り下ろしグラビア(8ページ)、アニメとシンデレラガールズの紹介といった内容。見ての通り、原さんと浅倉さんの撮り下ろしグラビアがメインなので、これに興味が無い方にはお高いムックになってしまうかな…という内容です。「特集」という名前が付いているのですから、もう少し色々深く掘り下げて欲しかったと思うものの、原さんと浅倉さんのグラビアの質の高さに免じて許しましょう(笑)。

 どちらも興味がある人には価値を見出せるものだと思うので、お値段的に許すのであれば手に入れても良いのでは?と思います。個人的に「アニメザテレビジョン」は特集内容だけで購入するには(他のアニメにあまり興味が無い私にとっては)少々高めかな…とは思いますけれど(汗)。

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